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銅戈の眠る海(四)
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四
左右の島影が霞んで見える。水面を跳ねる魚がきらきらと光る。
さいわい今日も海はおだやかで、潮風も優しい。
「いい日和だな」
船首に立ち、静かな波間を見ていた磐余彦が呟いた。長い航海で日に焼けた顔、きりっとした眉が、春の日差しを浴びていっそう逞しく映る。
ほどなく、瀬戸内海をふさぐ水門のように転々と島影が見えた。
「あれは?」磐余彦の問いに、
「笠岡の島々でしょう」
舵を握っていた椎根津彦が応じた。
笠岡諸島は西の芸予諸島と東の塩飽諸島に挟まれた比較的小さな島の連なりである。
しかし地図を見れば明らかだが、この海域は備中(岡山県)と備後(広島県)との国境に位置し、東が水島灘、西に備後灘が広がる。
瀬戸内海の潮境であり海の要衝である。
この島々では旧石器時代から縄文、弥生時代にかけて多くの遺跡が出土している。
特に縄文時代の遺跡は大規模な製塩集落や二百体以上の人骨が発見されるなど、人々の営みの跡が色濃く残っている。
「今は満ち潮。左右から潮が押し寄せるので、しっかり船に捕まっていてください」
椎根津彦の呼びかけに皆がうなずいた。
前方右手に見えてきたのが笠岡諸島で二番目に大きい白石島、左が高島で、その間が白石瀬戸と呼ばれる海峡である。
干潮のときは東西に潮が引き、満潮時は東西から潮が押し寄せる瀬戸内海有数の難所である。
両島とも鬱蒼と木が茂り、海岸線に人影はない。
そのとき、黒い煙が高島から立ち昇った。
「狼煙ですね」日臣が言った。
「どうやら手荒く迎えてくれるようです」
その言葉が終わる間もなく、島影から一隻の小舟が走り出た。
細身の船体で水を切って進んでくる。素早い動きである。
それに気を取られていると、いつの間にか前後左右に小舟が押し寄せてきていた。
「ひい、ふう、みい、よお……」
全部で八隻もいた。それぞれ二人ずつの漕ぎ手のほかに、槍や弓を構えた数人が乗り込んでいる。
磐余彦の船は、たちまち殺気立った集団に取り囲まれてしまった。
磐余彦たちが乗る船は大きな楠をくり抜いた大型の船で、喫水が深く外洋航海にも耐えられるようになっている。
だが、そのぶん動きが鈍いの欠点だ。
「この野郎!」
血気に逸る五瀬命が弓を構えた。
「待ってください」
磐余彦が止めた。
「どうやら海賊ではありません」
「なんだと!?」
五瀬命が怪訝な顔をした。
「たしかに、手にした武器が海賊のものとは違います」
日臣も構えていた剣を下ろした。
みな殺気立った顔をして身構えているが、手にした武器は魚を突く銛や、鉈のような包丁が多い。
何人か女もいる。どうやら漁民のようだ。
「ぬしらは王丹丸の仲間か?」
正面の舟に乗った初老の男が叫んだ。身なりからして村長のようだ。
「人違いだ。王丹丸など知らぬ」
磐余彦が船首に立ち、毅然とした態度で答える。
「とぼけるな、儂らの子供をさらった山賊どもの仲間に違いねえ!」
「そうだそうだ。海に叩き込んでやれ!」
周りの舟からいっせいに怒号が飛ぶ。
「そなたらは人違いをしている。われらは盗賊の類ではない」
磐余彦は凛とした態度で宣言した。その鋭い眼光に射すくめられて、漁師たちは怯んだ。
そのとき、一隻の小舟が突進してきた。血走った目の若い男が漕いでいる。
「磯八、待て!」
村長の制止も聞かず、磯八と呼ばれた男の小舟が真っ直ぐこちらの船めがけて突っ込んでくる。
あと七、八間(約一三~一五メートル)でぶつかる。
「ここで事を構えるつもりはない。だが、邪魔をするなら容赦はせぬ」
と言うなり、磐余彦は矢を番えて近づく小舟めがけて矢を放った。矢は鋭く飛び、磯八が手にした櫂に突き刺さった。
「わっ!」
驚いた磯八の手から櫂が落ちる。
しかし勢いのついた小舟は止まらない。このままでは正面衝突である。
そのとき来目と隼手が磯八の小舟に飛び乗り、大きく舵を切った。
すんでのところで磐余彦の船との衝突は防がれ、隼手はそのまま磯八を抱えるようにして海に飛び込んだ。
素潜り名人の隼手にかかっては、漁師といえども手も足も出ない。
磯八は溺れる寸前で仲間の漁師に引き揚げられた。
その様子を見ていた笠岡邑の長、笠造が進み出た。
「かくなる上は、皆さま方にお願いがございます」
笠造が語りはじめた。
聞けば吉備の山奥に、「鬼ノ城」を築いて威勢を誇っている渡来系の一族がいるという。
