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プロポーズみたい【ゼン】
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「ナナくんは良い子だから、絶対に俺のところに帰って来てくれるって分かってたよ」
「うん、ごめんね、驚かせちゃって」
「大丈夫、ナナくんは俺のためを思って止めてくれたんだよね? 俺には家庭があるからこれ以上はマズイって。でもそんな心配しなくて大丈夫だよ」
ジャリ、とマサシが一歩トナミに近づいた。
「マサシさん、する前に俺と約束して」
「なに? ナナくんのおねだりなら何でも聞いちゃうよ?」
「もうあの店に来ないで。近くにも寄らないで……!」
「ん~、あの辺の商店街、家族で行くことが多かったから行かないと不便になるんだけど……まぁしょうがないよね、俺とナナくんの秘密がバレちゃうと困るしね」
あの店? それに秘密ってなんだ?
大きくなっていく胸騒ぎがどんどん形を現し始める。
「うん。二人だけの秘密。だからバレちゃ駄目」
甘えるような声なのに、俺には怯えているように聞こえた。
「ナナくんと店以外でするの、夢だったんだよね! ほら、お忍びデートみたいじゃない?」
「…………そうかも」
「ナナくんアフター誘っても絶対にうんって言ってくれなかったでしょ? 美味しいお店とか色々調べてたのに」
「…………ごめんね」
「今日も、終わったらご飯行こうよ! 俺が奢ってあげるから!」
「…………」
とうとうトナミは黙ってしまった。
一人だけテンションの高いマサシは鼻息荒く、何が食べたい? 個室がいいかな? などと喋り続けている。
「あ、ごめんね、一人で盛り上がっちゃって。ナナくんはもうしたいって顔してるのに」
マサシの言葉にトナミはビクッと身体を揺らした。明らかに動揺しているのに、構わずマサシは距離を詰め始めた。トナミは呼吸をするのがやっとの顔で今にも倒れてしまいそうなほど青い顔をしている。対して、ようやく建物の陰から顔を出したマサシの表情はいやらしく歪んでいた。
その顔を見た瞬間、俺の中で何かが切れる音がした。なんの考えもなく二人の前に飛び出し、強引にトナミを抱き寄せる。一瞬呆けたような顔をしていたマサシだったが、次の瞬間には顔を真っ赤にして食ってかかってきた。
「なんだよお前!?」
「お前こそ何?」
俺の腕の中で震えるトナミの恐怖が俺を勢い付かせる。
「俺はナナくんの、か、彼氏だよ!」
「え、そんなはずないけど」
ごめん、そう思いながらも止まらなかった。
震えるトナミの顔を出来るだけ優しく持ち上げて唇に触れる。感触が分かる間も無く直ぐに離す。トナミは大きな目で俺を見つめていたが、何も言わなかった。
「コイツの本命俺だから」
「ハァ!? なんだよそれ!? 聞いてないぞ!?」
「そういうことだから、もう帰ってもらっていい?」
「~~~~~~っっ」
怒りが収まらないのか、地団駄を踏みそうな勢いでマサシは顔を更に赤くしている。
そんな様子を見ても相変わらずトナミは何も喋らなかったが、身体の震えは止まっていた。俺は安心させるように背中をさすった。
「そんな顔しか能がないクソビッチこっちから願い下げだよ! お前以外の男とも寝てるようなやつとよく付き合うような気になったな! 気持ち悪い!」
出来る限りの罵詈雑言を吐き散らし、マサシは逃げていった。結局どこの誰だか分からなかったが、あの様子だと、今後トナミには近づくことはないだろう。
トナミは急に力が抜けたのか、その場に座り込んだ。俺はしゃがんで小刻みに震えているトナミの背中を撫で続けた。
どのくらいそうしていただろうか。トナミがポツポツと言葉を発し始めた。
「ごめん、ゼン……」
「いや、むしろ、勝手について来ちゃったのは俺だし……それに、強引にキスとか……」
冷静になって思い返せばとんでもないことをしてしまったと頭を抱えた。昼間に拒絶されたばかりなのに、トナミの気持ちを考えずに触れてしまった後悔が押し寄せる。
「あれってさ、」
「本当にごめん! どうにか助けようと思ったら混乱しちゃって無理矢理あんなことを……」
「なんだ。そうだよね」
「?」
「何でもない」
トナミはか細い声で返事をした。
期待を裏切られた時のような目で俺を見る。
「とりあえずさ、家に帰っ──」
「オレの話、聞きて欲しいんだけど」
「うん。だから、家で……」
「今、ここで。それから家に帰るか決めて」
どういう意図でトナミがそう言ったのか分からなかったが、俺はトナミの話を聞くことにした。壁際に寄り、肩を並べて座る。トナミの肩が俺の二の腕に当たり、改めてトナミの華奢で頼りない身体を実感する。
