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魔界編(本編)
162.人類の可能性を信じて
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「これは中々……まずい事になったわね」
エレナは亀裂が消えた空を見上げながらそう呟いた。俺も同じように空を見上げ、そのまま視線を王都の街まで下げる。
「ああ」
千里眼など使わなくてもわかる。今、王都の人たちは苦渋の表情を浮かべているだろう。きっと恐怖以上に困惑の感情に支配されているはずだ。これまで英雄の象徴だった片割れが、誰もが憧れる存在だった彼が残して言った言葉。
――僕が滅ぼす。君達人類をね。
それが脳裏に張り付いて消えてくれない。自分達はどうすればいいのか、何を信じればいいのだろうか。そういう不安と疑問が込みあがっていき、王都の街中を支配している。
「王よ、これは早急に手を打ったほうがよろしいのでは」
「わかっておる」
会議に参加していた大臣の一人が国王に言う。国王はそれに同意した。このまま放置すれば王都の人々の不安は膨れ上がるばかり。それどころか不安が人間界中に広がってしまうかもしれない。そうなる前に手を打つべきだと国王も感じていた。そんな彼が注目したのは俺の後姿だった。
「ベル君」
「ああ」
王都の街を見下ろしていたエレナと俺は、後ろから向けられる国王の視線に気付いた。振り返り国王と目を合わせる。その視線が何を訴えているのか、もはや言葉を交わすまでも無く理解できた。
「レイブ君、すまないが……」
「ええ、大丈夫ですよ」
そう言った俺を見つめながら、隣に立つエレナが問う。
「いいのね」
「いいさ。どの道アストレアで素性はバレたわけだし、何もしなくてもいずれは伝わるだろうからな。それにあんな宣言されて、俺が黙ってられるわけ無いだろ」
「そうね」
エレナはクスリと小さく笑った。そして俺を見つめながら言葉で後押しする。
「なら、言ってらっしゃい」
「おう。言ってくるよ」
至急応急では会見の準備を進めた。全国民、そして通信が届きうる全ての人間界に向けて、そのメッセージは送られた。
「敬愛する国民、そして全人類諸君。私はイルレオーネ王国、国王ユークリフ・イルレオーネである――」
国王は王城から王都を見下ろせる場所に立ち、全人類に向けて言葉をなげかけている。目の前には魔道具が設置されており、この音声及び映像が人間界にある国や街へ流されている。
「先の宣言を受けて、皆も思うところはあるだろう。ただ、不安にかられて俯く前に聞いてほしい話があるのだ」
国民は、人々は国王の言葉に耳を傾けた。
「と言っても話すのは私ではない。ここからは彼にこの場を譲ろう」
国王が背を向け去っていく。それと入れ替わるようにして俺が人類の前に姿を見せた。灰色の髪に銀色の瞳、人々は俺を灰色の守護者と呼んだ。
「人間界に暮らす全ての人類達よ。俺の名はレイブ・アスタルテ――かつて魔王ベルフェオルだった男だ」
俺は全人類に向けて宣言した。自分が三〇〇年前に魔界を先導し、勇者と共に世界の基盤を作った存在である事を。普通ならここで、歓喜の声や真偽を求める声があがるはずなのだが――
誰一人声もあげない……か。まぁあんな宣言をされた後じゃ当然か。
俺はため息混じりに笑みを見せた。そして――
「まず最初に言っておこう。さっきゼロが、元勇者が言ったことは全て事実だ。あいつは失踪したんじゃない。権力に取り付かれた男達によって殺されたんだ」
人々は二度にわたって真実を聞かされる。二大英雄と呼び慕った俺達の言葉だ。もはや疑う事などできず、自分の胸に手をあて俯いていた。そんな人類に俺が問いかける。
「今この話を聞いて、お前達はどう思った?」
本当に馬鹿げた事をしてくれた。
これだから貴族は……
俺なら絶対そんな事しないのに。
「本当にそうか?」
俺の言葉が刃よりも鋭く突き刺ささる。
「人の心は自分達が思っているほど強くはない。弱いんだよ人間って言う生き物は……。他の生き物よりも優れた知性を持っているからこそ、何よりも臆病なんだ。そして人間は環境にも流されやすい。自分達は違うと思っていても、同じ立場や環境におかれれば同じようになるのさ」
貧しい環境で育った者と裕福な家庭で育った者は違う。価値観も物事を決める基準も、何を優先するのかも違ってくる。人を作るのは環境だ。その立場が逆なら、環境にあった人格が形成されるだけ。
「人はそういう愚かさを誰もが持っている。だからこそ間違うし後悔だってする。そういうところにあいつは、ゼロは嫌気がさしたんだろうな」
人々は再び頭を垂れる。己の中にある愚かさを恥じる様に、悔いるように瞑想する。
「俺にもあいつの気持ちはわかるよ。だがそれでも、俺はお前たちを見捨てない!」
その言葉に閉じていた瞼を、垂れていた頭をあげた。
「人は確かに愚かだ。でもそんな愚かさを、間違いを正そうと努力する事だって出来る。当然誰もがそうあるわけじゃない。世の中にはどうしようもない程墜ちた奴だっているし、泥水より汚い悪党だっている。それでも俺は人の中にある善意を、変わろうとする勇気を知っている。それこそが人類の可能性――世界の美しさにだって負けない輝きだ! 俺はそれを信じているし守りたい。だから人類よ、俺にもう一度見せてくれ! その輝きを!」
人々は最後まで無言で聞いていた……聞き入っていた。それはまさに、人類にとって希望に他ならない。揺れる人々の心は、彼の言葉によって希望を取り戻した。そして同時に、二度と同じ過ちは繰り返させないと心に誓ったのだった。
