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魔界編(本編)
161.宣戦布告
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タルタロスは元勇者ゼロによって占領されてしまった。レイブは単身タルタロスに赴き、彼の覚悟と信念を聞く。互いの想いを語り合い信念のために敵対する事を選んだ二人。一人は仲間の元へと去り、一人はその場に残る。
自らの全てをかけて我を通す。世界一自分勝手な戦いの火蓋は、既に切り落とされたのだ。
「全員揃ったな。では始めるとしよう」
俺とエレナ、剣聖アルベルト、国王ユークリフにその妻ヴィクトリカ。そしてイルレオーネ王国の首脳たちが一堂に会していた。場所は王城内にある会議室。部屋中央の長いテーブルにはいくつも椅子が並べられ、一番奥には国王と王妃が座り、その隣にはアルベルトが控えている。俺とエレナは国王の次に奥の席に隣り合わせに座っていた。
「議題内容は既に伝わっていると思うが、昨日タルタロスが陥落した。その首謀者ゼロは元勇者レオン・エクリプスである事がわかった」
「陛下、その話は本当の事なのでしょうか」
会議に出席している大臣の一人が質問した。彼だけでなく、今の話の信憑性を問う声は他にも上がっている。
「残念ながら事実だ」
「証拠はあるのですか」
「証拠は……」
ユークリフの視線が俺に向けられる。
「レイブ・アスタルテ、魔王ベルフェオルの転生者である彼の……その存在こそが証明だ」
「なんとっ」
場に衝撃が走りざわめき出す。事情を知るエレナとアルベルトは落ち着いてる。ユークリフにはこの場を設けるにあたって事前に話してあったのだ。そもそもこの場を設けさせたのは俺だったりする。
「レイブ君、お願いできるか」
「はい」
大臣たちの視線が俺に集結する。
「皆さんよく聞いてください。これから勇者と、いえゼロと話した内容を伝えます」
俺の口から語られたのは、ゼロが何故人類に反旗を翻したのか。そして彼が掲げる理想、信念……その先に見据える未来。そこに人という存在が不要である事だった。
「勇者を暗殺……にわかに信じがたい」
「ですが事実です。でなければゼロも、生命の根絶なんて事は言い出さなかったはずです」
「三百年も昔の事、現代では確認しようが無い事だ。しかしこの現代を作り上げた二人が真実だと言っている以上、それはもう真実として受け取るべき事柄だ」
「陛下……そうですね。我々の先祖、人が犯した罪として受け止めなくては」
大臣達は各々考えを口にしながら事実を噛み締めている。そんな彼らに対して俺が言う。
「大切なのはこれからどうするかです。ゼロがこうして宣言した以上、必ず戦いを仕掛けてきます。このままいけば世界中を巻き込んだ大戦になる。そうなる前に止める必要があります」
「彼の言う通りだ。我々は人類の代表として罪を受け止めると同時に、人類を守る義務がある」
ユークリフの言葉にその場の全員が頷く。気持ちの整理が出来た所で、具体的な方針についての話を始めようとした。その時だった。王城の外で膨大な魔力の揺らめきが発生する。
「ベル君」
「ああ」
それをいちはやく感知した俺とエレナ、次にアルベルトが席を立ちベランダの方へと向かった。俺達につられユークリフ達も席を立つ。ベランダでは俺達が空を見上げている。ユークリフも空を見上げた。そこには――
「なっ……なんだあれは」
晴天の空に亀裂が走っていた。黒くひび割れたような亀裂、その中から異形の目玉が蠢いてる。
「あれは魔法じゃないな」
「ゲートでも無いわね」
俺とエレナが目視した光景を分析する。
「今まで見た事が無い。たがこの感じは」
「この世界に生きる全ての生命よ――ごきげんよう」
ひび割れた亀裂から声が響く。その声は主を俺はもう知っている。
「僕の名はゼロ、かつて勇者レオン・エクリプスだった男さ」
「ゼロ……」
「これがゼロか」
「声色は違うけど、確かに話し方は同じね」
アルベルトとエレナはその声を聞き感じ取る。
「突然だが、僕はここに宣言する。これより全人類は滅ぶ―――僕が滅ぼす」
王都街がざわめき出している。人々は上を見上げ、天から下る死の宣告に動揺していた。そこへ追い討ちをかけるように、ゼロは真実を語る。
「何故僕がそんな事を言うのか疑問だろう。良い事を教えてあげよう。君たちの知る歴史では、僕は失踪した事になっているね。でもそれは事実じゃない。事実としてあるのは、自らの欲望にかられた愚かな貴族によって殺されたという、極めて残酷な現実だ」
「嘘……」
「そんな……」
「ありえないと思うかい? でもよく見てご覧よ! 君たちの周りにも居るだろう。どうしようもなく醜く、自分しか見ていない愚か者が! 僕を殺したのはそういう人間なんだよ」
人々は何も言えなかった。ゼロの口から語られた真実に意を唱える事は簡単だ。しかし彼らも知っている。人間であるが故に、人間がどういう存在なのかを知っている。だからこそ、事実かもしれないと思ってしまう。
「僕は怒っているよ。君たちのように醜く我欲に溺れた存在は、世界にとって毒でしかないんだ。だから僕が滅ぼす。君達人類をね」
ゼロはハッキリと宣言した。それは紛れも無く宣戦布告だった。
「さて、今日の所はあいさつだけだ。いずれ僕が直接君達を殺しに行く。それまで――後悔しておくんだよ」