首領の温羅は"王”と名乗っているが、つまりは山賊である。
剣や弓、戈などを使って近くの集落を襲ったり、旅人から金目のものを奪って好き放題生きている。
戈とは中国古代の武器で、長い木の柄の先に鋭い刃が付いていて殺傷力も高い。
「儂らの祖先は、山賊どもを舟で向こう岸まで渡してやる代わりに、笠岡の村は襲わないという取り決めを結んでおったのです」
ところがその協定を破って、温羅の弟で王丹丸という男が山賊どもを率いて笠岡の村を襲い、そのまま居ついてしまった。四日前のことである。
「王丹丸は手のつけられん暴れ者で、仲間も命知らずの奴ばっかりなんです」
笠岡の漁師の多くは、漁に出るときは沖の島で寝泊まりし、魚や貝を採って本土に持ち帰る。島に住んでいる者もいる。
女も総出で漁を手伝い、本土に帰るのは漁ができない嵐のときぐらいだ。
そのため漁師が海に出るときは、村には老人と子供しか残されていない。
その隙をついて王丹丸と子分が村を襲ったのである。
年寄りは村から追い出され、子供は全員鬼ノ城に連れ去られた。
「とにかく子らを助けたいが、儂らの力だけではどうにもならんのじゃ。芸予衆にも頼んだが断られてしもうた。さっきはこの船が一隻だけだったんで、それなら勝てると思い……」
笠造が深々と頭を下げ、襲った非礼を詫びた。人質にはむろん磯八の子も含まれている。
「山賊の狙いは?」磐余彦が訊ねる。
「それがさっぱり……」
笠造が苦悶の表情で首をかしげる。
「おそらく、村人を使って沖を通過する船から通行料を取るつもりでしょう」
椎根津彦が説明した。それを聞いた笠造がはっとした。
「そうか、儂らに通行料を取らせて上前を撥ねようっていう肚か」
椎根津彦がうなずく。
「ちくしょう! 自分の手は汚さねえで、汚ねえ!」
漁師たちが口々に怒りの声を上げる。
船の扱いに不慣れな山賊には、海上で通行料を取ることは難しい。そこで笠岡の漁師たちに「汚れ役」をやらせるつもりなのだ。
「その手に乗ってたまるか!」
「そうだそうだ!」
怒りに震える漁師たちだったが、磯八の声に我に返った。
「だけんど、言うことを聞かねえと子供を殺すと、きっと言われるだ……」
磯八は泣き顔で訴える。
「それもこれも、そなたらが芸予だ、塩飽だといがみ合っていたせいではないのか」
磐余彦が諭すように言うと、笠造をはじめ漁師たちは黙ってしまった。
(つづく)
左右の島影が霞んで見える。水面を跳ねる魚がきらきらと光る。
さいわい今日も海はおだやかで、潮風も優しい。
「いい日和だな」
船首に立ち、静かな波間を見ていた磐余彦が呟いた。長い航海で日に焼けた顔、きりっとした眉が、春の日差しを浴びていっそう逞しく映る。
ほどなく、瀬戸内海をふさぐ水門のように転々と島影が見えた。
「あれは?」磐余彦の問いに、
「笠岡の島々でしょう」
舵を握っていた椎根津彦が応じた。
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しかし地図を見れば明らかだが、この海域は備中(岡山県)と備後(広島県)との国境に位置し、東が水島灘、西に備後灘が広がる。
瀬戸内海の潮境であり海の要衝である。
この島々では旧石器時代から縄文、弥生時代にかけて多くの遺跡が出土している。
特に縄文時代の遺跡は大規模な製塩集落や二百体以上の人骨が発見されるなど、人々の営みの跡が色濃く残っている。
「今は満ち潮。左右から潮が押し寄せるので、しっかり船に捕まっていてください」
椎根津彦の呼びかけに皆がうなずいた。
前方右手に見えてきたのが笠岡諸島で二番目に大きい白石島、左が高島で、その間が白石瀬戸と呼ばれる海峡である。
干潮のときは東西に潮が引き、満潮時は東西から潮が押し寄せる瀬戸内海有数の難所である。
両島とも鬱蒼と木が茂り、海岸線に人影はない。
そのとき、黒い煙が高島から立ち昇った。
「狼煙ですね」日臣が言った。
「どうやら手荒く迎えてくれるようです」
その言葉が終わる間もなく、島影から一隻の小舟が走り出た。
細身の船体で水を切って進んでくる。素早い動きである。
それに気を取られていると、いつの間にか前後左右に小舟が押し寄せてきていた。
「ひい、ふう、みい、よお……」
全部で八隻もいた。それぞれ二人ずつの漕ぎ手のほかに、槍や弓を構えた数人が乗り込んでいる。
磐余彦の船は、たちまち殺気立った集団に取り囲まれてしまった。
磐余彦たちが乗る船は大きな楠をくり抜いた大型の船で、喫水が深く外洋航海にも耐えられるようになっている。
だが、そのぶん動きが鈍いの欠点だ。
