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期待の新星
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「アレルギー持ちには、髪を切るっていうのが本当にしんどいんだよな」
そんなあなたに浜薔薇では別室もご用意しております。
「衛生班で用意させていただいたので、それこそ道具だけ持ち込んでいただかれば良いかと」
こちらは出張費なしでカットなどを注文することができますよ!
「浜薔薇のこういうところ、すんごいありがたい」
そういってさっそく利用してくれるお客さんがおりました。
アレルギー発症して落ち着いてから、こんにちは。
「家から浜薔薇ちょっとあるから、時間がないときは大丈夫そうなお店に急ぎでやってもらうんだけどもさ」
今年は本当に髪を切るタイミングが読めなかったそうだ。
「二回、今回他のお店で切ったけども、二回ともダメだったよ」
「あらら」
「薬剤もダメなんだけども、加湿器?あれでなんかむせるのが止まらなくて、すんごい大変だったよ」
「だんだん増えてますよね」
「増えてるよ、そのうち二次元で耳掃除の動画楽しむしかないんじゃないかって思ってるよ」
「でもまあ、諦めることはないとは思いますよ」
「そこはね、もう英語でニュースとか見るようになったの、本当にそこだもん…」
「店作りってそう考えると、本当に難しいですよね」
「だと思う」
「アレルギー反応って、それこそ千差万別というか、様々なものがありますから」
「それ考えると、アレルギーが全く起きない存在の王子はすごいと思う」
ケットシーは猫のアレルギーの元となる物質を持たない代わりに、障壁がある、これで外部からの刺激から自分の身を守ってる。
「猫のアレルギー持っている人って、距離があってもわかるといいますが、その距離を無視して間合いに入ってくるなら驚くんですよね」
えっ?猫じゃない?
「そのうち無菌室で散髪かなとかも考えちゃう」
「KCJそこもやりそうですよね」
整備部門に話を持っていったら、寝食忘れてプロトタイプ作るんじゃない?
「でもテント形ならほしいかも、組み立てて、中を無菌にしてとか、耳掻きとかも最終的には人じゃなくてもいいんじゃないかと思ってきてますから」
「けど、ファンとしてはそれはそれで残してほしいな、ほら、なんていうのかな、その文化やらが次の新しいものにつながるっていうことはよくあるもんだしね、きちんと残して、その上でまた咲かせてとか、夢物語とは言われるけども、一回一回切り捨てるのも面白味がないかな」
「俺も伝統とかはできるだけ残して、次にバトンを渡せたらなとは思いますよ」
「蘆根さんは、弟子とか生徒としては百点だと思うよ」
「なんですか、またなんかありましたか?」
「ちゃんと勉強してほしいっていっても、勉強してくれなかったりするとね、悪くなってから、突きつけられてからやったとしても成功率落ちるんだよなと」
そう、浜薔薇に来るお客さんの中には一定以上蘆根と話したがる人もいるが、大抵はこういう教える側、習う側の悩みだ。
「変なこというようだけども、あの子達はね、恵まれているよ、家庭環境が不和でもないし、学校生活満喫して、社会人になったわけだから、だから愚痴っている暇があれば勉強してほしいんだけどもさ、舐められてまして」
「ああ、それは」
「義理があるから、教師役を務めさせてまらいますが、それも…もう少しで終わりそうと言うか、向こうから言い出してくれてホッとしている部分はありますが」
「が?」
「リスクがね…うん、こういうときにあまり言葉が上手くないのは存じてますけども、何かあったら、たぶんすぐにダメになるし、私は怒ることも許すこともできないタイプなもんだから、嫌な気分にはなるだろうね」
「先生してますね」
「生活、昔から大変だったから食える仕事はできるだけ引き受けるタイプなんだよ、だから先生なんて言われてもさ」
そこからシャンプー台に移る。
「しばらく来ないうちに、それでもブログは見てたんだけども、いろいろ変わったね」
「旅行とか出張行ってたお客さんが、ちょうど手が空いていたからってことで、どっか行きたいと愚痴るよりも生産的なことをした方がいいととかって話でした」
そこら辺は15番がいったのかな。
「でもさ、松茸の香りはどうだろう?」
「しかしですね」
お客さんの髪を確認しながら。
「この髪だと、秋の香り、松茸つぼみが合うんじゃないかと」
「えっ?」
「つぼみは、咲く前なんでエネルギーがある状態の材料使っているんですよ」
「スプラウトとか、発芽玄米みたいなやつな」
「そうです、そうです、咲いちゃうとそこに蓄えているもの使うから、この時期の変わり目を凌ぐためのシャンプー」
「そういわれると、季節の変わり目に弱い自分は、試したくもあるな」
そや、そこで勇気をだすんや。
そう、勇気です、その手を伸ばすのです…
「香りさえ消えてしまえば、秋の香り 松茸 つぼみを使ったとばれないかと思ったけども」
秋の香り 松茸 つぼみは香りも一日中キープ!
「あそこの開発陣はネーミングセンスとかもう少し他と相談してくれば」
「機能性重視だからな、あの博士は」
「お知り合いなのですか?」
「うん、前に挨拶させてもらって、そこからたまに話したりはするけども、学生時代から芳香で特許かな、害虫取りだっけかな、あれで各方面から期待の新星とか言われていた人なんだが」
納豆の香りを使い、生ゴミに集まる虫を別に引き寄せてました。
「捕まるんですか?それ」
「おう、パックが…」
「具体的な描写の説明はいいです」
「とりあえず、生ゴミよりもそっちの方が虫には大人気で、罠タイプかな、作らせたら本当に凄い」
「あの松茸のコンセプトは?」
「さあ、それはなんだろうな」
飛び抜けている人の考えというのは常人には理解できないものである。
そんなあなたに浜薔薇では別室もご用意しております。
「衛生班で用意させていただいたので、それこそ道具だけ持ち込んでいただかれば良いかと」
こちらは出張費なしでカットなどを注文することができますよ!
「浜薔薇のこういうところ、すんごいありがたい」
そういってさっそく利用してくれるお客さんがおりました。
アレルギー発症して落ち着いてから、こんにちは。
「家から浜薔薇ちょっとあるから、時間がないときは大丈夫そうなお店に急ぎでやってもらうんだけどもさ」
今年は本当に髪を切るタイミングが読めなかったそうだ。
「二回、今回他のお店で切ったけども、二回ともダメだったよ」
「あらら」
「薬剤もダメなんだけども、加湿器?あれでなんかむせるのが止まらなくて、すんごい大変だったよ」
「だんだん増えてますよね」
「増えてるよ、そのうち二次元で耳掃除の動画楽しむしかないんじゃないかって思ってるよ」
「でもまあ、諦めることはないとは思いますよ」
「そこはね、もう英語でニュースとか見るようになったの、本当にそこだもん…」
「店作りってそう考えると、本当に難しいですよね」
「だと思う」
「アレルギー反応って、それこそ千差万別というか、様々なものがありますから」
「それ考えると、アレルギーが全く起きない存在の王子はすごいと思う」
ケットシーは猫のアレルギーの元となる物質を持たない代わりに、障壁がある、これで外部からの刺激から自分の身を守ってる。
「猫のアレルギー持っている人って、距離があってもわかるといいますが、その距離を無視して間合いに入ってくるなら驚くんですよね」
えっ?猫じゃない?
「そのうち無菌室で散髪かなとかも考えちゃう」
「KCJそこもやりそうですよね」
整備部門に話を持っていったら、寝食忘れてプロトタイプ作るんじゃない?
「でもテント形ならほしいかも、組み立てて、中を無菌にしてとか、耳掻きとかも最終的には人じゃなくてもいいんじゃないかと思ってきてますから」
「けど、ファンとしてはそれはそれで残してほしいな、ほら、なんていうのかな、その文化やらが次の新しいものにつながるっていうことはよくあるもんだしね、きちんと残して、その上でまた咲かせてとか、夢物語とは言われるけども、一回一回切り捨てるのも面白味がないかな」
「俺も伝統とかはできるだけ残して、次にバトンを渡せたらなとは思いますよ」
「蘆根さんは、弟子とか生徒としては百点だと思うよ」
「なんですか、またなんかありましたか?」
「ちゃんと勉強してほしいっていっても、勉強してくれなかったりするとね、悪くなってから、突きつけられてからやったとしても成功率落ちるんだよなと」
そう、浜薔薇に来るお客さんの中には一定以上蘆根と話したがる人もいるが、大抵はこういう教える側、習う側の悩みだ。
「変なこというようだけども、あの子達はね、恵まれているよ、家庭環境が不和でもないし、学校生活満喫して、社会人になったわけだから、だから愚痴っている暇があれば勉強してほしいんだけどもさ、舐められてまして」
「ああ、それは」
「義理があるから、教師役を務めさせてまらいますが、それも…もう少しで終わりそうと言うか、向こうから言い出してくれてホッとしている部分はありますが」
「が?」
「リスクがね…うん、こういうときにあまり言葉が上手くないのは存じてますけども、何かあったら、たぶんすぐにダメになるし、私は怒ることも許すこともできないタイプなもんだから、嫌な気分にはなるだろうね」
「先生してますね」
「生活、昔から大変だったから食える仕事はできるだけ引き受けるタイプなんだよ、だから先生なんて言われてもさ」
そこからシャンプー台に移る。
「しばらく来ないうちに、それでもブログは見てたんだけども、いろいろ変わったね」
「旅行とか出張行ってたお客さんが、ちょうど手が空いていたからってことで、どっか行きたいと愚痴るよりも生産的なことをした方がいいととかって話でした」
そこら辺は15番がいったのかな。
「でもさ、松茸の香りはどうだろう?」
「しかしですね」
お客さんの髪を確認しながら。
「この髪だと、秋の香り、松茸つぼみが合うんじゃないかと」
「えっ?」
「つぼみは、咲く前なんでエネルギーがある状態の材料使っているんですよ」
「スプラウトとか、発芽玄米みたいなやつな」
「そうです、そうです、咲いちゃうとそこに蓄えているもの使うから、この時期の変わり目を凌ぐためのシャンプー」
「そういわれると、季節の変わり目に弱い自分は、試したくもあるな」
そや、そこで勇気をだすんや。
そう、勇気です、その手を伸ばすのです…
「香りさえ消えてしまえば、秋の香り 松茸 つぼみを使ったとばれないかと思ったけども」
秋の香り 松茸 つぼみは香りも一日中キープ!
「あそこの開発陣はネーミングセンスとかもう少し他と相談してくれば」
「機能性重視だからな、あの博士は」
「お知り合いなのですか?」
「うん、前に挨拶させてもらって、そこからたまに話したりはするけども、学生時代から芳香で特許かな、害虫取りだっけかな、あれで各方面から期待の新星とか言われていた人なんだが」
納豆の香りを使い、生ゴミに集まる虫を別に引き寄せてました。
「捕まるんですか?それ」
「おう、パックが…」
「具体的な描写の説明はいいです」
「とりあえず、生ゴミよりもそっちの方が虫には大人気で、罠タイプかな、作らせたら本当に凄い」
「あの松茸のコンセプトは?」
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