【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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偽神編

閑話・第一王子の3つの間違い 1

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(アンティエーヌ視点)


クソ王子 ーーー こほん!…第一王子殿下の意味不明発言で会場はシン…と静まり返りました。楽団でさえ曲を奏でるのをやめて固唾を飲んで成り行きを見守っています。


「……いま、なんとおっしゃいました…?」

「……っ!?しっ…信じたくないのであろうが…」

「信じる信じないの問題ではありません。リオ様…?リオ様に、なんという……!」

「このモンサロの次期国王の私に相応しいのはリオしかいない!」


はぁあ~???


「だがアンティエーヌ!貴様が這いつくばって許しを乞うなら!!」

「ぁあ?」

「リオのただ一つの欠点は性別だ。私の子を産めぬという後継者問題だけである!アンティエーヌ、お前はは母上に継ぐ高位!お前のように根暗で陰険で友人の一人も作れなかった女でも私の役に立てるのだ!」

「馬鹿なことを…」


ほんっとお馬鹿ですわね!このクソ馬鹿王子!!よりにもよってリオ様を、ですって!?烏滸がましいにも程がある!!犬の排泄物が神に恋をするようなものですわ!!しかもリオ様に『欠点』ですって!?リオ様は男性だからよろしいのですわ!リオ様の全てが正しいのです!リオ様が黄色、といえば青空だって黄色なのです!そこをわかっていない男がリオ様に懸想などと……!!

この無駄に高い鼻っ柱、へし折ってよろしいかしら?

ちらりと王妃殿下を見ると、非常に良い笑顔で頷いてくださいました。……あ、王妃殿下、滅茶苦茶に怒っていらっしゃいます。こわ…。


「第一王子殿下に申し上げます」

「なっ……なんだ!」




「殿下は馬鹿なのですね?」




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