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ホワイトデー(性) ○
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「……何?」
部屋で転がってたらイリアがやってきた。
じっと俺の顔を見下ろし、苦虫を噛み潰したような渋い顔をしている。
起き上がってとりあえず隣に座る?とソファを叩くと突然顔を掴まれた。
「いふぁい」
「……ぐっ……」
そして抗議を無視して何かをしばらく考えた後、結局顔を離して小箱を渡してくる、一体なんなんだ。
「これは?」
「……お返し、だがお返し以外の意味はない、絶対変な気を起こすなよ」
「……」
手渡された、多分どこかで買ったのであろう可愛らしい包装の箱をじっと見つめる。
これはきっと、この間チョコをあげたのの『お返し』なのだろう。
今日はそんな日。
それにしても、確かに今日のこのイベントは恋人同士のあれこれに絡むことも多いが、家族間でも友達間でもチョコを渡すのも普通だし、
俺への「お返し」なのを考えれば別に渡すのなんてある種自然なことだ。
なのにこんなに真っ赤になって悔しそうに渡されるとむしろ、それ以外の意味を見出してしまいそうなんだがどう言うつもりなんだろうか。
「ありがとう、……あれ」
「どうした」
箱を開け、中のシンプルな丸いチョコを口に含む。
歯が溶けそうなほど甘いがこれはイリアの中で俺が甘党と言うことなのだろうか、
そんな疑問の次にまた別の率直な疑問が湧いてきた。
「溶けてない」
「……溶けたチョコの方が珍しいだろ」
「けどさ、これじゃあどうやってイリアに塗痛い痛い痛いごめんなさいグーはやめて」
しょうもないことを言ったら照れ隠しなのかいつもより強めに腿をぶん殴られて、可愛い反応は結構だが悲しいことにイリアは俺よりどう考えても体格が良く力が強い。
痣になってないか心配になるレベルの痛みに飛び退くと少し落ち着いたのかイリアははぁ、とため息を吐いた。
「じゃあ、それだけだったから」
「えっ、本当に?」
立ち上がって、どこかへ行こうとするのを慌てて正面から捕まえてがっちりした腰を抱き寄せる。
ぴた、と胴をくっつけるとイリアは困ったような顔で俺を見ていた。
「本当にチョコ渡しに来ただけ?この後何もせずに俺がありがと、だけ言うと思った?」
ぎゅ、とあたたかい身体を抱き寄せるとほのかに石鹸の香りがした。
きっと言及すればなにか可愛らしい言い訳を聞けるんだろうと思ったけど、
バツが悪そうに目を逸らし口籠る様子を見て、もうキャパシティをとっくに超えているんだろうと察しチョコのお礼に見逃すことにする。
「俺にくれたチョコ、イリアは味見した?」
「いや……」
「じゃあ一個くらい一緒に食べようよ。めちゃくちゃ甘いから」
腰を抱いたままもう一度座らせ、チョコを一つ咥えてそれをイリアの顔の前に持っていく。
「はやふ」
躊躇って俺の顔をじっと見ているだけだったので首筋を撫でると、またイリアの顔が少し赤くなった。
頭の後ろに大きな手が添えられ、優しく抱き寄せられる。
唇は俺への接近を最小限に抑えようと控えめにチョコへ触れただけだったので、代わりにチョコを口に含んだままキスして、ころころとイリアの舌と一緒に転がした。
「……ふ、……」
やっぱりそれはひどく甘ったるくて、柔らかい舌で溶かし合うと一層甘みを増した気がするが悪くない気分だ。
悩ましい息遣いを聴きつつ服を捲って下腹から綺麗に割れた腹筋をなぞってくすぐり、イリアの腰が揺れ始めた頃そこに目をやると足の中央では布を持ち上げ興奮の証が主張していた。
「甘い……」
「甘いよな、俺もびっくりした」
完全に口内のチョコが溶けきったころ口を離すとお互いの口周りはべとべとで、それを笑うとイリアはごしごし自分の口を拭っている。