「オレさ、ずっと男に身体売って暮らしてて」
一言目から衝撃だった。俺と生きてきた世界と違いすぎて言葉が出なくなる。
「家も服も全部お客さんを頼ってたんだよね。泊まらせてもらう代わりにセックスして、何でも言うこと聞いて。だからあの日、バーでゼンに声をかけたのも、そういう目的だったんだ」
「…………」
「今日いた男はオレの客でね。ちょっと執着が異常っていうか、色々あって、オレが耐えられなくなっちゃって逃げ出したんだけど、」
声が微かに震え出す。辛いならやめてもいいと止めようと思ったが、トナミの意志を尊重することにした。
「昨日、店番している時にたまたま見つかっちゃって。今日ここに来なかったらまた店に行くって言われて、それでオレ…………ゼンにバレるのも、迷惑、かけるのも、どっちも……こわ、くて……」
最後の方はほぼ吐息になっていた。
俺がトナミの頭を撫でると、トナミは泣きそうな顔をした。必死に堪える姿が子どもみたいで、いつもの近寄りがたいほど綺麗な顔とかけ離れていて小さく吹き出してしまった。
「なんで! 人が真面目に話してるのに……!」
「ごめん、ごめん」
きっと俺の知らないところで沢山辛い思いをしてきたのだろう。例え、それがトナミの意志で自業自得でも、今目の前にいるトナミは傷付いて泣きそうな顔をしている。
そんなトナミにマイナスの感情は持てなかった。
「まぁ……やっぱり、とりあえず帰るぞ」
「ゼン、オレの話聞いてた? ゼンをカモにするつもりで近付いたんだよ? 名前も知らないような男に媚びて生きてきたんだよ? 気持ち悪いって思わない?」
「いや、別に」
トナミがどんな生き方をしてきたか知ったところで、トナミのことを気持ち悪いなんて一つも思わなかった。
「ゼンみたいに立派に働いてるわけじゃないし……」
あ、と俺は閃いた。
トナミはやけに仕事に関してコンプレックスを抱いているような口ぶりだった。
そういうことなら。
「じゃあ、本格的に俺の店で働けばいいだろ」
「え……?」
「仕事のことで自分を卑下してるなら、その仕事を変えればいいだけの話だろ」
「そんなこと簡単に言ったって……オレは、経験も無いし、技術だって……」
「俺が教える。初めは誰だって経験なんかない。トナミなら出来るよ」
「でも…………」
中々に頑固なんだな、とトナミの新たな一面に苦笑した。軽いノリで生きていそうなのに、本当に重要なことを決める時は尻込みする。そんなトナミだから信用できると思った。
「今なら暮らせる家も付いて、まかない……は作ってもらえたら助かるけど、俺もなるべく頑張るし。中々好条件だと思うけど」
トナミの顔が堪えきれないようにくしゃっと潰れた。それを合図に俺はトナミの頭を撫でた。
「だから、一緒に帰ろう」
俺はトナミに向かって手を伸ばした。
トナミは小さく二回頷いて、俺の手にひかえめに触れた。
「なんか……プロポーズみたい」
元気が戻り始めたのか、またいつもの軽口を言い出した。いつもの様子にホッとする。
「違うな、これは採用面接だ」
「ノってくれたっていいでしょ、ケチ」
「そういうのは軽々しく言わない主義なんで」
「ゼンはプロポーズの時もサプライズ用意しそうだよね。薔薇の花束とか買っちゃって」
「う、」
「図星だ? 薔薇の花束の本数の意味まで気にかけれるくせに、その花束をどうやって持ち帰るのかまでは考えてないタイプだと思ってた!」
そういえば、薔薇の花束の本数の意味は調べたことはあったが、渡した後のことは考えたことがなかった。
まさに図星をつかれ、言葉に詰まる。
恥ずかしくなって居心地が悪くなった俺は立ち上がった。
「俺はもう帰る」
「じゃあオレも帰ろ」
すぐにトナミも立ち上がって俺の横にピッタリとくっ付いた。
「ちょっと、離れろよ歩きづらい」
「まだ、震えが止まんないんだってば」
そう言うが、トナミの顔はもういつものように輝いていて、足取りも軽快だ。
俺は悪くない思いで、隣を歩くトナミを見ながら小さく笑った。
「うん、ごめんね、驚かせちゃって」
「大丈夫、ナナくんは俺のためを思って止めてくれたんだよね? 俺には家庭があるからこれ以上はマズイって。でもそんな心配しなくて大丈夫だよ」
ジャリ、とマサシが一歩トナミに近づいた。
「マサシさん、する前に俺と約束して」
「なに? ナナくんのおねだりなら何でも聞いちゃうよ?」
「もうあの店に来ないで。近くにも寄らないで……!」
「ん~、あの辺の商店街、家族で行くことが多かったから行かないと不便になるんだけど……まぁしょうがないよね、俺とナナくんの秘密がバレちゃうと困るしね」
あの店? それに秘密ってなんだ?
