【異世界大量転生2】囲われモブは静かに引きこもりたい

とうや

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モブと《悪役令嬢》

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夕食後にみんなを集めて頭を下げた。

ルクレツィアとカムイの結婚を囮にして罠を仕掛けたこと。これから起こるだろうこと。みんなを巻き込んでしまうだろうこと。

嫌われるのが怖くて言えなかったこと。

話終えたらルクレツィアが泣き出した。



ああ…だから言いたくなかった……。




「ふ…ふふ…ふっ……やっと、やっと………」




ルクレツィアが泣い………あれ?




「やっと、オズ兄様が……わたくしを、頼ってくださいました……!」




ルクレツィアが笑いながら泣いていた。




ああ…そうか……俺は





ルクレツィアを大事にしすぎて、ルクレツィアの気持ちを考えてなかった…。





「……ごめんねルクレツィア。寂しかったね、悔しかったね…」


「……オズ、にいさまぁ…」




グスグス泣くルクレツィアを抱きしめる。

ルクレツィアは一頻り泣いた後、赤い目をしながら俺を見て笑った。……ぶ。化粧が崩れてる…。化粧なんかしなくてもルクレツィアは可愛いのにね?

ルクレツィアの化粧が崩れてるのを見たメイド軍団はどこからともなく現れて、化粧直しを始めた。ヴァッサロ家メイド有能すぎる…。




「…うふ……オズ兄様、わたくしもオズ兄様に隠れて、お義父様に手伝って頂いて罠を仕掛けましたの。おあいこですわね?」


「え……」




罠ってなに?!








「オズ兄様、お忘れでございますか?わたくし ーーー 《悪役令嬢》、ですのよ?」














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