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第4話『野営』
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俺とソフィは比較的視界の開けた場所で、
焚き火を囲みながら血抜きをして捌いたばかりの、
ギガント・ボアの焼いた肉を食べていた。
ギガント・ボアはイノシシ型のモンスターで肉が旨いのが特徴だ。
好き嫌いはあると思うが、王都で家畜化された豚よりも、
俺は野性味あふれるギガント・ボアの肉が好きだ。
ソフィも小柄な体格のわりには結構食いっぷりの良い子なので、
美味しそうに肉をパクパクと食べている。
俺はソフィがいっぱい食べている姿をみるのが好きだ。
その姿を見ているだけでお腹とは違う部分が満たされる気になるのだ。
「新鮮なギガント・ボアの肉は旨いだろ」
「もきゅもきゅっ……とっても、おいひいわ」
口の中で肉をもぐもぐさせながらソフィは答える。
「王都で食べようとしたら高級なお店でしか食べられない肉だ。それにこんな新鮮な肉を食べることはできないからな。あてのない旅も楽しいだろ」
「うん!」
「いい返事だ」
俺はソフィの頭を撫でた。
褒めた感じでソフィの頭を撫でているが、
本音を言うと俺が撫でたくて撫でているだけだ。
「ケネス、あなたって強かったのね。ギガント・ボアはAクラス以上の冒険者に討伐依頼が出るほど強力なモンスターなのよ。それを斧で一撃で倒しちゃうんだもん。驚いたわ」
「ははっ。木を切るのにはそれなりの筋力が必要だし、森の中ではフォレスト・ウルフやワイルド・ベアなんかのモンスターに襲われることも多かった。だから、自然と強くなっていったんだろうな」
「ああ……なるほど。いま分かったわ。ママが作ってくれる料理に時々、野性味あふれる肉料理が出てきたのはそういう理由だったのね……」
「ははっ、ついに秘密がバレたか。もちろん本職のマタギほどじゃないけど、俺も解体や血抜きなんかは一通り心得ている。山の中で血抜きして解体した肉をお土産としてオフクロに渡していたんだ」
「でも、木こりって大変な仕事だったのね。私、ケネスのこと体が大きくて優しいのんびり屋さんだと思っていたわ。だって、ケネスってクマさんみたいなんですもん」
「ソフィめ、のんびり屋さんとは言ってくれるな。まっ、ソフィの誤解も理解はできる。王都でも木こりは楽な仕事と思っている人が大半だからな。牧歌的な職業と思われがちだけど結構命がけの職業なんだ」
「そういえば街ですれ違う木こりの人はケネスみたいに体が大きかったわね。なんというか服の上から分かるほど筋肉が凄い人が多かったわ」
「木こりにはね、いろいろな能力が求められるんだ。まずは木を切るための筋力、そして木を運搬するための筋力、最後に重荷を背負ったまま傾斜のある山道を歩けるだけの筋力が必要なんだ」
「もーっ! いろいろな能力って、ぜんぶ筋力じゃないっ!」
「ははっ、バレたか。まあ、頭を使わない仕事ってーのは事実だな。木の数を数えるくらいの頭は使うけど、それ以外の細かいことについては考えない」
「王都でみかける木こりのおじさんたちは、仕事が終わったら酒場に飲みに行って豪快に笑っている印象が強いわね。ケネスはお酒飲みにいかなかったけど、どうして?」
「情けない話なんだが、俺は酒あんまり得意じゃないんだよ。お酒を飲むとすぐ顔が真っ赤になって”赤鬼”なんて言われちまうからな」
「へー、意外ね。私、ケネスは絶対お酒が強いと思っていたわ」
「こらこら。人を見た目で判断するんじゃない。でも、こうやって一緒に暮らしていてもお互い知らないことってあるもんだな」
「ふふっ。そうね」
ソフィは俺が注いだコーヒーを飲むと、
思い出したかのように口を開く。
「そういえば、私達はこれからどこに行こうとしているの?」
「そうだな。東の大陸へ向かおうと思っている」
「なんで東なのよ?」
「理由か? ふむ。なんとなくだ」
