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25、次期公爵
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*フェニーチェ目線
私はハーフン家次期公爵とされるフェニーチェ
(オレオールの1番上の兄)である。
我が愛しい妻と私の間に2人の子宝を授かり
そのうちの1人は、約1年と少し前
大きな高魔力の衝撃とともにこの世に
誕生したのだった。
学生時代からの友人で商人・商業ギルドの
副長ドゥペールが"趣味"で魔道具を
作ってくれたのだが、友人価格だとか
お祝いだとか言ってまともに魔道具代を
受け取ってはくれなかった。
薄情な事に友人の好みなどがわからず
無難なワインや冒険者ギルドづてに
珍しい魔石や魔道具に必要そうなモノを
プレゼントしていた。
ドゥペールのおかげ、恐れていた
魔力暴走も起きず4歳になる長男とともに
すくすく成長している。
1歳を過ぎたあたりから目も髪色も
変わり始め黒っぽくなっていった。
闇の色。
ドゥペールが作った娘の為の魔道具、
その魔道具が作り上げる魔石は娘の
溢れた出た魔力を吸って闇属性の魔石に
なっていた。
娘が誕生した時、この国フェーリス国と
モジェ王国に高魔力の衝撃が走ったのだった。
公爵邸に強力な防御壁と娘を中心に
認識阻害の魔法をかけていた。
娘が生まれた時あまりの高魔力に驚き
ご先祖様が作ったとされる
魔道具で魔力と属性を調べると闇属性が
強く出たのだった。
よほどの事がない限り5歳で教会などで
属性や魔力を調べるのだが聖属性は教会、
闇属性は国に親元から引き離され
教会か国管理で教育されるのだった。
みんなが皆そうしていたから、仕方なく
子どもを手放さなければならないと
わかっていても5歳になってしまったら
娘が国に取られてしまう。
娘を手放したくない。
聖属性、闇属性、特殊な属性を持つ者を
確保し保護する名目だが、機密性が高く
どうやって生活しているのかはわからない。
悪い考えしか思い浮かばず、娘を
国には渡したくない、娘と離れたくないなど
そう考えていたら毎日どうしたらいいかも
分からず、娘の側から離れるのが惜しくなっていた。
公爵邸から出る事が極端に少なくなってしまった。
こんな事なら、娘の中から闇属性自体
無くなればいいのにとか、
欲しいやつにこの力くれてやりたい、
希少価値のある属性だと言われてるが
我が子には必要ない魔法属性だ、消えてしまえと
汚い言葉ばかり吐きそうになっていた。
父母は珍しく言い争い?をしていたかと
思えば翌日の夕刻から母はどこかに
出かけてしまったようだった。
父をともわないで夜会か?
あの万年新婚夫婦がまさかの浮気?と
思ったが母が出てから一刻もしないうちに
戻ってきた。だが、使用人も慌ただしくなり
珍しくざわついていた。
1歳を過ぎたレイラはそわそわし
なぜか嬉しそうにしていた。
客人が来ているので朝食はいつもより
大きなダイニングルームでとる
予定だったらしいが客人のうち1人は
昨夜から体調不良との事でまだ
部屋で休んでいるそうだ。
他の2人も貴族のマナーを知らないとか
もう1人の客人の体調を気にしてか
それぞれ部屋食になった。
昼前に顔合せをしたが、かなり
インパクトある2人だった。
初めて見る獣人族?から抑えているだろうが
かなりの魔力を感じた。
2人は父が捜査していたドワーフ族の
秘蔵っ子"テル様"の手がかりをつかみたくて
マモノのお店ハキダメに通っていたそうだ。
母は、こっそりじゃなく堂々と
調べたらいいとの事で、お店のママと会話し
捜査協力まで取り付けてきたのだった。
そして、お店の開店時間中、お店には
まだ出してないマモノのお店ハキダメの
秘蔵っ子扱いの"テル様"が何らかで
倒れたらしく、それを耳にした母が
強引に連れてきたそうだ。
お店のママと従業員、そしてお店の
秘蔵っ子"テル様"。
この秘蔵っ子"テル様"の魔力も
なかなかのモノだった。
お店のママと従業員は一度店に戻り
他の従業員に指示を出してくるそうだ。
お店の秘蔵っ子"テル様"はこのまま
預かるそうだ。
確かに可愛い子だが人族のわりには
かなりの高魔力、なんらかの混じりモノなのか?
「可愛い子ね。本当に女の子みたいね。」
「えっ?!」
「あらやだ。あなたまさか気づいて無かったの?」
「……いや、お…んなの子にしては
髪が短いとかズボンを履いていたとか
報告あったが……。」
「ふふっ、あのお店に出たら間違いなく
かなりの人気出そうね。」
「……。」
マモノはお店ハキダメ、ハゲミママとやらも
かなりのインパクトだが従業員もかなり
"マモノ"だと父が言っていた。
男にしか見えないが普通のお店では
ないのだろうか?
お酒も食事も美味しいらしいが
値段もそれなりに高いらしい。
「私にはよくわからないな。」
私の最愛である妻のマリーは
いつも以上にキレイで愛らしく笑った。
客人2人がお店に戻りしばらくした頃
父は書斎、母は以前からの約束での
茶会に出席していた。
時間に余裕があるのは引きこもり気味の
私だけだった。
最愛の積まれたマリーと子どもたちは
お昼寝などで席を外していた。
まだ気づかないお客人の部屋の窓辺で
ティーテーブルで簡単な書き物や
最低限の仕事をしていた。
「……。」
「また俺は……捨てられた、の?」
「?!」
この子は捨てられたのか?
ハーフ、混血児は両方の種族から
疎(うと)まれやすく、運が良ければ
孤児院、そうでなければ奴隷として
生きていく事が多いのが現状だった。
「……価値ない……殺して……。」
「……なぜ……生きてるの?」
この子に何が起きてしまったのかは
わからないが、涙を流しながら
うわ言を言う少女のような少年の頭を
撫で続けてしまっていた。
「………。」
再び落ち着いたのか、深く
ねむったようだった。
どれくらいの時間が経ったのかは
わからなかったが、いつのまにか
ティーテーブルに小さなクッキーと
紅茶が湯気を立てていた。
無言で頭を下げている執事が
静かに部屋を出て行った。
気配を感じたのだろうか?
視線を感じた方を向くと艶がある黒髪に
黒い瞳がこちらを見ていた。
「……オ、オレオール?!」
「……。」
この子はオレオールを知っているのか?
どういう知り合いだ?
我が弟に浮いた話しもなく、母が
仕掛けたお見合いもスルッとかわしたり
騎士としての仕事優先していた。
私のように最愛の妻と幸せな家庭を
築いてほしいが……。
「……幸せか。」
レイラの魔力は……。
1歳を過ぎてから一言二言と言葉が増え
4歳の長男と楽しげにおしゃべりしている。
「カ、カリカリメーラ?カリ、ニフタ?」
そうそう、こんな感じだ。
レイラと同じような発音で
"おはよう"と"おやすみ"と聞こえた。
「……プッ。」
我が子よりは大きい"子ども"だが
国が違うのか顔立ちも骨格自体
ちがうようだ。
妻に言われるまで男の子だと気づかなかった。
たどたどしく呟いたあと、寂しげな
黒い瞳は再び閉じられ寝息をたてていた。
オレオール、我が堅物で不器用な弟を知る
マモノのお店ハキダメの秘蔵っ子"テル様"。
久々に弟を呼び寄せようと思い、ペンを持った。
私はハーフン家次期公爵とされるフェニーチェ
(オレオールの1番上の兄)である。
我が愛しい妻と私の間に2人の子宝を授かり
そのうちの1人は、約1年と少し前
大きな高魔力の衝撃とともにこの世に
誕生したのだった。
学生時代からの友人で商人・商業ギルドの
副長ドゥペールが"趣味"で魔道具を
作ってくれたのだが、友人価格だとか
お祝いだとか言ってまともに魔道具代を
受け取ってはくれなかった。
薄情な事に友人の好みなどがわからず
無難なワインや冒険者ギルドづてに
珍しい魔石や魔道具に必要そうなモノを
プレゼントしていた。
ドゥペールのおかげ、恐れていた
魔力暴走も起きず4歳になる長男とともに
すくすく成長している。
1歳を過ぎたあたりから目も髪色も
変わり始め黒っぽくなっていった。
闇の色。
ドゥペールが作った娘の為の魔道具、
その魔道具が作り上げる魔石は娘の
溢れた出た魔力を吸って闇属性の魔石に
なっていた。
娘が誕生した時、この国フェーリス国と
モジェ王国に高魔力の衝撃が走ったのだった。
公爵邸に強力な防御壁と娘を中心に
認識阻害の魔法をかけていた。
娘が生まれた時あまりの高魔力に驚き
ご先祖様が作ったとされる
魔道具で魔力と属性を調べると闇属性が
強く出たのだった。
よほどの事がない限り5歳で教会などで
属性や魔力を調べるのだが聖属性は教会、
闇属性は国に親元から引き離され
教会か国管理で教育されるのだった。
みんなが皆そうしていたから、仕方なく
子どもを手放さなければならないと
わかっていても5歳になってしまったら
娘が国に取られてしまう。
娘を手放したくない。
聖属性、闇属性、特殊な属性を持つ者を
確保し保護する名目だが、機密性が高く
どうやって生活しているのかはわからない。
悪い考えしか思い浮かばず、娘を
国には渡したくない、娘と離れたくないなど
そう考えていたら毎日どうしたらいいかも
分からず、娘の側から離れるのが惜しくなっていた。
公爵邸から出る事が極端に少なくなってしまった。
こんな事なら、娘の中から闇属性自体
無くなればいいのにとか、
欲しいやつにこの力くれてやりたい、
希少価値のある属性だと言われてるが
我が子には必要ない魔法属性だ、消えてしまえと
汚い言葉ばかり吐きそうになっていた。
父母は珍しく言い争い?をしていたかと
思えば翌日の夕刻から母はどこかに
出かけてしまったようだった。
父をともわないで夜会か?