大きくなっていく胸騒ぎがどんどん形を現し始める。
「うん。二人だけの秘密。だからバレちゃ駄目」
甘えるような声なのに、俺には怯えているように聞こえた。
「ナナくんと店以外でするの、夢だったんだよね! ほら、お忍びデートみたいじゃない?」
「…………そうかも」
「ナナくんアフター誘っても絶対にうんって言ってくれなかったでしょ? 美味しいお店とか色々調べてたのに」
「…………ごめんね」
「今日も、終わったらご飯行こうよ! 俺が奢ってあげるから!」
「…………」
とうとうトナミは黙ってしまった。
一人だけテンションの高いマサシは鼻息荒く、何が食べたい? 個室がいいかな? などと喋り続けている。
「あ、ごめんね、一人で盛り上がっちゃって。ナナくんはもうしたいって顔してるのに」
マサシの言葉にトナミはビクッと身体を揺らした。明らかに動揺しているのに、構わずマサシは距離を詰め始めた。トナミは呼吸をするのがやっとの顔で今にも倒れてしまいそうなほど青い顔をしている。対して、ようやく建物の陰から顔を出したマサシの表情はいやらしく歪んでいた。
その顔を見た瞬間、俺の中で何かが切れる音がした。なんの考えもなく二人の前に飛び出し、強引にトナミを抱き寄せる。一瞬呆けたような顔をしていたマサシだったが、次の瞬間には顔を真っ赤にして食ってかかってきた。
「なんだよお前!?」
「お前こそ何?」
俺の腕の中で震えるトナミの恐怖が俺を勢い付かせる。
「俺はナナくんの、か、彼氏だよ!」
「え、そんなはずないけど」
ごめん、そう思いながらも止まらなかった。
震えるトナミの顔を出来るだけ優しく持ち上げて唇に触れる。感触が分かる間も無く直ぐに離す。トナミは大きな目で俺を見つめていたが、何も言わなかった。
「コイツの本命俺だから」
「ハァ!? なんだよそれ!? 聞いてないぞ!?」
「そういうことだから、もう帰ってもらっていい?」
「~~~~~~っっ」
怒りが収まらないのか、地団駄を踏みそうな勢いでマサシは顔を更に赤くしている。
そんな様子を見ても相変わらずトナミは何も喋らなかったが、身体の震えは止まっていた。俺は安心させるように背中をさすった。
「そんな顔しか能がないクソビッチこっちから願い下げだよ! お前以外の男とも寝てるようなやつとよく付き合うような気になったな! 気持ち悪い!」
出来る限りの罵詈雑言を吐き散らし、マサシは逃げていった。結局どこの誰だか分からなかったが、あの様子だと、今後トナミには近づくことはないだろう。
トナミは急に力が抜けたのか、その場に座り込んだ。俺はしゃがんで小刻みに震えているトナミの背中を撫で続けた。
どのくらいそうしていただろうか。トナミがポツポツと言葉を発し始めた。
「ごめん、ゼン……」
「いや、むしろ、勝手について来ちゃったのは俺だし……それに、強引にキスとか……」
冷静になって思い返せばとんでもないことをしてしまったと頭を抱えた。昼間に拒絶されたばかりなのに、トナミの気持ちを考えずに触れてしまった後悔が押し寄せる。
「あれってさ、」
「本当にごめん! どうにか助けようと思ったら混乱しちゃって無理矢理あんなことを……」
「なんだ。そうだよね」
「?」
「何でもない」
トナミはか細い声で返事をした。
期待を裏切られた時のような目で俺を見る。
「とりあえずさ、家に帰っ──」
「オレの話、聞きて欲しいんだけど」
「うん。だから、家で……」
「今、ここで。それから家に帰るか決めて」
どういう意図でトナミがそう言ったのか分からなかったが、俺はトナミの話を聞くことにした。壁際に寄り、肩を並べて座る。トナミの肩が俺の二の腕に当たり、改めてトナミの華奢で頼りない身体を実感する。
「オレさ、ずっと男に身体売って暮らしてて」
一言目から衝撃だった。俺と生きてきた世界と違いすぎて言葉が出なくなる。
