225 / 270
第2章 シャウラ村編
第52話 魔の森の薬草採取
しおりを挟む
「タティナ。すまんが今日は朝から裏山の奥まで薬草を採りに行く人がいる。その護衛をするからついて来てくれるか?」
「ああ、分かった。一緒に行こう」
俺達との仕事は、必ず一緒にしたいと言っていたからな。タティナは冒険者として旅していたと言うから、こういう事には慣れているはずだ。
「この人は村の薬師のスティリアさんだ。こっちは先日村に来たタティナ。今日の護衛を一緒にしてくれる」
「おはようございます、タティナさん。よろしくお願いしますね」
「ああ、裏山の奥と言うことだが、この山の上か」
「この山を回った裏側の方なんですけど、自分は足が遅いのでそれほど遠くまではいきません」
「今日は、第1の泉ぐらいまでだな。早速出発しようか」
今日は俺とカリンにキイエ。それにタティナが来てくれるから護衛には充分だな。
裏山を登り木の魔獣がいた丘を越えて魔の森に入る。
「スティリアさんはいつものように薬草を採取してください」
「はい、ありがとうございます」
「今日は熊が多いわね。ユヅキ達はもう少し前に出れるかしら」
「ああ、そうしよう。タティナは右手の方を頼む」
「分かった」
タティナは俺より強い、ある程度ひとりで任せても大丈夫だろう。森を歩きつつカリンの魔法攻撃と、俺とタティナの剣で魔獣を狩っていく。
「スティリアさん、この泉で休憩しましょうか」
「はい、ありがとうございます。ユヅキさん、いつもすみませんね」
「村の人の薬を作ってもらっているんだ。これぐらいならいつでも言ってきてくれ」
「お前達はいつも、こんな森の奥まで護衛をしているのか」
「いつもじゃないさ。2日後には川の上流にある池の点検と補修がある。タティナも手伝ってくれるんだろう」
「ああ、そのつもりだ」
「スティリアさん。この周りの薬草を採ったら帰りましょうか」
「はい、分かりました」
薬草採取が終わっての帰り道。
「ユヅキ、またあいつよ」
巨大な魔獣が俺達の前にやって来た。
「あの魔獣大きいな。あたいは初めて見るが、何と言う魔獣だ」
人の背丈の2倍以上ある巨大な魔獣で、首は長く太い。首だけで人の背丈ほどあり、体は牛のようにずんぐりしている
「俺達はキリン牛と言っている。いつもは10頭程の群れで行動しているが、この丘にははぐれ魔獣がよく来る」
「あれが群れでいるのか!」
「群れっていっても大したことないわよ。真っ直ぐにしか走って来ないんだから」
「牙から炎攻撃をしてくる。それだけ注意してくれ」
「じゃあ、私が魔法攻撃で注意を引くから左右から攻撃してくれるかしら。あんた、あいつに踏みつぶされないようにしなさいよ」
「キイエは空から攻撃してくれ」
「キーエ!」
キイエが空に舞い、カリンが高速移動で魔獣の向こう側に回り込んで注意を引く。
俺達は左右に別れて位置に着いたところでカリンが魔法攻撃を仕掛ける。魔獣はカリンに向かって炎を吐くが、ローブで防御できるから心配ない。キイエも空から攻撃してくれている。
その間に俺達は魔獣に近づき足を切り裂く。膝をついたところで首を集中的に攻撃して倒した。
「ユヅキ、木を伐ってくれる。タティナは枝を落として。運搬台を作るわよ」
「キリン牛は皮も肉も魔石も上等だからな。ちゃんと村まで運ぶぞ」
この魔獣は大きすぎて、そのまま運べない。森の木を伐り運搬台に乗せて下り坂を滑らせて運んでいく。
台の上にスティリアさんも乗ってもらい、カリンが高速移動で前から引っ張って俺達が後ろから押して滑らせる。
「よし、タティナも運搬台に乗れ。後はカリンに任せれば大丈夫だ」
下り坂を滑り降りてスピードに乗れば、後はカリンの高速移動で引っ張ってもらって村まで辿り着ける。
「あれも魔法か? あたいとの戦いでも使っていたな」
カリンの高速移動を見てタティナが尋ねてきた。
「魔法と言えば魔法だが、靴に魔道部品を使っている。興味があるなら後で教えてやるよ」
「あたいに教えてもいいのか? ますますあたいに勝てなくなるぞ」
「どってことないさ。タティナが強くなって村の役に立つなら、それでいいじゃないか。タティナに勝つならちゃんと別の方法を考えて勝ちにいくよ」
「そうなのか……」
「ユヅキ、そろそろ村が見えて来たわよ」
「おう」
村の手前で止まれるようにブレーキをかけながら裏山を降りていく。
「ユヅキさん、またこの魔獣を狩ってきてくれたんだね。ありがとう」
「こいつの革は高く売れるし肉も美味いからな。助かるよ」
大きな魔獣を運んできたのを見て、村人達が集まって来た。
「さあ、陽のあるうちに解体しましょう」
アイシャも来てくれて、解体を手伝ってくれる。みんなで協力すればすぐ終わるだろう。
