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(第二部)第二章 出会いと別れ
07 覚悟
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英司は詩乃に、自分が異世界で勇者をやっていたことは話していない。
勇者だったなんて真面目に言えば中二病を疑われる。しかも、最後の冒険では魔王に操られて街の人を襲いました、なんて、とてもじゃないけど言えない。
今の英司にとって勇者業は黒歴史になりつつあった。
だから英司は、異世界と永久の別れをすることを決意した。それは友人の樹との別れをも意味している。普通の人間なら踏み込まない領域へ、旅に出ようとしている友人の気を重くしないために、英司はわざと明るく振舞った。
笑って送りだすことだけが、散々迷惑を掛けた自分のできることだと、この時はそう思っていたのだ。
樹と別れて、自分の家に帰ってきた英司は、ベッドにダイブして雑誌を広げた。
勇者業も辞めることだし、そろそろ部活にでも入ろうか。
最近の大学入試は面接で部活動などの社会的な経験も聞かれたりするそうだし。
ベッドに転がって自堕落に過ごしていると、階下で親が呼ぶ声がした。
「英司ー、隣の詩乃ちゃんのところに、おかずを持っていってあげて」
「えー」
両親を亡くして、気の合わない叔父と二人で暮らしている詩乃を、英司の両親は気にかけていた。こうして、手料理をタッパーに詰めて彼女のところに持っていくように言われることがある。
面倒だと思った英司だったが、幼なじみと猫の様子も気になることだし、と重い腰を上げた。
親からタッパーを受け取った英司は、クーラーのきいた屋内から出て、近所の詩乃の家へ向かう。
歩いて数歩の距離にある詩乃の家の前に立つ。
いつものこの時間なら付いている家の灯りが付いていない。
英司は胸騒ぎを覚えた。
「……まさか」
暗い家の中から人の気配も、物音も聞こえてこない。
スボンのポケットに放り込んだスマートフォンを取り出して、幼なじみをコールする。
『お掛けになった携帯電話は、電波の届かないところか、電源が入っていない……』
数回のコール音の後に答えたのは幼なじみではなく無機質な機械の音声。
「詩乃!」
英司はタッパーを適当に玄関に置くと、スマートフォンを片手に走り出した。
各務家の家族会議は、だいたい父親の飲酒によって幕を閉じる。
両親は仲が良いので深刻な会話は長く続かない。
家族会議という名の両親の飲み会が始まってしまうのだ。
樹は異世界について、どう両親に説明しようか頭を悩ませていた。
進路相談という名目で両親に家族会議の主催を要請したものの、どう切り出してよいものやら分からずに時間が無為に過ぎていく。弟の青葉は「さっさと本題に入れ」と樹を睨んでいる。そう簡単に説得できたら苦労しないのだ、弟よ。
仕方なく、樹は「例えばだけど」と前置きしてから、自分の身に起きたことを父親に話してみた。
いきなり異世界へ行っただの、自分は世界樹の精霊だ、と明かすのはハードルが高い。
「夢みたいな話だけど……自分が異世界で必要とされてる、ってことになったら、父さんならどうする?」
「そうだなー」
既にビールを飲み始めた父親は、ほろ酔い気分だ。
「自分が必要とされている場所があるなら、俺はそこに行くな。異世界は浪漫かもしれん。違う世界のことを知りたいと思うからこそ、俺は発掘という仕事をしてるんだ」
「古代は異世界なのかな……」
「細かいことは気にするな! ハハハ!」
既に酔っている父親に、異世界の話をしても意味がないかもしれない。
諦めかけていた樹の手元でスマートフォンが鳴動する。
画面に表示されたのは英司の名前だった。
「もしもし……」
『樹! 詩乃がいないんだ! もし学校に行っていたら』
英司の声は切迫している。
何事かが起こっている気配がした。
学校には異世界へ渡ることのできる鏡がある。
「まさか、詩乃さんは一人で異世界へ……?!」
『あいつは昔から何するか分からない奴なんだ!』
「僕もすぐに君の学校に向かおう」
『頼む!』
スマートフォンの通話を切った樹は、静かに顔を上げて酔った父親を見た。
もう、言葉を選んでいる暇はない。
「ありがとう父さん。異世界が僕を必要としているなら、僕は異世界へ行こうと思う」
「へ?!」
「青葉、後は頼んだ」
呆気にとられる父親を置いて、樹は二階の自分の部屋から財布など最低限必要なものを回収すると、上着を羽織って家の外へ飛び出した。後ろで青葉が「兄貴の馬鹿野郎!」と叫んでいる。
『……家族に別れを告げなくて、本当に良かったのか、イツキよ』
「アウル」
音も無く舞い降りたフクロウが、樹と並走するように頭上を飛ぶ。
樹は走りながら微笑した。
「大丈夫さ。僕は家族を信じてる。弟も、父や母も……きっと分かってくれる」
あの世界には樹が必要なのだ。
決意を抱いて、樹は英司の待つ夜の学校へ急いだ。
暗い学校の前で、英司が待っていた。
先日と同じように二人で塀を乗り越えて学校に侵入する。
今度は心霊現象は起きずに鏡の前まで辿り着いた。
静まり返った学校に詩乃の姿は無い。
「どうだ?」
「……異世界への通路が開いた形跡がある」
樹は、冷たい鏡の表面を撫でた。
平坦な鏡面は鈍い光を放っていて、冷静な眼鏡の青年の姿を映し出している。何の変哲もない鏡面だが、樹の霊視はかすかに残る異世界の痕跡をとらえていた。
「くそっ。こうなったら俺達も後を追って」
「待ってくれ」
異世界に行ってしまったかもしれない詩乃を追おうと、英司が意気込む。
しかし、樹は待ったを掛ける。
「英司、よく聞いてくれ。ここから詩乃さんを追って異世界に行けば、後戻りができない」
「どういう意味だ」
「君は今まで勇者召喚の魔法陣によって、異世界に渡っていた。あの魔法陣を通ったものは、召喚の時と同じ時刻に戻ることができる。魔法陣に込められた神の力によって」
あの召喚の魔法陣はよく出来ていた。
勇者の情報を保存して、うまく召喚前後の辻褄をあわせる仕組みになっていたのだ。悔しいが、樹には同じことができる自信がない。これから先、経験と修練を積めば自由に異世界と地球を行き来できるようになるかもしれないが、今は無理な相談だった。
樹の説明に、頭に血が上っていた英司が冷静になる。
「ここから異世界に行くと、元の時刻に戻れない……?」
「そうだ。この鏡から繋がっている世界は、僕達が知っている異世界ではないかもしれない。時間も場所も、きちんと予め決めておかないと、思わぬ場所に転送されてしまうんだ。しかも、異世界に渡ったら同じだけ時間が流れる。失踪したことになってしまうかもしれない」
突然、行方不明になったら。
英司の両親は、息子が異世界に行っているなんて思いも寄らないだろう。手を尽くして英司を探すに違いない。
「樹、お前はどうするつもりだったんだ。お前は異世界へ行くつもりだったんだろう」
「……僕は、弟に事情を話している。後はなるようにしかならない」
英司は鏡から目を逸らして拳を握りしめた。
葛藤しているのが傍から見ても分かる。
「俺は……詩乃を守らなきゃいけないんだ」
「英司」
「親にも、詩乃を守るように言われてんだよ。こんな時にあいつを助けにいかなかったら、うちの親はそっちの方が怒る」
やがて顔を上げた英司は、覚悟を決めた顔をしていた。
「本当にいいのか?」
「ああ。俺も行く」
樹は複雑な気持ちだった。
もともと一人で行くつもりだった。しかし、一人ではなく英司と一緒に行くと考えると心強い。これは弱さだ、と樹は思った。世界樹の精霊という唯一にして絶対の役割を負うと決めたのに、仲間が欲しいなんて。
「……分かった。ここにソフィー達を呼ぼう。今から異世界に渡る」
勇者でも精霊でもない、只の人間の詩乃が異世界へ飛ばされて、無事でいる保証はない。
一刻も早く追いかける必要がある。
取り急ぎ、智輝と結菜に連絡する。
