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31、申し訳……。
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防御、結界をはりながらドムドーム団長が
率いる複数の騎士団は、空から舞い降りる
異様な光景につい見入ってしまった。
ワインレッド色のワンピースを着た
黒のケモ耳の獣人族?と黒いスラッとした
ズボンに身体に沿うようなシンプルな
シャツ、そしてフリフリのエプロンに
うさぎの耳、そして眼帯をした獣人族?の
男性2人に、黒い羽根をまとった黒髪に
黒い瞳の少年がいた。
「……黒い天使がいる。」
「いや、あの子は鳥の獣人族じゃないのか?」
「可愛い。」
「……。」
騎士団の団員はヒソヒソと話していた。
「何者だ?」
ドムドームは一瞬テルに見惚れてしまった
様だったがいち早く立ち直り問いかけた。
「お前たちが、私たちを"敵"だと
思っているかどうかはわからないが
せっかく、ワイバーンとか他の魔物を
狩ってたのに…これは返すよ。」
ビュッ、ビュッ
ウサミはドムドームの足元ギリギリに
矢を投げ返した。
足元ギリギリに刺さった矢を身動きせず
矢とウサミを見たドムドームだった。
「すまなかった。魔物狩りの最中とは
知らず悪かった。」
「私たちもアイツらと同類扱いしたのかしら?」
「……確認不足ですまなかった。」
「何人か見知った顔がいるけれど、
もしあなたたちが放った矢がこの子に
当たったらどうするつもりだったのかしら?」
ハゲミママとウサミの口撃にドムドーム団長と
矢を放った者たちは小さくなり
ひたすら謝っていた。
「マモノのお店ハキダメに来てくれたら
許してあげるわ。」
話にならないと判断したハゲミママと
ウサミは早々に話を切り上げ、テルを
お姫様抱っこしたまま空のお散歩しようとした。
「まっ、待ってくれ!!」
「魔物と思い矢を放ってしまったのも
申し訳ないが、厚かましいのは
重々承知の上で頼み、いやお願いがあるんだ。」
ドムドームはハゲミママとウサミ、あと
なぜだかテルに視線を向けながら内容を話した。
今回の討伐で1番の戦力だったオレオールが
怪我で先に馬車で本部に送った事、
残りの魔物を倒したものの予想以上に
怪我人や重傷者も多く、足となってる
馬も数頭やられたそうだ。
早々に切り上げ、重傷者を近くの町に
待機させてるとの事だった。
「早い話が、重傷者とあなた達を
王都にある騎士団本部に運んで欲しいって
事かしら?」
「ああ、その通りだ。」
「対価は何かしら?」
「対価……。」
「そう、移動費やそのほか諸々、私たちが
あなた達を助ける事になるんだけど
私たちはあなた達を助けても何の得にもならないし
これ以上牙をむけられたら、私たちは
ただ単に損するだけよねっ?!」
「お金って事か?」
「私たちがお金欲しがってるように
みえてるのね。残念だわ。」
ハゲミママは笑みを浮かべたままだったが
悲しそうなのに怒ってるようにもみえた。
「俺た…私たちは騎士団とは違い
ただの平民だ。空中散歩出来る魔力は
そこそこあるが、騎士団の移動に
使われる筋合いはないし、敵扱いで
矢を放たれたのに助ける義理もない。」
「……っ。」
ウサミの言葉にドムドーム団長たちは
項垂れた様子だった。
「あの~、質問いいですか?」
テルの声が響いた。
「テルちゃんどうしたのかしら?」
ハゲミママが優しい笑顔をテルに向けた。
「あ、あの騎士団さん達が着ているモノ
オレオールさんが着ていたモノに
似てるんですが、騎士団さんたちは
オレオールさんの知り合いか、仕事
仲間なんですか?」
「!!」
赤、青、黒、紺色の騎士服を身につけた者や
日本でいた頃のコスプレイヤーだと思っていた、
オレオールさんと似た鎧を着ている人も