家に帰るとチセが風呂の用意をして待っていてくれた。カリンとチセに先に入ってもらい、俺は食堂でタティナに風の靴について教える。
「俺達の靴の底には魔道部品が取り付けてあって、魔力を流すと靴底に風属性が付与される。ここに取り付けているのがその魔道部品だ」
「小さな部品だな。これでカリンのように速く走れるのか?」
これだけじゃだめだと、仕組みを詳しく説明する。
「これは体を少し浮かせるだけで、前に進む力はない。カリンのように後方に風魔法を送り出すか、カリンに押してもらって高速移動する」
「なるほど、面白いな」
「興味があるならタティナの靴にも取り付けよう。確か魔道部品はまだあったはずだ」
「この部品は貴重な物じゃないのか」
まあ、この国には無いんだが、王国と取引しているゴーエンさんに言って取り寄せてもらっている。少々時間はかかるが、手に入れることができる品物だ。
「そうなのか。それならすまんがあたいの靴にも付けてくれるか」
「明日、家に来てくれ。その時に取り付けよう」
「ユヅキ~、オフロ空いたわよ」
「おお、今行く。タティナ、今晩ここで飯を食っていけよ」
「いや、アタイはこれから公衆浴場に行って、寄合所でご飯を食べるよ」
そうなのか。タティナはひとりでいる方が好きみたいだし、無理強いはせんほうがいいか。明日風の靴を作る約束をして、俺は風呂に向かう。
「いや~。仕事の後の風呂は格別だな。そういや、アイシャがいないな。今日も公衆浴場でお風呂か」
「ええ、今日は解体で遅くなるから、公衆浴場へ行くって言ってたわ。あそこの女湯は遅い時間だと空いてるのよ」
「大きくて気持ちいいですしね。そうだ師匠、あたしタティナさんに稽古をつけてもらえる事になりました」
「おお、そうか。チセはあの体裁きを教わりたいと言っていたものな」
「はい、タティナさんに言ったら靴のお礼だとか言ってましたよ」
「そうなのか。じゃあ明日の稽古が終わったらすぐ、タティナの靴にも魔道部品を付けるようにしてやらんとな」
タティナも義理堅い奴だな。まあ、それで仲良くなれるのならいい事だ。
俺も少し稽古をつけてもらおうかな。明日が楽しみだ。
「ああ、分かった。一緒に行こう」
俺達との仕事は、必ず一緒にしたいと言っていたからな。タティナは冒険者として旅していたと言うから、こういう事には慣れているはずだ。
「この人は村の薬師のスティリアさんだ。こっちは先日村に来たタティナ。今日の護衛を一緒にしてくれる」
「おはようございます、タティナさん。よろしくお願いしますね」
「ああ、裏山の奥と言うことだが、この山の上か」
「この山を回った裏側の方なんですけど、自分は足が遅いのでそれほど遠くまではいきません」
「今日は、第1の泉ぐらいまでだな。早速出発しようか」
今日は俺とカリンにキイエ。それにタティナが来てくれるから護衛には充分だな。
裏山を登り木の魔獣がいた丘を越えて魔の森に入る。
「スティリアさんはいつものように薬草を採取してください」
「はい、ありがとうございます」
「今日は熊が多いわね。ユヅキ達はもう少し前に出れるかしら」
「ああ、そうしよう。タティナは右手の方を頼む」
「分かった」
タティナは俺より強い、ある程度ひとりで任せても大丈夫だろう。森を歩きつつカリンの魔法攻撃と、俺とタティナの剣で魔獣を狩っていく。
「スティリアさん、この泉で休憩しましょうか」
「はい、ありがとうございます。ユヅキさん、いつもすみませんね」
「村の人の薬を作ってもらっているんだ。これぐらいならいつでも言ってきてくれ」
「お前達はいつも、こんな森の奥まで護衛をしているのか」
「いつもじゃないさ。2日後には川の上流にある池の点検と補修がある。タティナも手伝ってくれるんだろう」
「ああ、そのつもりだ」
「スティリアさん。この周りの薬草を採ったら帰りましょうか」
「はい、分かりました」
薬草採取が終わっての帰り道。
「ユヅキ、またあいつよ」
巨大な魔獣が俺達の前にやって来た。
「あの魔獣大きいな。あたいは初めて見るが、何と言う魔獣だ」
人の背丈の2倍以上ある巨大な魔獣で、首は長く太い。首だけで人の背丈ほどあり、体は牛のようにずんぐりしている
「俺達はキリン牛と言っている。いつもは10頭程の群れで行動しているが、この丘にははぐれ魔獣がよく来る」
「あれが群れでいるのか!」
「群れっていっても大したことないわよ。真っ直ぐにしか走って来ないんだから」
「牙から炎攻撃をしてくる。それだけ注意してくれ」
「じゃあ、私が魔法攻撃で注意を引くから左右から攻撃してくれるかしら。あんた、あいつに踏みつぶされないようにしなさいよ」
「キイエは空から攻撃してくれ」
「キーエ!」
キイエが空に舞い、カリンが高速移動で魔獣の向こう側に回り込んで注意を引く。
俺達は左右に別れて位置に着いたところでカリンが魔法攻撃を仕掛ける。魔獣はカリンに向かって炎を吐くが、ローブで防御できるから心配ない。キイエも空から攻撃してくれている。
その間に俺達は魔獣に近づき足を切り裂く。膝をついたところで首を集中的に攻撃して倒した。
「ユヅキ、木を伐ってくれる。タティナは枝を落として。運搬台を作るわよ」
「キリン牛は皮も肉も魔石も上等だからな。ちゃんと村まで運ぶぞ」
この魔獣は大きすぎて、そのまま運べない。森の木を伐り運搬台に乗せて下り坂を滑らせて運んでいく。
台の上にスティリアさんも乗ってもらい、カリンが高速移動で前から引っ張って俺達が後ろから押して滑らせる。
「よし、タティナも運搬台に乗れ。後はカリンに任せれば大丈夫だ」
下り坂を滑り降りてスピードに乗れば、後はカリンの高速移動で引っ張ってもらって村まで辿り着ける。
「あれも魔法か? あたいとの戦いでも使っていたな」
カリンの高速移動を見てタティナが尋ねてきた。
「魔法と言えば魔法だが、靴に魔道部品を使っている。興味があるなら後で教えてやるよ」
「あたいに教えてもいいのか? ますますあたいに勝てなくなるぞ」
「どってことないさ。タティナが強くなって村の役に立つなら、それでいいじゃないか。タティナに勝つならちゃんと別の方法を考えて勝ちにいくよ」
「そうなのか……」
「ユヅキ、そろそろ村が見えて来たわよ」
「おう」
村の手前で止まれるようにブレーキをかけながら裏山を降りていく。
「ユヅキさん、またこの魔獣を狩ってきてくれたんだね。ありがとう」
「こいつの革は高く売れるし肉も美味いからな。助かるよ」
大きな魔獣を運んできたのを見て、村人達が集まって来た。
「さあ、陽のあるうちに解体しましょう」
アイシャも来てくれて、解体を手伝ってくれる。みんなで協力すればすぐ終わるだろう。
家に帰るとチセが風呂の用意をして待っていてくれた。カリンとチセに先に入ってもらい、俺は食堂でタティナに風の靴について教える。
「俺達の靴の底には魔道部品が取り付けてあって、魔力を流すと靴底に風属性が付与される。ここに取り付けているのがその魔道部品だ」
「小さな部品だな。これでカリンのように速く走れるのか?」
これだけじゃだめだと、仕組みを詳しく説明する。
「これは体を少し浮かせるだけで、前に進む力はない。カリンのように後方に風魔法を送り出すか、カリンに押してもらって高速移動する」
「なるほど、面白いな」
「興味があるならタティナの靴にも取り付けよう。確か魔道部品はまだあったはずだ」
「この部品は貴重な物じゃないのか」
まあ、この国には無いんだが、王国と取引しているゴーエンさんに言って取り寄せてもらっている。少々時間はかかるが、手に入れることができる品物だ。
「そうなのか。それならすまんがあたいの靴にも付けてくれるか」
「明日、家に来てくれ。その時に取り付けよう」
「ユヅキ~、オフロ空いたわよ」
「おお、今行く。タティナ、今晩ここで飯を食っていけよ」
「いや、アタイはこれから公衆浴場に行って、寄合所でご飯を食べるよ」
そうなのか。タティナはひとりでいる方が好きみたいだし、無理強いはせんほうがいいか。明日風の靴を作る約束をして、俺は風呂に向かう。
「いや~。仕事の後の風呂は格別だな。そういや、アイシャがいないな。今日も公衆浴場でお風呂か」
「ええ、今日は解体で遅くなるから、公衆浴場へ行くって言ってたわ。あそこの女湯は遅い時間だと空いてるのよ」
「大きくて気持ちいいですしね。そうだ師匠、あたしタティナさんに稽古をつけてもらえる事になりました」
「おお、そうか。チセはあの体裁きを教わりたいと言っていたものな」
「はい、タティナさんに言ったら靴のお礼だとか言ってましたよ」
「そうなのか。じゃあ明日の稽古が終わったらすぐ、タティナの靴にも魔道部品を付けるようにしてやらんとな」
タティナも義理堅い奴だな。まあ、それで仲良くなれるのならいい事だ。
俺も少し稽古をつけてもらおうかな。明日が楽しみだ。
125
お気に入りに追加
971
あなたにおすすめの小説
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう!〜公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ〜
西園寺若葉
ファンタジー
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる