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ジューシーシャーク
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映画を見るために予約をし、そして映画館へ向かうエレベーターに乗る。
するとだ。
「アンショウバンゴウヲニュウリョクシテクダサイ」
今時珍しい辿々しい人工音声である。
「アンショウバンゴウヲニュウリョクシテクダサイ」
なるほど、もう映画館は始まっているんですね!
で、どうするかだ。
暗証番号、暗証番号、何か、今日の日付とか?それとも映画の上映時間とか?これ何回入力出来るんだ?と思ったところ。
「あっ、それだと0がないから」
1162
予約番号を押してみた。
チン!
正解だったらしく。
「トクベツフロアニゴアンナイシマス」
エレベーターが横移動し始めた。
『耳掃除は浜薔薇』
「改造するのはいいけども、終わったら元に戻すんだよ」
「は~い」
『耳掃除は浜薔薇』
映画館に実際に足を運べないから、自分には関係ないなと思っているそこのあなた!
油断をしてはいけない。
映画館には常に備えなければならない。
「今日は暑いな」
それは、のどかがという言葉がよく似合う地方でのことだ。
何か飲もうとしたら軒並みの値上げ、そんな中一つだけ恐ろしく安い飲み物があった。
『映画館応援ミネラルウォーター』
とある。
デザインはサメ柄。
買う決めてとしては安さではある、当たり付きとあるが、こういうのはそう対して…えっ?当たり。
ゴクリ。
ラベルの裏には当たりとあるが、もう一本もらえるのかなと思ったら。
「映画館までの旅が当たりました」
「?」
「ここの映画館までの旅費が往復でます、予約などはお客様が行ってもらいますが」
「えっ?」
彼は学生で春休みには予定がなかった。
「ちょ、親と相談させて」
「あっ、 わかりました、何かありましたらご連絡ください」
その日親に報告し、無料だったらその映画館まで行ってくればいいんじゃないか?と勧められる。
「でもどうやって予約とか、おすすめってあります?」
「そうですね、ではこういうのはどうですかね」
時刻表の読み方もわからない彼はこうして映画館のイベントに巻き込まれることになったのである。
『耳掃除の浜薔薇』
映画館には売店もある、ポップコーンなども販売しているが、他所にはないメニューもある。
・ポップコーン
ゴールデンフレーバー
・ポップコーン
燻し銀味。
どういう味かはわからないのだが、考案者が誰なのかだけはよくわかると思う。
現在ジューシーシャーク公開記念としてパペットも販売されているが、こちらは他でも扱っていることで、サメ兄弟はどうしようか考えた。
「またあのサメたちから素敵なメッセージが届いたよ」
そこで交渉をし。
映画館にスーパーのお魚コーナーで見られるようなショーケースが登場した。
パペットは食品トレイにラップをかけられて販売している。
長兄がそこにペタと『旬のおすすめ』シールを貼って完成した。
サメ兄弟いわく、このパペットは顎がいい、スルメも楽々噛みきれるだろうとのことで、顎を強調したパック詰めをされている。
しかもだ。
「もし売れなかったら、半額シールも貼ってもいいっていう許可まで取ったんだけども」
「すいません、パペット一つ」
「はい、わかりました」
購入層を見ると、実はもう一匹何らかの理由でこのパペットを買っている、所持している層が、この売り方を見て、もう一匹買っていこうかしらと買っていっているそうだ。
もちろん飾る時は、パックから出さない、もしもラップが破れていたりするなら、新しいラップで包み直すという徹底ぶりである。
このペースで行くと半額シールは貼ることはなさそうである、あなたもお一つ売り切れる前にいかがだろうか。
ジューシーシャーク公開記念パペットは数量限定になっているので、欲しい方はお早めにお願いします!
するとだ。
「アンショウバンゴウヲニュウリョクシテクダサイ」
今時珍しい辿々しい人工音声である。
「アンショウバンゴウヲニュウリョクシテクダサイ」
なるほど、もう映画館は始まっているんですね!
で、どうするかだ。
暗証番号、暗証番号、何か、今日の日付とか?それとも映画の上映時間とか?これ何回入力出来るんだ?と思ったところ。
「あっ、それだと0がないから」
1162
予約番号を押してみた。
チン!
正解だったらしく。
「トクベツフロアニゴアンナイシマス」
エレベーターが横移動し始めた。
『耳掃除は浜薔薇』
「改造するのはいいけども、終わったら元に戻すんだよ」
「は~い」
『耳掃除は浜薔薇』
映画館に実際に足を運べないから、自分には関係ないなと思っているそこのあなた!
油断をしてはいけない。
映画館には常に備えなければならない。
「今日は暑いな」
それは、のどかがという言葉がよく似合う地方でのことだ。
何か飲もうとしたら軒並みの値上げ、そんな中一つだけ恐ろしく安い飲み物があった。
『映画館応援ミネラルウォーター』
とある。
デザインはサメ柄。
買う決めてとしては安さではある、当たり付きとあるが、こういうのはそう対して…えっ?当たり。
ゴクリ。
ラベルの裏には当たりとあるが、もう一本もらえるのかなと思ったら。
「映画館までの旅が当たりました」
「?」
「ここの映画館までの旅費が往復でます、予約などはお客様が行ってもらいますが」
「えっ?」
彼は学生で春休みには予定がなかった。
「ちょ、親と相談させて」
「あっ、 わかりました、何かありましたらご連絡ください」
その日親に報告し、無料だったらその映画館まで行ってくればいいんじゃないか?と勧められる。
「でもどうやって予約とか、おすすめってあります?」
「そうですね、ではこういうのはどうですかね」
時刻表の読み方もわからない彼はこうして映画館のイベントに巻き込まれることになったのである。
『耳掃除の浜薔薇』
映画館には売店もある、ポップコーンなども販売しているが、他所にはないメニューもある。
・ポップコーン
ゴールデンフレーバー
・ポップコーン
燻し銀味。
どういう味かはわからないのだが、考案者が誰なのかだけはよくわかると思う。
現在ジューシーシャーク公開記念としてパペットも販売されているが、こちらは他でも扱っていることで、サメ兄弟はどうしようか考えた。
「またあのサメたちから素敵なメッセージが届いたよ」
そこで交渉をし。
映画館にスーパーのお魚コーナーで見られるようなショーケースが登場した。
パペットは食品トレイにラップをかけられて販売している。
長兄がそこにペタと『旬のおすすめ』シールを貼って完成した。
サメ兄弟いわく、このパペットは顎がいい、スルメも楽々噛みきれるだろうとのことで、顎を強調したパック詰めをされている。
しかもだ。
「もし売れなかったら、半額シールも貼ってもいいっていう許可まで取ったんだけども」
「すいません、パペット一つ」
「はい、わかりました」
購入層を見ると、実はもう一匹何らかの理由でこのパペットを買っている、所持している層が、この売り方を見て、もう一匹買っていこうかしらと買っていっているそうだ。
もちろん飾る時は、パックから出さない、もしもラップが破れていたりするなら、新しいラップで包み直すという徹底ぶりである。
このペースで行くと半額シールは貼ることはなさそうである、あなたもお一つ売り切れる前にいかがだろうか。
ジューシーシャーク公開記念パペットは数量限定になっているので、欲しい方はお早めにお願いします!
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