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6、お出かけ
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この世界に来てもうすぐ1年。
あと数日で俺は21歳になる。
「私の可愛いテル、あの二人を
護衛に付けるから好きな服や
好きな食べ物買っておいで。」
マルチダお母さんに言われ俺は
初の人族の町にお出かけする事になった。
1年近く洞窟の家に引きこもっていたが
洞窟がかなり広くて違和感なく暮らしていた。
薄暗い洞窟に慣れた今、洞窟から
深い山?森に出た瞬間眩しく感じた。
3人でのお出かけは、黒のフード付きの
マントを着て腰には護身用の
短剣とナイフの中間の長さの物を
さしていた。気分は冒険者。
浮かれ気味であちこち見てたら
がっしり手を繋がれてしまった。
すっかりおのぼりさんになっていた。
「テディーさん、あれ何?」
「あれはオーク肉とコケッコ肉の
串焼きじゃな。いつもあの店の
串焼きを買ってるんじゃ。」
オーク肉は豚肉、コケッコ肉は鶏肉?
まさしく焼き鳥!!
それぞれの肉の塊は、人間の
赤ちゃんのにぎりこぶし位の大きさだった。
塊り肉が3つ刺さった串肉。
甘辛いタレがクセになる味。
俺にしたら少し大きいが美味しい
お肉でお気に入りだった。
俺と一緒に暮らす前は、塩味ベースか
ピリ辛の味付けのご飯が当たり前で
お酒も豪快に飲んでいたらしい。
今では、甘辛いタレもお気に入りらしく
わりと頻繁に食べていた。
「わしが作った保存バックがあるから、
皆の分もまた、たくさん買って行こう。」
「フレディーさん、テディーさん
ありがとう!!」
保存バック?もしかして
もしかするとあの、憧れのアイテムですか?
保温や保冷もバッチリで時間も止まって
作りたてホヤホヤのまま入れれる
夢のアイテム!!アレですよね?!
拡張機能もたぶん付いてるアレ!!
マジックバック!!
「すまんがオーク肉とコケッコ肉
なるべくたくさん欲しいんじゃが
どれだけ買えるんじゃ?」
「へいらっしゃい、すべて買ってくれるんなら
店じまいして焼き上がりに半刻(約1時間)
各100本ほどあるよ。」
「分かった、全て貰おう。出来上がった
串肉をこれにいれてくれ。」
「1本200ニャワンだが、いいのか?」
「んっ?都合悪いのか?」
「いや、200本以上だからえ~と
お金が2、ちがうなえ~と……。」
もしかしてこの人……。
「1本200ニャワンなら200本で
4万ニャワンだ。」
「ニイちゃん、大丈夫なのか?」
商売人だろ?っとテディーさんも
フレディーさんも言いたかったらしい。
ニイちゃん?何歳まで兄ちゃんと
呼ばれるのだろうか?
俺はもうすぐ21歳だが子ども扱い。
目の前の人は20歳後半に見える。
フレディーさんは自分の肩からかけ
バッグをゴソゴソし、縦20cm横30c m程の
大きな箱型の何かを出した。
電卓?
「いつも1本200ニャワンなのか?」
この前、洞窟の家で食べた串焼き肉より
少し大きい気がした。
「あぁ、実は計算がニガテで180ニャワン
から200ニャワンにしたんだ。肉も
少し大きくしたから大丈夫だと
思ったが、やはり高いのか?」
「いやそういうことじゃない。」
兄ちゃんとテディーさん、そして
フレディーさんは話していた。
「じ、実は…何度かだまされたんだ……。」
「………。」
そうだろうね、とはいえないけど
この人本当に大丈夫なのか?
「ニイちゃんは冒険者だろ?」
「メソメソすんなよ、ほれ
ニイちゃんこれやるから元気だして
串肉早く焼いてくれ。」
「ここに血を1滴垂らして本人登録したら
取られても戻ってくるようにした。」
ポカンとした顔のお店の人の目の前に
先程の箱と50本程串肉が乗りそうな
大皿を取り付けた物をフレディーさんは
プレゼントした。
「ま、ま、ま、魔道ぐぅ、こ、こ、こ
こんな高価な魔道具、俺は払えない。」
「あのなぁ、ニイちゃん?まさかお主
ワシが分からんのか?」
「えっ?」
えっ?知り合いなの?って顔してるけど
俺もそう思った。
「ここ1年で何度も利用してるし
そこそこ買ったしお互い自己紹介した
はずじゃが忘れられたかのぉー?」
「ま、まさか……。」
「フレディーとテディーじゃ。」
お店の人は何故か頭を下げる勢いだが
そのまま頭を下げると頭焦げるよ?
