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岩の惑星ラックスフェルン
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「お前なんか人間じゃないッ! こいつでお前を叩き斬ってやるッ!」
修也は横に下げていたビームソードを構えながらアメーバの王に向かって時代劇に登場する主人公のような台詞を叫んだ。
「人間じゃない? バカだなー、当然でしょ? ぼくはもともと人間じゃないよー」
どこまでも人を小馬鹿にしたような態度だ。怒りに駆られた修也はビームソードを片手にアメーバの王へと斬りかかっていった。
だが、ビームソードによる一撃は呆気なく交わされた。そればかりではない。反撃とばかりに右脇から修也を勢いよく蹴り飛ばしたのだった。
右側から蹴りを喰らった修也は地面の上を転がっていった。その際にビームソードも地面の上に落としてしまった。
レーザーガンも混戦の中で落としてしまったため、これで修也の武器はゼロとなってしまった。
それでもすぐに立ち上がり、アメーバの王が向かってくるよりも先に転がっていたビームソードを回収した。
そのままもう一度ビームソードを構えて突っ込んでくるのかと思いきや拳を構えてアメーバの王を挑発していた。
「今度はこれだ。お前も男なら受けてみろ」
「生憎だけれど、ぼくらにきみたち人間のような雌雄の区別なんてないよ。けど、いいや。あなたの挑発に乗ってあげよう」
アメーバの王はそう言うと地面の上を蹴って修也の元へと向かっていった。
修也も目の前から飛んで迫り来るアメーバの王を迎え撃つために両足で地面を蹴って飛び上がっていった。
両者の距離は目と鼻の先にまで近付いていった。ここまでくればもう十分だ。二人はすれ違いざまに拳を放っていく。
このいわゆる最初の一撃で得をしたのは修也の方だった。修也の拳は明確にアメーバの王の顔にねじ込んでいった。
拳を最初に喰らったアメーバの王は「ぐっ」と短い悲鳴を上げて地面の上へと落ちていった。
修也は着地するのと同時にもう一度地面を蹴って飛び上がり、起き上がろうとしていたアメーバの王の背中に向かって飛び蹴りを喰らわせた。アメーバの王は立ち上がろうと腰を上げていた最中だった。
起き上がろうと腰に力を入れている最中に強烈な蹴りを思いっきり喰らってしまったのだ。不意を突かれる形で背中に強力な蹴りを喰らったアメーバの王は悲鳴を上げながら地面の上にうつ伏せになって倒れ込んだ。
起き上がろうとしているところに対する攻撃である。それに加えて顔が地面の土の上に覆い被さることになってしまった。アメーバの王は口から土を吐き出している姿が見られた。受けた衝撃と屈辱は計り知れないものであったかもしれない。
修也が喰らわせた飛び蹴りの効果は予想以上であったらしい。アメーバの王は怒りもあらわに強力に大きな声で周りにいた他のアメーバたちに向かって叫んだ。
「お前たちッ! 何をやっている!! さっさとこいつらを始末しろ!!!」
アメーバの王は先ほどとは異なり惑星ラックスフェルンの言葉でそれまで沈黙を貫き、アメーバの王と修也との戦いを黙って見つめていた巨大アメーバたちを動かした。
「自分が決闘で勝てなくなると、部下を呼び寄せるのか?それは地球ならば御法度だぞ」
「黙れッ! 決闘? なんだそれは? 意味不明な言葉でぼくを迷わせるつもりか? それならば意味がないと言っておくぞ。お前たちが使っている奇妙な舟の周辺にはぼくの家来達が全員揃っているんだからなッ!」
修也は兜の下で驚いたように両眉を上げた。アメーバの王は『決闘』という言葉を知らないらしい。文化レベルが日本の縄文時代とほぼ同じである惑星ラックスフェルンの住民であるのならば当然であったが、アメーバの王が知らなかったのは意外だった。
しかしそうなるとアメーバの王が『王様』を名乗っているのも変な話だ。
惑星ラックスフェルンにまだ王は存在していないはずだ。そこが引っ掛かった。
修也は難しい顔をしてこの矛盾を解決しようと考えていたが、目の前から大量に迫り来るアメーバの触手の相手をしなければならなかったのだ。
巨大な人喰いアメーバやその王に関する考察は帰りの宇宙船の中でじっくりとさせてもらおうではないか。
修也はしまっていたビームソードを取り出し、アメーバたちを迎え撃った。
「お前たち容赦するなッ! こいつらを殺せッ!」
アメーバの王が激昂して家来たちを怒鳴り付けていた。起きようとした際に背後に喰らった飛び蹴りが余程腹に据えかねたのだろう。
修也は苦笑しつつも目の前から迫り来るアメーバたちの触手をビームソードで焼き切り、ついでに次々とその体に向かってビームソードを突き刺していったのだった。