「この野郎!」
血気に逸る五瀬命が弓を構えた。
「待ってください」
磐余彦が止めた。
「どうやら海賊ではありません」
「なんだと!?」
五瀬命が怪訝な顔をした。
「たしかに、手にした武器が海賊のものとは違います」
日臣も構えていた剣を下ろした。
みな殺気立った顔をして身構えているが、手にした武器は魚を突く銛や、鉈のような包丁が多い。
何人か女もいる。どうやら漁民のようだ。
「ぬしらは王丹丸の仲間か?」
正面の舟に乗った初老の男が叫んだ。身なりからして村長のようだ。
「人違いだ。王丹丸など知らぬ」
磐余彦が船首に立ち、毅然とした態度で答える。
「とぼけるな、儂らの子供をさらった山賊どもの仲間に違いねえ!」
「そうだそうだ。海に叩き込んでやれ!」
周りの舟からいっせいに怒号が飛ぶ。
「そなたらは人違いをしている。われらは盗賊の類ではない」
磐余彦は凛とした態度で宣言した。その鋭い眼光に射すくめられて、漁師たちは怯んだ。
そのとき、一隻の小舟が突進してきた。血走った目の若い男が漕いでいる。
「磯八、待て!」
村長の制止も聞かず、磯八と呼ばれた男の小舟が真っ直ぐこちらの船めがけて突っ込んでくる。
あと七、八間(約一三~一五メートル)でぶつかる。
「ここで事を構えるつもりはない。だが、邪魔をするなら容赦はせぬ」
と言うなり、磐余彦は矢を番えて近づく小舟めがけて矢を放った。矢は鋭く飛び、磯八が手にした櫂に突き刺さった。
「わっ!」
驚いた磯八の手から櫂が落ちる。
しかし勢いのついた小舟は止まらない。このままでは正面衝突である。
そのとき来目と隼手が磯八の小舟に飛び乗り、大きく舵を切った。
すんでのところで磐余彦の船との衝突は防がれ、隼手はそのまま磯八を抱えるようにして海に飛び込んだ。
素潜り名人の隼手にかかっては、漁師といえども手も足も出ない。
磯八は溺れる寸前で仲間の漁師に引き揚げられた。
その様子を見ていた笠岡邑の長、笠造が進み出た。
「かくなる上は、皆さま方にお願いがございます」
笠造が語りはじめた。
聞けば吉備の山奥に、「鬼ノ城」を築いて威勢を誇っている渡来系の一族がいるという。
首領の温羅は"王”と名乗っているが、つまりは山賊である。
剣や弓、戈などを使って近くの集落を襲ったり、旅人から金目のものを奪って好き放題生きている。
戈とは中国古代の武器で、長い木の柄の先に鋭い刃が付いていて殺傷力も高い。
「儂らの祖先は、山賊どもを舟で向こう岸まで渡してやる代わりに、笠岡の村は襲わないという取り決めを結んでおったのです」
ところがその協定を破って、温羅の弟で王丹丸という男が山賊どもを率いて笠岡の村を襲い、そのまま居ついてしまった。四日前のことである。
「王丹丸は手のつけられん暴れ者で、仲間も命知らずの奴ばっかりなんです」
笠岡の漁師の多くは、漁に出るときは沖の島で寝泊まりし、魚や貝を採って本土に持ち帰る。島に住んでいる者もいる。
女も総出で漁を手伝い、本土に帰るのは漁ができない嵐のときぐらいだ。
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その隙をついて王丹丸と子分が村を襲ったのである。
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「とにかく子らを助けたいが、儂らの力だけではどうにもならんのじゃ。芸予衆にも頼んだが断られてしもうた。さっきはこの船が一隻だけだったんで、それなら勝てると思い……」
笠造が深々と頭を下げ、襲った非礼を詫びた。人質にはむろん磯八の子も含まれている。
「山賊の狙いは?」磐余彦が訊ねる。
「それがさっぱり……」
笠造が苦悶の表情で首をかしげる。
「おそらく、村人を使って沖を通過する船から通行料を取るつもりでしょう」
椎根津彦が説明した。それを聞いた笠造がはっとした。
「そうか、儂らに通行料を取らせて上前を撥ねようっていう肚か」
椎根津彦がうなずく。
「ちくしょう! 自分の手は汚さねえで、汚ねえ!」
漁師たちが口々に怒りの声を上げる。
船の扱いに不慣れな山賊には、海上で通行料を取ることは難しい。そこで笠岡の漁師たちに「汚れ役」をやらせるつもりなのだ。
「その手に乗ってたまるか!」
「そうだそうだ!」
怒りに震える漁師たちだったが、磯八の声に我に返った。
「だけんど、言うことを聞かねえと子供を殺すと、きっと言われるだ……」
磯八は泣き顔で訴える。
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