「家も服も全部お客さんを頼ってたんだよね。泊まらせてもらう代わりにセックスして、何でも言うこと聞いて。だからあの日、バーでゼンに声をかけたのも、そういう目的だったんだ」
「…………」
「今日いた男はオレの客でね。ちょっと執着が異常っていうか、色々あって、オレが耐えられなくなっちゃって逃げ出したんだけど、」
声が微かに震え出す。辛いならやめてもいいと止めようと思ったが、トナミの意志を尊重することにした。
「昨日、店番している時にたまたま見つかっちゃって。今日ここに来なかったらまた店に行くって言われて、それでオレ…………ゼンにバレるのも、迷惑、かけるのも、どっちも……こわ、くて……」
最後の方はほぼ吐息になっていた。
俺がトナミの頭を撫でると、トナミは泣きそうな顔をした。必死に堪える姿が子どもみたいで、いつもの近寄りがたいほど綺麗な顔とかけ離れていて小さく吹き出してしまった。
「なんで! 人が真面目に話してるのに……!」
「ごめん、ごめん」
きっと俺の知らないところで沢山辛い思いをしてきたのだろう。例え、それがトナミの意志で自業自得でも、今目の前にいるトナミは傷付いて泣きそうな顔をしている。
そんなトナミにマイナスの感情は持てなかった。
「まぁ……やっぱり、とりあえず帰るぞ」
「ゼン、オレの話聞いてた? ゼンをカモにするつもりで近付いたんだよ? 名前も知らないような男に媚びて生きてきたんだよ? 気持ち悪いって思わない?」
「いや、別に」
トナミがどんな生き方をしてきたか知ったところで、トナミのことを気持ち悪いなんて一つも思わなかった。
「ゼンみたいに立派に働いてるわけじゃないし……」
あ、と俺は閃いた。
トナミはやけに仕事に関してコンプレックスを抱いているような口ぶりだった。
そういうことなら。
「じゃあ、本格的に俺の店で働けばいいだろ」
「え……?」
「仕事のことで自分を卑下してるなら、その仕事を変えればいいだけの話だろ」
「そんなこと簡単に言ったって……オレは、経験も無いし、技術だって……」
「俺が教える。初めは誰だって経験なんかない。トナミなら出来るよ」
「でも…………」
中々に頑固なんだな、とトナミの新たな一面に苦笑した。軽いノリで生きていそうなのに、本当に重要なことを決める時は尻込みする。そんなトナミだから信用できると思った。
「今なら暮らせる家も付いて、まかない……は作ってもらえたら助かるけど、俺もなるべく頑張るし。中々好条件だと思うけど」
トナミの顔が堪えきれないようにくしゃっと潰れた。それを合図に俺はトナミの頭を撫でた。
「だから、一緒に帰ろう」
俺はトナミに向かって手を伸ばした。
トナミは小さく二回頷いて、俺の手にひかえめに触れた。
「なんか……プロポーズみたい」
元気が戻り始めたのか、またいつもの軽口を言い出した。いつもの様子にホッとする。
「違うな、これは採用面接だ」
「ノってくれたっていいでしょ、ケチ」
「そういうのは軽々しく言わない主義なんで」
「ゼンはプロポーズの時もサプライズ用意しそうだよね。薔薇の花束とか買っちゃって」
「う、」
「図星だ? 薔薇の花束の本数の意味まで気にかけれるくせに、その花束をどうやって持ち帰るのかまでは考えてないタイプだと思ってた!」
そういえば、薔薇の花束の本数の意味は調べたことはあったが、渡した後のことは考えたことがなかった。
まさに図星をつかれ、言葉に詰まる。
恥ずかしくなって居心地が悪くなった俺は立ち上がった。
「俺はもう帰る」
「じゃあオレも帰ろ」
すぐにトナミも立ち上がって俺の横にピッタリとくっ付いた。
「ちょっと、離れろよ歩きづらい」
「まだ、震えが止まんないんだってば」
そう言うが、トナミの顔はもういつものように輝いていて、足取りも軽快だ。
俺は悪くない思いで、隣を歩くトナミを見ながら小さく笑った。
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