「ふふふっ。なによそれ。ほんっと、ケネスらしいわね」
東の大陸に向かう理由はある。
8歳の頃にソフィが親父に連れられてきた時に身に付けていた、
金細工の装飾がついた翡翠のブローチは東の大陸でしか作れない名産品らしい。
そこに行けばもしかしたら何かしら、
ソフィの生い立ちを知る機会があるかもと思ったからだ。
だけどそれを口にしてしまったらソフィに変な期待をもたせてしまう。
行ってみたは良いけど何も手がかりを掴めずだったら、
期待の分だけ失望も大きくなるだろう。
だからソフィへの答えは『なんとなく』でいいのだ。
「東の国に渡るには港町から船に乗る必要がある。つまりは、明日には美味しい魚料理がたくさん食べられるぞ。ソフィは魚好きだからな」
「なによぉ! 私を食いしん坊みたいに言わないで。まあ……そうね。魚料理が楽しみなのはその通りですけど……」
「素直でよろしい。この野営地から港町まではそう遠くはない。明日の朝一で向かうからソフィはもう寝るんだ。いいね」
「ケネスは寝ないの?」
「俺は見張りをしているさ。焚き火を絶やさなければ大抵のモンスターは寄ってはこないが、モンスターのなかには火を恐れないモンスターも居る。寝込みに喉元を食いちぎられればそこでおしまいだからな」
「無理しないでよ……野営は元冒険者の私がやるわよ。ケネスは重い荷物を背負って疲れているでしょう。ケネスの方が先に休みなさいよ」
「ありがとう。そうだな、それじゃこの野営地での見張りは3時間交代にしよう。俺が3時間後にはソフィを起こすから、それまではゆっくりと体を休めるんだ」
「分かったわ。絶対に起こしてよね。無理しちゃ駄目よ、ケネス」
俺は焚き火の火を見つめながら、
すやすやと寝袋で横になるソフィの横顔を見つめていた。
さらさらの金髪の髪にサファイアの用に透き通った青色の瞳、
小さくて可愛らしくて端正な鼻、ちょっと大きめの豊かな胸。
「うむ……。やっぱ、ソフィはかわいいな」
空には満点の星がキラキラと輝いていた。
俺は朝になるまでコーヒーを温めて飲んだり、
ぼんやりと空の星を眺めたりして時間をつぶすのだった。
焚き火を囲みながら血抜きをして捌いたばかりの、
ギガント・ボアの焼いた肉を食べていた。
ギガント・ボアはイノシシ型のモンスターで肉が旨いのが特徴だ。
好き嫌いはあると思うが、王都で家畜化された豚よりも、
俺は野性味あふれるギガント・ボアの肉が好きだ。
ソフィも小柄な体格のわりには結構食いっぷりの良い子なので、
美味しそうに肉をパクパクと食べている。
俺はソフィがいっぱい食べている姿をみるのが好きだ。
その姿を見ているだけでお腹とは違う部分が満たされる気になるのだ。
「新鮮なギガント・ボアの肉は旨いだろ」
「もきゅもきゅっ……とっても、おいひいわ」
口の中で肉をもぐもぐさせながらソフィは答える。
「王都で食べようとしたら高級なお店でしか食べられない肉だ。それにこんな新鮮な肉を食べることはできないからな。あてのない旅も楽しいだろ」
「うん!」
「いい返事だ」
俺はソフィの頭を撫でた。
褒めた感じでソフィの頭を撫でているが、
本音を言うと俺が撫でたくて撫でているだけだ。
「ケネス、あなたって強かったのね。ギガント・ボアはAクラス以上の冒険者に討伐依頼が出るほど強力なモンスターなのよ。それを斧で一撃で倒しちゃうんだもん。驚いたわ」
「ははっ。木を切るのにはそれなりの筋力が必要だし、森の中ではフォレスト・ウルフやワイルド・ベアなんかのモンスターに襲われることも多かった。だから、自然と強くなっていったんだろうな」
「ああ……なるほど。いま分かったわ。ママが作ってくれる料理に時々、野性味あふれる肉料理が出てきたのはそういう理由だったのね……」
「ははっ、ついに秘密がバレたか。もちろん本職のマタギほどじゃないけど、俺も解体や血抜きなんかは一通り心得ている。山の中で血抜きして解体した肉をお土産としてオフクロに渡していたんだ」
「でも、木こりって大変な仕事だったのね。私、ケネスのこと体が大きくて優しいのんびり屋さんだと思っていたわ。だって、ケネスってクマさんみたいなんですもん」
「ソフィめ、のんびり屋さんとは言ってくれるな。まっ、ソフィの誤解も理解はできる。王都でも木こりは楽な仕事と思っている人が大半だからな。牧歌的な職業と思われがちだけど結構命がけの職業なんだ」
「そういえば街ですれ違う木こりの人はケネスみたいに体が大きかったわね。なんというか服の上から分かるほど筋肉が凄い人が多かったわ」
「木こりにはね、いろいろな能力が求められるんだ。まずは木を切るための筋力、そして木を運搬するための筋力、最後に重荷を背負ったまま傾斜のある山道を歩けるだけの筋力が必要なんだ」
「もーっ! いろいろな能力って、ぜんぶ筋力じゃないっ!」
「ははっ、バレたか。まあ、頭を使わない仕事ってーのは事実だな。木の数を数えるくらいの頭は使うけど、それ以外の細かいことについては考えない」
「王都でみかける木こりのおじさんたちは、仕事が終わったら酒場に飲みに行って豪快に笑っている印象が強いわね。ケネスはお酒飲みにいかなかったけど、どうして?」
「情けない話なんだが、俺は酒あんまり得意じゃないんだよ。お酒を飲むとすぐ顔が真っ赤になって”赤鬼”なんて言われちまうからな」
「へー、意外ね。私、ケネスは絶対お酒が強いと思っていたわ」
「こらこら。人を見た目で判断するんじゃない。でも、こうやって一緒に暮らしていてもお互い知らないことってあるもんだな」
「ふふっ。そうね」
ソフィは俺が注いだコーヒーを飲むと、
思い出したかのように口を開く。
「そういえば、私達はこれからどこに行こうとしているの?」
「そうだな。東の大陸へ向かおうと思っている」
「なんで東なのよ?」
「理由か? ふむ。なんとなくだ」
「ふふふっ。なによそれ。ほんっと、ケネスらしいわね」
東の大陸に向かう理由はある。
8歳の頃にソフィが親父に連れられてきた時に身に付けていた、
金細工の装飾がついた翡翠のブローチは東の大陸でしか作れない名産品らしい。
そこに行けばもしかしたら何かしら、
ソフィの生い立ちを知る機会があるかもと思ったからだ。
だけどそれを口にしてしまったらソフィに変な期待をもたせてしまう。
行ってみたは良いけど何も手がかりを掴めずだったら、
期待の分だけ失望も大きくなるだろう。
だからソフィへの答えは『なんとなく』でいいのだ。
「東の国に渡るには港町から船に乗る必要がある。つまりは、明日には美味しい魚料理がたくさん食べられるぞ。ソフィは魚好きだからな」
「なによぉ! 私を食いしん坊みたいに言わないで。まあ……そうね。魚料理が楽しみなのはその通りですけど……」
「素直でよろしい。この野営地から港町まではそう遠くはない。明日の朝一で向かうからソフィはもう寝るんだ。いいね」
「ケネスは寝ないの?」
「俺は見張りをしているさ。焚き火を絶やさなければ大抵のモンスターは寄ってはこないが、モンスターのなかには火を恐れないモンスターも居る。寝込みに喉元を食いちぎられればそこでおしまいだからな」
「無理しないでよ……野営は元冒険者の私がやるわよ。ケネスは重い荷物を背負って疲れているでしょう。ケネスの方が先に休みなさいよ」
「ありがとう。そうだな、それじゃこの野営地での見張りは3時間交代にしよう。俺が3時間後にはソフィを起こすから、それまではゆっくりと体を休めるんだ」
「分かったわ。絶対に起こしてよね。無理しちゃ駄目よ、ケネス」
俺は焚き火の火を見つめながら、
すやすやと寝袋で横になるソフィの横顔を見つめていた。
さらさらの金髪の髪にサファイアの用に透き通った青色の瞳、
小さくて可愛らしくて端正な鼻、ちょっと大きめの豊かな胸。
「うむ……。やっぱ、ソフィはかわいいな」
空には満点の星がキラキラと輝いていた。
俺は朝になるまでコーヒーを温めて飲んだり、
ぼんやりと空の星を眺めたりして時間をつぶすのだった。
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