数で圧倒はしていた。それでも修也たちによって少しではあるもののその数を減らしつつあった。
巨大な人喰いアメーバ退治の傍らで修也はレーザーガンを装備してアメーバの王の足元を撃ち抜いたのだった。
「部下に任せてないで自分でやってみたらどうだい?王様?」
我ながら安い挑発だ。修也は兜の下で苦笑した。
「馬鹿にしやがってッ!」
だが、アメーバの王は挑発に乗った。これこそが修也の狙いだったとも気付かずに。
アメーバの王は地面を勢いよく蹴って飛び上がると、修也の頭上から勢いよく拳を繰り出してきた。
最初と同様に修也は同じように地面を蹴り上げてアメーバの王を迎え撃った。
ただし今度喰らわせるのは拳ではない。脚を使った蹴りでの攻撃だ。
アメーバの王は修也の蹴りを確認し、慌てて背後に飛び下げようとしていた。
だが、修也の蹴りは確実にアメーバの王の腹を捉えた。強力な蹴りはアメーバの王を悶絶させた。
惨めにもアメーバの王は地面の上を転がっていた。修也はその隙を逃すことなく真上からビームソードを逆手に握ったままその背中に向かって突き刺していった。
「ギィヤァァァァァ~!!!」
アメーバの王は他のアメーバとは異なり人間のような悲鳴を上げていた。
だが、命乞いを聞いても修也が助けに動くようなことはなかった。アメーバの王が悲鳴を上げるのは人間のように痛みに苦しんでいるからではない。修也の中にある同情を買うためのパフォーマンスに過ぎないのだ。
他のアメーバたちは王を助けるため修也に向かって触手を伸ばしていったが、それらの触手は全てビームポインターによって焼き切られてしまった。
これでもう終わりだ。アメーバの王を守るものはもうどこにもいない。
修也はより一層の力を込めてビームソードを突き刺していった。
すっかりと黒く焼かれたところで修也はようやくアメーバの王からビームソードを引き抜いた。
「そ、そんなぼくは王様なのに……ぼくは選ばれたのに……どうして? どうして?」
ビームソードを胴体から抜かれ、黒焦げになったアメーバの王は顔を摩りながら修也に向かって弱々しい声で問い掛けた。しかし彼の問いに答える者は誰も居なかった。そのまま情けなく地面の上へと倒れ込んだ。
そしてそのまま萎んでいってしまった。もう二度と喋ることはあるまい。
修也は萎んだアメーバの王を見て何も感じることはなかった。
そして今一度残った巨大な人喰いアメーバを仕留める戦いに身を投じていった。
修也は横に下げていたビームソードを構えながらアメーバの王に向かって時代劇に登場する主人公のような台詞を叫んだ。
「人間じゃない? バカだなー、当然でしょ? ぼくはもともと人間じゃないよー」
どこまでも人を小馬鹿にしたような態度だ。怒りに駆られた修也はビームソードを片手にアメーバの王へと斬りかかっていった。
だが、ビームソードによる一撃は呆気なく交わされた。そればかりではない。反撃とばかりに右脇から修也を勢いよく蹴り飛ばしたのだった。
右側から蹴りを喰らった修也は地面の上を転がっていった。その際にビームソードも地面の上に落としてしまった。
レーザーガンも混戦の中で落としてしまったため、これで修也の武器はゼロとなってしまった。
それでもすぐに立ち上がり、アメーバの王が向かってくるよりも先に転がっていたビームソードを回収した。
そのままもう一度ビームソードを構えて突っ込んでくるのかと思いきや拳を構えてアメーバの王を挑発していた。
「今度はこれだ。お前も男なら受けてみろ」
「生憎だけれど、ぼくらにきみたち人間のような雌雄の区別なんてないよ。けど、いいや。あなたの挑発に乗ってあげよう」
アメーバの王はそう言うと地面の上を蹴って修也の元へと向かっていった。
修也も目の前から飛んで迫り来るアメーバの王を迎え撃つために両足で地面を蹴って飛び上がっていった。
両者の距離は目と鼻の先にまで近付いていった。ここまでくればもう十分だ。二人はすれ違いざまに拳を放っていく。
このいわゆる最初の一撃で得をしたのは修也の方だった。修也の拳は明確にアメーバの王の顔にねじ込んでいった。
拳を最初に喰らったアメーバの王は「ぐっ」と短い悲鳴を上げて地面の上へと落ちていった。
修也は着地するのと同時にもう一度地面を蹴って飛び上がり、起き上がろうとしていたアメーバの王の背中に向かって飛び蹴りを喰らわせた。アメーバの王は立ち上がろうと腰を上げていた最中だった。
起き上がろうと腰に力を入れている最中に強烈な蹴りを思いっきり喰らってしまったのだ。不意を突かれる形で背中に強力な蹴りを喰らったアメーバの王は悲鳴を上げながら地面の上にうつ伏せになって倒れ込んだ。
