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私と元婚約者の答え合わせ 1
しおりを挟む「答え、合わせ…?」
「ええ、答え合わせです。まずポム様?とプワール様?私に貴方様たちを虐げることはできません」
「「「えっ…」」」
「何故なら、私は王立学園を卒業しているからです」
「「「「「「「「は……はああああ???」」」」」」」」
はい、周りの観衆の皆さんも頭空っぽの仕込みですね。確信しました。私たちはここに誘導されたのです。
「私と妹は王立学園を3日で飛び級しています。しかも試験は18科目あり、3年分は54科目。1科目の持ち時間は休憩込みで60分、一日の合計は18時間。昼食時間を1時間挟んで拘束時間は朝5時から夜24時まで。それを3日連続です。私たちが学園の敷地内に滞在したのは花月(四月)の1~3日まで。守衛の記録にもありましょう。入学から3日間の真夜中の24時から早朝5時までの間で、どこをどうやってポム様?とプワール様?を虐げるのでしょうね?」
「………!?!?!?」
「お姉様と24時間ずっと一緒のわたくしが、学園に滞在したのはその3日だけと証言致しますわぁ!」
「……ありがとう、ニナ。……そして私とヴォーツ公爵令息の婚約。あれはトーマ侯爵代理が単独で結んだものです。私は……その、ヴォーツ公爵令息を哀れに思っておりました」
「………っ!?う…!嘘だッ!!レアは私に一目惚れをして、資金援助の見返りに私の婚約者になったんだ!!そうお父様がっ……!!」
「私が貴方に初めて会ったのは婚約が結ばれて5年経った茶会の席です。顔も為人も知らないのにどうやって一目惚れするのです?」
「……!?!?!?…ぅ……そ、だ……!?!?!?」
「婚約しても、贈り物もなく、茶会や夜会のエスコートもなく。学園に通ってないことも知らず。前触れもなく屋敷を訪れ、愛人を侍らせたまま、小耳に挟んだ噂の苦情だけをネチネチとぶつけていく」
「これが哀れと言わずしてなんと言いますか?」
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