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第2章 シャウラ村編
第53話 タティナと稽古
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今日は朝からタティナに体術の稽古をつけてもらう。チセが教えてもらうのだが、俺も参加しようと一緒に寄合所へ出向く。チセは早速、いつも練習している体の動きを見せる。
「そう、そこで身構えると後の動きが遅くなる」
チセに体術を教えたのは俺だ。空手と同じ形を教え、体の安定と力強い左右の突き、そして体の躱し方を教えている。
「この、安定した形が悪いんですか?」
「悪くはないのだが、次の攻撃が遅くなる」
タティナの言うことはもっともな事なのだ。
空手などの武術は精神を鍛えることも重要とされ、守ることが重視される。相手の攻撃を受けて、対応できるよう安定した身構えとなる。
タティナのように、完全に戦うためだけの体術とは根本的に違う。魔獣相手に武士道もへったくれもないからな。
「あたいを攻撃してごらん」
棒立ちのようなタティナに向かって鉄拳を打ち込む。タティナは最小の動きで躱すと同時にチセの首元に拳を当てる。ダークエルフはエルフと同じように魔力も強大だが、このような体術を身につけ、ひとりでも戦うことができる。
「タティナさん。その体さばきを知りたいんです」
「タティナでいいよ」
タティナはチセより年上なようで、故郷を離れ旅して4年目になるそうだ。武闘会で戦った仲だ、気楽に接してもらいたいのだろう。
「感覚としては、細い糸を頭の先から足先までピンと張る感じだな。体の中心をその糸に沿わせて立つ」
「なんだかグラグラしますよ」
「そう。その位置なら足裏の感覚だけで前後左右どちらにも動き出すことができる」
「ちょっと待ってくださいね。高い位置から体を落としていく感じでしょうか」
「動き出せば一気にその方向へ動くからそんな感覚かもしれない」
なるほどな。一番不安定な位置からだと、どの方向へも小さな力で動き出すことができるな。タティナ達の稽古を見ながら俺もやってみる。
「動いている途中や走っている間も、その糸に体の中心が沿う時はある。その一瞬に方向を変えることもできる」
「なかなか難しいですね」
「体の中心がその位置に来るのは一瞬だからな。それが捉えられれば、右から左、前から後ろにすぐに切り替えられる」
「なるほど、小さな力でも方向を変える感覚は分かりそうです。ありがとうございました」
「タティナ、ありがとう。俺もいい稽古になったよ」
「そうか。それなら、良かった」
「タティナ、靴に魔道部品を取り付けよう。俺の家に来てくれるか」
稽古も終え、昨日言っていたタティナ用の風の靴を作ろう。家の食堂で靴を脱いでもらい、風の魔道部品を取り付ける。
「少し時間がかかる。その間はこれを履いててくれ」
タティナは代わりの靴を持っていないそうなので、俺愛用のモフモフのスリッパを履いてもらう。
この世界、家の中で靴を履く生活にも慣れてきたが、やはり風呂上がりやゆっくりしたいときは家の中でも靴を脱ぐ。
そのために作った俺専用のスリッパだ。水虫などないから安心して履いてくれ。
「この家は大きいのだな」
「4人で住んでいるからな。それに子供もできる。最初からそのつもりで建てたんだ」
「タティナ、家の中を案内してあげる。こっちにオフロがあるの」
「ほほう、あのオフロが家の中にあるのか。見せてくれるか」
チセの案内で家を見て回り、仲良くふたりでおしゃべりしている。これならタティナも退屈しないだろう。
「よし、できたぞ」
靴を渡して説明する。
「この靴の先端に銅の網がある。ここに足から魔力を流すと靴底の魔道部品が動作して風属性が付与できる」
「なるほど、試してみていいか」
「銅の網は柔らかくて曲がるから痛くはないと思うが、そのまま立って歩いてくれるか」
「少し冷たい感じだが、痛くはないな」
「じゃあ、足から魔力を流してくれ。チセ、反対側で支えてくれるか」
タティナを左右から支えて魔力を流してもらう。
