1 / 62
邂逅から始まった愛・恋・仕事
最強最凶最恐最狂宝具:クサナギノカタナ
しおりを挟む
身長壱百五拾九センチメートル、体重は普通のキログラム……これがおれの身長体重……ココロガオレソウだ。おれは、いい高校に入れなかったから毎日三時間かけて電車で通学する必要がある学校に通っていたが、つらすぎて、自殺を考えながらも中退を考え、中退宣言をまず母親の前でした、大喧嘩だった、あとからノンキな親父もリヴィングルームに入ってきた、もっと大喧嘩だ、その日は泣きながらゲロはいたんだよ、ベッドもよごれちまった、マットレスだから、かえるの面倒くさいし、重い……いろいろと……。
おれはとりえもない。頭も顔も悪いんだ。ハゲだしたのは壱拾代なかば。
登校を頑張ってる、そしておれより年下の女子高生と並んでも背が彼女らよりも低い、きっと同情すらもされない。
最近はずっとものの音が聞こえる、それも、なにの音か聞き覚えのない音なんだ。もうはっきりとわかったよ、心因性の幻聴だ。音が嫌いになった、昔は、アニソンやゲーソンをはじめとしたさまざまなものがスキだった、でも、おれはヒップホップとか、ロックとか、メタルとか……エトセトラ……ともかく、そういうの聴くのなんか似合わなくて、自己嫌悪。聴いてたら聴いてたで、なんか罪悪感、でも、際どい同人漫画とかでマスはかくし結局おれは、ダメダメナンダ……よ。
ボブ・ディランシャマンっていうミュージシャン、ノーヴェル文学賞を取った。でも、そういう世間的な有名人の曲も、似合わないおれ。しかもそのボブ・ディランシャマン、イケメンなんだ……、邦題で『追憶のハイウェイ19』の自撮りしたジャケット見ればわかるけど……結局おれとイケメンの親和性は低いんだ。
ボブ・ディランシャマンもフランズ・カフカもアーネスト・ヘミングウェーイもイケメン、おれは大変文学とも相性が悪い。おまけにロック史で伝説とも言われる、歌詞に評価の重きをおかれがちなアートロックバンドのピンク・フロード、それの中心人物のジョーン・ギルムーアもイケメン。やっぱりおれはアートと相性が大変に悪い。
おれはそんな状態であっても、死にかけだったから、アートを積極的に見るようになっていった。弐拾が過ぎた頃の話だった。そして、ニートの影響で、毛が伸びたが、これではただのお笑い芸人ではないか、しかも変なのを売りにしたド道化の。
運動神経は良くないおれ。でも座学系のことも不得意。
そもそも譫妄? みたいな状態にもなるし、すごい嫌な感じだ。
ニキビも多いし、ムシバも多い……なおしに行くヒマがないんだ、ニートでも、怖くていけない、もう人が怖いんだ。結果いろいろと悪い意味でしみるし、いま冬で寒い、惨めなんだ、この時期。
おれは小中高といじめられていた。どうしてなのだろうか、きっとカリスマ性がないからだと思った、でも、カリスマすごくあって、おれと真逆のスペックみたいな同期のイケメンは、嫉妬によってボロボロにされて廃人になったんだ。そのカリスマイケメン廃人ボーイもいまは死んだとか噂あるぐらいで信頼されていないんだと、ある時聞いた、昔馴染から。その昔馴染はおれが唯一メルアドを知っていた、者で、おれはケータイはまず使わないからガラパゴスケータイのまま、で、相手はリア充だからスマートフォン。おれの電波のとびとかも悪いガラパゴスケータイ、あれじゃあまともに通話もできないし、相手も相手で返事途中から返してくれなくなった、勝手に廃人と思われて見捨てられたのかもな、確かに廃人だが……。
おれの背の低さがカリスマをなくしてるのかなんて思うのは違うよ、小さくても、カリスマはカリスマなんだ。おれの祖父はおれより数センチだけ高いから威張ってくる、家族だっていうのに……。
実は……おれはいじめをしたこともあった。おれは中学の時、不良にあこがれていたんだ、いまでは考えられない。不良グループが後輩ですごく勉強もできないでかっこ悪いやつを脱げなどと脅していじめていた、そして、おれもそれにつられてしてしまった……すると、問題になった。おれは学校で呼び出しをくらいいろんな教師に怒られた、中学時代。おれがいじめに加勢したから問題になったとは違うんだ、元々問題になるながれはできあがっていたのだ。
おれがいじめた後輩の親は、元暴走族。そして、息子のクラスのマドンナがあるイケメンにフラれたことを知って、そのフッたイケメンを殴りに行こうともしたぐらいのオカシイのだ。そして息子のいじめられのことも知って、車を違法改造して、違法デシベルにした。俺は、その騒音で、嫌がらせを受けている、うるさすぎるし、スモッグだらけで、換気もしがたい、おれの家の周りに来るスズメの数も急に減った。
おれは騒音車を何度も壊そうと思った、騒音者も壊したい。
毎日参百壱拾デシベルを無理に鳴らせる改造がほどこされた違法改造車。おれはもうその存在を許容することは無理だと思った。
正月の事だった。熱田神宮に行った。西暦で弐阡壱拾八年の事だ。
熱田神宮、そこに、来た、例の違法改造車。おれを追ってきたのだ、もうこれで何年も経つのに、ねちねちと。
吹かした車をおりて、タバコに火をつけ、こっちに向かってきた。ただでさえこの辺一帯に喫煙者は多いっていうのにさ。タバコノケムリでとても息苦しくなった。
宝具クサナギノカタナがここにあることを知っていたおれ。