あの万年新婚夫婦がまさかの浮気?と
思ったが母が出てから一刻もしないうちに
戻ってきた。だが、使用人も慌ただしくなり
珍しくざわついていた。
1歳を過ぎたレイラはそわそわし
なぜか嬉しそうにしていた。
客人が来ているので朝食はいつもより
大きなダイニングルームでとる
予定だったらしいが客人のうち1人は
昨夜から体調不良との事でまだ
部屋で休んでいるそうだ。
他の2人も貴族のマナーを知らないとか
もう1人の客人の体調を気にしてか
それぞれ部屋食になった。
昼前に顔合せをしたが、かなり
インパクトある2人だった。
初めて見る獣人族?から抑えているだろうが
かなりの魔力を感じた。
2人は父が捜査していたドワーフ族の
秘蔵っ子"テル様"の手がかりをつかみたくて
マモノのお店ハキダメに通っていたそうだ。
母は、こっそりじゃなく堂々と
調べたらいいとの事で、お店のママと会話し
捜査協力まで取り付けてきたのだった。
そして、お店の開店時間中、お店には
まだ出してないマモノのお店ハキダメの
秘蔵っ子扱いの"テル様"が何らかで
倒れたらしく、それを耳にした母が
強引に連れてきたそうだ。
お店のママと従業員、そしてお店の
秘蔵っ子"テル様"。
この秘蔵っ子"テル様"の魔力も
なかなかのモノだった。
お店のママと従業員は一度店に戻り
他の従業員に指示を出してくるそうだ。
お店の秘蔵っ子"テル様"はこのまま
預かるそうだ。
確かに可愛い子だが人族のわりには
かなりの高魔力、なんらかの混じりモノなのか?
「可愛い子ね。本当に女の子みたいね。」
「えっ?!」
「あらやだ。あなたまさか気づいて無かったの?」
「……いや、お…んなの子にしては
髪が短いとかズボンを履いていたとか
報告あったが……。」
「ふふっ、あのお店に出たら間違いなく
かなりの人気出そうね。」
「……。」
マモノはお店ハキダメ、ハゲミママとやらも
かなりのインパクトだが従業員もかなり
"マモノ"だと父が言っていた。
男にしか見えないが普通のお店では
ないのだろうか?
お酒も食事も美味しいらしいが
値段もそれなりに高いらしい。
「私にはよくわからないな。」
私の最愛である妻のマリーは
いつも以上にキレイで愛らしく笑った。
客人2人がお店に戻りしばらくした頃
父は書斎、母は以前からの約束での
茶会に出席していた。
時間に余裕があるのは引きこもり気味の
私だけだった。
最愛の積まれたマリーと子どもたちは
お昼寝などで席を外していた。
まだ気づかないお客人の部屋の窓辺で
ティーテーブルで簡単な書き物や
最低限の仕事をしていた。
「……。」
「また俺は……捨てられた、の?」
「?!」
この子は捨てられたのか?
ハーフ、混血児は両方の種族から
疎(うと)まれやすく、運が良ければ
孤児院、そうでなければ奴隷として
生きていく事が多いのが現状だった。
「……価値ない……殺して……。」
「……なぜ……生きてるの?」
この子に何が起きてしまったのかは
わからないが、涙を流しながら
うわ言を言う少女のような少年の頭を
撫で続けてしまっていた。
「………。」
再び落ち着いたのか、深く
ねむったようだった。
どれくらいの時間が経ったのかは
わからなかったが、いつのまにか
ティーテーブルに小さなクッキーと
紅茶が湯気を立てていた。
無言で頭を下げている執事が
静かに部屋を出て行った。
気配を感じたのだろうか?
視線を感じた方を向くと艶がある黒髪に
黒い瞳がこちらを見ていた。
「……オ、オレオール?!」
「……。」
この子はオレオールを知っているのか?
どういう知り合いだ?
我が弟に浮いた話しもなく、母が
仕掛けたお見合いもスルッとかわしたり
騎士としての仕事優先していた。
私のように最愛の妻と幸せな家庭を
築いてほしいが……。
「……幸せか。」
レイラの魔力は……。
1歳を過ぎてから一言二言と言葉が増え
4歳の長男と楽しげにおしゃべりしている。
「カ、カリカリメーラ?カリ、ニフタ?」
そうそう、こんな感じだ。
レイラと同じような発音で
"おはよう"と"おやすみ"と聞こえた。
「……プッ。」
我が子よりは大きい"子ども"だが
国が違うのか顔立ちも骨格自体
ちがうようだ。
妻に言われるまで男の子だと気づかなかった。
たどたどしく呟いたあと、寂しげな
黒い瞳は再び閉じられ寝息をたてていた。
オレオール、我が堅物で不器用な弟を知る
マモノのお店ハキダメの秘蔵っ子"テル様"。
久々に弟を呼び寄せようと思い、ペンを持った。
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