起き上がろうとしているところに対する攻撃である。それに加えて顔が地面の土の上に覆い被さることになってしまった。アメーバの王は口から土を吐き出している姿が見られた。受けた衝撃と屈辱は計り知れないものであったかもしれない。
修也が喰らわせた飛び蹴りの効果は予想以上であったらしい。アメーバの王は怒りもあらわに強力に大きな声で周りにいた他のアメーバたちに向かって叫んだ。
「お前たちッ! 何をやっている!! さっさとこいつらを始末しろ!!!」
アメーバの王は先ほどとは異なり惑星ラックスフェルンの言葉でそれまで沈黙を貫き、アメーバの王と修也との戦いを黙って見つめていた巨大アメーバたちを動かした。
「自分が決闘で勝てなくなると、部下を呼び寄せるのか?それは地球ならば御法度だぞ」
「黙れッ! 決闘? なんだそれは? 意味不明な言葉でぼくを迷わせるつもりか? それならば意味がないと言っておくぞ。お前たちが使っている奇妙な舟の周辺にはぼくの家来達が全員揃っているんだからなッ!」
修也は兜の下で驚いたように両眉を上げた。アメーバの王は『決闘』という言葉を知らないらしい。文化レベルが日本の縄文時代とほぼ同じである惑星ラックスフェルンの住民であるのならば当然であったが、アメーバの王が知らなかったのは意外だった。
しかしそうなるとアメーバの王が『王様』を名乗っているのも変な話だ。
惑星ラックスフェルンにまだ王は存在していないはずだ。そこが引っ掛かった。
修也は難しい顔をしてこの矛盾を解決しようと考えていたが、目の前から大量に迫り来るアメーバの触手の相手をしなければならなかったのだ。
巨大な人喰いアメーバやその王に関する考察は帰りの宇宙船の中でじっくりとさせてもらおうではないか。
修也はしまっていたビームソードを取り出し、アメーバたちを迎え撃った。
「お前たち容赦するなッ! こいつらを殺せッ!」
アメーバの王が激昂して家来たちを怒鳴り付けていた。起きようとした際に背後に喰らった飛び蹴りが余程腹に据えかねたのだろう。
修也は苦笑しつつも目の前から迫り来るアメーバたちの触手をビームソードで焼き切り、ついでに次々とその体に向かってビームソードを突き刺していったのだった。
数で圧倒はしていた。それでも修也たちによって少しではあるもののその数を減らしつつあった。
巨大な人喰いアメーバ退治の傍らで修也はレーザーガンを装備してアメーバの王の足元を撃ち抜いたのだった。
「部下に任せてないで自分でやってみたらどうだい?王様?」
我ながら安い挑発だ。修也は兜の下で苦笑した。
「馬鹿にしやがってッ!」
だが、アメーバの王は挑発に乗った。これこそが修也の狙いだったとも気付かずに。
アメーバの王は地面を勢いよく蹴って飛び上がると、修也の頭上から勢いよく拳を繰り出してきた。
最初と同様に修也は同じように地面を蹴り上げてアメーバの王を迎え撃った。
ただし今度喰らわせるのは拳ではない。脚を使った蹴りでの攻撃だ。
アメーバの王は修也の蹴りを確認し、慌てて背後に飛び下げようとしていた。
だが、修也の蹴りは確実にアメーバの王の腹を捉えた。強力な蹴りはアメーバの王を悶絶させた。
惨めにもアメーバの王は地面の上を転がっていた。修也はその隙を逃すことなく真上からビームソードを逆手に握ったままその背中に向かって突き刺していった。
「ギィヤァァァァァ~!!!」
アメーバの王は他のアメーバとは異なり人間のような悲鳴を上げていた。
だが、命乞いを聞いても修也が助けに動くようなことはなかった。アメーバの王が悲鳴を上げるのは人間のように痛みに苦しんでいるからではない。修也の中にある同情を買うためのパフォーマンスに過ぎないのだ。
他のアメーバたちは王を助けるため修也に向かって触手を伸ばしていったが、それらの触手は全てビームポインターによって焼き切られてしまった。
これでもう終わりだ。アメーバの王を守るものはもうどこにもいない。
修也はより一層の力を込めてビームソードを突き刺していった。
すっかりと黒く焼かれたところで修也はようやくアメーバの王からビームソードを引き抜いた。
「そ、そんなぼくは王様なのに……ぼくは選ばれたのに……どうして? どうして?」
ビームソードを胴体から抜かれ、黒焦げになったアメーバの王は顔を摩りながら修也に向かって弱々しい声で問い掛けた。しかし彼の問いに答える者は誰も居なかった。そのまま情けなく地面の上へと倒れ込んだ。
そしてそのまま萎んでいってしまった。もう二度と喋ることはあるまい。
修也は萎んだアメーバの王を見て何も感じることはなかった。
そして今一度残った巨大な人喰いアメーバを仕留める戦いに身を投じていった。
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