「なにをしている」
「え?わかんない?」
座ったままのイリアの足の間に降りてごそごそと前を寛げていると、イリアは慌てて俺の頭を鷲掴んできた。
「わかるか、この……っ!」
「こんなでっかいのでっかくしといて、えっちなことする気ありません~は無理だって」
雑な抵抗を無視して取り出した太い幹は、元々硬く勃起していたが、手でしこしこ扱いて脈へ指を這わせると一層硬くぐん♡と上を向いた。
「おいしそー」
舌を勿体ぶってゆっくり近づけると、それをじっと見つめていつのまにか諦めたらしいイリアは少し腰を揺らす。
期待でびくびく震え先走りを溢れさせた鈴口を追い詰めるよう、熱く張った亀頭をぐるぐると舐めながら中央まで舐めまわし、
独特のしょっぱさのある液を舐め取りちゅ♡とそこへ唇を尖らせ口づけた。
「……お゛っ……」
少しイリアが呻いたのを見逃さず、もっと気持ちよくなってもらおうと亀頭だけを輪にした唇で包んで何度もくぽくぽと出し入れし責め立てる。
段々俺を止めるため置かれていたイリアの手は俺の頭を掴むようになって、
もっと強い快感を得ようとゆっくり前後に動くようになった。
口内は唾液とイリアの流しているのでどろどろで、イリアが腰を振るたびじゅぽじゅぽ恥ずかしい音を立てていた。
「あ゛っ♡……お゛、っう、ぐぅう……っ!」
玉を手で転がしつつ、イリアが腰を浮かせ喉奥まで竿を押し込んでくるのを受け入れる。
太すぎるものは歯を立てないよう必死で口を大きく開けると顎が外れそうなほどで、
多分流石の俺でも碌でもない顔をしていそうだがそれにイリアは興奮するのかじっと顔を見てさらに火傷しそうな肉棒を熱く膨らませていた。
俺の顔へ腰を押し付けているせいで浮いた腰の下、弾力のある尻を手を割り込ませむにむに揉みしだくとくすぐったそうに身を捩りイリアの腰がさらに浮く。
片足を立てさせ、睾丸の裏からアナルまで何度かそっと指を伝わせるとイリアの身体は大きく跳ねた。
「……ん゛っ、……ぷはっ、イリア、気持ちよさそうな顔してる。」
「わる、かったな…っ」
裏筋にちゅ♡と吸い付いては唇を離すと悔しそうにイリアは顔を背けてきたが、身体は素直に快感を伝えアナルがきゅう♡と二本指にしゃぶりついた。
「全然悪くないよ?ほら、俺もこんな興奮してる」
「……っ」
隣に座り直し、イリア手を導いて俺のに触れさせるとイリアの瞳が困ったように揺れた。
控えめに指が絡み、そっと陰茎を撫であげてくる。
「……ふ、…そうそう、もっとイリアがいつもシてるみたいに気持ちよくして?」
わざと鼻にかかった声を出し、少し腰を揺らすとその反応がお気に召したのか指に力が込められ、
徐々にその手は快感を生み出す意図で動き始めた。
お互いの唇を重ね舌をくすぐり合いながら俺はイリアの穴をくちゅくちゅ掻き回し乳首を摘んで捏ね、イリアは両手で丁寧に俺のを扱いてくる。
前立腺の周りばかりすりすり♡と撫でて中央には触れないようにしていると耐えきれなくなってきたのか、イリアの穴は指を締めてはぐねぐねと痙攣し蠢くようになって、
もっと奥まで求めるよう腰を揺らしてナカを締めた。
「かわいい」
聞こえないようにそんな可愛い様子へ感想を言ったが、俺も割と限界が近く腰がたまに跳ねてしまう。
耳をしゃぶりながら後ろを向かせるとイリアはおとなしくソファへ手をついて腰を差し出してきて、
綺麗な筋肉のついた広くしなやかな背中に汗がひとしずくつう、と伝っていった。
「すごいいい眺め」
「……うるさ、……ふっ♡ぐ、ぁあ……っ!?♡」
焼けた小麦色の肌を撫で、ぷる♡と張りのいい胸を鷲掴みにして後ろから柔らかく揉みしだく。
同時にちゅ♡ちゅ♡と何度も浅く先端を縁へ差し込んでは離すと胸から面白いくらいミルクが滴った。
「ケツまん、ちんぽの味見だけでくぱくぱ涎まで垂らしてるよ?入り口だけ遊ばれんの好き?」
突っ込むたびに穴はより快感を得ようとちゅうう♡と陰茎へ絡みついてくる。
何かイリアが反論しようと息を吸ったのを見計らって一気に奥までにゅぽん♡と突っ込み、
結腸口を乱暴に押し上げて激しいピストンを繰り返すと文句の代わりに元気のいい喘ぎ声が聞こえてきた。
「お゛お゛おぉお!?♡♡あ゛っ♡ぐぁっ、あ゛ぁあっ♡♡♡」
一度出してしまえば抵抗感が薄れたのかイリアは何度も低い声で快感を伝え、
俺が身体を揺するたびに立派なものがぶるんぶるんと腹の間で揺れている。
頑張って腰を振って快感から逃れようとしているがその割に迎え腰のまま足は大きく開かれていて、
乳首を摘んできゅっ♡と伸ばすと呆気なく射精しソファを精液で汚していた。
「お゛っ♡ごっ♡ぐぅうあっ♡あ゛っ♡お゛っ、おぉお゛っ♡♡♡」
それでも動きを休めるつもりはなく、小突かれ緩んだ結腸口を貫き結腸まで亀頭でどちゅどちゅいたぶり続ける。
大きい尻が刺激に悶えて揺れ、褐色の中央の、赤く縁取られたアナルが伸びて俺の陰茎へ吸い付いているのを見るのはなんだかとても興奮した。
「がっ♡あぁ゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡」
「はぁ、イリアのケツ穴、やっぱりすっかりまんこ穴になっちゃったな?」
「……っ!?♡がっ、ちがっ!あ゛ぁあ゛っ♡♡♡」
「何が違うんだよ。こんなちんぽ美味しいです♡って離そうとしたら肉伸ばして纏わりついて、奥までずぽっ、て犯したらそれだけでガチイキしてるくせに」
そう言いながらイリアの陰茎へ手を伸ばすとそこは先走りか精液かわからないものでどろどろになっていて、手を少し動かすだけでにちゃにちゃと水音を立てた。
「お゛っ……!お゛~~~っ♡♡♡」
尻がめくれるくらい、どちゅどちゅ激しく突いているがそれがイイらしくイリアはソファへ突っ伏して尻を差し出してくる。
俺の動きに合わせて陰茎を扱くとじょぼぼぼっ♡と盛大に潮を噴射して、イリアはソファへ爪を立ててその刺激に打ち震えていた。
「お゛っ♡レーヴェっ♡まて、も゛……っ♡あぁ゛ぁあっ♡♡♡」
「あー、声エロ。
こんなん聞いてたら一生勃つわ、つかちんこしゃぶんのやめて、またヤっちゃう」
「ふざけ……っ、お゛おお゛……っ!?♡」
せっかく射精して一瞬落ち着いたのに、穴はもっと精子を求めていると言わんばかりにひくひく柔肉をとろけて陰茎に媚びてきて、
腰もさっきまでの俺の動きを真似るよう無意識にかへこへこ揺れている。
こんな、むっちりした筋肉のついた体でいやらしく動かれてるのを見てしまっては収まるものも収まらない。
もう一度腰を掴んでぐぽ♡ぐぽ♡と前後に振ると描き出された俺の精液が腰を引くたび縁から溢れ、地面に泡立ち滴っていった。
「お゛ぉおおっ♡♡♡」
最初は逃げようとしていたイリアも諦めたのか、ソファへ身体を預けるとまたエグい声で喘ぎ身体を跳ねさせ始める。
「いっぱいまだまだ楽しもうな♡」
うなじへキスするときゅう♡と後孔が締まったのが肯定みたいで気分が良かった。
====
「お゛……♡」
「横抱きも気持ちいいね♡脇舐めるとすごい締まる」
ちょっと腰振りに疲れてからは足を抱えて横抱きのまま正面を向き合ってのゆるゆる余韻セックスを楽しむ。
すでに何度出したのかわからないイリアの陰茎はふにゃ♡と萎えて垂れてしまっていて、腰をぶつけるたび当たる睾丸にもハリがなかった。
えっちなトロトロの顔は放心しどこか遠くを見ていて、頬に手を添えキスを強請ればとても素直に唇が開かれる。
「甘いなぁ」
さっきのチョコを思い出しつつ、舌を絡め取ろうと口内へ舌を割り込ませるとかぷ♡と甘噛みされた。
「……ぁ」
どこか、してやったり、と言いたげな顔と目があって、
そういう態度が一番興奮するんだと言いたかったけど代わりにまた元気よく犯したらイリアは弱々しく喘いでいた。
部屋で転がってたらイリアがやってきた。
じっと俺の顔を見下ろし、苦虫を噛み潰したような渋い顔をしている。
起き上がってとりあえず隣に座る?とソファを叩くと突然顔を掴まれた。
「いふぁい」
「……ぐっ……」
そして抗議を無視して何かをしばらく考えた後、結局顔を離して小箱を渡してくる、一体なんなんだ。
「これは?」
「……お返し、だがお返し以外の意味はない、絶対変な気を起こすなよ」
「……」
手渡された、多分どこかで買ったのであろう可愛らしい包装の箱をじっと見つめる。
これはきっと、この間チョコをあげたのの『お返し』なのだろう。
今日はそんな日。
それにしても、確かに今日のこのイベントは恋人同士のあれこれに絡むことも多いが、家族間でも友達間でもチョコを渡すのも普通だし、
俺への「お返し」なのを考えれば別に渡すのなんてある種自然なことだ。
なのにこんなに真っ赤になって悔しそうに渡されるとむしろ、それ以外の意味を見出してしまいそうなんだがどう言うつもりなんだろうか。
「ありがとう、……あれ」
「どうした」
箱を開け、中のシンプルな丸いチョコを口に含む。
歯が溶けそうなほど甘いがこれはイリアの中で俺が甘党と言うことなのだろうか、
そんな疑問の次にまた別の率直な疑問が湧いてきた。
「溶けてない」
「……溶けたチョコの方が珍しいだろ」
「けどさ、これじゃあどうやってイリアに塗痛い痛い痛いごめんなさいグーはやめて」
しょうもないことを言ったら照れ隠しなのかいつもより強めに腿をぶん殴られて、可愛い反応は結構だが悲しいことにイリアは俺よりどう考えても体格が良く力が強い。
痣になってないか心配になるレベルの痛みに飛び退くと少し落ち着いたのかイリアははぁ、とため息を吐いた。
「じゃあ、それだけだったから」
「えっ、本当に?」
立ち上がって、どこかへ行こうとするのを慌てて正面から捕まえてがっちりした腰を抱き寄せる。
ぴた、と胴をくっつけるとイリアは困ったような顔で俺を見ていた。
「本当にチョコ渡しに来ただけ?この後何もせずに俺がありがと、だけ言うと思った?」
ぎゅ、とあたたかい身体を抱き寄せるとほのかに石鹸の香りがした。
きっと言及すればなにか可愛らしい言い訳を聞けるんだろうと思ったけど、
バツが悪そうに目を逸らし口籠る様子を見て、もうキャパシティをとっくに超えているんだろうと察しチョコのお礼に見逃すことにする。
「俺にくれたチョコ、イリアは味見した?」
「いや……」
「じゃあ一個くらい一緒に食べようよ。めちゃくちゃ甘いから」
腰を抱いたままもう一度座らせ、チョコを一つ咥えてそれをイリアの顔の前に持っていく。
「はやふ」
躊躇って俺の顔をじっと見ているだけだったので首筋を撫でると、またイリアの顔が少し赤くなった。
頭の後ろに大きな手が添えられ、優しく抱き寄せられる。
唇は俺への接近を最小限に抑えようと控えめにチョコへ触れただけだったので、代わりにチョコを口に含んだままキスして、ころころとイリアの舌と一緒に転がした。
「……ふ、……」
やっぱりそれはひどく甘ったるくて、柔らかい舌で溶かし合うと一層甘みを増した気がするが悪くない気分だ。
悩ましい息遣いを聴きつつ服を捲って下腹から綺麗に割れた腹筋をなぞってくすぐり、イリアの腰が揺れ始めた頃そこに目をやると足の中央では布を持ち上げ興奮の証が主張していた。
「甘い……」
「甘いよな、俺もびっくりした」
完全に口内のチョコが溶けきったころ口を離すとお互いの口周りはべとべとで、それを笑うとイリアはごしごし自分の口を拭っている。
「なにをしている」
「え?わかんない?」
座ったままのイリアの足の間に降りてごそごそと前を寛げていると、イリアは慌てて俺の頭を鷲掴んできた。
「わかるか、この……っ!」
「こんなでっかいのでっかくしといて、えっちなことする気ありません~は無理だって」
雑な抵抗を無視して取り出した太い幹は、元々硬く勃起していたが、手でしこしこ扱いて脈へ指を這わせると一層硬くぐん♡と上を向いた。
「おいしそー」
舌を勿体ぶってゆっくり近づけると、それをじっと見つめていつのまにか諦めたらしいイリアは少し腰を揺らす。
期待でびくびく震え先走りを溢れさせた鈴口を追い詰めるよう、熱く張った亀頭をぐるぐると舐めながら中央まで舐めまわし、
独特のしょっぱさのある液を舐め取りちゅ♡とそこへ唇を尖らせ口づけた。
「……お゛っ……」
少しイリアが呻いたのを見逃さず、もっと気持ちよくなってもらおうと亀頭だけを輪にした唇で包んで何度もくぽくぽと出し入れし責め立てる。
段々俺を止めるため置かれていたイリアの手は俺の頭を掴むようになって、
もっと強い快感を得ようとゆっくり前後に動くようになった。
口内は唾液とイリアの流しているのでどろどろで、イリアが腰を振るたびじゅぽじゅぽ恥ずかしい音を立てていた。
「あ゛っ♡……お゛、っう、ぐぅう……っ!」
玉を手で転がしつつ、イリアが腰を浮かせ喉奥まで竿を押し込んでくるのを受け入れる。
太すぎるものは歯を立てないよう必死で口を大きく開けると顎が外れそうなほどで、
多分流石の俺でも碌でもない顔をしていそうだがそれにイリアは興奮するのかじっと顔を見てさらに火傷しそうな肉棒を熱く膨らませていた。
俺の顔へ腰を押し付けているせいで浮いた腰の下、弾力のある尻を手を割り込ませむにむに揉みしだくとくすぐったそうに身を捩りイリアの腰がさらに浮く。
片足を立てさせ、睾丸の裏からアナルまで何度かそっと指を伝わせるとイリアの身体は大きく跳ねた。
「……ん゛っ、……ぷはっ、イリア、気持ちよさそうな顔してる。」
「わる、かったな…っ」
裏筋にちゅ♡と吸い付いては唇を離すと悔しそうにイリアは顔を背けてきたが、身体は素直に快感を伝えアナルがきゅう♡と二本指にしゃぶりついた。
「全然悪くないよ?ほら、俺もこんな興奮してる」
「……っ」
隣に座り直し、イリア手を導いて俺のに触れさせるとイリアの瞳が困ったように揺れた。
控えめに指が絡み、そっと陰茎を撫であげてくる。
「……ふ、…そうそう、もっとイリアがいつもシてるみたいに気持ちよくして?」
わざと鼻にかかった声を出し、少し腰を揺らすとその反応がお気に召したのか指に力が込められ、
徐々にその手は快感を生み出す意図で動き始めた。
お互いの唇を重ね舌をくすぐり合いながら俺はイリアの穴をくちゅくちゅ掻き回し乳首を摘んで捏ね、イリアは両手で丁寧に俺のを扱いてくる。
前立腺の周りばかりすりすり♡と撫でて中央には触れないようにしていると耐えきれなくなってきたのか、イリアの穴は指を締めてはぐねぐねと痙攣し蠢くようになって、
もっと奥まで求めるよう腰を揺らしてナカを締めた。
「かわいい」
聞こえないようにそんな可愛い様子へ感想を言ったが、俺も割と限界が近く腰がたまに跳ねてしまう。
耳をしゃぶりながら後ろを向かせるとイリアはおとなしくソファへ手をついて腰を差し出してきて、
綺麗な筋肉のついた広くしなやかな背中に汗がひとしずくつう、と伝っていった。
「すごいいい眺め」
「……うるさ、……ふっ♡ぐ、ぁあ……っ!?♡」
焼けた小麦色の肌を撫で、ぷる♡と張りのいい胸を鷲掴みにして後ろから柔らかく揉みしだく。
同時にちゅ♡ちゅ♡と何度も浅く先端を縁へ差し込んでは離すと胸から面白いくらいミルクが滴った。
「ケツまん、ちんぽの味見だけでくぱくぱ涎まで垂らしてるよ?入り口だけ遊ばれんの好き?」
突っ込むたびに穴はより快感を得ようとちゅうう♡と陰茎へ絡みついてくる。
何かイリアが反論しようと息を吸ったのを見計らって一気に奥までにゅぽん♡と突っ込み、
結腸口を乱暴に押し上げて激しいピストンを繰り返すと文句の代わりに元気のいい喘ぎ声が聞こえてきた。
「お゛お゛おぉお!?♡♡あ゛っ♡ぐぁっ、あ゛ぁあっ♡♡♡」
一度出してしまえば抵抗感が薄れたのかイリアは何度も低い声で快感を伝え、
俺が身体を揺するたびに立派なものがぶるんぶるんと腹の間で揺れている。
頑張って腰を振って快感から逃れようとしているがその割に迎え腰のまま足は大きく開かれていて、
乳首を摘んできゅっ♡と伸ばすと呆気なく射精しソファを精液で汚していた。
「お゛っ♡ごっ♡ぐぅうあっ♡あ゛っ♡お゛っ、おぉお゛っ♡♡♡」
それでも動きを休めるつもりはなく、小突かれ緩んだ結腸口を貫き結腸まで亀頭でどちゅどちゅいたぶり続ける。
大きい尻が刺激に悶えて揺れ、褐色の中央の、赤く縁取られたアナルが伸びて俺の陰茎へ吸い付いているのを見るのはなんだかとても興奮した。
「がっ♡あぁ゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡」
「はぁ、イリアのケツ穴、やっぱりすっかりまんこ穴になっちゃったな?」
「……っ!?♡がっ、ちがっ!あ゛ぁあ゛っ♡♡♡」
「何が違うんだよ。こんなちんぽ美味しいです♡って離そうとしたら肉伸ばして纏わりついて、奥までずぽっ、て犯したらそれだけでガチイキしてるくせに」
そう言いながらイリアの陰茎へ手を伸ばすとそこは先走りか精液かわからないものでどろどろになっていて、手を少し動かすだけでにちゃにちゃと水音を立てた。
「お゛っ……!お゛~~~っ♡♡♡」
尻がめくれるくらい、どちゅどちゅ激しく突いているがそれがイイらしくイリアはソファへ突っ伏して尻を差し出してくる。
俺の動きに合わせて陰茎を扱くとじょぼぼぼっ♡と盛大に潮を噴射して、イリアはソファへ爪を立ててその刺激に打ち震えていた。
「お゛っ♡レーヴェっ♡まて、も゛……っ♡あぁ゛ぁあっ♡♡♡」
「あー、声エロ。
こんなん聞いてたら一生勃つわ、つかちんこしゃぶんのやめて、またヤっちゃう」
「ふざけ……っ、お゛おお゛……っ!?♡」
せっかく射精して一瞬落ち着いたのに、穴はもっと精子を求めていると言わんばかりにひくひく柔肉をとろけて陰茎に媚びてきて、
腰もさっきまでの俺の動きを真似るよう無意識にかへこへこ揺れている。
こんな、むっちりした筋肉のついた体でいやらしく動かれてるのを見てしまっては収まるものも収まらない。
もう一度腰を掴んでぐぽ♡ぐぽ♡と前後に振ると描き出された俺の精液が腰を引くたび縁から溢れ、地面に泡立ち滴っていった。
「お゛ぉおおっ♡♡♡」
最初は逃げようとしていたイリアも諦めたのか、ソファへ身体を預けるとまたエグい声で喘ぎ身体を跳ねさせ始める。
「いっぱいまだまだ楽しもうな♡」
うなじへキスするときゅう♡と後孔が締まったのが肯定みたいで気分が良かった。
====
「お゛……♡」
「横抱きも気持ちいいね♡脇舐めるとすごい締まる」
ちょっと腰振りに疲れてからは足を抱えて横抱きのまま正面を向き合ってのゆるゆる余韻セックスを楽しむ。
すでに何度出したのかわからないイリアの陰茎はふにゃ♡と萎えて垂れてしまっていて、腰をぶつけるたび当たる睾丸にもハリがなかった。
えっちなトロトロの顔は放心しどこか遠くを見ていて、頬に手を添えキスを強請ればとても素直に唇が開かれる。
「甘いなぁ」
さっきのチョコを思い出しつつ、舌を絡め取ろうと口内へ舌を割り込ませるとかぷ♡と甘噛みされた。
「……ぁ」
どこか、してやったり、と言いたげな顔と目があって、
そういう態度が一番興奮するんだと言いたかったけど代わりにまた元気よく犯したらイリアは弱々しく喘いでいた。
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