おれはもういっそのこと、芸人のパフォーマンスか何かに見せようと思って、神殿に侵入してクサナギノカタナの封印を無理にといた、そしてクサナギノカタナで違法改造車を乗る違法改造者を殺そうと思った。
この時、クサナギノカタナの封印をといてしまった呪いによって、おれは異世界にとばされた。
おれはとりえもない。頭も顔も悪いんだ。ハゲだしたのは壱拾代なかば。
登校を頑張ってる、そしておれより年下の女子高生と並んでも背が彼女らよりも低い、きっと同情すらもされない。
最近はずっとものの音が聞こえる、それも、なにの音か聞き覚えのない音なんだ。もうはっきりとわかったよ、心因性の幻聴だ。音が嫌いになった、昔は、アニソンやゲーソンをはじめとしたさまざまなものがスキだった、でも、おれはヒップホップとか、ロックとか、メタルとか……エトセトラ……ともかく、そういうの聴くのなんか似合わなくて、自己嫌悪。聴いてたら聴いてたで、なんか罪悪感、でも、際どい同人漫画とかでマスはかくし結局おれは、ダメダメナンダ……よ。
ボブ・ディランシャマンっていうミュージシャン、ノーヴェル文学賞を取った。でも、そういう世間的な有名人の曲も、似合わないおれ。しかもそのボブ・ディランシャマン、イケメンなんだ……、邦題で『追憶のハイウェイ19』の自撮りしたジャケット見ればわかるけど……結局おれとイケメンの親和性は低いんだ。
ボブ・ディランシャマンもフランズ・カフカもアーネスト・ヘミングウェーイもイケメン、おれは大変文学とも相性が悪い。おまけにロック史で伝説とも言われる、歌詞に評価の重きをおかれがちなアートロックバンドのピンク・フロード、それの中心人物のジョーン・ギルムーアもイケメン。やっぱりおれはアートと相性が大変に悪い。
おれはそんな状態であっても、死にかけだったから、アートを積極的に見るようになっていった。弐拾が過ぎた頃の話だった。そして、ニートの影響で、毛が伸びたが、これではただのお笑い芸人ではないか、しかも変なのを売りにしたド道化の。
運動神経は良くないおれ。でも座学系のことも不得意。
そもそも譫妄? みたいな状態にもなるし、すごい嫌な感じだ。
ニキビも多いし、ムシバも多い……なおしに行くヒマがないんだ、ニートでも、怖くていけない、もう人が怖いんだ。結果いろいろと悪い意味でしみるし、いま冬で寒い、惨めなんだ、この時期。
おれは小中高といじめられていた。どうしてなのだろうか、きっとカリスマ性がないからだと思った、でも、カリスマすごくあって、おれと真逆のスペックみたいな同期のイケメンは、嫉妬によってボロボロにされて廃人になったんだ。そのカリスマイケメン廃人ボーイもいまは死んだとか噂あるぐらいで信頼されていないんだと、ある時聞いた、昔馴染から。その昔馴染はおれが唯一メルアドを知っていた、者で、おれはケータイはまず使わないからガラパゴスケータイのまま、で、相手はリア充だからスマートフォン。おれの電波のとびとかも悪いガラパゴスケータイ、あれじゃあまともに通話もできないし、相手も相手で返事途中から返してくれなくなった、勝手に廃人と思われて見捨てられたのかもな、確かに廃人だが……。
おれの背の低さがカリスマをなくしてるのかなんて思うのは違うよ、小さくても、カリスマはカリスマなんだ。おれの祖父はおれより数センチだけ高いから威張ってくる、家族だっていうのに……。
実は……おれはいじめをしたこともあった。おれは中学の時、不良にあこがれていたんだ、いまでは考えられない。不良グループが後輩ですごく勉強もできないでかっこ悪いやつを脱げなどと脅していじめていた、そして、おれもそれにつられてしてしまった……すると、問題になった。おれは学校で呼び出しをくらいいろんな教師に怒られた、中学時代。おれがいじめに加勢したから問題になったとは違うんだ、元々問題になるながれはできあがっていたのだ。
おれがいじめた後輩の親は、元暴走族。そして、息子のクラスのマドンナがあるイケメンにフラれたことを知って、そのフッたイケメンを殴りに行こうともしたぐらいのオカシイのだ。そして息子のいじめられのことも知って、車を違法改造して、違法デシベルにした。俺は、その騒音で、嫌がらせを受けている、うるさすぎるし、スモッグだらけで、換気もしがたい、おれの家の周りに来るスズメの数も急に減った。
おれは騒音車を何度も壊そうと思った、騒音者も壊したい。
毎日参百壱拾デシベルを無理に鳴らせる改造がほどこされた違法改造車。おれはもうその存在を許容することは無理だと思った。
正月の事だった。熱田神宮に行った。西暦で弐阡壱拾八年の事だ。
熱田神宮、そこに、来た、例の違法改造車。おれを追ってきたのだ、もうこれで何年も経つのに、ねちねちと。
吹かした車をおりて、タバコに火をつけ、こっちに向かってきた。ただでさえこの辺一帯に喫煙者は多いっていうのにさ。タバコノケムリでとても息苦しくなった。
宝具クサナギノカタナがここにあることを知っていたおれ。
おれはもういっそのこと、芸人のパフォーマンスか何かに見せようと思って、神殿に侵入してクサナギノカタナの封印を無理にといた、そしてクサナギノカタナで違法改造車を乗る違法改造者を殺そうと思った。
この時、クサナギノカタナの封印をといてしまった呪いによって、おれは異世界にとばされた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる