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第73話・地獄と引っ越し2
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鳥アパートの鍵を開けて、みんなと部屋へ入る。
狭い部屋だが、部屋の中には小型のタンスと机が置かれている。
小型のタンスは俺が使用できる最上段以外は、決して開けてはいけないと厳命を受けました。了解です。
引っ越しも終わった事だし、とりあえずお茶でも準備して一服しようか。
とはならない、狩りにいかねば!と意気込む。
狩りの場所はどうするか。
ルリのLVが一番低いし、約束通り悪魔の森へ行くか。
「レイナ、今からルリと悪魔の森に行こうと思うんだけど一緒にくる?ヘイスト掛けるから、ソロでならおいしいと思うんだけど」
「・・・そ、そうね。茜色の砂浜にも興味があるんだけど、せっかくヘイストをくれると言うなら稼ぎに行こうかしら」
レイナはぎこちない受け答えをした。
う、うーん、色々とどうしたもんかな。
「ゼロさん!今日もよろしくお願いします」
「アシュレイ様はLVが違いすぎて効率が悪いですね」
「ですわね、ゼロみたく支援ができればいいのですが。私は不要でしょうから野良パーティーでLV上げをしてきますわ」
「はい、では解散!」
全員にヘイストを掛けておく。
レイナとルリは一緒に冒険者協会から転移し、悪魔の森へ。
さて、俺のやることはヘイストとルリに奇襲を仕掛けてくる敵の場所を教えるだけだ。
「ルリ、左右から同時に敵が来ています。その後正面からきます」
「はい!分かりました!」
インプのHPは低いので、ルリは遠距離から簡単に倒していく。
本当にいい狩場だよな。
「ゼロさん、わたくしも集中スキルがあるので奇襲にも対応できそうです」
「確かに、そのスキルがあれば余裕かもしれませんね」
ルリは本当に強くなったな。
しばらくするとヘイストのかけなおしのために、レイナが戻ってきた。
「ねえ、ルリさんのことを呼び捨てにするようにしたんだ」
「ッ!」
「その動揺具合はそういうこと?」
レイナは悲しそうな顔をする。
「い、いや、昨日ルリから副ギルドマスターとして呼び捨てに欲しいと言われたから呼び捨てにしただけなんだよ。他意はない!」
ギルドメンバーに不誠実な事はしたくないし、疑惑も早めに解決しておきたい。
それがギルドの円満に繋がると思うから。
「そう・・・ゼロを信じるわ。答えてくれてありがとう」
レイナの笑顔を見て、本当に美人だなと思った。
その後は問題もなくルリとレイナは狩り続けた。
あのスピードで狩り続ければ、そうとう美味しいと思う。
ルリは前回狩った食い逃げ犯と合わせて29LVになったそうだ。
それに伴い、恐ろしいスキルが手に入っていた。
マルチプルアロー。
ラピッドショットは高速で1本ずつ矢を放てるスキルだが、
マルチプルアローは1つの的に向かって、1射で5本の矢を放てるスキル。それもクールタイムなしだ。
おいおい、遠距離から1射で5本の矢を乱射なんてされたら、一瞬で相手が溶けるんじゃないのか・・・はっ!ダブルアローで10本飛んでくるんじゃないのか!
実際にスケルトンウォーリアーへマルチプルアローを2回放った時には、20本の矢が顔面に刺さって倒れている。
スケルトンウォーリアーより、よっぽどホラーな映像だよ。
あれでクールタイムなしのスキルっていうんだから対人戦は狩人でも大活躍しそうだ。
現状、最強スキル間違いなしだろ。ギルドバトルでもとことん暴れてもらおう。
めちゃめちゃ楽しみだ。
レイナもLVが上がったようで順調順調!
狩りを終え、冒険者協会に帰ってくる。
「マリさんすみません、昨日精算するのを忘れちゃってて」
「いえ、私もあの時に精算を伝えればと思っていましたので大丈夫ですよ」
精算アイテムをカウンターへ。
「今回は赤蟹の爪80本と赤亀の甲羅72個で金貨15枚と銀貨2枚になりますが、サティさんとダンさんへの支払いが2日分ですので金貨6枚となり金貨9枚と銀貨2枚になります」
マリさんが俺と話したそうにしていたが、
そそくさとルリとレイナと一緒に冒険者協会を出てくる。
夜ご飯と朝ご飯を買いにいかねば!