空の亀裂が塞がっていく。完全に閉じて青空が戻った頃には魔力の揺らぎもなくなっていた。その代わり、人々の心には亀裂が走り、酷く揺らいでいた。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
新章開幕。
今日から毎日更新頑張りますね。
自らの全てをかけて我を通す。世界一自分勝手な戦いの火蓋は、既に切り落とされたのだ。
「全員揃ったな。では始めるとしよう」
俺とエレナ、剣聖アルベルト、国王ユークリフにその妻ヴィクトリカ。そしてイルレオーネ王国の首脳たちが一堂に会していた。場所は王城内にある会議室。部屋中央の長いテーブルにはいくつも椅子が並べられ、一番奥には国王と王妃が座り、その隣にはアルベルトが控えている。俺とエレナは国王の次に奥の席に隣り合わせに座っていた。
「議題内容は既に伝わっていると思うが、昨日タルタロスが陥落した。その首謀者ゼロは元勇者レオン・エクリプスである事がわかった」
「陛下、その話は本当の事なのでしょうか」
会議に出席している大臣の一人が質問した。彼だけでなく、今の話の信憑性を問う声は他にも上がっている。
「残念ながら事実だ」
「証拠はあるのですか」
「証拠は……」
ユークリフの視線が俺に向けられる。
「レイブ・アスタルテ、魔王ベルフェオルの転生者である彼の……その存在こそが証明だ」
「なんとっ」
場に衝撃が走りざわめき出す。事情を知るエレナとアルベルトは落ち着いてる。ユークリフにはこの場を設けるにあたって事前に話してあったのだ。そもそもこの場を設けさせたのは俺だったりする。
「レイブ君、お願いできるか」
「はい」
大臣たちの視線が俺に集結する。
「皆さんよく聞いてください。これから勇者と、いえゼロと話した内容を伝えます」
俺の口から語られたのは、ゼロが何故人類に反旗を翻したのか。そして彼が掲げる理想、信念……その先に見据える未来。そこに人という存在が不要である事だった。
「勇者を暗殺……にわかに信じがたい」
「ですが事実です。でなければゼロも、生命の根絶なんて事は言い出さなかったはずです」
「三百年も昔の事、現代では確認しようが無い事だ。しかしこの現代を作り上げた二人が真実だと言っている以上、それはもう真実として受け取るべき事柄だ」
「陛下……そうですね。我々の先祖、人が犯した罪として受け止めなくては」
大臣達は各々考えを口にしながら事実を噛み締めている。そんな彼らに対して俺が言う。
「大切なのはこれからどうするかです。ゼロがこうして宣言した以上、必ず戦いを仕掛けてきます。このままいけば世界中を巻き込んだ大戦になる。そうなる前に止める必要があります」
「彼の言う通りだ。我々は人類の代表として罪を受け止めると同時に、人類を守る義務がある」
ユークリフの言葉にその場の全員が頷く。気持ちの整理が出来た所で、具体的な方針についての話を始めようとした。その時だった。王城の外で膨大な魔力の揺らめきが発生する。
「ベル君」
「ああ」
それをいちはやく感知した俺とエレナ、次にアルベルトが席を立ちベランダの方へと向かった。俺達につられユークリフ達も席を立つ。ベランダでは俺達が空を見上げている。ユークリフも空を見上げた。そこには――
「なっ……なんだあれは」
晴天の空に亀裂が走っていた。黒くひび割れたような亀裂、その中から異形の目玉が蠢いてる。
「あれは魔法じゃないな」
「ゲートでも無いわね」
俺とエレナが目視した光景を分析する。
「今まで見た事が無い。たがこの感じは」
「この世界に生きる全ての生命よ――ごきげんよう」
ひび割れた亀裂から声が響く。その声は主を俺はもう知っている。
「僕の名はゼロ、かつて勇者レオン・エクリプスだった男さ」
「ゼロ……」
「これがゼロか」
「声色は違うけど、確かに話し方は同じね」
アルベルトとエレナはその声を聞き感じ取る。
「突然だが、僕はここに宣言する。これより全人類は滅ぶ―――僕が滅ぼす」
王都街がざわめき出している。人々は上を見上げ、天から下る死の宣告に動揺していた。そこへ追い討ちをかけるように、ゼロは真実を語る。
「何故僕がそんな事を言うのか疑問だろう。良い事を教えてあげよう。君たちの知る歴史では、僕は失踪した事になっているね。でもそれは事実じゃない。事実としてあるのは、自らの欲望にかられた愚かな貴族によって殺されたという、極めて残酷な現実だ」
「嘘……」
「そんな……」
「ありえないと思うかい? でもよく見てご覧よ! 君たちの周りにも居るだろう。どうしようもなく醜く、自分しか見ていない愚か者が! 僕を殺したのはそういう人間なんだよ」
人々は何も言えなかった。ゼロの口から語られた真実に意を唱える事は簡単だ。しかし彼らも知っている。人間であるが故に、人間がどういう存在なのかを知っている。だからこそ、事実かもしれないと思ってしまう。
「僕は怒っているよ。君たちのように醜く我欲に溺れた存在は、世界にとって毒でしかないんだ。だから僕が滅ぼす。君達人類をね」
ゼロはハッキリと宣言した。それは紛れも無く宣戦布告だった。
「さて、今日の所はあいさつだけだ。いずれ僕が直接君達を殺しに行く。それまで――後悔しておくんだよ」
空の亀裂が塞がっていく。完全に閉じて青空が戻った頃には魔力の揺らぎもなくなっていた。その代わり、人々の心には亀裂が走り、酷く揺らいでいた。
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新章開幕。
今日から毎日更新頑張りますね。
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