同時に青葉にもメールを送った。もし青葉が樹の期待通りに動いてくれるなら……古代の浪漫を追い求める父親が社会的な部分をフォローしてくれるだろう。
勇者だったなんて真面目に言えば中二病を疑われる。しかも、最後の冒険では魔王に操られて街の人を襲いました、なんて、とてもじゃないけど言えない。
今の英司にとって勇者業は黒歴史になりつつあった。
だから英司は、異世界と永久の別れをすることを決意した。それは友人の樹との別れをも意味している。普通の人間なら踏み込まない領域へ、旅に出ようとしている友人の気を重くしないために、英司はわざと明るく振舞った。
笑って送りだすことだけが、散々迷惑を掛けた自分のできることだと、この時はそう思っていたのだ。
樹と別れて、自分の家に帰ってきた英司は、ベッドにダイブして雑誌を広げた。
勇者業も辞めることだし、そろそろ部活にでも入ろうか。
最近の大学入試は面接で部活動などの社会的な経験も聞かれたりするそうだし。
ベッドに転がって自堕落に過ごしていると、階下で親が呼ぶ声がした。
「英司ー、隣の詩乃ちゃんのところに、おかずを持っていってあげて」
「えー」
両親を亡くして、気の合わない叔父と二人で暮らしている詩乃を、英司の両親は気にかけていた。こうして、手料理をタッパーに詰めて彼女のところに持っていくように言われることがある。
面倒だと思った英司だったが、幼なじみと猫の様子も気になることだし、と重い腰を上げた。
親からタッパーを受け取った英司は、クーラーのきいた屋内から出て、近所の詩乃の家へ向かう。
歩いて数歩の距離にある詩乃の家の前に立つ。
いつものこの時間なら付いている家の灯りが付いていない。
英司は胸騒ぎを覚えた。
「……まさか」
暗い家の中から人の気配も、物音も聞こえてこない。
スボンのポケットに放り込んだスマートフォンを取り出して、幼なじみをコールする。
『お掛けになった携帯電話は、電波の届かないところか、電源が入っていない……』
数回のコール音の後に答えたのは幼なじみではなく無機質な機械の音声。
「詩乃!」
英司はタッパーを適当に玄関に置くと、スマートフォンを片手に走り出した。
各務家の家族会議は、だいたい父親の飲酒によって幕を閉じる。
両親は仲が良いので深刻な会話は長く続かない。
家族会議という名の両親の飲み会が始まってしまうのだ。
樹は異世界について、どう両親に説明しようか頭を悩ませていた。
進路相談という名目で両親に家族会議の主催を要請したものの、どう切り出してよいものやら分からずに時間が無為に過ぎていく。弟の青葉は「さっさと本題に入れ」と樹を睨んでいる。そう簡単に説得できたら苦労しないのだ、弟よ。
仕方なく、樹は「例えばだけど」と前置きしてから、自分の身に起きたことを父親に話してみた。
いきなり異世界へ行っただの、自分は世界樹の精霊だ、と明かすのはハードルが高い。
「夢みたいな話だけど……自分が異世界で必要とされてる、ってことになったら、父さんならどうする?」
「そうだなー」
既にビールを飲み始めた父親は、ほろ酔い気分だ。
「自分が必要とされている場所があるなら、俺はそこに行くな。異世界は浪漫かもしれん。違う世界のことを知りたいと思うからこそ、俺は発掘という仕事をしてるんだ」
「古代は異世界なのかな……」
「細かいことは気にするな! ハハハ!」
既に酔っている父親に、異世界の話をしても意味がないかもしれない。
諦めかけていた樹の手元でスマートフォンが鳴動する。
画面に表示されたのは英司の名前だった。
「もしもし……」
『樹! 詩乃がいないんだ! もし学校に行っていたら』
英司の声は切迫している。
何事かが起こっている気配がした。
学校には異世界へ渡ることのできる鏡がある。
「まさか、詩乃さんは一人で異世界へ……?!」
『あいつは昔から何するか分からない奴なんだ!』
「僕もすぐに君の学校に向かおう」
『頼む!』
スマートフォンの通話を切った樹は、静かに顔を上げて酔った父親を見た。
もう、言葉を選んでいる暇はない。