いたのでもしかしたら仕事仲間なのかもと
テルは思ったのだ。
もし、オレオールさんと敵対してるとこ
だったらどうしようと怖々聞いたのだった。
「天使…いや、君はオレオールを知っているのか?」
「テルちゃんの質問を質問でかえすなんて
ちょっと何だか酷いわね。」
「……。」
顔つきが険しくなったドムドーム団長に
テルは勘違いした。
やはり、オレオールさんと敵対する
騎士団なのかもしれない、と。
「オレオールを知ってるのか?!」
「……オレ、何も……服や鎧、
本物なんですよね……。」
「……?模造刀やナマクラじゃあ、魔物討伐
出来ないからな。騎士団は基本、
本物の武器と防具だ。……君は…」
「テルちゃん、あなたはどうしたいの?」
ドムドーム団長がしゃべっていたが
ハゲミママはテルの耳元で問いかけた。
「もし(オレオールさんの)知り合いや
仲間なら助けてあげたいし、敵なら……」
「敵なら倒すか、消し炭にすればいい。」
「ちょっとウサミ、本当にそうだとしても
そんな過激な事、私の可愛いテルちゃんに
吹き込まないで。テルちゃんに見えない所で
こっそり消せばいいだけだから、ねっ!」
ゾクッ
「……消し炭。」
「……て、敵ではない!!そんな
恐ろしい事言わないでくれ!!」
テルが心の中で思った事を騎士団の人たちは
そのまま声に出して伝えていた。
***
馬車で2日の距離の町にテルたちはいた。
魔物討伐に志願した20数名の騎士団と
冒険者たちのほとんどの者が怪我をし
そのうち5名が重軽傷を負ったのだ。
町の教会で治療してもらってはいたが
骨折や深い傷を完全に治せる
治療魔法を使える者が居なかった。
「さらわれたドワーフ族の秘蔵っ子
"テル様"がお作りになる幻の回復薬があれば
よかったが、未だに行方知れずのまま
捜査してるが手がかりもない……。」
「……。」
ドワーフ族の秘蔵っ子?テル様?
えっ?この人たち何言ってるの?
いやいや俺、秘蔵っ子とか
ドワーフ族じゃないしテル様?って
なんで様付けなの?どこぞのテル様なんだ?
しかも幻の回復薬?
味見したけど、俺が作った薬というか
回復薬は、日本にいた頃の栄養ドリンクの味を
イメージしてたから、それに似た味になっている。
なかなかの出来栄えだけどアレって、
疲れが取れるドリンクで体力が気休めに
回復するものであって、傷や骨折とか
深い傷は治せないですよ?
怪我をして飲んだわけじゃないから
わからないけど、ジュースがわりに
飲んでたんだけどなぁ。
あと、ドワーフ族のマルチダお母さんと
ハゲミママたちは仲良いし、マモノのお店
ハキダメの裏庭の畑と、ドワーフ族の
洞窟の畑、俺両方行ったり来たりしてるよ?
マモノのお店ハキダメのオネェ様方なんか
ドワーフ族の洞窟の吹き抜けになってる
お風呂に喜んで入ってるもんね。
化粧とれたら、どう見てもオニイサンだけどね。
さらわれて行方知れずになってたのって
俺だよね?たしかにウサミさんに
さらわれたけど、別に嫌な事
されたわけじゃないし、すぐに
マルチダお母さんたちに会えたし……あれ?
さらわれて、行方知れずのテル様って、俺?!
「幻の回復薬って、幻なの?」
「へっ?」
「テル様って、さらわれて行方知れずなの?」
「そうだ、捜索願いがだされてる。」
「誰がだしてるの?」
「んっ?捜索願いは、騎士団と3公爵様と
宰相様の連盟だ。」
「ドワーフ族からは出てないって事だよね!」
「ん、あぁ…あっ?」
「ドワーフ族の秘蔵っ子なのに、ドワーフ族から
捜索願いは出されてないの変に思わないの?」
俺はハゲミママとウサミさんと目を合わした。
「テルちゃんがいいなら、私はかまわないわよ。」
「俺もだ。」
「ありがとう、ハゲミママ、ウサミさん。」
深呼吸を何度かして、騎士団の団長
ドムドームさんに向き合った。
「俺、秘蔵っ子でもないし行方知れずにも
なってないし、あと…幻の回復薬?
幻じゃないと思うよ?最近は、色々あったし
回復薬?作る暇がなかっただけだよ。」
「へっ?」
「そういえば、最近作った物…売りに
行ってないなあ。」
団長をはじめ騎士団や冒険者たちは
ポカンとした表情をらした。
「俺の名前は、テル。ドワーフ族でも
ハゲミママのとこのお店の従業員でもないよ。
マルチダお母さんが家族の様に
俺を扱ってくれてるだけで、本当の親子でも
ないからね。」
「……。」
「捜索願い、もういらないと思うよ?」
「……。」
しばらくの間、騎士団と冒険者たちから
声を上げる者はいなかった。
結局、騎士団と冒険者20数名のうち
重軽傷者を含む14人は王都に戻る事を
希望し、それ以外の者は町の冒険者
ギルドから討伐の達成と報酬をもらい
解散となった。
ハゲミママとウサミさんと俺、そして
重軽傷者で一旦王都にあるウサミさんの
懇意にしてるお店に着いた。
お店にはハキダメの様なオネェ様方が
数名おり、「新規のお客様になってくれるかもよ。」
とウサミさんがいうと
「いっちょ、ヤッてやるか。」
「おう、私たちのトリコにしてヤルわ。」
というふうな、少し変わった意気込みの
オネエ様方と共に、騎士団と冒険者たち
14名は無事?王都にたどりついたのだった。
テルは、ドワーフ族とマモノのお店ハキダメの
畑から薬草を摘み、回復薬を作っていた。
そして、重軽傷者とオレオールさんに
渡す様にお願いしたのだった。
記憶を無くしたらしいオレオールさんに
会うのはテルにとって、なんとも言えない
気持ちでいっぱいだったのだ。
率いる複数の騎士団は、空から舞い降りる
異様な光景につい見入ってしまった。
ワインレッド色のワンピースを着た
黒のケモ耳の獣人族?と黒いスラッとした
ズボンに身体に沿うようなシンプルな
シャツ、そしてフリフリのエプロンに
うさぎの耳、そして眼帯をした獣人族?の
男性2人に、黒い羽根をまとった黒髪に
黒い瞳の少年がいた。
「……黒い天使がいる。」
「いや、あの子は鳥の獣人族じゃないのか?」
「可愛い。」
「……。」
騎士団の団員はヒソヒソと話していた。
「何者だ?」
ドムドームは一瞬テルに見惚れてしまった
様だったがいち早く立ち直り問いかけた。
「お前たちが、私たちを"敵"だと
思っているかどうかはわからないが
せっかく、ワイバーンとか他の魔物を
狩ってたのに…これは返すよ。」
ビュッ、ビュッ
ウサミはドムドームの足元ギリギリに
矢を投げ返した。
足元ギリギリに刺さった矢を身動きせず
矢とウサミを見たドムドームだった。
「すまなかった。魔物狩りの最中とは
知らず悪かった。」
「私たちもアイツらと同類扱いしたのかしら?」
「……確認不足ですまなかった。」
「何人か見知った顔がいるけれど、
もしあなたたちが放った矢がこの子に
当たったらどうするつもりだったのかしら?」
ハゲミママとウサミの口撃にドムドーム団長と
矢を放った者たちは小さくなり
ひたすら謝っていた。
「マモノのお店ハキダメに来てくれたら
許してあげるわ。」
話にならないと判断したハゲミママと
ウサミは早々に話を切り上げ、テルを
お姫様抱っこしたまま空のお散歩しようとした。
「まっ、待ってくれ!!」
「魔物と思い矢を放ってしまったのも
申し訳ないが、厚かましいのは
重々承知の上で頼み、いやお願いがあるんだ。」
ドムドームはハゲミママとウサミ、あと
なぜだかテルに視線を向けながら内容を話した。
今回の討伐で1番の戦力だったオレオールが
