浜薔薇の耳掃除

Toki Jijyaku 時 自若

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カコメーカコメ

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「あぁ、人間だ」

「人間だ、じゃないよ、こっちは君のいる世界じゃない」

松灰(まつばい)は対象に話しかけるが。

「私はそういうのは関係ないもん」

性格から危険度を判定、驚異の排除に動きます。

「じゃあ、始めようか」

「えっ?何する?何してもいいの?」

パン

発砲をするのだが、どうも松灰の銃は普通のものとも違うようだ。

キャハハハハハハ

狙われた対象者にのみ、そんな笑い声が聞こえている。

カコメーカコメ!

囲んだ相手には何をしてもいいと妖精たちにはは教えていた、そう、それは後から中に入った剣士勾飛(まがとび)である。

この二人はそんな信じられないことをしながらも、相手を討伐や拘束を行っていた。



「これはなんですか?」

「貝だよ」

「私には奇異に見えますね、ふふっ、おかしいですね、もう悔いは残さないつもりなのに、ケイさんと一緒にいるとね」

この時の表情に俺は恋をしている。


事務所には二人と一ザメ、人は松灰と勾飛で、サメは元レッドノーズのイチイ。今のCMが終わると。

「今が不況だと言うことがよくわかるかな」

「今のでですか?」

勾飛がどこで判断したのかが松灰にはわからない。

「河川ザメは人間が好き、特に日本人が好きなんで、経済が冷え込んで人間に元気がないと、何とかしようとするんだよ、今のは映画関係の新設されたコンテストの募集のお知らせなんだけども」

サメが裏で歯をカチカチさせているわけではないが、後援の企業がみんなサメ関係である。

「結構大きい企業もありますが、それこそ今年成長しているって話の」

「そこもじゃなかったかな、確か」

「サッ」

「そうみたいだね、元々は河川ザメのアイディアから生まれて、サービスが実装されたら、人間にとってすごい便利なんで、急成長をしたっていう、これで大分お金持ちになった人がいるんじゃないかな」

あれ?それどっかで聞いたことがありませんかね、どこぞの事務所で、とんでもない価値になった話があって、謎の大金が振り込まれる話あったよね?

「元々サメと人では考え方が違いすぎるんで、この間もイチイくんがお姉さんと、あれ、お買い得だからどうする?って話しはしてたからな」

「それは当たるんですか?」

「サッ」

二倍ぐらいになったよ。

「でもまだ売りに出さないって」

「!?」

「こういう部分があるからさ、お金持ちなんかにもサメは好かれるんだよね」

「サッ」

「明日、そのお姉さんと会うから、おやすみもらうよっていってる」



「イチイくんのお姉さんは、シイさんだっけ」

「そうです」

ここはどこだろうか、ただ勾飛とそのスカウトに関わった病床の男性がいる。

「それってあのシイから?」

「そうです」

「そうか、ずいぶん有名になったもんだね」

「そりゃあ、あんなことをしたら、話は今でも語り継がれてますよ」

シイは、美味しいのシイからとられたサメ(性別はメ)で、この病床の男性が若いときに、そのサメ、そちらのサメはィが小さい方のシィ、シィを連れて、相手方に乗り込み、難しい交渉事をまとめあげたという話がある。

「私はこの件に対して成功させたいと思っています、その気持ちに嘘偽りはないし、その時はこのシィが私の心臓にも食らいつくでしょう」

「メッ」

そういってサメの権利なども合わせて獲得していったこともあり。

「うちは以前に、風信子(ヒヤシンス)法律事務所が調査や討伐を引き受けていた会社が畳むことになって、一部を引き継いでいるという体裁で営業してますからね」

「松灰くんにもそのために人手が必要ですが、業務内容からうちに受かっても、うからなくても五年は話をしないでくださいって結んでお金も払ってはいるけどもさ、もう少し積みたかったな」

「あれ以上は相場からはずれますから、そうなると怪しむからダメです」

「お金を使うのって難しいね」

「そうですね」

「うちお金を使わない方法ばっかり採用しているせいもあるし、この魔法とかもね、しかしさ」

男性は手を握ったり、開いたりしている。

「ここでは病気を忘れれるんだよね、自由に体を動かせる」

ホラといい、スムーズに歩き回る。

「先日もさ、こういうことができるようになりましたからって、知己とこういう形で会うことになったんだけどもさ」

「何て言ってました?」

「バレていたというか、気づいてたね」

なんか、やり方が、やけに誰かを思い起こさせるような、そんな気がしたが、やっぱりいたんだねって。

「こっちは自慢してやろうと思ったのに、そっか!ってさ言われちゃった」

「でもそこまで気づくのは、それこそ長年仕事をしてきた人じゃないと無理でしょうよ、他の人には下手なモノマネに見えているようですし」

「気づかれないのもそれはそれでヤだな」

「だからといって危険性の高いことはしないでくださいね」

「わかってるよ、実際に面会に来る回数を増やされたら、何をしているかわかっちゃうからね、しかしさ、この魔法、少し負担はあるんじゃないか?私じゃなくて向こうの」

「話して決めたんですよ」

「何かあった?」

「ニュース見てません?そのご病気の新たなる治療薬と、原因になっているタンパク質の分析がかなり進んだとね、それならば現実のリハビリを頑張ってもらおうと、まずは魔法の中でですが、再現できるようにしたんですよ」

「そうだったのか」

そう、魔法から目覚めれば、体の自由はきかなくても。

「はっはっはっ、これはたまらないね、手を伸ばせばなんとかなるところにそれがあるのならば、やらないのは自分が頑張れないせいってことか」

日常生活を送るのも難しくなった体を再確認しながらも、病床で手を握ったり開いたりし始めた。


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