「ありがとう父さん。異世界が僕を必要としているなら、僕は異世界へ行こうと思う」
「へ?!」
「青葉、後は頼んだ」
呆気にとられる父親を置いて、樹は二階の自分の部屋から財布など最低限必要なものを回収すると、上着を羽織って家の外へ飛び出した。後ろで青葉が「兄貴の馬鹿野郎!」と叫んでいる。
『……家族に別れを告げなくて、本当に良かったのか、イツキよ』
「アウル」
音も無く舞い降りたフクロウが、樹と並走するように頭上を飛ぶ。
樹は走りながら微笑した。
「大丈夫さ。僕は家族を信じてる。弟も、父や母も……きっと分かってくれる」
あの世界には樹が必要なのだ。
決意を抱いて、樹は英司の待つ夜の学校へ急いだ。
暗い学校の前で、英司が待っていた。
先日と同じように二人で塀を乗り越えて学校に侵入する。
今度は心霊現象は起きずに鏡の前まで辿り着いた。
静まり返った学校に詩乃の姿は無い。
「どうだ?」
「……異世界への通路が開いた形跡がある」
樹は、冷たい鏡の表面を撫でた。
平坦な鏡面は鈍い光を放っていて、冷静な眼鏡の青年の姿を映し出している。何の変哲もない鏡面だが、樹の霊視はかすかに残る異世界の痕跡をとらえていた。
「くそっ。こうなったら俺達も後を追って」
「待ってくれ」
異世界に行ってしまったかもしれない詩乃を追おうと、英司が意気込む。
しかし、樹は待ったを掛ける。
「英司、よく聞いてくれ。ここから詩乃さんを追って異世界に行けば、後戻りができない」
「どういう意味だ」
「君は今まで勇者召喚の魔法陣によって、異世界に渡っていた。あの魔法陣を通ったものは、召喚の時と同じ時刻に戻ることができる。魔法陣に込められた神の力によって」
あの召喚の魔法陣はよく出来ていた。
勇者の情報を保存して、うまく召喚前後の辻褄をあわせる仕組みになっていたのだ。悔しいが、樹には同じことができる自信がない。これから先、経験と修練を積めば自由に異世界と地球を行き来できるようになるかもしれないが、今は無理な相談だった。
樹の説明に、頭に血が上っていた英司が冷静になる。
「ここから異世界に行くと、元の時刻に戻れない……?」
「そうだ。この鏡から繋がっている世界は、僕達が知っている異世界ではないかもしれない。時間も場所も、きちんと予め決めておかないと、思わぬ場所に転送されてしまうんだ。しかも、異世界に渡ったら同じだけ時間が流れる。失踪したことになってしまうかもしれない」
突然、行方不明になったら。
英司の両親は、息子が異世界に行っているなんて思いも寄らないだろう。手を尽くして英司を探すに違いない。
「樹、お前はどうするつもりだったんだ。お前は異世界へ行くつもりだったんだろう」
「……僕は、弟に事情を話している。後はなるようにしかならない」
英司は鏡から目を逸らして拳を握りしめた。
葛藤しているのが傍から見ても分かる。
「俺は……詩乃を守らなきゃいけないんだ」
「英司」
「親にも、詩乃を守るように言われてんだよ。こんな時にあいつを助けにいかなかったら、うちの親はそっちの方が怒る」
やがて顔を上げた英司は、覚悟を決めた顔をしていた。
「本当にいいのか?」
「ああ。俺も行く」
樹は複雑な気持ちだった。
もともと一人で行くつもりだった。しかし、一人ではなく英司と一緒に行くと考えると心強い。これは弱さだ、と樹は思った。世界樹の精霊という唯一にして絶対の役割を負うと決めたのに、仲間が欲しいなんて。
「……分かった。ここにソフィー達を呼ぼう。今から異世界に渡る」
勇者でも精霊でもない、只の人間の詩乃が異世界へ飛ばされて、無事でいる保証はない。
一刻も早く追いかける必要がある。
取り急ぎ、智輝と結菜に連絡する。
同時に青葉にもメールを送った。もし青葉が樹の期待通りに動いてくれるなら……古代の浪漫を追い求める父親が社会的な部分をフォローしてくれるだろう。
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