怪我で先に馬車で本部に送った事、
残りの魔物を倒したものの予想以上に
怪我人や重傷者も多く、足となってる
馬も数頭やられたそうだ。
早々に切り上げ、重傷者を近くの町に
待機させてるとの事だった。
「早い話が、重傷者とあなた達を
王都にある騎士団本部に運んで欲しいって
事かしら?」
「ああ、その通りだ。」
「対価は何かしら?」
「対価……。」
「そう、移動費やそのほか諸々、私たちが
あなた達を助ける事になるんだけど
私たちはあなた達を助けても何の得にもならないし
これ以上牙をむけられたら、私たちは
ただ単に損するだけよねっ?!」
「お金って事か?」
「私たちがお金欲しがってるように
みえてるのね。残念だわ。」
ハゲミママは笑みを浮かべたままだったが
悲しそうなのに怒ってるようにもみえた。
「俺た…私たちは騎士団とは違い
ただの平民だ。空中散歩出来る魔力は
そこそこあるが、騎士団の移動に
使われる筋合いはないし、敵扱いで
矢を放たれたのに助ける義理もない。」
「……っ。」
ウサミの言葉にドムドーム団長たちは
項垂れた様子だった。
「あの~、質問いいですか?」
テルの声が響いた。
「テルちゃんどうしたのかしら?」
ハゲミママが優しい笑顔をテルに向けた。
「あ、あの騎士団さん達が着ているモノ
オレオールさんが着ていたモノに
似てるんですが、騎士団さんたちは
オレオールさんの知り合いか、仕事
仲間なんですか?」
「!!」
赤、青、黒、紺色の騎士服を身につけた者や
日本でいた頃のコスプレイヤーだと思っていた、
オレオールさんと似た鎧を着ている人も
いたのでもしかしたら仕事仲間なのかもと
テルは思ったのだ。
もし、オレオールさんと敵対してるとこ
だったらどうしようと怖々聞いたのだった。
「天使…いや、君はオレオールを知っているのか?」
「テルちゃんの質問を質問でかえすなんて
ちょっと何だか酷いわね。」
「……。」
顔つきが険しくなったドムドーム団長に
テルは勘違いした。
やはり、オレオールさんと敵対する
騎士団なのかもしれない、と。
「オレオールを知ってるのか?!」
「……オレ、何も……服や鎧、
本物なんですよね……。」
「……?模造刀やナマクラじゃあ、魔物討伐
出来ないからな。騎士団は基本、
本物の武器と防具だ。……君は…」
「テルちゃん、あなたはどうしたいの?」
ドムドーム団長がしゃべっていたが
ハゲミママはテルの耳元で問いかけた。
「もし(オレオールさんの)知り合いや
仲間なら助けてあげたいし、敵なら……」
「敵なら倒すか、消し炭にすればいい。」
「ちょっとウサミ、本当にそうだとしても
そんな過激な事、私の可愛いテルちゃんに
吹き込まないで。テルちゃんに見えない所で
こっそり消せばいいだけだから、ねっ!」
ゾクッ
「……消し炭。」
「……て、敵ではない!!そんな
恐ろしい事言わないでくれ!!」
テルが心の中で思った事を騎士団の人たちは
そのまま声に出して伝えていた。
***
馬車で2日の距離の町にテルたちはいた。
魔物討伐に志願した20数名の騎士団と
冒険者たちのほとんどの者が怪我をし
そのうち5名が重軽傷を負ったのだ。
町の教会で治療してもらってはいたが
骨折や深い傷を完全に治せる
治療魔法を使える者が居なかった。
「さらわれたドワーフ族の秘蔵っ子
"テル様"がお作りになる幻の回復薬があれば
よかったが、未だに行方知れずのまま
捜査してるが手がかりもない……。」
「……。」
ドワーフ族の秘蔵っ子?テル様?
