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第140話・悪魔の国との戦争を終わらすために5
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第2戦場へ向かうと、第2戦場王国軍参謀のワーグナーが対応してくれる。
「ゼロよ、お前のおかげで第2戦場は圧倒的な勝利となった。感謝する」
「いえ、虹の赤が強かっただけですよ」
「虹の赤には、七大悪魔を王国軍に引き入れることも悪魔軍を捕虜にすることもできん」
レッドは別の意味でめちゃくちゃ信頼されているようだ。本当にどうなんだろうな、この状況。
ゼロは苦笑いを中将へ浮かべる。
「とはいえ、問題がないわけではない。我々にはあの悪魔軍の捕虜をどうすることもできん。
王国は人種以外は受け入れないという習慣があるためにどうすることもできんのが現状だ。そんな捕虜も、ゼロがなんとかすると聞いているのだがどうなんだ?」
「はい。七大悪魔サタンを含めた悪魔軍の捕虜は、リリィが率います」
リリィが中将へ頭を下げる。
中将はリリィの姿を見て、悪魔の擬人化かと見抜いたようだった。
「ゼロは規格外だと虹の赤より聞かされていたが、こんな隠し玉を持ってくるとは本当に規格外だな。
もし、悪魔軍を率いることが出来るならば、この先の悪魔軍との戦いも有利に進められるな。王国軍を代表して感謝する」
さすが中将、悪魔軍との戦いの先を見ているようだ。
リリィが悪魔軍を率いるということは、別の悪魔軍もリリィに従う可能性まである。そうすれば、王国軍としては戦争を吹っかけてきている悪魔だけを倒せばいいと、考えが行きついているのだろうな。
後一言添えておこう。
「中将、悪魔軍へは手厚い対応をお願いします。
今後、悪魔の国はイーリス王国になくてはならない存在になる可能性があります。国王には話しを通してありますので」
「そこまでか・・・分かった。任されよう」
中将は、そこまでの展開を予想しているのかといった顔をしている。
そこに虹の赤であるレッドが現れる。
「おおー、ゼロじゃねえか待ってたぜ。悪魔軍の捕虜とか色々解決してくれるんだろ?」
「はい。解決できるかどうかはやってみないと分かりませんが、解決方法は持ってきました」
「よし。とりあえずその策を見せてもらいたいところだが、他の戦場については知ってるのか?」
・・・!
そうだ、俺は他の戦場について全くなんにも知らずに国王に作戦をしゃべってたやん。
恥ずかしい・・・、あそこまで啖呵を切っておいて第2戦場しか状況を知らないってやばくない!
「すみません、全く知りませんので教えてください」
中将が話してくれるようだ。本当にありがとうございます。
「まず第1戦場について説明する。第1戦場は虹の青が大将だった。
虹の青は基本参謀タイプで表にでたがらず、部下を操り勝利を目指すタイプだ」
虹にはそんなタイプもいるのか!王国軍最強なんて言われてるから、バリバリ最前線で戦い抜くメンツしかいないのかと。
「そして、その相手になった悪魔軍も大将がでてくることはなかった。頭脳戦が繰り広げられ、戦況は互角くらいでお互いの兵を削り合っていたそうだ。そのような戦いで強さをみせつけていたのが最強ルーキーの飛燕。そこへ悪魔軍もたまらず飛燕の対策に精鋭を送り込んだが、奥義を使って悪魔の精鋭を撃破。奥義を放った飛燕は反動で重症となり離脱。そこへ、第2戦場で決着がついたとの知らせにより王国軍、悪魔軍どちらも引くこととなった」
第1戦場はそういう成り行きがあったのか。戦況的には五分といったところだから引き分けなんだろうな。
それより、飛燕は元から強いのは知っているけど重症になるような奥義ってどんな攻撃なんだろうな?
