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そこに冷たいヴィシソワーズ
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艶っとした王子の毛並み。
「王子はどうやってこの毛並みを維持しているんですか?」
インタビューを受けて、そこでそばについたKCJの職員をちらっとみると。
「普段の毛繕い以外はなにもしてないそうです」
「そうなんですか…」
「ただご家族がマッサージなどを得意としている方なのですが」
毛玉ができたらこれ一発をもらった蘆根は、テンションが上がり、帰ってきたら本日のブラッシングには気合いが入ってますよ。
「寝ている間にブラシをかけているようですし」
シャッシャシャ、シャ~
そしてブラシを見る、ブラシの面には毛が見事にとれていて。
ニヤ
蘆根はそれを見て上機嫌になったが、その顔は少し怖い。
シャッシャシャ、シャ~
イツモはグースカ寝ている。
「ご家族のストレス解消が、王子のブラッシングとか、耳のケアとか、そういうのなんですよ」
ケットシーのブラッシングやケアは、終わらないところがいいらしい。
「毎日どっか歩いているから、帰ってきたらすぐ準備かな」
………
……
「それは真似できませんね」
「プロですからね」
ケットシーマッサージ用のマニュアルもあるんだが。
「蘆根さんには配布しなくていいですね」
と言われている。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「これ、チョコレートね、口直しに食べてね」
と炊き出し食べた後におまけでついてきたチョコレート、お口の中にいれると。
「ん??」
今まで食べたものとはまるで別物。
「そういうのって何が違うんですか?」
「あれはカカオが多いやつだよ」
「カカオ?多い?」
「甘いチョコレート、裏側見ると入っているものが多い順番で表記されている、これは決まりごとなんだけども、最初に砂糖かのか、最初にカカオマスなのかでも味はがらりと違うし、そしておまけで配布したのは、地域限定収穫の…」
とりあえず高いものである。
「ちょっと愚痴聞いてくれる?」
顔はモザイク希望のKCJの管理部門の職員がふらっと、山宮の元を訪れた。
ここは支部の厨房の隣にある休憩室。
「何か食べますか?」
「お願い、あ~もう」
「まずはこれどうぞ」
そういって本日のおやつのアンバタートーストハーフが出てきた。
「わーい」
カロリーは高めに見えるだろうが、ハーフにしてあるのと、管理部門の人間は健康に何かあると移動になるので、このぐらいは問題なく食べれる。
「はい、サラダね」
そういって、とりたての野菜、トマトも朝もぎのものを使い、特性のノンオイルドレッシングがかかっていた。
「なんかこういうのって本当にありがたいわ」
管理部門は派手な行動はできないし、役割によっては秘密裏に動かなければならないため、外食も元々できないのである。
ところが山宮が採用されると、仕事柄管理部門の職員を知っているので、管理部門の息抜きにこうして休憩室で軽食などを作ることにすると、こうやってふらっと仕事に疲れた管理部門が立ち寄るのである。
「何があったんです?」
「私の仕事は不備があった?」
「いいえないと思いますよ、きちんと予算守って、今回も、いえ、毎回素晴らしいものを用意してくれるので、腕の奮い甲斐があります」
「なんかさ、文句が来てさ、やっていること贅沢じゃないかって言われたの」
「それはどこを見て」
「用意したものの品質について、支援物資にしてはいいものを使っているから、とかなんとか」
「え?そんなこと言われると」
「反論はしなかったけどもね、喧嘩になるから、途中で波里さんが話題変えている間に、距離おいて、東司さんに『なんかあったらすぐ連絡』って言われたけどもさ」
「それはなんで…」
「自分達よりもいいものを食べているのが気にくわないんじゃないかな」
「その人はどんな人なんです?」
「近所でも列に並んでいる人でもないみたい、たぶん波里さんが後で、いやもう調べているかな」
「それは…」
「もちろん、その場の空気は最悪だよ、私が反論すると喧嘩になるから、ここで愚痴を吐かせてもらうと、ただ一つの買い物でもプロが入ると違うんですよってことだね」
「正直いつも助かってますよ」
「でも前にさ」