エレナは亀裂が消えた空を見上げながらそう呟いた。俺も同じように空を見上げ、そのまま視線を王都の街まで下げる。
「ああ」
千里眼など使わなくてもわかる。今、王都の人たちは苦渋の表情を浮かべているだろう。きっと恐怖以上に困惑の感情に支配されているはずだ。これまで英雄の象徴だった片割れが、誰もが憧れる存在だった彼が残して言った言葉。
――僕が滅ぼす。君達人類をね。
それが脳裏に張り付いて消えてくれない。自分達はどうすればいいのか、何を信じればいいのだろうか。そういう不安と疑問が込みあがっていき、王都の街中を支配している。
「王よ、これは早急に手を打ったほうがよろしいのでは」
「わかっておる」
会議に参加していた大臣の一人が国王に言う。国王はそれに同意した。このまま放置すれば王都の人々の不安は膨れ上がるばかり。それどころか不安が人間界中に広がってしまうかもしれない。そうなる前に手を打つべきだと国王も感じていた。そんな彼が注目したのは俺の後姿だった。
「ベル君」
「ああ」
王都の街を見下ろしていたエレナと俺は、後ろから向けられる国王の視線に気付いた。振り返り国王と目を合わせる。その視線が何を訴えているのか、もはや言葉を交わすまでも無く理解できた。
「レイブ君、すまないが……」
「ええ、大丈夫ですよ」
そう言った俺を見つめながら、隣に立つエレナが問う。
「いいのね」
「いいさ。どの道アストレアで素性はバレたわけだし、何もしなくてもいずれは伝わるだろうからな。それにあんな宣言されて、俺が黙ってられるわけ無いだろ」
「そうね」
エレナはクスリと小さく笑った。そして俺を見つめながら言葉で後押しする。
「なら、言ってらっしゃい」
「おう。言ってくるよ」
至急応急では会見の準備を進めた。全国民、そして通信が届きうる全ての人間界に向けて、そのメッセージは送られた。
「敬愛する国民、そして全人類諸君。私はイルレオーネ王国、国王ユークリフ・イルレオーネである――」
国王は王城から王都を見下ろせる場所に立ち、全人類に向けて言葉をなげかけている。目の前には魔道具が設置されており、この音声及び映像が人間界にある国や街へ流されている。
「先の宣言を受けて、皆も思うところはあるだろう。ただ、不安にかられて俯く前に聞いてほしい話があるのだ」
国民は、人々は国王の言葉に耳を傾けた。
「と言っても話すのは私ではない。ここからは彼にこの場を譲ろう」
国王が背を向け去っていく。それと入れ替わるようにして俺が人類の前に姿を見せた。灰色の髪に銀色の瞳、人々は俺を灰色の守護者と呼んだ。
「人間界に暮らす全ての人類達よ。俺の名はレイブ・アスタルテ――かつて魔王ベルフェオルだった男だ」
俺は全人類に向けて宣言した。自分が三〇〇年前に魔界を先導し、勇者と共に世界の基盤を作った存在である事を。普通ならここで、歓喜の声や真偽を求める声があがるはずなのだが――
誰一人声もあげない……か。まぁあんな宣言をされた後じゃ当然か。
俺はため息混じりに笑みを見せた。そして――
「まず最初に言っておこう。さっきゼロが、元勇者が言ったことは全て事実だ。あいつは失踪したんじゃない。権力に取り付かれた男達によって殺されたんだ」
人々は二度にわたって真実を聞かされる。二大英雄と呼び慕った俺達の言葉だ。もはや疑う事などできず、自分の胸に手をあて俯いていた。そんな人類に俺が問いかける。
「今この話を聞いて、お前達はどう思った?」
本当に馬鹿げた事をしてくれた。
これだから貴族は……
俺なら絶対そんな事しないのに。
「本当にそうか?」
俺の言葉が刃よりも鋭く突き刺ささる。
「人の心は自分達が思っているほど強くはない。弱いんだよ人間って言う生き物は……。他の生き物よりも優れた知性を持っているからこそ、何よりも臆病なんだ。そして人間は環境にも流されやすい。自分達は違うと思っていても、同じ立場や環境におかれれば同じようになるのさ」
貧しい環境で育った者と裕福な家庭で育った者は違う。価値観も物事を決める基準も、何を優先するのかも違ってくる。人を作るのは環境だ。その立場が逆なら、環境にあった人格が形成されるだけ。
「人はそういう愚かさを誰もが持っている。だからこそ間違うし後悔だってする。そういうところにあいつは、ゼロは嫌気がさしたんだろうな」
人々は再び頭を垂れる。己の中にある愚かさを恥じる様に、悔いるように瞑想する。
「俺にもあいつの気持ちはわかるよ。だがそれでも、俺はお前たちを見捨てない!」
その言葉に閉じていた瞼を、垂れていた頭をあげた。
「人は確かに愚かだ。でもそんな愚かさを、間違いを正そうと努力する事だって出来る。当然誰もがそうあるわけじゃない。世の中にはどうしようもない程墜ちた奴だっているし、泥水より汚い悪党だっている。それでも俺は人の中にある善意を、変わろうとする勇気を知っている。それこそが人類の可能性――世界の美しさにだって負けない輝きだ! 俺はそれを信じているし守りたい。だから人類よ、俺にもう一度見せてくれ! その輝きを!」
人々は最後まで無言で聞いていた……聞き入っていた。それはまさに、人類にとって希望に他ならない。揺れる人々の心は、彼の言葉によって希望を取り戻した。そして同時に、二度と同じ過ちは繰り返させないと心に誓ったのだった。
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