知りたいけど、教えてと言って教えてくれるわけはないよな。
「次に第3戦場について説明する。第3戦場は虹の緑が大将だ。虹の緑は、植物を使う広範囲攻撃を得意とする。相手は七大悪魔のレヴィアタン。
虹の緑は最前線に立ち、初手で広範囲に大量の蔦を出現させて最前線で戦っている悪魔を切り裂きほぼ一掃したそうだ」
ここにきての広範囲攻撃!俺が知り合った人達には使い手がいなかったから、広範囲攻撃なんてない世界なんだと思っていたよ。それも蔦で攻撃ってすごいな、感心しながら中将に相槌を打つ。
「最前線で倒れなかった悪魔の中に大将のレヴィアタンもいて、大津波を展開し王国軍へ放った。虹の緑は蔦を大量に出してシェルターを作り王国軍を守れるだけ守ったが、守れなかったその他大勢の王国軍はほぼ壊滅した。虹の緑は蔦のシェルターを解いている際、レヴィアタンに水の弾丸を放たれて負傷。レヴィアタンに勝てないと判断し、王国軍と悪魔軍の間に大量の大木を次々に出現させて大きな壁を作り出した。悪魔軍は大木をどうにしかしようとしていたがどうしようもできず、両軍膠着というのが第3戦場だ」
レヴィアタンとかいう七大悪魔やばくないか?大津波を展開したとか言ってるけど、そんなもん防ぎようないよな?いよいよ七大悪魔の怖さが分かってきた気がする。化け物だ。
でも、虹の緑も大木で壁を作ったってものすげえんだな。国でトップの強さを誇るってのはそれぐらいできて当たり前なのか・・・?
「最後に現在の状況ですが第1戦場の王国軍は国境前に陣を張り、悪魔軍も悪魔の国側の国境前に陣を張り膠着。第2戦場はサタンと悪魔軍の捕虜は王国軍陣営に待機。第3戦場は虹の緑が復帰し、大木の数を増やして国境を封鎖しているところです。これはカオス帝国が攻め入ってくる可能性があるとの情報があったため、戦線を狭めたいという理由から封鎖中です。今後は第1戦場と第2戦場が悪魔の国との戦場となります」
「ゼロよ、お前のおかげで第2戦場は圧倒的な勝利となった。感謝する」
「いえ、虹の赤が強かっただけですよ」
「虹の赤には、七大悪魔を王国軍に引き入れることも悪魔軍を捕虜にすることもできん」
レッドは別の意味でめちゃくちゃ信頼されているようだ。本当にどうなんだろうな、この状況。
ゼロは苦笑いを中将へ浮かべる。
「とはいえ、問題がないわけではない。我々にはあの悪魔軍の捕虜をどうすることもできん。
王国は人種以外は受け入れないという習慣があるためにどうすることもできんのが現状だ。そんな捕虜も、ゼロがなんとかすると聞いているのだがどうなんだ?」
「はい。七大悪魔サタンを含めた悪魔軍の捕虜は、リリィが率います」
リリィが中将へ頭を下げる。
中将はリリィの姿を見て、悪魔の擬人化かと見抜いたようだった。
「ゼロは規格外だと虹の赤より聞かされていたが、こんな隠し玉を持ってくるとは本当に規格外だな。
もし、悪魔軍を率いることが出来るならば、この先の悪魔軍との戦いも有利に進められるな。王国軍を代表して感謝する」
さすが中将、悪魔軍との戦いの先を見ているようだ。
リリィが悪魔軍を率いるということは、別の悪魔軍もリリィに従う可能性まである。そうすれば、王国軍としては戦争を吹っかけてきている悪魔だけを倒せばいいと、考えが行きついているのだろうな。
後一言添えておこう。
「中将、悪魔軍へは手厚い対応をお願いします。
今後、悪魔の国はイーリス王国になくてはならない存在になる可能性があります。国王には話しを通してありますので」
「そこまでか・・・分かった。任されよう」
中将は、そこまでの展開を予想しているのかといった顔をしている。
そこに虹の赤であるレッドが現れる。
「おおー、ゼロじゃねえか待ってたぜ。悪魔軍の捕虜とか色々解決してくれるんだろ?」
「はい。解決できるかどうかはやってみないと分かりませんが、解決方法は持ってきました」
「よし。とりあえずその策を見せてもらいたいところだが、他の戦場については知ってるのか?」
・・・!
