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朝から晩まで元気なイリアくんと違う意味で朝から晩まで元気なレオンくん

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早朝シャワーを浴び、
さっぱりしてリビングに戻ると、入れ違いで浴室に向かおうとするイリアを見かけた。

今日も元気に筋トレだか走りこみだかを、まだ暗いうちからやっていたのだろうか。

いつもながら年中、朝から晩まで好き放題動ける体力は羨ましいようなすごいような気持ちだ。

せっかくなのでソファに腰掛け、イリアを待つ。

「おかえり」

「ただいま」

濡れた髪をガシガシ拭きながら現れたイリアに声をかけ、隣に座るよう促す。
俺が何か言うより先に、イリアは少し不思議そうな顔でこっちを見て口を開いた。

「珍しいな。
 お前がこんな真っ当な時間に起きているなんて」

「え?あー…まぁ……、うん、サンモンノトク?と聞いて?」

「なんで疑問系なんだ」

「俺は全てに疑問を持って動けるクレバーな男なんだよ」

「朝から鬱陶しいな」

正確には一睡もしていないのだが、藪蛇なので黙っておこう。

髪を拭き終え、タオルを首にかけたのを見計らって、
(男の、固くて首が直角になるので何も寝心地の良くない)膝枕を楽しもうとイリアの腿の上に倒れ込むと、上から顔をがっしりと掴まれた。

「痛いです」

「そうか。
 起きていたならスノウを見なかったか?
 今朝は一緒に、村近くの魔獣の様子を見ようと言っていたんだが時間になっても結局来なくてな」

「世界が暗い……
 うー…ん?スノウなら寝てんだろ、多分。
 昨日もレインとはっちゃけてたし」

「……」

顔を覆っていた手が離れたのでイリアの顔を見る。
露骨に、俺へ呆れの視線を送ってくる。

「な、なんだよ」

「……」

無言。
これは弁解しなくては、慌てて起き上がる。

「いやわかるよ、わかる、うん、わかる。
 俺もヤバいと思ってるって。
 なんでアイツら、俺を左右で分割して共有しようとしたんだろうな?って。
 わかるわかる。」

「やっぱりお前も関与してたか」

「わか……あっ!?くそ、墓穴掘ったか!」

まだ俺に容疑がかかっていただけの段階だったのに、焦って余計なことを言ってしまった。
悔しがっている俺の様子は無視してイリアは頭を抱えている。

「本当にお前は……、
 レインやスノウが、お前相手だと暴走するのはわかってるだろ。
 ちゃんと止めてやれ」

「俺相手だと暴走とか言うけどアイツら年中暴走してんだろ
 てか俺といる時に違うヤツの話すんなよ。
 ……今は、俺だけ見てて欲しいな…?」

そっと腿に手を置いて見つめてみるが、
俺のクソみたいな返しが相当気に食わなかったのか、ついでに内側へ手をスライドさせようとしたせいか、
頬を摘んで引っ張られる、痛い。

けれど、素手で林檎を握り潰せる男のくせに反撃がそんな風に可愛いので興奮する。

雑に謝って、頬にキスをする。

「ごめんごめんって、
 1人でスノウ待ってたんだよな?今度埋め合わせするから。
 …俺が。」

「チッ」

頭を撫でると鬱陶しそうに舌打ちをしつつ、眉間に皺まで作っているが、
今はそこまで機嫌が悪いわけではないらしく、その場から離れようとはしない。

指で濡れた髪を梳こうが無抵抗だし、せっかくの怖い顔にもあまり説得力は生まれなかった。

「あんま怒ってると痕つくぞ」

眉間を軽くつつくと、そこからわかりやすく力が抜けていって、
なんだかおもしろくて笑ってしまった。

「…何が面白い。
 誰のせいだと思ってるんだ」

「えー?誰だろ」

諸々を総合し、これはいけるな、と判断したのでイリアにもたれかかり、落ちている髪を耳にかけてやる。

偶然を装い耳たぶに触れると、くすぐったそうに肩が揺れるが相変わらず無抵抗。

……やはりこれはヤれる。

「身体あったかいな、運動したから?」

「……」

指を絡め、空いている手で首筋を撫でると、
触り方が変わったのが判ったのか、イリアの眉間にまた皺が寄る。

「こっち向いて」

照れなのか頑なに目を合わせようとはしないので、頬に手を添え無理やりこっちを向かせて唇を重ねた。

濡れた唇は甘いと感じるほど柔らかく、逞しい体を撫でながら何度も食むと心地いい。

「……っ、おい、レーヴェ」

「何?」

いよいよ、ぱつんぱつんに張ったでっかい胸へ触れ、
焦らすよう優しく撫でると、抵抗なのか手首を掴まれた。

「…まだ、朝早いだろ」

「夜ならいいの?」

そんなことを言われて興奮しないやつはいないと思うし、
興奮すれば朝だろうが関係ないと思う。

行為自体を拒絶した訳ではない言葉のとおり、抵抗は形ばかりでほとんど腕に力は入っておらず、
胸に手を当てたまま体重をかけるとその身体はあっさりソファに沈んでいく。

視界の下には押し倒され、
とても困ったような、これからエロいことをするんだ、ってちょっと期待しているようなカッコいいお兄さんがいて、
寝転ぼうが沈まないハリのある胸筋が、息を吸うたび上下している。

絶対イリアの方が強いしガタイだっていいのに、
なんだか追い詰められた被食者のようで、無性にそれを見ていると興奮してしまった。

こんな眺めを見られるなら、明るいうちにするのも絶対楽しい。

「ジロジロみるな」

俺の視線に気づいて、イリアは視線から逃れようと体を動かすが、
それを阻止して上から押さえ込み、唇を吸ってさっきのキスの続きをする。

「うっ、……ふ、……っ」

髪を撫で、首、鎖骨と徐々に手の位置を下にやって、
むちむちの立派な胸へ到達する。

中央にはぴん♡と豆みたいに膨らんだ乳首があって、それを指先でこり♡こり♡と軽く弾いて刺激して、
少し硬くなったら摘んで乳頭をとんとんとノックした。

相変わらず胸が弱いらしくイリアが苦しげに息を吐いたので、今度は胸をゆっくり揉み、
脇の方までくすぐりながらもう片方の手は顔を固定して逃げられないようにすると、
段々イリアも唇を開き、俺の唇をちゅ♡と吸い始めた。

「……っ、ふ、……っはぁ……」

後頭部を押さえられ、より密着した姿勢でいると、
たまにイリアが乳首を弄られて反応し、びく、と腰が跳ねるのがよく伝わってきて楽しい。

乳首を軽くこねられるのがお気に入りらしく、
それを繰り返せばうめくような喘ぎと一緒に、元々敏感で大きめの乳首もさらにしっかりと充血し、硬く膨らんでいく。

悩ましい息遣いや身体の反応にイリアも興奮しているのがよくわかって、
俺もその反応と、全身を撫でられる心地よい感触に頭と下半身に血が集まっていった。

唇を離しても、イリアの唇は惚けたよう薄く開いたままで、
普段少し怖い印象のイリアの顔つきが、発情し欲に染まっているギャップはとてもいい。

「なんか当たってるんですけど?」

俺の腿のあたりで硬くなっているものを形をなぞるように撫でてから、
指先で中央を布越しに軽く爪で掻くとぴく、と反応し、
下着が溢れたぬるついた液で濡れてまう。

「……いちいち、報告してくるな」

自分の身体の変化だ。

イリアが一番よくわかっているくせに、反応を指摘されて恥ずかしかったのか拗ねてそっぽを向いてしまったけれど、
露出した首筋の、浮き出た筋を舌先で舐めるとまたくすぐったさで声がこぼれてしまい、可愛らしい息遣いが聞こえて指が少し動く。

「嫌だった?…ごめんな、サービスしてあげるから許して?」

「っ、別にいらな、っふ、う……!?」

身体を倒して胸に顔を埋めると、ドクドクと力強い鼓動が聞こえてくる。

それがよく聞こえるよう顔を横にして耳を胸に貼り付け、
舌を伸ばして美味しそうな乳首をくにくに転がす。

一緒に下着の中で苦しそうにしているものを取り出し手のひらで包むと、
陰茎は熱く脈打って興奮を訴えてきていたのでもっと気持ち良くなってもらおうと裏筋を何度も摩擦した。

乳首を舌で甚振られているのも、大きくなった竿を扱かれているのもよく見えるようすると、
イリアは顔を顰めつつ、自分の体へも仕打ちに目を離せないようで、またぐん♡と熱いものは上を向いてしまう。

「……う、っ……♡ふ、…レーヴェ、……腕、退けろ」

イリアが少し体を起こし、俺の背中へ腕を添えたかと思うと体が優しく横に倒される。

俺に足を開かせ、その中央に手が伸びてズボンのあたりを撫で始めた。

「……んー……」

何をしようとしてくれているのかすぐにわかったので腰を動かし、
イリアの手を下半身へ導くと、片手は器用に俺のベルトを、下げてズボンの中から陰茎を探り当てた。

「いっ……!?こら、もうちょい優しくしろ」

「っ、……悪い」

俺がやっているよう、竿を上下に扱いてくれたが、
本人の焦りが出たのか早急に、強めに扱かれて少し痛い。

抗議を聞くと力は弱まり、今度は優しく扱かれる。

ずりずりと皮の厚い、体温の高めの手で擦られるのはやさしくしてくれれば心地よいもので、
俺も気持ちよさと興奮の混ざった深い息を肺から吐き出した。

気を取り直してもう一度乳首を甘噛みしつつ、前をいじるのをやめて、内腿から上がり尻を撫でる。

「……おい」

「ん?」

むにぃ♡と硬い尻を強く揉むと、イリアはなぜか慌てたように声を出した。

「なに?」

「……っ、いや、…なんでもない」

そう言いつつ、俺がぷにぷにと玉を持ち上げて指で撫でたり、
足を開かせ後ろを弄ろうとすると腿を閉じようとするので、
さっきの言葉はおそらく照れ隠しだったんだろう。

うまく次の言葉が浮かばなかったらしく、唇をきゅ、と閉じてしまって、
ここまでお互い素っ裸でベタベタしているのにまだ何か羞恥心が残っているのかと呆れてしまう。

…これは、もっと気持ち良くして、
照れとか恥ずかしいとかどうでもよくなるまで俺が勤しまないとな、うん。

決心し、本当はさっさと突っ込む気満々だったが気合いを入れ直す。

イリアの陰茎へ俺のを押し当て、根本から腹筋にかけて、ずり、と腰を突き上げ腰動かすと、
その擬似挿入みたいな動きに、またイリアの体が少し跳ねた。

====

それからしばらく。

「……っ♡く、ぐぅ……っ、おま、っ…!ふざけるな、っお゛、っ……!♡」

「え?なにが?」

俺は、とても頑張った。

ずっと途中で諦めてさっさと足をあげさせヤってしまおうかと思ったがなんとか頑張って長い時間、
お互いイくのを我慢してずーーー…っと、イリアの胸と後ろを弄り続けた。

「~~~っ♡ぐっ……!お゛、……っ♡」

唇で吸っては軽く噛み、また吸って無理やり充血させては甘噛みを繰り返した胸は、
いじっていた片方だけ乳輪までぷっくり♡腫れて、赤く色づき上を向いている。

よく目立つようになったそこを軽く摘んで、指先で捻るよう転がしただけで、
イリアは喘ぎと一緒にぴゅ♡ぴゅ♡と可愛く間抜けにミルクを吹き出してしまっていて、
憎まれ口を叩いているが相当堪えているのか、俺がさっきのよう舌を伸ばしてべろ、と胸を舐める真似事をしただけで、泣きそうな顔でこっちを見て身を捩っていた。

下半身でもずっと浅いところを撫でては、くちゅくちゅと2本指を咥えさせチョキの形した指で拡げられていたアナルも、
少し縁を撫でるだけで貪欲に収縮を繰り返しては腸液を垂らして濡れるモロ感まんこになってしまっている、
これだけ解れて準備ができていれば、挿入れてもイリアだって痛いと思うことなく、気持ちよく陰茎をしゃぶりあげてくれるだろう。

「ふーっ♡っ、……は、ぁ……っ、ふ、うっ…!」

「もっとサボってないで俺のも触ってよ」

イリアの体は面白いほど敏感になっていて、
少しへそをかり♡と指で撫でただけで、腰が少し浮いて今にも爆ぜそうな陰茎がべち、と腹に跳ねて糸を引いている。

力無く降りてしまった手を掴んで、もう一度俺のを触るようあてがうと、
気を紛らわすためなのかそっちを見ながら弱々しく指が動かし陰茎を撫でていた。

「ありがと。お返しに俺ももっと触ってあげるな」

「別に、いら、っ……ぐぅううっ!?♡」

乳首とアナルをいじっている間、ずっと放置は寂しいかな、ってたまに弄んでいた陰茎へ手を伸ばすとイリアは怯えたように目を開いて、
俺の手首を掴んで止めようと震える手で頑張っている。

何度も「ついでに」亀頭を擦り続けていたせいで、今にもそこはち切れそうなほど勃起していて、
見るからに猛々しく浮いている脈を指で押さえると、ごぽっ♡と吐き出される粘っこい液体には白濁色が混じっていた。

何回もういいと言われようが弄りつづけた恨みなのか、
イリアは俺を睨みつけ悔しそうに喘ぎだか唸っているのかわからない声を出しているが、
ちょっと脇腹を撫でるだけでイきそうな身体をむちむちと晒してそんな反抗的な態度を取られても、
無様さで股間をイラつかせるだけだ。

「そんな意地張ってないでさ、もっと素直に気持ち良くなったら?」

「……っお♡く、ふっ……♡」

ぴと♡と裏筋同士をくっつけ、腰を動かすと俺のものではない熱い先走りで竿が滑り、元々動きやすかったのにさらに動きやすくなる。

こんな、ちんぽ同士を離してもねとぉ…♡といやらしく糸を引くような濃いのを垂らしておいて、
今は触っていない胸からとぷとぷミルクを吐き出しては乳首を尖らせておいて今更何を躊躇っているんだろうか。

別に我慢する理由なんてないだろうに、イリアは些細な刺激で甘イキするのを必死に唇を噛んで耐えるから、
結局中途半端に気持ちよくなって、徐々に余裕をなくすのを繰り返して腰をへこ♡と突き出して身体を揺らしていた。

「……あぁー、なるほど?」

なんでこんなに頑ななのかな、と精液を出せないせいでずっしり重く、
中身の詰まった玉をふにふに手で転がしつつ首を傾げていたが、ふと、そういえば何度か俺を盗み見ていたことを思い出して、合点がいく。

多分俺に見られているのに声まで漏らしながら、されるがままに気持ちよくなってしまうのが恥ずかしいのだろう。

今更なのにかわいいね。

「おい、な、に……っ、っ、お゛ぉおぉっ!?♡♡」

なら仕方がない、と後ろを向かせ俺の顔が見えないようにしてから腰を突き出させ、
尻たぶを両手で掴み、肉ごと穴を拡げたり閉じたりして揉み込む。

さっきから何度も弄り焦らされて、くぱ♡くぱ♡とちんぽを待ち侘びていたぬかるむ肉穴は蠢くたび濡れた音を立ててしまっており、
亀頭からゆっくり竿を沈めると、
熱い穴は待ち侘びていた刺激にぎゅうう♡と陰茎を締め付けて歓迎し、
イリアは低い声と共に机に爪を立ててぶるぶると悶えていた。