言うのをためらった。
「うちらって、いきなり連絡するでしょ」
「しますね、美味しいこれが手に入ったから、私はその時いつもええ!いいんですか!調理しまくりますよ!って答えますけども」
「本当、山宮さんいてくれて助かったわ、こういう感じで食材を手に入れたりすると、安くいいものが手にはいるのであって、ここをはずすと、調理技術を持っている人が嫌がると、コストが下がらないんだよね」
「そりゃあそうでしょ」
「前にもね、山宮さんみたいな人が欲しかったときがあったんだけども、その人はそれを面倒くさいっていってね」
「やめたんですか?」
「やめたというよりは、かけてた保険がね、ほら、うちらは調理技術を持たないわけじゃん、だからって言われたまま請求書回されたって困るんで、山宮さんもやっているでしょ、予算管理」
「ああ、そうですね、予算を守る、出来れば浮かすことって、でも浮かしても、同じだけ予算は来てくれるからありがたいですね、大抵は」
「他のところだと、そこでコストカットかけるからね、それじゃ最後のゴールはまったくお金をかけないことなの?になるでしょ、それは困るし」
「ええ、困りますね、でもそれでは…」
「管理部門は赤字に陥ったことはありませんよ」
それについてどう取るか迷ったが。
「はい、わかりました」
「ごめんね、答えにくくて、こっちも管理部門同士ならば話せるけども、じゃない人には言えないものでね、とりあえず決められた予算はきちんとだし続けられるという感じだね」
「そこで私が何をするかですか」
「というか、レシピ出すとは思わなかった」
「そうですか?炊き出しとはまた別になるんですけどもね、大量調理と、家庭で作るならば、全然違いますから、でもね、やってみて難しいから、もうちょっと時間くれますか」
「そこは構わないと思うよ、私に言わなくてもさ、正式に管理部門に提案してもらえば通ると思う、ただ本当にこういうレシピの他にもやらなきゃならないことはあるだけどもね」
「例えば」
「冷蔵庫ない場合の真夏の凌ぎ方」
「それは無理ではないではないですかね」
「うん、何年か会議には出ているんだけども、最終的にはKCJの支援なしでも出来る、見れば真似できるアイディアなんだよね」
こういうのを聞くと、本当に公益の団体なんだなとは思う。
「支援してほしいところは出ているけどもさ」
そこに冷たいヴィシソワーズ。
「すごい美味しい、ガブガブいける」
「形悪いと小さいやつは裏ごししました」
「美味しいもの作れる人はやっぱりすごいわ」
こちらも炊き出しで使われなかったものでつくられてます。
「山宮さんを見出だした川瀬さんすごすぎる」
川瀬は管理部門だが、顔出ししている。
これは顔出ししている人は他の部門のエリートコースだからである。
つまり…
他の部門はそのままその部門で上に出世するが、幹部候補になると、他の部門との連携が必要になるし、KCJの肝は管理部門、ここが金銭的な面で安定をさせている、しかし職員の安全のために顔は出せないものが多く、それゆえに将来警備や情報などの部門を任せられるだろう人が、管理部門の顔だしを務め、管理部門にも顔と人柄を知ってもらうという形になっている。
なお、もしも情報を抜こうとした場合。
「合法的なマンハントだ!」
「今回はあっさり終わらないといいな」
「新しく試したい策がある、これをかわせるかな!」
戦闘職の方々が責め込んできます。
「まあ、管理部門の顔だしになるにあたって、適性やら色々見られますからね、でもまあ、今は幹部方面なんてみんなそんな感じですよ、情報漏洩するなと契約させられるでしょ?」
「あれ、私はそこまで厳しくない契約でした」
「じゃあ、信用があるんですよ」
「人生を踏み外す気はありませんよ、広い厨房、津々浦々から届けられる食材、ほぼ作ったものぺろりつまて消えますから、料理人冥利につきますよ、その他にね、こういうちょっと楽しんでこういうの作ってみましたっていうんですかね」
この休憩室に来るのは管理部門など要職についている人たちだけです。
「雑誌とか見て、食べに行きたいけども食べに行けないから、作ってみたんで食べてくださいとか、誕生日なんだけども、一人でケーキを食べているときんかに、お祝い出来るのはいいなって」
KCJは尊いものを見つけてしまいました。
(定年後もずっと同じ給料で働いてもらえるようにしなければ)
管理部門の職員が、初めて蘆根宇迦に会った時みたいな顔をした。
うん、山宮さんはその属性の人だから、その反応は正解である。
「王子はどうやってこの毛並みを維持しているんですか?」
インタビューを受けて、そこでそばについたKCJの職員をちらっとみると。
「普段の毛繕い以外はなにもしてないそうです」
「そうなんですか…」
「ただご家族がマッサージなどを得意としている方なのですが」
毛玉ができたらこれ一発をもらった蘆根は、テンションが上がり、帰ってきたら本日のブラッシングには気合いが入ってますよ。
「寝ている間にブラシをかけているようですし」
シャッシャシャ、シャ~
そしてブラシを見る、ブラシの面には毛が見事にとれていて。
ニヤ
蘆根はそれを見て上機嫌になったが、その顔は少し怖い。
シャッシャシャ、シャ~
イツモはグースカ寝ている。
「ご家族のストレス解消が、王子のブラッシングとか、耳のケアとか、そういうのなんですよ」
ケットシーのブラッシングやケアは、終わらないところがいいらしい。
「毎日どっか歩いているから、帰ってきたらすぐ準備かな」
………
……
「それは真似できませんね」
「プロですからね」
ケットシーマッサージ用のマニュアルもあるんだが。
「蘆根さんには配布しなくていいですね」
と言われている。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「これ、チョコレートね、口直しに食べてね」
と炊き出し食べた後におまけでついてきたチョコレート、お口の中にいれると。
「ん??」
今まで食べたものとはまるで別物。
「そういうのって何が違うんですか?」
「あれはカカオが多いやつだよ」
「カカオ?多い?」
「甘いチョコレート、裏側見ると入っているものが多い順番で表記されている、これは決まりごとなんだけども、最初に砂糖かのか、最初にカカオマスなのかでも味はがらりと違うし、そしておまけで配布したのは、地域限定収穫の…」
とりあえず高いものである。
「ちょっと愚痴聞いてくれる?」
顔はモザイク希望のKCJの管理部門の職員がふらっと、山宮の元を訪れた。
ここは支部の厨房の隣にある休憩室。
「何か食べますか?」
「お願い、あ~もう」
「まずはこれどうぞ」
そういって本日のおやつのアンバタートーストハーフが出てきた。
「わーい」
カロリーは高めに見えるだろうが、ハーフにしてあるのと、管理部門の人間は健康に何かあると移動になるので、このぐらいは問題なく食べれる。
「はい、サラダね」
そういって、とりたての野菜、トマトも朝もぎのものを使い、特性のノンオイルドレッシングがかかっていた。
「なんかこういうのって本当にありがたいわ」
管理部門は派手な行動はできないし、役割によっては秘密裏に動かなければならないため、外食も元々できないのである。
ところが山宮が採用されると、仕事柄管理部門の職員を知っているので、管理部門の息抜きにこうして休憩室で軽食などを作ることにすると、こうやってふらっと仕事に疲れた管理部門が立ち寄るのである。
「何があったんです?」
「私の仕事は不備があった?」
「いいえないと思いますよ、きちんと予算守って、今回も、いえ、毎回素晴らしいものを用意してくれるので、腕の奮い甲斐があります」
「なんかさ、文句が来てさ、やっていること贅沢じゃないかって言われたの」
「それはどこを見て」
「用意したものの品質について、支援物資にしてはいいものを使っているから、とかなんとか」
「え?そんなこと言われると」
「反論はしなかったけどもね、喧嘩になるから、途中で波里さんが話題変えている間に、距離おいて、東司さんに『なんかあったらすぐ連絡』って言われたけどもさ」
「それはなんで…」
「自分達よりもいいものを食べているのが気にくわないんじゃないかな」
「その人はどんな人なんです?」
「近所でも列に並んでいる人でもないみたい、たぶん波里さんが後で、いやもう調べているかな」
「それは…」
「もちろん、その場の空気は最悪だよ、私が反論すると喧嘩になるから、ここで愚痴を吐かせてもらうと、ただ一つの買い物でもプロが入ると違うんですよってことだね」
「正直いつも助かってますよ」
「でも前にさ」
言うのをためらった。
「うちらって、いきなり連絡するでしょ」
「しますね、美味しいこれが手に入ったから、私はその時いつもええ!いいんですか!調理しまくりますよ!って答えますけども」
「本当、山宮さんいてくれて助かったわ、こういう感じで食材を手に入れたりすると、安くいいものが手にはいるのであって、ここをはずすと、調理技術を持っている人が嫌がると、コストが下がらないんだよね」
「そりゃあそうでしょ」
「前にもね、山宮さんみたいな人が欲しかったときがあったんだけども、その人はそれを面倒くさいっていってね」
「やめたんですか?」
「やめたというよりは、かけてた保険がね、ほら、うちらは調理技術を持たないわけじゃん、だからって言われたまま請求書回されたって困るんで、山宮さんもやっているでしょ、予算管理」
「ああ、そうですね、予算を守る、出来れば浮かすことって、でも浮かしても、同じだけ予算は来てくれるからありがたいですね、大抵は」
「他のところだと、そこでコストカットかけるからね、それじゃ最後のゴールはまったくお金をかけないことなの?になるでしょ、それは困るし」
「ええ、困りますね、でもそれでは…」
「管理部門は赤字に陥ったことはありませんよ」
それについてどう取るか迷ったが。
「はい、わかりました」
「ごめんね、答えにくくて、こっちも管理部門同士ならば話せるけども、じゃない人には言えないものでね、とりあえず決められた予算はきちんとだし続けられるという感じだね」
「そこで私が何をするかですか」
「というか、レシピ出すとは思わなかった」
「そうですか?炊き出しとはまた別になるんですけどもね、大量調理と、家庭で作るならば、全然違いますから、でもね、やってみて難しいから、もうちょっと時間くれますか」
「そこは構わないと思うよ、私に言わなくてもさ、正式に管理部門に提案してもらえば通ると思う、ただ本当にこういうレシピの他にもやらなきゃならないことはあるだけどもね」
「例えば」
「冷蔵庫ない場合の真夏の凌ぎ方」
「それは無理ではないではないですかね」
「うん、何年か会議には出ているんだけども、最終的にはKCJの支援なしでも出来る、見れば真似できるアイディアなんだよね」
こういうのを聞くと、本当に公益の団体なんだなとは思う。
「支援してほしいところは出ているけどもさ」
そこに冷たいヴィシソワーズ。
「すごい美味しい、ガブガブいける」
「形悪いと小さいやつは裏ごししました」
「美味しいもの作れる人はやっぱりすごいわ」
こちらも炊き出しで使われなかったものでつくられてます。
「山宮さんを見出だした川瀬さんすごすぎる」
川瀬は管理部門だが、顔出ししている。
これは顔出ししている人は他の部門のエリートコースだからである。
つまり…
他の部門はそのままその部門で上に出世するが、幹部候補になると、他の部門との連携が必要になるし、KCJの肝は管理部門、ここが金銭的な面で安定をさせている、しかし職員の安全のために顔は出せないものが多く、それゆえに将来警備や情報などの部門を任せられるだろう人が、管理部門の顔だしを務め、管理部門にも顔と人柄を知ってもらうという形になっている。
なお、もしも情報を抜こうとした場合。
「合法的なマンハントだ!」
「今回はあっさり終わらないといいな」
「新しく試したい策がある、これをかわせるかな!」
戦闘職の方々が責め込んできます。
「まあ、管理部門の顔だしになるにあたって、適性やら色々見られますからね、でもまあ、今は幹部方面なんてみんなそんな感じですよ、情報漏洩するなと契約させられるでしょ?」
「あれ、私はそこまで厳しくない契約でした」
「じゃあ、信用があるんですよ」
「人生を踏み外す気はありませんよ、広い厨房、津々浦々から届けられる食材、ほぼ作ったものぺろりつまて消えますから、料理人冥利につきますよ、その他にね、こういうちょっと楽しんでこういうの作ってみましたっていうんですかね」
この休憩室に来るのは管理部門など要職についている人たちだけです。
「雑誌とか見て、食べに行きたいけども食べに行けないから、作ってみたんで食べてくださいとか、誕生日なんだけども、一人でケーキを食べているときんかに、お祝い出来るのはいいなって」
KCJは尊いものを見つけてしまいました。
(定年後もずっと同じ給料で働いてもらえるようにしなければ)
管理部門の職員が、初めて蘆根宇迦に会った時みたいな顔をした。
うん、山宮さんはその属性の人だから、その反応は正解である。
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