「ルリとレイナはご飯を作れたりしますか?」
「私は作ったこと、ないわ」
「わたくしは簡単なものなら」
「俺も簡単なものなら作れるので、今日は焼き魚にしましょうか。あと味噌汁も作りましょう、味噌と豆腐とネギを買わないとな。ご飯は炊いたものが、露店に売っていましたし買っていきましょうか」
「そうですね、卵焼きも作りませんか?」
ルリさんが卵焼きも提案してきた。
俺とルリさんがご飯係かな?
アシュレイ様は作れないよな?王女様だし。
レイナは色々とお世話になりそうなのでご飯代を支払ってくれると。
アパートに帰ってきて、ルリさんと台所に立つ。
料理のレパートリーも増やさないとな!
「ゼロさん、新婚夫婦みたいですね」
「確かに、そんな感じですね」
ルリさんと俺で笑い合いながら料理を作る。
部屋からはレイナのいじけてそうな雰囲気を感じる。
レイナ、是非料理を学んでくれ。
「ただいまですわ!」
「「「おかえりなさい」」」
「あ、ごめんなさい。食事の準備をしてくださったのですわね」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
狭い部屋に4人で机を囲む。
机には卵焼きと焼き魚とご飯という質素ながら、日本の料理が並んでいる。
「ああ、たまらないですわ。この感じ、みんなで手作り料理を食べるという暖かみが最高ですわ!」
「そうですね、本当に楽しいですね」
「ですね!すごく楽しいです」
俺は昔のゲーム仲間とも、リアルも一緒に生活できたら楽しいんだろうな~と思っていた。
この世界で夢が叶ったのかな。
ご飯を美味しく食べ終え、お風呂の時間だ。
家族以外の女性と同じお風呂を使用するって・・・結構ドキドキするな。
女性陣に優先して使用させる。
ルリさんがシャワーを浴びて出てきた。
「ゼロさん、すごいです!お湯がでるシャワーと、ボディーソープにシャンプーもすごいです!」
ルリさんは語彙力がなくなるほど驚いたらしい。
あはは、と俺も笑う。
レイナとアシュレイもお風呂に感動したという感想だ。
お風呂から出てきたみんなは、シンプルで可愛い感じの寝巻きを着ている。
か、可愛い。
あんまり胸元とか直視できない。
レイナとかアシュレッ!
凍える冷気が首筋をなぞる。
「ゼロさん?」
「いえ!なんでもありません!」
「ゼロ、なにしてんのよ」
「ゼロも男の子ですわね?」
本当に申し訳ない。
狭い部屋だが、部屋の中には小型のタンスと机が置かれている。
小型のタンスは俺が使用できる最上段以外は、決して開けてはいけないと厳命を受けました。了解です。
引っ越しも終わった事だし、とりあえずお茶でも準備して一服しようか。
とはならない、狩りにいかねば!と意気込む。
狩りの場所はどうするか。
ルリのLVが一番低いし、約束通り悪魔の森へ行くか。
「レイナ、今からルリと悪魔の森に行こうと思うんだけど一緒にくる?ヘイスト掛けるから、ソロでならおいしいと思うんだけど」
「・・・そ、そうね。茜色の砂浜にも興味があるんだけど、せっかくヘイストをくれると言うなら稼ぎに行こうかしら」
レイナはぎこちない受け答えをした。
う、うーん、色々とどうしたもんかな。
「ゼロさん!今日もよろしくお願いします」
「アシュレイ様はLVが違いすぎて効率が悪いですね」
「ですわね、ゼロみたく支援ができればいいのですが。私は不要でしょうから野良パーティーでLV上げをしてきますわ」
「はい、では解散!」
全員にヘイストを掛けておく。
レイナとルリは一緒に冒険者協会から転移し、悪魔の森へ。
さて、俺のやることはヘイストとルリに奇襲を仕掛けてくる敵の場所を教えるだけだ。
「ルリ、左右から同時に敵が来ています。その後正面からきます」
「はい!分かりました!」
インプのHPは低いので、ルリは遠距離から簡単に倒していく。
本当にいい狩場だよな。
「ゼロさん、わたくしも集中スキルがあるので奇襲にも対応できそうです」
「確かに、そのスキルがあれば余裕かもしれませんね」
ルリは本当に強くなったな。
しばらくするとヘイストのかけなおしのために、レイナが戻ってきた。
「ねえ、ルリさんのことを呼び捨てにするようにしたんだ」
「ッ!」
「その動揺具合はそういうこと?」
レイナは悲しそうな顔をする。
「い、いや、昨日ルリから副ギルドマスターとして呼び捨てに欲しいと言われたから呼び捨てにしただけなんだよ。他意はない!」
ギルドメンバーに不誠実な事はしたくないし、疑惑も早めに解決しておきたい。
それがギルドの円満に繋がると思うから。
「そう・・・ゼロを信じるわ。答えてくれてありがとう」
レイナの笑顔を見て、本当に美人だなと思った。
その後は問題もなくルリとレイナは狩り続けた。
あのスピードで狩り続ければ、そうとう美味しいと思う。
ルリは前回狩った食い逃げ犯と合わせて29LVになったそうだ。
それに伴い、恐ろしいスキルが手に入っていた。
マルチプルアロー。
ラピッドショットは高速で1本ずつ矢を放てるスキルだが、
マルチプルアローは1つの的に向かって、1射で5本の矢を放てるスキル。それもクールタイムなしだ。
おいおい、遠距離から1射で5本の矢を乱射なんてされたら、一瞬で相手が溶けるんじゃないのか・・・はっ!ダブルアローで10本飛んでくるんじゃないのか!