「なるほど、これで体が浮いた状態になるのか。今までにない感覚だな」
「少し膝を曲げたまま、何もせず立っていてくれ」
左右を支えたまま前に進む。
「次は腰を押す。そのままの姿勢で進む事ができるぞ。止まる時は魔力を切って普通の靴に戻してくれるか」
俺が腰を軽く押すと、す~っと部屋の中を滑って行く。さすがバランス感覚がいいのか、転ぶこともなく部屋の端まで行って止まる。
「何もせず進むというのは、変な感じだが面白いな」
「そうでしょう。平原でこの靴を使って滑って遊ぶと面白いのよ」
「だが自分だけでは進めないな」
少し考えてタティナがアイデアを口にする。
「片足ずつ魔力を入れて、一方の足で地面を蹴れば進めるか……」
タティナが片足だけ魔力を入れて部屋の中を滑る。アイススケートをするように片足ずつ滑らせている。
「上手いじゃないか」
「それ、いいかも。タティナ、外で滑ってみようよ」
チセと外の平原で滑って遊ぶようだな。俺も行って今の滑り方をしてみるか。
「ユヅキ、この靴の使い方は分かった。だが、前に見たカリンのように速く進むことはできないか」
「高速で進むには風魔法がいる。カリンは杖で後方に風を送って移動しているが、火魔法しか発動できんタティナでは無理だな」
「そうなのか。それでは仕方ないか」
タティナが使える火魔法を撃ち出しても、炎が飛んで行くだけで爆発の威力で自分が進むことはできない。周りの空気も巻き込んで噴き出す風魔法とは違う。
「だが諦めるのは早いかもしれんぞ」
火魔法だけで進むやり方があるにはあるのだが、上手くいくか分からん。
「炎で前に進む装置を、杖の先端に付ければカリンのような走りができる」
「お前は杖職人なのか?」
「俺自身が作る事はできんが、カリンの杖を考えたのは俺だ」
「そのような物ができるならありがたいことだ。ユヅキ、頼んでいいか」
「だが全く新しい装置になる。できる保証はないぞ」
「この靴を作ってもらっただけでも感謝している。贅沢は言わんよ」
そう言ってもらえると助かるな。
俺の考えているのは、火魔法で推進力を生み出すロケットエンジンのような物だ。作れるかどうかは分からんが、明日から時間のある時はそのエンジンの開発をする事にしよう。
「そう、そこで身構えると後の動きが遅くなる」
チセに体術を教えたのは俺だ。空手と同じ形を教え、体の安定と力強い左右の突き、そして体の躱し方を教えている。
「この、安定した形が悪いんですか?」
「悪くはないのだが、次の攻撃が遅くなる」
タティナの言うことはもっともな事なのだ。
空手などの武術は精神を鍛えることも重要とされ、守ることが重視される。相手の攻撃を受けて、対応できるよう安定した身構えとなる。
タティナのように、完全に戦うためだけの体術とは根本的に違う。魔獣相手に武士道もへったくれもないからな。
「あたいを攻撃してごらん」
棒立ちのようなタティナに向かって鉄拳を打ち込む。タティナは最小の動きで躱すと同時にチセの首元に拳を当てる。ダークエルフはエルフと同じように魔力も強大だが、このような体術を身につけ、ひとりでも戦うことができる。
「タティナさん。その体さばきを知りたいんです」
「タティナでいいよ」
タティナはチセより年上なようで、故郷を離れ旅して4年目になるそうだ。武闘会で戦った仲だ、気楽に接してもらいたいのだろう。
「感覚としては、細い糸を頭の先から足先までピンと張る感じだな。体の中心をその糸に沿わせて立つ」
「なんだかグラグラしますよ」
「そう。その位置なら足裏の感覚だけで前後左右どちらにも動き出すことができる」
「ちょっと待ってくださいね。高い位置から体を落としていく感じでしょうか」
「動き出せば一気にその方向へ動くからそんな感覚かもしれない」
なるほどな。一番不安定な位置からだと、どの方向へも小さな力で動き出すことができるな。タティナ達の稽古を見ながら俺もやってみる。
「動いている途中や走っている間も、その糸に体の中心が沿う時はある。その一瞬に方向を変えることもできる」
「なかなか難しいですね」