って早くお肉焼かないと……俺らが
来た時にもうすぐ焼けそうな串肉は
ほとんど炭になっていた。
串焼き肉の屋台の兄ちゃんは
"ニイ"という名前だった。
ニイちゃんも、ニイさんも
呼び方が違っても、"兄"(あに)という
意味に聞こえてしまうのは
気のせいなのか?
売る時に1本から100本まで乗せれる
お皿に焼けた串焼き肉を置くと、
お客さんにもわかりやすく
見えるようになっていた。
○本○○○ニャワンと
大きく表示されていた。
しかもギルドカードにも対応してるそうで
魔石にギルドカードをかざせば購入出来る
優れ物の魔道具だった。
まさしくレジ。
魔石は、お店の人でも簡単に交換して出来る
らしく、魔道具本体に登録した血と
新しく交換した魔石に足らす血が
一緒じゃないと作動しないらしい。
兄ちゃん専用魔道具、すごい!!
それにしても洞窟の家で食べてた
串焼き肉はここの物だったんだ。
その時もまとめ買いした2人は
計算が遅いのが気になったそうだ。
お互い自己紹介した時にお店の人は
冒険者ランクBで料理スキルを
持っているらしく、料理をするのが
楽しくなり色々な食材で色々
食べ物を作りお店を持ちた買ったらしい。
今では食材になる魔物を狩るために
冒険者の様なものらしい。
屋台ではなくちゃんとした店を
持ちたいらしいが、欠点があった。
計算が苦手。痛い欠点だった。
串焼きから丼物、色々な
アレンジ料理も出来るらしいが
値段が違ってくるので、さらに
計算が出来なくなるそうだ。
串焼きの形状や重さと値段は登録されたので
また、違う料理を売りたい時は
お皿に出来上がった料理を乗せ
電卓の様な並びの数字ボタンを押して
値段設定をし魔石に魔力を流すと
追加登録出来るようだ。
まさしくアレだ。
フレディーさんは魔道具の天才なの?
武器作りだけじゃないんだ。
後から聞いたら2人とも鉱石などの
採掘は趣味で、武器作りや小物作りは
暇つぶしらしい。
えっ?って感じで、本職はわからないらしい。
「……。」
やりたい事をやりたい時にするとの事だった。
ドワーフ族恐るべし。
あと数日で俺は21歳になる。
「私の可愛いテル、あの二人を
護衛に付けるから好きな服や
好きな食べ物買っておいで。」
マルチダお母さんに言われ俺は
初の人族の町にお出かけする事になった。
1年近く洞窟の家に引きこもっていたが
洞窟がかなり広くて違和感なく暮らしていた。
薄暗い洞窟に慣れた今、洞窟から
深い山?森に出た瞬間眩しく感じた。
3人でのお出かけは、黒のフード付きの
マントを着て腰には護身用の
短剣とナイフの中間の長さの物を
さしていた。気分は冒険者。
浮かれ気味であちこち見てたら
がっしり手を繋がれてしまった。
すっかりおのぼりさんになっていた。
「テディーさん、あれ何?」
「あれはオーク肉とコケッコ肉の
串焼きじゃな。いつもあの店の
串焼きを買ってるんじゃ。」
オーク肉は豚肉、コケッコ肉は鶏肉?
まさしく焼き鳥!!
それぞれの肉の塊は、人間の
赤ちゃんのにぎりこぶし位の大きさだった。
塊り肉が3つ刺さった串肉。
甘辛いタレがクセになる味。
俺にしたら少し大きいが美味しい
お肉でお気に入りだった。
俺と一緒に暮らす前は、塩味ベースか
ピリ辛の味付けのご飯が当たり前で
お酒も豪快に飲んでいたらしい。
今では、甘辛いタレもお気に入りらしく
わりと頻繁に食べていた。
「わしが作った保存バックがあるから、
皆の分もまた、たくさん買って行こう。」
「フレディーさん、テディーさん
ありがとう!!」
保存バック?もしかして
もしかするとあの、憧れのアイテムですか?
保温や保冷もバッチリで時間も止まって
作りたてホヤホヤのまま入れれる
夢のアイテム!!アレですよね?!
拡張機能もたぶん付いてるアレ!!
マジックバック!!