そうだ、俺は他の戦場について全くなんにも知らずに国王に作戦をしゃべってたやん。
恥ずかしい・・・、あそこまで啖呵を切っておいて第2戦場しか状況を知らないってやばくない!
「すみません、全く知りませんので教えてください」
中将が話してくれるようだ。本当にありがとうございます。
「まず第1戦場について説明する。第1戦場は虹の青が大将だった。
虹の青は基本参謀タイプで表にでたがらず、部下を操り勝利を目指すタイプだ」
虹にはそんなタイプもいるのか!王国軍最強なんて言われてるから、バリバリ最前線で戦い抜くメンツしかいないのかと。
「そして、その相手になった悪魔軍も大将がでてくることはなかった。頭脳戦が繰り広げられ、戦況は互角くらいでお互いの兵を削り合っていたそうだ。そのような戦いで強さをみせつけていたのが最強ルーキーの飛燕。そこへ悪魔軍もたまらず飛燕の対策に精鋭を送り込んだが、奥義を使って悪魔の精鋭を撃破。奥義を放った飛燕は反動で重症となり離脱。そこへ、第2戦場で決着がついたとの知らせにより王国軍、悪魔軍どちらも引くこととなった」
第1戦場はそういう成り行きがあったのか。戦況的には五分といったところだから引き分けなんだろうな。
それより、飛燕は元から強いのは知っているけど重症になるような奥義ってどんな攻撃なんだろうな?
知りたいけど、教えてと言って教えてくれるわけはないよな。
「次に第3戦場について説明する。第3戦場は虹の緑が大将だ。虹の緑は、植物を使う広範囲攻撃を得意とする。相手は七大悪魔のレヴィアタン。
虹の緑は最前線に立ち、初手で広範囲に大量の蔦を出現させて最前線で戦っている悪魔を切り裂きほぼ一掃したそうだ」
ここにきての広範囲攻撃!俺が知り合った人達には使い手がいなかったから、広範囲攻撃なんてない世界なんだと思っていたよ。それも蔦で攻撃ってすごいな、感心しながら中将に相槌を打つ。
「最前線で倒れなかった悪魔の中に大将のレヴィアタンもいて、大津波を展開し王国軍へ放った。虹の緑は蔦を大量に出してシェルターを作り王国軍を守れるだけ守ったが、守れなかったその他大勢の王国軍はほぼ壊滅した。虹の緑は蔦のシェルターを解いている際、レヴィアタンに水の弾丸を放たれて負傷。レヴィアタンに勝てないと判断し、王国軍と悪魔軍の間に大量の大木を次々に出現させて大きな壁を作り出した。悪魔軍は大木をどうにしかしようとしていたがどうしようもできず、両軍膠着というのが第3戦場だ」
レヴィアタンとかいう七大悪魔やばくないか?大津波を展開したとか言ってるけど、そんなもん防ぎようないよな?いよいよ七大悪魔の怖さが分かってきた気がする。化け物だ。
でも、虹の緑も大木で壁を作ったってものすげえんだな。国でトップの強さを誇るってのはそれぐらいできて当たり前なのか・・・?
「最後に現在の状況ですが第1戦場の王国軍は国境前に陣を張り、悪魔軍も悪魔の国側の国境前に陣を張り膠着。第2戦場はサタンと悪魔軍の捕虜は王国軍陣営に待機。第3戦場は虹の緑が復帰し、大木の数を増やして国境を封鎖しているところです。これはカオス帝国が攻め入ってくる可能性があるとの情報があったため、戦線を狭めたいという理由から封鎖中です。今後は第1戦場と第2戦場が悪魔の国との戦場となります」
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