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第141話・悪魔の国との戦争を終わらすために6
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第1戦場は拮抗のようだ、まだ飛燕は戻ってきてないのだろう。
第2戦場は王国軍が圧倒的に優勢。
第3戦場は虹の緑が大木を大量に出して壁を作って国境封鎖。
王国軍の被害も多かったのだろうけど、上々の成果には見える。
「ありがとうございました。では、捕虜になっている悪魔軍のところへ行きましょうか」
「おう、いこうぜ。どうなるか楽しみだな」
レッドがウキウキだが、どういう意味のウキウキなんだ?リリィが悪魔軍を率いるのに失敗したら悪魔軍を皆殺しにしてやるぞーか?七大悪魔サタンともう一戦とか甚大な被害しか目に見えん、レッドの野郎なに考えてんだとゼロが睨む。
「な!ゼロも楽しみだろ?」
そんな楽しみいらねー!
ゼロはレッドの考えている事を全く理解できないまま、捕虜になっている悪魔軍の元に向かう。
捕虜になった悪魔軍は大きなテントが張られており、そこで生活しているようだ。
「リリィ様・・・お久しぶりです」
七大悪魔のサタンがリリィに向かって膝を着く。
「サタン・・・久しぶりだな。色々あったのだろうが、ルシファー様への忠誠心を忘れたのか?」
「いえ、我は悪魔の未来についてを考えて動いた所存です。この度の件は、ルシファー様の人間と手と手を取り合うという考えに、疑問を持った者達が反旗を翻した結果です。ですが、使徒や虹の赤と戦ったことでルシファー様が思い描く未来も悪くないと思いました。この身はリリィ様に捧げたいと思います」
「分かった。サタンも考えた上での行動だったなら許す。今後は、私が悪魔達へルシファー様こそが頂点だと説いてまわる。サタン、私を助けよ」
「はっ!」
リリィはサタンと和解したようだ。
サタンと戦場で話して思ったのだけど、あいつ悪いやつじゃないよな?さっき喋ってたことも、まともすぎるぐらいの言い分だったしな。
その後、リリィが捕虜になった悪魔軍の元へ行くと悪魔軍は全員平伏した。
「みんなには迷惑をかけた、私は王国軍に誘拐などされていない。あれは、七大悪魔のベルゼブブとアスモデウスのでっち上げだ。私がイーリス王国に来たのは、私の身を案じてルシファー様が命じてくださったのだ。そして、イーリス王国は私にお前達悪魔軍を率いてほしいと言われた。これから私は、悪魔の国の民にベルベブブとアスモデウスではなくルシファー様こそが頂点に君臨していることを説いて回る。皆ついてきてくれ!」
「「「うぉーーーーーーーーーー!」」」
リリィ信者がものすごく増えた気がする、あれが王族のカリスマか。捕虜の悪魔軍は大熱狂じゃん。それでいいんだけど、リリィへの信仰具合がやばい気がする・・・
演説を終えたリリィが、後ろにサタンを引き連れ俺の元にくる。
「ふー。これでよかったんだろ?」
「ああ、ばっちしだ。さすがリリィ」
俺はリリィと笑い合う。こっから先、悪魔の国をルシファーが頂点だと説いて回るのは大変だろうけど、王国としては一番利になるはずだからな。
「ははははっ!ゼロ!完璧に仕事をこなしたな!」
「俺というより、リリィがですけどね」
この展開にレッドも満足しているようだ。
「お前だろ?全部。
ワーグナー、この後どうする予定だ?」
「そうですね~。
捕虜の悪魔軍とリリィだけでは悪魔の国をどうにかするのは厳しそうですが、七大悪魔サタンがいれば武力も信用も上がることでしょうし、すぐに進軍してもいいかもしれません」
レッドが中将であるワーグナーに丸投げすると、ワーグナーはリリィが悪魔軍を率いて進軍することを進言している。この進軍を失敗する訳にはいかないので俺も加わろう。
「中将、進軍するのはいいと思いますが、町に行くときは王国軍は行かないほうがいいと思います。王国軍が行けば脅されて無理やりと思われたり、怯えられたりするかもしれません。」
「ふむ、捕虜の悪魔軍を好きにさせよということだな。
ゼロ、最悪の事態の責任はとれそうか?」
「ええ、俺はリリィを心の底から信用していますから」
「分かった。だが、王国軍も進軍するだろ?」
「そうですね。七大悪魔が2人以上で襲ってきたらサタン様だけでは厳しいでしょうから、王国軍は見守る感じがいいのではないでしょうか?リリィもそれでいいか?」
「いいと思う」
リリィの言葉が小さい。俺が心の底から信用していると言う言葉に照れていたようだ。
fortuneメンバー全員家族のスタンスだからな!
そういえば、シルもリリィの後ろに控えているんだけど、リリィに全く悪態をつくこともなく静かだ。悪魔軍の前ではリリィをたてているのだろう。
「よし、決まったな!進軍しろ。
俺達は遠目で見ているから、町を落としていっていいぞ。強敵がでたらすぐに行くからよ。
ゼロはリリィといくんだろ?」
「そうですね。俺は冒険者ですし、行っても悪魔軍を刺激することはないでしょうし、リリィ達になにかあったら助けないといけませんしね」
作戦は決まったとレッドから指示を受ける。さっそくリリィは俺、シル、サタンと悪魔軍を率いて国境を渡って進軍していく。山脈を超えると、荒野がぶわっと広がる。北と南に第1戦場と第3戦場の悪魔軍が見えるかと思って見渡してみても確認できない。この国境越えが一番怖かったからよかった、最悪の可能性としては第3戦場のレヴィアタンが襲撃してきて大津波を放たれる展開だったからな。
第2戦場は王国軍が圧倒的に優勢。
第3戦場は虹の緑が大木を大量に出して壁を作って国境封鎖。
王国軍の被害も多かったのだろうけど、上々の成果には見える。
「ありがとうございました。では、捕虜になっている悪魔軍のところへ行きましょうか」
「おう、いこうぜ。どうなるか楽しみだな」
レッドがウキウキだが、どういう意味のウキウキなんだ?リリィが悪魔軍を率いるのに失敗したら悪魔軍を皆殺しにしてやるぞーか?七大悪魔サタンともう一戦とか甚大な被害しか目に見えん、レッドの野郎なに考えてんだとゼロが睨む。
「な!ゼロも楽しみだろ?」
そんな楽しみいらねー!