「体の中心がその位置に来るのは一瞬だからな。それが捉えられれば、右から左、前から後ろにすぐに切り替えられる」
「なるほど、小さな力でも方向を変える感覚は分かりそうです。ありがとうございました」
「タティナ、ありがとう。俺もいい稽古になったよ」
「そうか。それなら、良かった」
「タティナ、靴に魔道部品を取り付けよう。俺の家に来てくれるか」
稽古も終え、昨日言っていたタティナ用の風の靴を作ろう。家の食堂で靴を脱いでもらい、風の魔道部品を取り付ける。
「少し時間がかかる。その間はこれを履いててくれ」
タティナは代わりの靴を持っていないそうなので、俺愛用のモフモフのスリッパを履いてもらう。
この世界、家の中で靴を履く生活にも慣れてきたが、やはり風呂上がりやゆっくりしたいときは家の中でも靴を脱ぐ。
そのために作った俺専用のスリッパだ。水虫などないから安心して履いてくれ。
「この家は大きいのだな」
「4人で住んでいるからな。それに子供もできる。最初からそのつもりで建てたんだ」
「タティナ、家の中を案内してあげる。こっちにオフロがあるの」
「ほほう、あのオフロが家の中にあるのか。見せてくれるか」
チセの案内で家を見て回り、仲良くふたりでおしゃべりしている。これならタティナも退屈しないだろう。
「よし、できたぞ」
靴を渡して説明する。
「この靴の先端に銅の網がある。ここに足から魔力を流すと靴底の魔道部品が動作して風属性が付与できる」
「なるほど、試してみていいか」
「銅の網は柔らかくて曲がるから痛くはないと思うが、そのまま立って歩いてくれるか」
「少し冷たい感じだが、痛くはないな」
「じゃあ、足から魔力を流してくれ。チセ、反対側で支えてくれるか」
タティナを左右から支えて魔力を流してもらう。
「なるほど、これで体が浮いた状態になるのか。今までにない感覚だな」
「少し膝を曲げたまま、何もせず立っていてくれ」
左右を支えたまま前に進む。
「次は腰を押す。そのままの姿勢で進む事ができるぞ。止まる時は魔力を切って普通の靴に戻してくれるか」
俺が腰を軽く押すと、す~っと部屋の中を滑って行く。さすがバランス感覚がいいのか、転ぶこともなく部屋の端まで行って止まる。
「何もせず進むというのは、変な感じだが面白いな」
「そうでしょう。平原でこの靴を使って滑って遊ぶと面白いのよ」
「だが自分だけでは進めないな」
少し考えてタティナがアイデアを口にする。
「片足ずつ魔力を入れて、一方の足で地面を蹴れば進めるか……」
タティナが片足だけ魔力を入れて部屋の中を滑る。アイススケートをするように片足ずつ滑らせている。
「上手いじゃないか」
「それ、いいかも。タティナ、外で滑ってみようよ」
チセと外の平原で滑って遊ぶようだな。俺も行って今の滑り方をしてみるか。
「ユヅキ、この靴の使い方は分かった。だが、前に見たカリンのように速く進むことはできないか」
「高速で進むには風魔法がいる。カリンは杖で後方に風を送って移動しているが、火魔法しか発動できんタティナでは無理だな」
「そうなのか。それでは仕方ないか」
タティナが使える火魔法を撃ち出しても、炎が飛んで行くだけで爆発の威力で自分が進むことはできない。周りの空気も巻き込んで噴き出す風魔法とは違う。
「だが諦めるのは早いかもしれんぞ」
火魔法だけで進むやり方があるにはあるのだが、上手くいくか分からん。
「炎で前に進む装置を、杖の先端に付ければカリンのような走りができる」
「お前は杖職人なのか?」
「俺自身が作る事はできんが、カリンの杖を考えたのは俺だ」
「そのような物ができるならありがたいことだ。ユヅキ、頼んでいいか」
「だが全く新しい装置になる。できる保証はないぞ」
「この靴を作ってもらっただけでも感謝している。贅沢は言わんよ」
そう言ってもらえると助かるな。
俺の考えているのは、火魔法で推進力を生み出すロケットエンジンのような物だ。作れるかどうかは分からんが、明日から時間のある時はそのエンジンの開発をする事にしよう。
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