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初夜1
しおりを挟むある程度の挨拶を終えて。
なんかダリルが今まで聞いたことないみたいな声で「ではこちらへ」とか言ったから、飲み足りないけどついて行った。
……問答無用で洗われました。ちんこから尻の穴まで。
フローラルでめっちゃいい匂いのするオイルでマッサージされて、いつもと違う寝巻き着せられて俺の寝室に放り込まれた。
あっ?あっれ~???この寝巻き透けてない!?パ…パンツが紐パンなんだけどオオオオオオオ!!??
………えっ?えっ…!?ええええええええ~~~~!?
暗闇の中に、嫁たちが居た。
ドアの前に立ち竦む俺を迎えに来たのは兄ちゃんだった。ウワア…兄ちゃんも良い匂いするぅ~!
あっ、これ初夜か!ってわかった時にはベッドの真ん中で兄ちゃんに膝だっこされたままキスされていた。アルヴィンとレイものそのそ四つん這いでこっち来て、代わる代わる深いキスをして魔力を口の中に突っ込んでいく。これダメだって言ったのに……魔力酔いで訳わかんなくなるんだってば…。
レイが俺の脚を割り開いてしゃぶり始める。あ~…レイは舐めるの好きだなぁ…。婚約者から嫁に進化した3人はそれぞれ性癖が違う。レイはフェラ大好きで、兄ちゃんはキス…というか、俺の口が好き。アルヴィンは乳首とか全体的に噛み癖がある。
兄ちゃんの上にうつ伏せに転がされて、膝を立てて尻を高く持ち上げられる。コクリと誰かが息を飲む音。短い婚約期間で慣らされまくったそこに、無駄に良い匂いのする油が垂らされる。ぬく…って押し入ってきたレイの指が俺のなかを広げるように出入りを繰り返す。
「……もう、いいかな?」
「んっ…ん……ぅ………」
異物感に体が跳ねるたびに、兄ちゃんとアルヴィンがあやすみたいに口移しで魔力を食わせてくれる。美味しい。気持ちいい。
「最初は……勇者くんで良いかな?君、童貞でしょ?」
「え……あ、いや…その………順番的に、ジェラルド様、では…?」
「初めてを捧げるのが好いた者で、相手も初めてなら良い思い出になるだろう」
俺不参加で話し合いが終わってる。レイの指が引き抜かれて、俺の心を裏切った体が「もっと欲しい」って腰を揺らした。はしたない。我慢なさい、体!
熱いものがぱくぱくしてる穴に押し当てられて
「……ひ…っ!?あ!?あ……ぁ…いっ……~~!!」
一気に奥まで入ってきた。
「いっ、いっ…!!…ぅあ!っ~~~ッ!!!」
あまりのことに、とろっとろに蕩けてた体が一気に硬直する。
「勇者くん、ゆっくり!ゆっくり!」
「いっ、た!!いたぁ…っ!や…!ぬ、ぬい……ぁ…!!」
「ああ、ほら…グレン」
「ふっ…ぅ、う……んっ…」
兄ちゃんに口移しで魔力をもらって少し痛みが和らぐ。でも痛い!痛い!なんなのこれ!?
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