296 / 1,093
良心と嗜好の間で葛藤
しおりを挟む
注意
角栓動画を日常的に見る人以外はお戻りください。
浜薔薇のお客さんはだんだん自分でのケアも上手くなっていくものである。
ショリショリ
肌の産毛を剃っていた彼女は気づいた。
「毛穴が綺麗になってる…」
あれはいつのことだっただろうか、浜薔薇の角栓マニアとして有名な大公との出会い。
正直自分の角栓、毛穴は好きではなかった。
「その毛穴、いいですね」
黒くなった、毛穴を塞ぐその角栓を大公は誉めた。
ここで変わった人(綺麗な言い換え)と言わなかったので、おそらく話は続いたのだろうか。
「私、体質的にこれが後で切開しなければならないこともあるで、無理にでも搾らなければならないんですよ」
その黒い頭が毛穴から、にゅるりにゅるりと順調に出るか、それとも頑張らないと、お肌が赤くなるぐらいぎゅ~と押してから、固くなった皮脂が粒のように出てくれるのか。
(ふへへへへへ)
冷静な顔していながら、頭の中は角栓のことでいっぱいになっている。
しかし、大公のおかげで死角になっている部分の角栓を綺麗にすることができ、切開はそれからは一度もせずにすんだ。
そこから付き合いで浜薔薇にたまに行くことになり、そのうちこうやってある程度は自分で出来るようになった。
自分でうぶ毛を剃る場合は、クリームをつけて、スッとカミソリを走らせるのだが、クリームもドラッグストアのPBだし、カミソリは100円ショップのもの。
グッ
ティッシュではなく、キッチンペーパーを使ってカミソリを拭き取ると、細かい毛と汚れ。
指できちんと剃れているのか確認して、気になる部分があったので、そこにもう一回、一度で決まらないが、これぐらいはセルフケアのいいところである。
(最初は髪の毛巻き込んでたからな)
髪の毛を巻き込むと、カミソリが引っ掛かることを知った、たった一本でもカミソリというのは違和感が出るもの。
巻き込まないように髪を束ね、前髪をあげて、鏡で確認してから、そうそう眉に気を付けること、事故でも起こして剃りあげてしまったら大変だ。
「大公、長年、 私を悩ませていたブラックヘッドが消えてなくなったぜ」
嬉しそうに報告するが。
「えっ?」
頬を見る、前まであった場所に黒い点がない。
「浜薔薇さんのおかげだよ、あそこで家でも出来るケアを教えてもらって」
夏前に、これつけても大丈夫ですか?と夏用のケアをしてもらった、毛穴スッキリさっぱりするものであって。
(あれがここまで効くとは思わないわよ)
何気なくした返事が、ここまで変えられるのである。
「皮脂は足りなくても多くても困るんですが、夏だと汗もかくから大変なんですよね」
ということでケアしてくれたために、毛穴が綺麗に。
「それは良かったですね」
大公はそうはいってくれたが。
(良心と嗜好の間で葛藤をしている)
シャンパーは察したので、どう思っているのか正直なところを聞いてみると。
「いい毛穴だったよ」
元カノの感想かな?と何でかダブった。
「確かに好き嫌いはあると思う、でもいいところを見つめたい、あれは本当に毎回毎回いい角栓を生み出してくれる素晴らしい…毛穴だったさ」
(やっぱりこれは彼女とか、長年付き合っていたものとの別離なんだよな)
「こんなんじゃダメなんだけどもね、そういう意味ではファンクラブがあって良かったかもしれない」
もしもなかったら、嗜好のためにがっかりだけしかなかっただろう。
しかしファンクラブによって嗜好を知りながらも構築された人間関係、その中には本当に困り、解決が出来るものならばしたいと願っているものたちも多い。
「角栓が膿んで切開するとかは、ファンクラブの人にも何人かいるから」
その場合は外科なのですが。
「あの先生は上手い」
なんて情報も回り出している。
「KCJでもすごい先生いそうだけどもね」
そちらは支部の診療所併設などにいるそうです。
「浜薔薇出張所ももっと便利になってくれていいから」
あまり取り上げることはないが、こんな感じで浜薔薇は女性のお客さんもいるのだ。
「いるんだけどもさ、俺が美容はあまり詳しくないというか」
蘆根はその人の良さを引き出すような方法を得意とする。
「蘆根が主で、パーティーなんかのメイクとか考えると、盛ったなってすんごいわかるぞ」
知己のカイムがさらっと教えてくれた。
「だからメイクとかドレスとかをやるならば、浜薔薇だと傑が考えて、蘆根が手伝う方がいいんだよ」
パーティー参加だと場合によってはカイムも血色ぐらいは足してもらうのだが。
「メイクしましたねってわかるからな」
「よーし、わかった、そのうちメイクもきちんと覚えてやるからな」
「やめておけ、人には越えられない壁が素材する」
蘆根は技術は身に付けていくのだが…
「センスがプロフェッショナルというよりは斬新すぎてな」
それでも良ければお受けしますが…
はるか西の街
はっ、おっちゃんの出番があったはずなのに!
「どうしたおっちゃん」
出遅れたわ…(しょんぼり)
笑いの気配にはどこでも反応、それはおっちゃんである。
角栓動画を日常的に見る人以外はお戻りください。
浜薔薇のお客さんはだんだん自分でのケアも上手くなっていくものである。
ショリショリ
肌の産毛を剃っていた彼女は気づいた。
「毛穴が綺麗になってる…」
あれはいつのことだっただろうか、浜薔薇の角栓マニアとして有名な大公との出会い。
正直自分の角栓、毛穴は好きではなかった。
「その毛穴、いいですね」
黒くなった、毛穴を塞ぐその角栓を大公は誉めた。
ここで変わった人(綺麗な言い換え)と言わなかったので、おそらく話は続いたのだろうか。
「私、体質的にこれが後で切開しなければならないこともあるで、無理にでも搾らなければならないんですよ」
その黒い頭が毛穴から、にゅるりにゅるりと順調に出るか、それとも頑張らないと、お肌が赤くなるぐらいぎゅ~と押してから、固くなった皮脂が粒のように出てくれるのか。
(ふへへへへへ)
冷静な顔していながら、頭の中は角栓のことでいっぱいになっている。
しかし、大公のおかげで死角になっている部分の角栓を綺麗にすることができ、切開はそれからは一度もせずにすんだ。
そこから付き合いで浜薔薇にたまに行くことになり、そのうちこうやってある程度は自分で出来るようになった。
自分でうぶ毛を剃る場合は、クリームをつけて、スッとカミソリを走らせるのだが、クリームもドラッグストアのPBだし、カミソリは100円ショップのもの。
グッ
ティッシュではなく、キッチンペーパーを使ってカミソリを拭き取ると、細かい毛と汚れ。
指できちんと剃れているのか確認して、気になる部分があったので、そこにもう一回、一度で決まらないが、これぐらいはセルフケアのいいところである。
(最初は髪の毛巻き込んでたからな)
髪の毛を巻き込むと、カミソリが引っ掛かることを知った、たった一本でもカミソリというのは違和感が出るもの。
巻き込まないように髪を束ね、前髪をあげて、鏡で確認してから、そうそう眉に気を付けること、事故でも起こして剃りあげてしまったら大変だ。
「大公、長年、 私を悩ませていたブラックヘッドが消えてなくなったぜ」
嬉しそうに報告するが。
「えっ?」
頬を見る、前まであった場所に黒い点がない。
「浜薔薇さんのおかげだよ、あそこで家でも出来るケアを教えてもらって」
夏前に、これつけても大丈夫ですか?と夏用のケアをしてもらった、毛穴スッキリさっぱりするものであって。
(あれがここまで効くとは思わないわよ)
何気なくした返事が、ここまで変えられるのである。
「皮脂は足りなくても多くても困るんですが、夏だと汗もかくから大変なんですよね」
ということでケアしてくれたために、毛穴が綺麗に。
「それは良かったですね」
大公はそうはいってくれたが。
(良心と嗜好の間で葛藤をしている)
シャンパーは察したので、どう思っているのか正直なところを聞いてみると。
「いい毛穴だったよ」
元カノの感想かな?と何でかダブった。
「確かに好き嫌いはあると思う、でもいいところを見つめたい、あれは本当に毎回毎回いい角栓を生み出してくれる素晴らしい…毛穴だったさ」
(やっぱりこれは彼女とか、長年付き合っていたものとの別離なんだよな)
「こんなんじゃダメなんだけどもね、そういう意味ではファンクラブがあって良かったかもしれない」
もしもなかったら、嗜好のためにがっかりだけしかなかっただろう。
しかしファンクラブによって嗜好を知りながらも構築された人間関係、その中には本当に困り、解決が出来るものならばしたいと願っているものたちも多い。
「角栓が膿んで切開するとかは、ファンクラブの人にも何人かいるから」
その場合は外科なのですが。
「あの先生は上手い」
なんて情報も回り出している。
「KCJでもすごい先生いそうだけどもね」
そちらは支部の診療所併設などにいるそうです。
「浜薔薇出張所ももっと便利になってくれていいから」
あまり取り上げることはないが、こんな感じで浜薔薇は女性のお客さんもいるのだ。
「いるんだけどもさ、俺が美容はあまり詳しくないというか」
蘆根はその人の良さを引き出すような方法を得意とする。
「蘆根が主で、パーティーなんかのメイクとか考えると、盛ったなってすんごいわかるぞ」
知己のカイムがさらっと教えてくれた。
「だからメイクとかドレスとかをやるならば、浜薔薇だと傑が考えて、蘆根が手伝う方がいいんだよ」
パーティー参加だと場合によってはカイムも血色ぐらいは足してもらうのだが。
「メイクしましたねってわかるからな」
「よーし、わかった、そのうちメイクもきちんと覚えてやるからな」
「やめておけ、人には越えられない壁が素材する」
蘆根は技術は身に付けていくのだが…
「センスがプロフェッショナルというよりは斬新すぎてな」
それでも良ければお受けしますが…
はるか西の街
はっ、おっちゃんの出番があったはずなのに!
「どうしたおっちゃん」
出遅れたわ…(しょんぼり)
笑いの気配にはどこでも反応、それはおっちゃんである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる