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お勉強タイム
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「あ、あの~...ちょっとよろしいでしょうか?...」
フローラさんが躊躇いがちに声を掛けてきた。
「はい? どうしました?」
「実は皆さん方の会話から少し気にはなっていたんですが、そんな場合じゃなかったんでお聞きするのを躊躇ってまして...その、地竜がどうこうっていう点に関してなんですが...」
「あぁ、なるほど...」
確かにそうだよね。地竜戦に参加した我々と違ってフローラさんは訳が分かんないよね。
「え~と、実はですね...」
私は地竜戦の事の顛末をフローラさんに話して聞かせた。時折、セリカさんが割って入ったりして長い話になった。
「...なるほど...そんなことがあったんですね...皆さん、本当に凄いです...まさかあの地竜まで倒しちゃうなんて...」
そんなフローラさんの感想を聞きながら、実は私もちょっと気になっていたことを聞いてみることにした。
「フローラさん、グリフォンの弱点を指摘してくれた時にも思ったんですが、意外と魔物の情報に詳しいんですね?」
そう、冒険者でもないフローラさんが知っていたことにまず驚いたんだよね。
「あぁ、それは『魔物大図鑑』っていう本を読んで覚えたんですよ」
「魔物大図鑑?」
「はい、古今東西確認されている魔物の情報がびっしりと、図解と共に載っている分厚い本のことです」
「なんでまたそんな本を?」
「保母さんになるための教育の一環として、子供達に本を読み聞かせるという課題がありましてね? 幼い子は絵が描いてある本を好みますから、読み聞かせに良くその本を使っていたんですよ。特に男の子は魔物の話が好きなので、そりゃもう夢中になって読んでいましたよ。それで自然と私も覚えちゃったっていう感じですかね」
「なるほど。そういうことだったんですね。良く分かりました。ありがとうございます。ちなみにその本って今も?」
「あ、はい。引っ越しの荷物の中にあります」
興味が湧いた私は、フローラさんの荷物を収納している空間を開いた。
「フローラさん、どこにあります?」
「え~と...確か本棚の一番下に...あ、ありました」
「あぁ、これですか。なるほど。大きくてカラフルな背表紙ですね?」
「中身もカラフルですよ? なにせフルカラーですから」
私は早速取り出してみた。
「うっわっ! 重っ!」
大きくて分厚くてそして重かった。
「なるほどぉ...こりゃ確かに子供達は夢中になりますねぇ...」
「はい、それはもう」
「フローラさん、良かったら私に解説してくれませんか? 魔物のことを知る良い機会だと思いますんで」
「あ、私も私も! 是非!」
セリカさんも乗っかってきた。
「えぇ、いいですよ。私で良ければ」
こうして即席の勉強会が始まった。
フローラさんが躊躇いがちに声を掛けてきた。
「はい? どうしました?」
「実は皆さん方の会話から少し気にはなっていたんですが、そんな場合じゃなかったんでお聞きするのを躊躇ってまして...その、地竜がどうこうっていう点に関してなんですが...」
「あぁ、なるほど...」
確かにそうだよね。地竜戦に参加した我々と違ってフローラさんは訳が分かんないよね。
「え~と、実はですね...」
私は地竜戦の事の顛末をフローラさんに話して聞かせた。時折、セリカさんが割って入ったりして長い話になった。
「...なるほど...そんなことがあったんですね...皆さん、本当に凄いです...まさかあの地竜まで倒しちゃうなんて...」
そんなフローラさんの感想を聞きながら、実は私もちょっと気になっていたことを聞いてみることにした。
「フローラさん、グリフォンの弱点を指摘してくれた時にも思ったんですが、意外と魔物の情報に詳しいんですね?」
そう、冒険者でもないフローラさんが知っていたことにまず驚いたんだよね。
「あぁ、それは『魔物大図鑑』っていう本を読んで覚えたんですよ」
「魔物大図鑑?」
「はい、古今東西確認されている魔物の情報がびっしりと、図解と共に載っている分厚い本のことです」
「なんでまたそんな本を?」
「保母さんになるための教育の一環として、子供達に本を読み聞かせるという課題がありましてね? 幼い子は絵が描いてある本を好みますから、読み聞かせに良くその本を使っていたんですよ。特に男の子は魔物の話が好きなので、そりゃもう夢中になって読んでいましたよ。それで自然と私も覚えちゃったっていう感じですかね」
「なるほど。そういうことだったんですね。良く分かりました。ありがとうございます。ちなみにその本って今も?」
「あ、はい。引っ越しの荷物の中にあります」
興味が湧いた私は、フローラさんの荷物を収納している空間を開いた。
「フローラさん、どこにあります?」
「え~と...確か本棚の一番下に...あ、ありました」
「あぁ、これですか。なるほど。大きくてカラフルな背表紙ですね?」
「中身もカラフルですよ? なにせフルカラーですから」
私は早速取り出してみた。
「うっわっ! 重っ!」
大きくて分厚くてそして重かった。
「なるほどぉ...こりゃ確かに子供達は夢中になりますねぇ...」
「はい、それはもう」
「フローラさん、良かったら私に解説してくれませんか? 魔物のことを知る良い機会だと思いますんで」
「あ、私も私も! 是非!」
セリカさんも乗っかってきた。
「えぇ、いいですよ。私で良ければ」
こうして即席の勉強会が始まった。
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