「すまんがオーク肉とコケッコ肉
なるべくたくさん欲しいんじゃが
どれだけ買えるんじゃ?」
「へいらっしゃい、すべて買ってくれるんなら
店じまいして焼き上がりに半刻(約1時間)
各100本ほどあるよ。」
「分かった、全て貰おう。出来上がった
串肉をこれにいれてくれ。」
「1本200ニャワンだが、いいのか?」
「んっ?都合悪いのか?」
「いや、200本以上だからえ~と
お金が2、ちがうなえ~と……。」
もしかしてこの人……。
「1本200ニャワンなら200本で
4万ニャワンだ。」
「ニイちゃん、大丈夫なのか?」
商売人だろ?っとテディーさんも
フレディーさんも言いたかったらしい。
ニイちゃん?何歳まで兄ちゃんと
呼ばれるのだろうか?
俺はもうすぐ21歳だが子ども扱い。
目の前の人は20歳後半に見える。
フレディーさんは自分の肩からかけ
バッグをゴソゴソし、縦20cm横30c m程の
大きな箱型の何かを出した。
電卓?
「いつも1本200ニャワンなのか?」
この前、洞窟の家で食べた串焼き肉より
少し大きい気がした。
「あぁ、実は計算がニガテで180ニャワン
から200ニャワンにしたんだ。肉も
少し大きくしたから大丈夫だと
思ったが、やはり高いのか?」
「いやそういうことじゃない。」
兄ちゃんとテディーさん、そして
フレディーさんは話していた。
「じ、実は…何度かだまされたんだ……。」
「………。」
そうだろうね、とはいえないけど
この人本当に大丈夫なのか?
「ニイちゃんは冒険者だろ?」
「メソメソすんなよ、ほれ
ニイちゃんこれやるから元気だして
串肉早く焼いてくれ。」
「ここに血を1滴垂らして本人登録したら
取られても戻ってくるようにした。」
ポカンとした顔のお店の人の目の前に
先程の箱と50本程串肉が乗りそうな
大皿を取り付けた物をフレディーさんは
プレゼントした。
「ま、ま、ま、魔道ぐぅ、こ、こ、こ
こんな高価な魔道具、俺は払えない。」
「あのなぁ、ニイちゃん?まさかお主
ワシが分からんのか?」
「えっ?」
えっ?知り合いなの?って顔してるけど
俺もそう思った。
「ここ1年で何度も利用してるし
そこそこ買ったしお互い自己紹介した
はずじゃが忘れられたかのぉー?」
「ま、まさか……。」
「フレディーとテディーじゃ。」
お店の人は何故か頭を下げる勢いだが
そのまま頭を下げると頭焦げるよ?
って早くお肉焼かないと……俺らが
来た時にもうすぐ焼けそうな串肉は
ほとんど炭になっていた。
串焼き肉の屋台の兄ちゃんは
"ニイ"という名前だった。
ニイちゃんも、ニイさんも
呼び方が違っても、"兄"(あに)という
意味に聞こえてしまうのは
気のせいなのか?
売る時に1本から100本まで乗せれる
お皿に焼けた串焼き肉を置くと、
お客さんにもわかりやすく
見えるようになっていた。
○本○○○ニャワンと
大きく表示されていた。
しかもギルドカードにも対応してるそうで
魔石にギルドカードをかざせば購入出来る
優れ物の魔道具だった。
まさしくレジ。
魔石は、お店の人でも簡単に交換して出来る
らしく、魔道具本体に登録した血と
新しく交換した魔石に足らす血が
一緒じゃないと作動しないらしい。
兄ちゃん専用魔道具、すごい!!
それにしても洞窟の家で食べてた
串焼き肉はここの物だったんだ。
その時もまとめ買いした2人は
計算が遅いのが気になったそうだ。
お互い自己紹介した時にお店の人は
冒険者ランクBで料理スキルを
持っているらしく、料理をするのが
楽しくなり色々な食材で色々
食べ物を作りお店を持ちた買ったらしい。
今では食材になる魔物を狩るために
冒険者の様なものらしい。
屋台ではなくちゃんとした店を
持ちたいらしいが、欠点があった。
計算が苦手。痛い欠点だった。
串焼きから丼物、色々な
アレンジ料理も出来るらしいが
値段が違ってくるので、さらに
計算が出来なくなるそうだ。
串焼きの形状や重さと値段は登録されたので
また、違う料理を売りたい時は
お皿に出来上がった料理を乗せ
電卓の様な並びの数字ボタンを押して
値段設定をし魔石に魔力を流すと
追加登録出来るようだ。
まさしくアレだ。
フレディーさんは魔道具の天才なの?
武器作りだけじゃないんだ。
後から聞いたら2人とも鉱石などの
採掘は趣味で、武器作りや小物作りは
暇つぶしらしい。
えっ?って感じで、本職はわからないらしい。
「……。」
やりたい事をやりたい時にするとの事だった。
ドワーフ族恐るべし。
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