「お゛っ♡ぐぉっ、お゛ぉっ、レーヴェっ♡ふ、ぉ♡ま、……っ♡お゛っ」

後ろから遠慮なしにどちゅどちゅ奥まで突かれ、
イリアの穴が俺の形に変わったかのようにピッタリフィットして陰茎を締めては肉襞で竿を舐め上げてくる。

なんとか俺を一回止めたかったらしいが、
そのために出した自分の声があまりにいやらしかったのに驚いてしまったらしく慌てて口をつぐんで、
代わりに体に力を込めて行為に耐えていた。

そんなことをしようがとろとろの媚肉は全体で陰茎を味わって、ゆっくり奥を捏ねてもぐぽ♡ぐぽ♡と恥ずかしい音がしてしまっているし、
狭い穴が頑張るせいでいっそう締まって、俺が腰を掴んで突き上げると結局イリアはまた低い声で喘いでいた。

汗のつたう広い背中が、俺が動くたび快感からなんとか逃げようと、小さく丸まっていくのにとても興奮する。

「ふ……っ!?う、…あ゛っ、~~~っ♡♡♡」

腰を掴んでいた手を動かし、後ろから両手いっぱいに包んでもまだ余る胸筋を揉みしだく。

そこはすでにミルクを何度か放っているらしくぐっしょり濡れていて、
むちぃ♡と指に力を込めて揉み、膨らんだ乳首を指で転がすとまたミルクを噴射していた。

乳首をいじるのに満足すれば、
とろみのあるミルクで濡れて摩擦の少ない胸をゆっくり弧を描いて指の腹で撫で回す。

もどかしいのも好きなのか、指が乳首に近づくたびに期待で、
ぎゅうう…♡とアナルが締まっていくのが気持ちよかった。

「っぉ♡……ふ、っ♡……っ」

俺の手もすっかり汗かミルクかわからないもので濡れていて、少し手を動かすだけでにちゃ、と濡れた音がする。

それを潤滑油代わりに期待でビンビンに腫れた乳首を弾き、
ぎゅ♡と強めに摘んで腰を打ちつけるとイったらしく、
イリアは一瞬息を止めて身をこわばらせ、それから徐々に全身から力を抜いていった。

「かわいい、イった?気持ちよかった?」

「ふ♡……っ、はぁ………、う……っ、……♡」

特に返事はなく、代わりに肉壺がきゅ♡きゅ♡と痙攣してイった余韻を楽しんでいる。

まだ半勃ちの陰茎を両手で握り、敏感な先端を中心に扱きながら腰を動かすと、
せっかく落ち着いていたイリアの息が少し詰まって、それから両手にどぷ♡と粘着質なものが放たれた。

「…ぐ、うぅう……っ♡」

手の中には我慢していたせいか、濃い塊みたいな精液が放たれている。

それをもっと吐き出させようと扱きつつ、俺も何往復目かで穴の中に精を吐き出した。

「……っ!?ふ……っ♡」

またイリアの背がすこし丸まって穴が締まったので最後の一滴まですべて奥に絞られてしまう。

竿を抜き、イリアの陰茎もくったり落ち着いたのを見て手を離した。

「……疲れた」

俺は空いているところに腰掛け、イリアはぐったりと寝転んだまましばらく無言だったが、
不意にイリアが口を開く。


「そう?俺はいい感じに眠たくて気持ちいいけど」

「…お前は本当に朝から晩まで元気だな」

肉が何度もぶつかっていたせいで、少し赤くなっているイリアの尻を撫でていたが、少し馬鹿にされた気がする。

ムッとしてイリアの方を見たが、イリアは仰向けに姿勢を変えて俺の顔の横へ腕を伸ばした。

「何?」

「別に」

とりあえず手のひらへ顎を置くとむにむに顔を揉まれたので、
あ、まだイチャイチャしたい感じ?と思って、もう一度隣に寝転んだら、
イリア的にはそう言うのじゃなかったらしくそっとソファから降りられて、めちゃくちゃ驚いた。
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