277 / 1,093
アワビ構造を模したデザイン
しおりを挟む
「葡萄があるんですが食べていかれますか?」
本日の炊き出しにおいて聞かれること。
「あっ、いただきます」
気軽に返事をしたあと。
プチ
いただいた葡萄は一房であった。
パク
口の中で大粒から零れ落ちるジューシーさ。
(俺はなんで今、こんな葡萄を食べれているのだろうか)
もはやこれは混乱の域である。
そう、混乱。
実の家族が、葡萄あるけど、食べる?って感じで食後に出してくれているわけではない。
見ず知らずではないが、他人で…
(あっ、あれか、人生そこまで優しくされたことがないから、カルチャーショック受けているのか)
ただこういう人はこの人だけではないようで。
険しい顔をしながら、一人葡萄を食べている人たちはみんなそうなのではないか。
「今日はみんな葡萄を食べているのか…」
こっちは衛生班、アレルギー対応食の方はこちらで食べることができます。
そんな人を見守る三つの影がある。
食べ終わると、その影、ケットシー達に気がついた。
「ケットシーは大丈夫ですよ、人間へのアレルギーはありせんから」
同じようにアレルギーを起こさない生体としては、河川ザメがいるが、あっちは本体は強いが、よく洗浄しないとダメなので、気軽にふれあうは難しい。
おっちゃんの小児科のお見舞いの日は、それに合わせてむっちゃ洗われているんですよ。
バシャバシャバシャ
おおっと話が逸れた(いつものことである)
「抱っこしてみたらどうだい?」
「えっ?いいんですか?」
「足元ですりすりしているのがニヤリだね」
そういって職員さんがニヤリを抱き上げて、膝の上に乗せてくれた。
「なんか…あったかいですね」
心の中に何かが芽生えるような感じがあった。
どうやらこの子には王国の住人としての才能があるようだね!
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「以上が浜薔薇であったいい話ですが」
「悪くないですね」
シャンパーのリーダーに報告がまとめあげられた。
「このプロジェクトにはファンクラブの威信が、いや未来がかっているといっても過言ではありません、絶対に成功させたいものです」
そう浜薔薇のイメージ向上のために、責任者がリーダーとなって一般受けするような話を集めて公開などをして行くことになった。
「耳掃除はね、理解できる人と理解できない人がいるけだから」
「そういったらパックもだ、ティーブレイクしながら角栓の動画を見ちゃう人間に、一般人向けの広報なんてね、たぶん作れない」
リーダーがその責任者になったのは。
「アイドルはどうあるべきかの演出まで熱くかたるわけじゃん、その理論をここで実践してみないかと」
「プロデュース…プロデューサー…私が…」
「いや、そこまで大きなものではないけども」
「転職さん、ここまでになると、このまま突っ走ってもらって、勢いである程度形を作ってもらったあとに、削った方がいいと思うんだ」
大公は人の持つ情熱の扱いをわかっているようだった。
「本当はこれを事前にやらないでって言えたらいいんだろうけども、まだそういうのはわからないからさ、そういう形で止めにはいる、変更や修正はあるので、その辺をわかった上で、自分の業を、性癖をぶん回してみたらいいんじゃないかな」
「えっ?一般向けの広報ですよね」
「たからだよ、先に自分の人には見せられないマニアックな本音を知った上じゃないと、削る部分もわからなくなるよ」
「リーダーは削れるタイプだからね、より良くできる、いや、したい、このワンステージに人生かけるぐらいの気持ちは出してくるから、こういうとき周囲ができることは、ある程度は好きにさせる、境界越えたら全力で止めるとかだよ」
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
好きなもののために全力を出せるということで、抱えていたストレスが一気に減った。
(これはたまにこういう作業をしていった方がいいかもしれません)
自分でもビックリしたのだ。
ここまでストレスを、確かにライブには行ってはいないけどもさ…なんて。
KCJの許可を取らなければならないことはあるが、KCJと協力して、出張所には炊き出しがありますよ、診察所もありますよ。
「診療所の方面は、大変な人とか駆け込まれてくることもあるから、経済的なハードルは減らしたいとは思っているんですがね、そこまではなかなか、管理部もね」
計算はしているの、それでも。でも今の規模だと、それやっちゃうと炊きだしとかができなくなるから…
で会議をすると、同じ話ばかりになっちゃうらしい。
「でも専門家の人たちが安全を確認できるまで、アイディアはどこかにあるんじゃないかと、定期的に議題にしてくれているのならば、いつか、本当に、意外な形でなんとかなるんじゃないかっては思ってしまいますけどもね」
この話は浜薔薇ファンの人たちにも話は出たりするそうだ。
「やっぱりさ、同僚とかでいきなり倒れたり、病気で働けなくなったりとか出ちゃうと、自分ならばどうすればいいのかとか、考えちゃうよね」
実はこの辺も前々から出ているので。
「これはs席でやっちゃう方がいいかな」
そう何気なくいうと、その場にいたファンたちは緊張感が走った。
(15番さん自らやるの)
(終わったわ、社会の難問一つこの世から完全に消えるわ)
耳掃除の愛好家ゆえに目立たないが、本来ならばその分野を背負ってもおかしくないだけの実力者である。
「耳掃除を認めてくれないところには尽くしたくないな」
(本当15番さんになっていったんだろう)
耳かき、そんなもんしてないで勉強しなさい!とか!耳かきってあれでしょ耳の中の気持ち悪いものをみて喜ぶんでしょ?などである。
「15番さんの地元って、他人の嗜好を認めない、マウンティング取りに来るやつらばっかりだったそうだからね」
今でも浜薔薇にいていいのかな?顔はするときはあるが。
「ヘイブラザー、新作だぜ」
そうして渡してきたのはヘッドホン、サメ系のメーカーがフィギュアスケートサメシングルのコラボとして作ったヘッドホン、サメも人も使える、アワビ構造を模したデザインになっている。
「人間よりも音に厳しい、職人(サメ)がチューニングしているから」
ガサガサゴソ
これで綿棒のASMR聞いたらイチコロだぜ!
(ああ、ここはやはり自分の居場所だ、何があってもしがみつき、今までつきかってきた己の全てを提供しよう)
そんな気持ちを知らないの、今まで付き合いあった15番さんの取引先など、でもまあ、美味しい思いをして来たんだし、この辺で自由にしてあげても、というかそれをイヤだっていっても居場所を見つけ、全力を出した15番さんに本気で逃げられる、敵対することになるだけなんだけどもね。
その人たちが、賢明な判断をすることを祈るよ。
本日の炊き出しにおいて聞かれること。
「あっ、いただきます」
気軽に返事をしたあと。
プチ
いただいた葡萄は一房であった。
パク
口の中で大粒から零れ落ちるジューシーさ。
(俺はなんで今、こんな葡萄を食べれているのだろうか)
もはやこれは混乱の域である。
そう、混乱。
実の家族が、葡萄あるけど、食べる?って感じで食後に出してくれているわけではない。
見ず知らずではないが、他人で…
(あっ、あれか、人生そこまで優しくされたことがないから、カルチャーショック受けているのか)
ただこういう人はこの人だけではないようで。
険しい顔をしながら、一人葡萄を食べている人たちはみんなそうなのではないか。
「今日はみんな葡萄を食べているのか…」
こっちは衛生班、アレルギー対応食の方はこちらで食べることができます。
そんな人を見守る三つの影がある。
食べ終わると、その影、ケットシー達に気がついた。
「ケットシーは大丈夫ですよ、人間へのアレルギーはありせんから」
同じようにアレルギーを起こさない生体としては、河川ザメがいるが、あっちは本体は強いが、よく洗浄しないとダメなので、気軽にふれあうは難しい。
おっちゃんの小児科のお見舞いの日は、それに合わせてむっちゃ洗われているんですよ。
バシャバシャバシャ
おおっと話が逸れた(いつものことである)
「抱っこしてみたらどうだい?」
「えっ?いいんですか?」
「足元ですりすりしているのがニヤリだね」
そういって職員さんがニヤリを抱き上げて、膝の上に乗せてくれた。
「なんか…あったかいですね」
心の中に何かが芽生えるような感じがあった。
どうやらこの子には王国の住人としての才能があるようだね!
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「以上が浜薔薇であったいい話ですが」
「悪くないですね」
シャンパーのリーダーに報告がまとめあげられた。
「このプロジェクトにはファンクラブの威信が、いや未来がかっているといっても過言ではありません、絶対に成功させたいものです」
そう浜薔薇のイメージ向上のために、責任者がリーダーとなって一般受けするような話を集めて公開などをして行くことになった。
「耳掃除はね、理解できる人と理解できない人がいるけだから」
「そういったらパックもだ、ティーブレイクしながら角栓の動画を見ちゃう人間に、一般人向けの広報なんてね、たぶん作れない」
リーダーがその責任者になったのは。
「アイドルはどうあるべきかの演出まで熱くかたるわけじゃん、その理論をここで実践してみないかと」
「プロデュース…プロデューサー…私が…」
「いや、そこまで大きなものではないけども」
「転職さん、ここまでになると、このまま突っ走ってもらって、勢いである程度形を作ってもらったあとに、削った方がいいと思うんだ」
大公は人の持つ情熱の扱いをわかっているようだった。
「本当はこれを事前にやらないでって言えたらいいんだろうけども、まだそういうのはわからないからさ、そういう形で止めにはいる、変更や修正はあるので、その辺をわかった上で、自分の業を、性癖をぶん回してみたらいいんじゃないかな」
「えっ?一般向けの広報ですよね」
「たからだよ、先に自分の人には見せられないマニアックな本音を知った上じゃないと、削る部分もわからなくなるよ」
「リーダーは削れるタイプだからね、より良くできる、いや、したい、このワンステージに人生かけるぐらいの気持ちは出してくるから、こういうとき周囲ができることは、ある程度は好きにさせる、境界越えたら全力で止めるとかだよ」
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
好きなもののために全力を出せるということで、抱えていたストレスが一気に減った。
(これはたまにこういう作業をしていった方がいいかもしれません)
自分でもビックリしたのだ。
ここまでストレスを、確かにライブには行ってはいないけどもさ…なんて。
KCJの許可を取らなければならないことはあるが、KCJと協力して、出張所には炊き出しがありますよ、診察所もありますよ。
「診療所の方面は、大変な人とか駆け込まれてくることもあるから、経済的なハードルは減らしたいとは思っているんですがね、そこまではなかなか、管理部もね」
計算はしているの、それでも。でも今の規模だと、それやっちゃうと炊きだしとかができなくなるから…
で会議をすると、同じ話ばかりになっちゃうらしい。
「でも専門家の人たちが安全を確認できるまで、アイディアはどこかにあるんじゃないかと、定期的に議題にしてくれているのならば、いつか、本当に、意外な形でなんとかなるんじゃないかっては思ってしまいますけどもね」
この話は浜薔薇ファンの人たちにも話は出たりするそうだ。
「やっぱりさ、同僚とかでいきなり倒れたり、病気で働けなくなったりとか出ちゃうと、自分ならばどうすればいいのかとか、考えちゃうよね」
実はこの辺も前々から出ているので。
「これはs席でやっちゃう方がいいかな」
そう何気なくいうと、その場にいたファンたちは緊張感が走った。
(15番さん自らやるの)
(終わったわ、社会の難問一つこの世から完全に消えるわ)
耳掃除の愛好家ゆえに目立たないが、本来ならばその分野を背負ってもおかしくないだけの実力者である。
「耳掃除を認めてくれないところには尽くしたくないな」
(本当15番さんになっていったんだろう)
耳かき、そんなもんしてないで勉強しなさい!とか!耳かきってあれでしょ耳の中の気持ち悪いものをみて喜ぶんでしょ?などである。
「15番さんの地元って、他人の嗜好を認めない、マウンティング取りに来るやつらばっかりだったそうだからね」
今でも浜薔薇にいていいのかな?顔はするときはあるが。
「ヘイブラザー、新作だぜ」
そうして渡してきたのはヘッドホン、サメ系のメーカーがフィギュアスケートサメシングルのコラボとして作ったヘッドホン、サメも人も使える、アワビ構造を模したデザインになっている。
「人間よりも音に厳しい、職人(サメ)がチューニングしているから」
ガサガサゴソ
これで綿棒のASMR聞いたらイチコロだぜ!
(ああ、ここはやはり自分の居場所だ、何があってもしがみつき、今までつきかってきた己の全てを提供しよう)
そんな気持ちを知らないの、今まで付き合いあった15番さんの取引先など、でもまあ、美味しい思いをして来たんだし、この辺で自由にしてあげても、というかそれをイヤだっていっても居場所を見つけ、全力を出した15番さんに本気で逃げられる、敵対することになるだけなんだけどもね。
その人たちが、賢明な判断をすることを祈るよ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる