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永遠の0
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純平side
「ここは…どこだで?」
目を覚ますと俺は真っ白で何もない空間にいた。
とりあえず立ち上がってあたりを見渡していると突然後ろから声をかけられた。
「ようこそ、純平君」
振り返るとそこには光り輝く人影があった。
「うわっ、眩しい!」
思わず目をつぶる純平。
「すまないね、この光は私と私を見つめる人間の神格の差があればあるほど眩しくなるんだ。」
「神格の差?」
「ああ、私に呼ばれるような人間は神になれる素質を持っている人間が多いから、そこまで眩しくはならないはずなんだが…」
とてつもない光の中で自分の腕を見ながら人影が話す。
「どうやら君とは少し差がありすぎたようだね」
「よく分からんけど、俺には神になる素質がある。そして君は俺の大ファンってことでいいかな?」
「どこをどう勘違いしたらそういう結論になるんだ!?そして私は神だ。神様だ。断じて君の大ファンなどではない!」
か、神様!?まじかよ!俺神様にも名前知られてるのか!
まぁmogurarとしてずっと活動してきたからなぁ。
でも何で神様が俺の前に?
「とりあえず、君に今の状況を説明してあげるためだよ」
心を読まれた!?あと、説明って何のことだ?
「まぁ一応神だからね。心を読むなんて簡単だよ。説明することは大きく分けて二つ。君の職業、そしてスキルについてだ」
え?俺無職なんやけど。っていうかスキル?
「なりたい職業は【魔法使い】じゃないのかい?確かそう書いてた気がするが」
「あ!あのアンケートですか?」
「そうそう。やっぱり合ってたんだね。良かったよ、今から修正はできないからね。じゃあ説明するね。この世界における君の職業は魔法使いだ。堂々と魔法使いを名乗っていいぜ」
魔法使いって…火とか水とか操れるんですかい!?
「いや、魔法使いとは言っても何でも出来る魔法使いは存在しないんだ。火なら火だけ。水なら水だけ。一人につき使える魔法は大抵一つか二つだ。この辺は魔力の量や質によって上下するけどね」
魔力!?じゃあ神に選ばれた俺はとんでもない魔力を持っているのか?
それとも今から好きなチート能力をくれるのか?
「いや、君に魔力はない」
…………………………………は?
「ついでに言うとあげるつもりもない」
いやいや!?おかしいでしょ!
じゃあなんでここに呼ばれたの!?つーかそもそも何でこの世界に転移させたの!?
「…………………3chという掲示板で君のスレがめっちゃ伸びてたからつい」
でも全くないわけじゃないんだろ!?魔法使いなんだから!
「全くないよ。伸びしろもない。0だ、永遠の0」
「じゃあ魔法使いじゃないじゃん!」
俺は力の限り叫んだ。
「君、今何歳?」
あ?なんだよ急に。ほんと萎えてんのに…
俺は32歳だがなんか関係あんのか?
「君、女性経験は?」
無いに決まってんだろ!ふざけやがって…ってあれぇ?
「気づいたようだね、魔法使いというのはそういう意味だ。」
ふざけんなぁぁぁぁ!こんなのってアリ?おかしくね?
異世界転移したのにあんまりだよ!こんなのってないよ!
「まぁ落ち着くんだ、それではあまりにも可哀相だからスキルをあげたんじゃないか」
スキル?そうだ!スキルの説明をあくしろ!
「君のスキルの名は【俺ONA民】」
オロ〇ミン?なんかどっかで聞いたような名前だな…
効果はどんな感じなんだ?
「まぁ、簡単に言うと自分の言葉に特殊な力を付与する能力…かな?ちなみにこの能力を退けることのできるものはない。どんな人間だろうと、魔物だろうと、神である僕にさえその力は有効だ」
特殊な能力を付与?何を言っているかわからないぞ?
「君は障害を持っているからね。理解できまい」
私は知的障害者ではありません。
言い忘れていたが、と神が付け加える。
「スキルの使用には詠唱が必要だ。使いたいときは歌を歌え、どんな歌でも構わん。イメージさえ出来ればいい。慣れれば歌も必要なくなるだろう。そしてスキルを使えるのは君が魔法使いである間だけだ」
じゃあな、そういって神は消え、白い空間は崩れ去る。
次に純平が目を覚ました時、見えたのは寝る前に見たボロボロの天井だった。
「ここは…どこだで?」
目を覚ますと俺は真っ白で何もない空間にいた。
とりあえず立ち上がってあたりを見渡していると突然後ろから声をかけられた。
「ようこそ、純平君」
振り返るとそこには光り輝く人影があった。
「うわっ、眩しい!」
思わず目をつぶる純平。
「すまないね、この光は私と私を見つめる人間の神格の差があればあるほど眩しくなるんだ。」
「神格の差?」
「ああ、私に呼ばれるような人間は神になれる素質を持っている人間が多いから、そこまで眩しくはならないはずなんだが…」
とてつもない光の中で自分の腕を見ながら人影が話す。
「どうやら君とは少し差がありすぎたようだね」
「よく分からんけど、俺には神になる素質がある。そして君は俺の大ファンってことでいいかな?」
「どこをどう勘違いしたらそういう結論になるんだ!?そして私は神だ。神様だ。断じて君の大ファンなどではない!」
か、神様!?まじかよ!俺神様にも名前知られてるのか!
まぁmogurarとしてずっと活動してきたからなぁ。
でも何で神様が俺の前に?
「とりあえず、君に今の状況を説明してあげるためだよ」
心を読まれた!?あと、説明って何のことだ?
「まぁ一応神だからね。心を読むなんて簡単だよ。説明することは大きく分けて二つ。君の職業、そしてスキルについてだ」
え?俺無職なんやけど。っていうかスキル?
「なりたい職業は【魔法使い】じゃないのかい?確かそう書いてた気がするが」
「あ!あのアンケートですか?」
「そうそう。やっぱり合ってたんだね。良かったよ、今から修正はできないからね。じゃあ説明するね。この世界における君の職業は魔法使いだ。堂々と魔法使いを名乗っていいぜ」
魔法使いって…火とか水とか操れるんですかい!?
「いや、魔法使いとは言っても何でも出来る魔法使いは存在しないんだ。火なら火だけ。水なら水だけ。一人につき使える魔法は大抵一つか二つだ。この辺は魔力の量や質によって上下するけどね」
魔力!?じゃあ神に選ばれた俺はとんでもない魔力を持っているのか?
それとも今から好きなチート能力をくれるのか?
「いや、君に魔力はない」
…………………………………は?
「ついでに言うとあげるつもりもない」
いやいや!?おかしいでしょ!
じゃあなんでここに呼ばれたの!?つーかそもそも何でこの世界に転移させたの!?
「…………………3chという掲示板で君のスレがめっちゃ伸びてたからつい」
でも全くないわけじゃないんだろ!?魔法使いなんだから!
「全くないよ。伸びしろもない。0だ、永遠の0」
「じゃあ魔法使いじゃないじゃん!」
俺は力の限り叫んだ。
「君、今何歳?」
あ?なんだよ急に。ほんと萎えてんのに…
俺は32歳だがなんか関係あんのか?
「君、女性経験は?」
無いに決まってんだろ!ふざけやがって…ってあれぇ?
「気づいたようだね、魔法使いというのはそういう意味だ。」
ふざけんなぁぁぁぁ!こんなのってアリ?おかしくね?
異世界転移したのにあんまりだよ!こんなのってないよ!
「まぁ落ち着くんだ、それではあまりにも可哀相だからスキルをあげたんじゃないか」
スキル?そうだ!スキルの説明をあくしろ!
「君のスキルの名は【俺ONA民】」
オロ〇ミン?なんかどっかで聞いたような名前だな…
効果はどんな感じなんだ?
「まぁ、簡単に言うと自分の言葉に特殊な力を付与する能力…かな?ちなみにこの能力を退けることのできるものはない。どんな人間だろうと、魔物だろうと、神である僕にさえその力は有効だ」
特殊な能力を付与?何を言っているかわからないぞ?
「君は障害を持っているからね。理解できまい」
私は知的障害者ではありません。
言い忘れていたが、と神が付け加える。
「スキルの使用には詠唱が必要だ。使いたいときは歌を歌え、どんな歌でも構わん。イメージさえ出来ればいい。慣れれば歌も必要なくなるだろう。そしてスキルを使えるのは君が魔法使いである間だけだ」
じゃあな、そういって神は消え、白い空間は崩れ去る。
次に純平が目を覚ました時、見えたのは寝る前に見たボロボロの天井だった。
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