ゼロはレッドの考えている事を全く理解できないまま、捕虜になっている悪魔軍の元に向かう。
捕虜になった悪魔軍は大きなテントが張られており、そこで生活しているようだ。
「リリィ様・・・お久しぶりです」
七大悪魔のサタンがリリィに向かって膝を着く。
「サタン・・・久しぶりだな。色々あったのだろうが、ルシファー様への忠誠心を忘れたのか?」
「いえ、我は悪魔の未来についてを考えて動いた所存です。この度の件は、ルシファー様の人間と手と手を取り合うという考えに、疑問を持った者達が反旗を翻した結果です。ですが、使徒や虹の赤と戦ったことでルシファー様が思い描く未来も悪くないと思いました。この身はリリィ様に捧げたいと思います」
「分かった。サタンも考えた上での行動だったなら許す。今後は、私が悪魔達へルシファー様こそが頂点だと説いてまわる。サタン、私を助けよ」
「はっ!」
リリィはサタンと和解したようだ。
サタンと戦場で話して思ったのだけど、あいつ悪いやつじゃないよな?さっき喋ってたことも、まともすぎるぐらいの言い分だったしな。
その後、リリィが捕虜になった悪魔軍の元へ行くと悪魔軍は全員平伏した。
「みんなには迷惑をかけた、私は王国軍に誘拐などされていない。あれは、七大悪魔のベルゼブブとアスモデウスのでっち上げだ。私がイーリス王国に来たのは、私の身を案じてルシファー様が命じてくださったのだ。そして、イーリス王国は私にお前達悪魔軍を率いてほしいと言われた。これから私は、悪魔の国の民にベルベブブとアスモデウスではなくルシファー様こそが頂点に君臨していることを説いて回る。皆ついてきてくれ!」
「「「うぉーーーーーーーーーー!」」」
リリィ信者がものすごく増えた気がする、あれが王族のカリスマか。捕虜の悪魔軍は大熱狂じゃん。それでいいんだけど、リリィへの信仰具合がやばい気がする・・・
演説を終えたリリィが、後ろにサタンを引き連れ俺の元にくる。
「ふー。これでよかったんだろ?」
「ああ、ばっちしだ。さすがリリィ」
俺はリリィと笑い合う。こっから先、悪魔の国をルシファーが頂点だと説いて回るのは大変だろうけど、王国としては一番利になるはずだからな。
「ははははっ!ゼロ!完璧に仕事をこなしたな!」
「俺というより、リリィがですけどね」
この展開にレッドも満足しているようだ。
「お前だろ?全部。
ワーグナー、この後どうする予定だ?」
「そうですね~。
捕虜の悪魔軍とリリィだけでは悪魔の国をどうにかするのは厳しそうですが、七大悪魔サタンがいれば武力も信用も上がることでしょうし、すぐに進軍してもいいかもしれません」
レッドが中将であるワーグナーに丸投げすると、ワーグナーはリリィが悪魔軍を率いて進軍することを進言している。この進軍を失敗する訳にはいかないので俺も加わろう。
「中将、進軍するのはいいと思いますが、町に行くときは王国軍は行かないほうがいいと思います。王国軍が行けば脅されて無理やりと思われたり、怯えられたりするかもしれません。」
「ふむ、捕虜の悪魔軍を好きにさせよということだな。
ゼロ、最悪の事態の責任はとれそうか?」
「ええ、俺はリリィを心の底から信用していますから」
「分かった。だが、王国軍も進軍するだろ?」
「そうですね。七大悪魔が2人以上で襲ってきたらサタン様だけでは厳しいでしょうから、王国軍は見守る感じがいいのではないでしょうか?リリィもそれでいいか?」
「いいと思う」
リリィの言葉が小さい。俺が心の底から信用していると言う言葉に照れていたようだ。
fortuneメンバー全員家族のスタンスだからな!
そういえば、シルもリリィの後ろに控えているんだけど、リリィに全く悪態をつくこともなく静かだ。悪魔軍の前ではリリィをたてているのだろう。
「よし、決まったな!進軍しろ。
俺達は遠目で見ているから、町を落としていっていいぞ。強敵がでたらすぐに行くからよ。
ゼロはリリィといくんだろ?」
「そうですね。俺は冒険者ですし、行っても悪魔軍を刺激することはないでしょうし、リリィ達になにかあったら助けないといけませんしね」
作戦は決まったとレッドから指示を受ける。さっそくリリィは俺、シル、サタンと悪魔軍を率いて国境を渡って進軍していく。山脈を超えると、荒野がぶわっと広がる。北と南に第1戦場と第3戦場の悪魔軍が見えるかと思って見渡してみても確認できない。この国境越えが一番怖かったからよかった、最悪の可能性としては第3戦場のレヴィアタンが襲撃してきて大津波を放たれる展開だったからな。
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