えっ?この人たち何言ってるの?
いやいや俺、秘蔵っ子とか
ドワーフ族じゃないしテル様?って
なんで様付けなの?どこぞのテル様なんだ?
しかも幻の回復薬?
味見したけど、俺が作った薬というか
回復薬は、日本にいた頃の栄養ドリンクの味を
イメージしてたから、それに似た味になっている。
なかなかの出来栄えだけどアレって、
疲れが取れるドリンクで体力が気休めに
回復するものであって、傷や骨折とか
深い傷は治せないですよ?
怪我をして飲んだわけじゃないから
わからないけど、ジュースがわりに
飲んでたんだけどなぁ。
あと、ドワーフ族のマルチダお母さんと
ハゲミママたちは仲良いし、マモノのお店
ハキダメの裏庭の畑と、ドワーフ族の
洞窟の畑、俺両方行ったり来たりしてるよ?
マモノのお店ハキダメのオネェ様方なんか
ドワーフ族の洞窟の吹き抜けになってる
お風呂に喜んで入ってるもんね。
化粧とれたら、どう見てもオニイサンだけどね。
さらわれて行方知れずになってたのって
俺だよね?たしかにウサミさんに
さらわれたけど、別に嫌な事
されたわけじゃないし、すぐに
マルチダお母さんたちに会えたし……あれ?
さらわれて、行方知れずのテル様って、俺?!
「幻の回復薬って、幻なの?」
「へっ?」
「テル様って、さらわれて行方知れずなの?」
「そうだ、捜索願いがだされてる。」
「誰がだしてるの?」
「んっ?捜索願いは、騎士団と3公爵様と
宰相様の連盟だ。」
「ドワーフ族からは出てないって事だよね!」
「ん、あぁ…あっ?」
「ドワーフ族の秘蔵っ子なのに、ドワーフ族から
捜索願いは出されてないの変に思わないの?」
俺はハゲミママとウサミさんと目を合わした。
「テルちゃんがいいなら、私はかまわないわよ。」
「俺もだ。」
「ありがとう、ハゲミママ、ウサミさん。」
深呼吸を何度かして、騎士団の団長
ドムドームさんに向き合った。
「俺、秘蔵っ子でもないし行方知れずにも
なってないし、あと…幻の回復薬?
幻じゃないと思うよ?最近は、色々あったし
回復薬?作る暇がなかっただけだよ。」
「へっ?」
「そういえば、最近作った物…売りに
行ってないなあ。」
団長をはじめ騎士団や冒険者たちは
ポカンとした表情をらした。
「俺の名前は、テル。ドワーフ族でも
ハゲミママのとこのお店の従業員でもないよ。
マルチダお母さんが家族の様に
俺を扱ってくれてるだけで、本当の親子でも
ないからね。」
「……。」
「捜索願い、もういらないと思うよ?」
「……。」
しばらくの間、騎士団と冒険者たちから
声を上げる者はいなかった。
結局、騎士団と冒険者20数名のうち
重軽傷者を含む14人は王都に戻る事を
希望し、それ以外の者は町の冒険者
ギルドから討伐の達成と報酬をもらい
解散となった。
ハゲミママとウサミさんと俺、そして
重軽傷者で一旦王都にあるウサミさんの
懇意にしてるお店に着いた。
お店にはハキダメの様なオネェ様方が
数名おり、「新規のお客様になってくれるかもよ。」
とウサミさんがいうと
「いっちょ、ヤッてやるか。」
「おう、私たちのトリコにしてヤルわ。」
というふうな、少し変わった意気込みの
オネエ様方と共に、騎士団と冒険者たち
14名は無事?王都にたどりついたのだった。
テルは、ドワーフ族とマモノのお店ハキダメの
畑から薬草を摘み、回復薬を作っていた。
そして、重軽傷者とオレオールさんに
渡す様にお願いしたのだった。
記憶を無くしたらしいオレオールさんに
会うのはテルにとって、なんとも言えない
気持ちでいっぱいだったのだ。
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