実際にスケルトンウォーリアーへマルチプルアローを2回放った時には、20本の矢が顔面に刺さって倒れている。
スケルトンウォーリアーより、よっぽどホラーな映像だよ。
あれでクールタイムなしのスキルっていうんだから対人戦は狩人でも大活躍しそうだ。
現状、最強スキル間違いなしだろ。ギルドバトルでもとことん暴れてもらおう。
めちゃめちゃ楽しみだ。
レイナもLVが上がったようで順調順調!
狩りを終え、冒険者協会に帰ってくる。
「マリさんすみません、昨日精算するのを忘れちゃってて」
「いえ、私もあの時に精算を伝えればと思っていましたので大丈夫ですよ」
精算アイテムをカウンターへ。
「今回は赤蟹の爪80本と赤亀の甲羅72個で金貨15枚と銀貨2枚になりますが、サティさんとダンさんへの支払いが2日分ですので金貨6枚となり金貨9枚と銀貨2枚になります」
マリさんが俺と話したそうにしていたが、
そそくさとルリとレイナと一緒に冒険者協会を出てくる。
夜ご飯と朝ご飯を買いにいかねば!
「ルリとレイナはご飯を作れたりしますか?」
「私は作ったこと、ないわ」
「わたくしは簡単なものなら」
「俺も簡単なものなら作れるので、今日は焼き魚にしましょうか。あと味噌汁も作りましょう、味噌と豆腐とネギを買わないとな。ご飯は炊いたものが、露店に売っていましたし買っていきましょうか」
「そうですね、卵焼きも作りませんか?」
ルリさんが卵焼きも提案してきた。
俺とルリさんがご飯係かな?
アシュレイ様は作れないよな?王女様だし。
レイナは色々とお世話になりそうなのでご飯代を支払ってくれると。
アパートに帰ってきて、ルリさんと台所に立つ。
料理のレパートリーも増やさないとな!
「ゼロさん、新婚夫婦みたいですね」
「確かに、そんな感じですね」
ルリさんと俺で笑い合いながら料理を作る。
部屋からはレイナのいじけてそうな雰囲気を感じる。
レイナ、是非料理を学んでくれ。
「ただいまですわ!」
「「「おかえりなさい」」」
「あ、ごめんなさい。食事の準備をしてくださったのですわね」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
狭い部屋に4人で机を囲む。
机には卵焼きと焼き魚とご飯という質素ながら、日本の料理が並んでいる。
「ああ、たまらないですわ。この感じ、みんなで手作り料理を食べるという暖かみが最高ですわ!」
「そうですね、本当に楽しいですね」
「ですね!すごく楽しいです」
俺は昔のゲーム仲間とも、リアルも一緒に生活できたら楽しいんだろうな~と思っていた。
この世界で夢が叶ったのかな。
ご飯を美味しく食べ終え、お風呂の時間だ。
家族以外の女性と同じお風呂を使用するって・・・結構ドキドキするな。
女性陣に優先して使用させる。
ルリさんがシャワーを浴びて出てきた。
「ゼロさん、すごいです!お湯がでるシャワーと、ボディーソープにシャンプーもすごいです!」
ルリさんは語彙力がなくなるほど驚いたらしい。
あはは、と俺も笑う。
レイナとアシュレイもお風呂に感動したという感想だ。
お風呂から出てきたみんなは、シンプルで可愛い感じの寝巻きを着ている。
か、可愛い。
あんまり胸元とか直視できない。
レイナとかアシュレッ!
凍える冷気が首筋をなぞる。
「ゼロさん?」
「いえ!なんでもありません!」
「ゼロ、なにしてんのよ」
「ゼロも男の子ですわね?」
本当に申し訳ない。
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