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ボマー(爆弾魔) Ⅱ 爆弾発言付
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「爆弾魔か」
斬が考えていた。
「あまり日本では聞かないな。警察の追及が厳しいからの。材料を集めればすぐに身が割れるわ」
「そうだな」
「それに大勢を殺すことにもなる。的をやるには合理的ではない」
「軍人の線は?」
「自衛官じゃ難しいの。外人ならば工作兵は知識はあるじゃろうな」
「なるほど」
「フリーの爆弾魔はほとんどいないだろう。お前の言う通り、軍人上がりの可能性が高いの」
「一応当たってくれるか?」
「分かった」
千両にも裏社会のルートで探ってもらうように頼んだ。
早乙女から、警察での調査の状況を教えてもらった。
「爆弾の材料はC4だったようだ」
「すぐに分かったのか」
「ああ。お前の予測をそのまま現場に伝えた。鑑識で詳しい奴がいて、すぐに特定したよ」
「そうか。爆発物の大きさからの予測だったんだがな」
「鉄筋の壁が半壊した。空中で爆発したにも関わらずな」
「ルーとハーの咄嗟の判断が無ければ、大勢死んだろうな」
「とんでもない奴だ。子ども相手にあんなものを」
「中華料理屋の店主が、外国人の客を見たそうだ」
「そうか! 似顔絵は出来そうか?」
「一応協力してくれてるが、外国人は見慣れていないからな。白人だったようだが、難しいかもしれん」
「監視カメラは?」
「あそこには無かったよ。周辺の画像を探している」
「頼むな!」
「ああ!」
海外の元軍人という線が浮かんで来たわけだが、俺の勘がそれを拒絶していた。
あまりにもストレート過ぎるせいだろうか。
自分でもよく分からない。
俺は子どもたちを集めた。
「敵はルーとハーの行動を知っていた。俺たちをよく調べている」
「「「「「はい!」」」」」
「最初から爆弾を使って来た。まだ確定ではないが、俺は爆弾を専門に使う奴だと思っている」
「「「「「はい!」」」」」
「ボマー(爆弾魔)の厄介な所は、いつどこで襲われるのか分からないことだ。俺たちが行く場所に仕掛けて、遠隔で爆破させる。油断していると、俺たちでも危うい」
「「「「「はい!」」」」」
俺は危険を察知出来る人間が、俺と双子だけだろうと考えていた。
「俺たちの行動範囲を便利屋に警戒させる。あいつならば、きっと見つけてくれるだろう」
「なるほど!」
「でも、他にも危険な場所はある。アラスカは問題無い。蓮花の研究所も大丈夫だろう」
「あとは御堂さんの実家」
「そうだな。それに大阪の風花か。家にいる時には大丈夫だけどな」
「じゃあ、梅田精肉店さん!」
「ああ、警戒が必要だな」
都内にいる御堂も狙われる可能性はあるが、あいつにはアザゼルがついている。
「御堂の実家はジェイに任せよう。それにオロチもいるしな」
「大阪は僕が行きます!」
皇紀が立ち上がって叫んだ。
「落ち着け、皇紀。お前が言っても察知出来ないだろう」
「でも!」
「お前はこの家を守れ。大阪にはちゃんとした奴を派遣する」
「誰ですか!」
いつなく皇紀が動揺している。
風花が心配でならないのだろう。
その時、チャイムが鳴った。
亜紀ちゃんがインターホンの画像を見る。
「た、タカさん! タヌ吉さんですよ!」
「なんだと?」
双子が慌てて迎えに出る。
しばらくして、タヌ吉が小さな子どもを連れて上がって来た。
二人でお揃いの着物を着ている。
白い生地に青い竜胆を染めた美しい柄だった。
「主さまー!」
「おう、どうした?」
「大阪の守りは、是非この子に」
「なんだと?」
おかっぱの頭をした可愛らしい童女だった。
小学2年生くらいの背丈だった。
「誰だ、そいつは?」
「まあ! 主様の御子でございますよ!」
「なんだ?」
「わたくしと契って下さいました折に!」
「!」
「タカさん!」
「石神さん!」
亜紀ちゃんと柳が激高した。
「おい! 待て! あの時か!」
「はい」
「やっぱり! ヤったんですね!」
「石神さんが裏切ったぁー!」
「お前ら、いい加減にしろ! なあ、タヌ吉、あの手を握り合った時だよな!」
「はい! 優しくわたくしの手を握って下さいましたね」
「ほ、ほら!」
泣き出した二人が、俺を見ていた。
「な、何を誤解してるんだよ! あの時だって言っただろう、亜紀ちゃん! 妖魔との契は人間とは別なんだって!」
「ほんとですか!」
「ほんとだよ!」
「はい、主様は人とは思えないような激しい突きでわたくしを満足させてくださいました」
「突きってぇ!」
「ほ、ほら! シュッ、シュッ」
俺は右手で突く動作をした。
タヌ吉に目で訴える。
「はい」
タヌ吉も合わせてくれた。
「あ、ああいうことで子どもが生まれるんだー。シュッ、シュッ」
「はい!」
亜紀ちゃんと柳はしばらく疑わしそうな眼をしていたが、何とか納まった。
シュッ、シュッ。
「まあ、いろんなことはともかくだ! その子が大阪を守ってくれるのか?」
「お任せ下さい。わたくしと同様に、主様のためには何でもいたしますので」
「それは頼もしいな!」
俺も混乱していた。
「皇紀! これは助かったぞ!」
「はい」
皇紀もどう反応していいか分からないでいる。
「それでその子の名前は?」
「主様に名付けて頂きたく」
「俺が?」
「はい!」
何か流されている気もしたが、妖魔は嘘を言わない。
確かに俺の子なのだろう。
ならば、大切にしなければ。
俺は子どもの顔を見た。
子どもも俺の顔を微笑んで観ている。
「もっと早く会えれば良かったな。悪かった」
「いいえ、とと様!」
「俺の娘だ。じゃあ名前を付けよう」
一層子どもの顔を見た。
白い肌で、頬がほんのりとピンク色になっている。
唇が赤い。
目が大きく、美しい顔立ちだ。
「可憐な顔だな。気品があり、尚且つ愛らしい。お前を「野薔薇」と名付けよう」
子どもの顔が輝いた。
双子が叫び、俺にも野薔薇に何かが貫通したことが分かった。
「ありがとうございます! 素敵な名前です!」
「そうか。タヌ吉もいいか?」
「もちろんでございます! 素晴らしい御名付けをありがとうございます」
気に入って貰えて良かった。
「じゃあ、野薔薇に大阪を任せたいが、能力はどうなっているんだ?」
「はい。わたくしと同様に多少の「地獄道」は扱えますが、何しろ主様の精が入っておりますので」
「タカさんの精!」
亜紀ちゃんが叫ぶので、俺はもう一度右手で突きを何回かして見せた。
「その他にもいろいろと。例えば咆哮一つで周囲の一切を斃すことも出来ます」
「味方も倒れると困るな」
「ある程度は区別も。まあ、主様の子ですので如何様にもなるかと」
「そうか。では頼む。風花は分かるか?」
「はい、もちろん」
「では、風花に従って守る人間を覚えてくれ。出来るな、野薔薇」
「はい! お任せ下さい!」
大丈夫そうだった。
「石神さん、私は響子ちゃんについてますね」
「響子は大丈夫だ。レイが付いているからな」
「なるほど! でも私もなるべく一緒にいます。今は六花さんがいませんから」
「そうだな、じゃあ頼むぞ、柳!」
「はい!」
柳が笑顔で答えた。
「「紅六花」の方は大丈夫ですかね」
「六花にはタマが付いている。ずっと護衛してもらっているんだ」
「そうなんですか!」
「六花は動けないからな。他の連中も一緒に守ってもらっているよ」
「「暁園」も!」
「もちろんだ」
みんなが安心した。
「タヌ吉は引き続き蓮花の研究所を頼むな」
「はい、かしこまりました」
それはともかく。
俺とタヌ吉の子ってなんだ?
斬が考えていた。
「あまり日本では聞かないな。警察の追及が厳しいからの。材料を集めればすぐに身が割れるわ」
「そうだな」
「それに大勢を殺すことにもなる。的をやるには合理的ではない」
「軍人の線は?」
「自衛官じゃ難しいの。外人ならば工作兵は知識はあるじゃろうな」
「なるほど」
「フリーの爆弾魔はほとんどいないだろう。お前の言う通り、軍人上がりの可能性が高いの」
「一応当たってくれるか?」
「分かった」
千両にも裏社会のルートで探ってもらうように頼んだ。
早乙女から、警察での調査の状況を教えてもらった。
「爆弾の材料はC4だったようだ」
「すぐに分かったのか」
「ああ。お前の予測をそのまま現場に伝えた。鑑識で詳しい奴がいて、すぐに特定したよ」
「そうか。爆発物の大きさからの予測だったんだがな」
「鉄筋の壁が半壊した。空中で爆発したにも関わらずな」
「ルーとハーの咄嗟の判断が無ければ、大勢死んだろうな」
「とんでもない奴だ。子ども相手にあんなものを」
「中華料理屋の店主が、外国人の客を見たそうだ」
「そうか! 似顔絵は出来そうか?」
「一応協力してくれてるが、外国人は見慣れていないからな。白人だったようだが、難しいかもしれん」
「監視カメラは?」
「あそこには無かったよ。周辺の画像を探している」
「頼むな!」
「ああ!」
海外の元軍人という線が浮かんで来たわけだが、俺の勘がそれを拒絶していた。
あまりにもストレート過ぎるせいだろうか。
自分でもよく分からない。
俺は子どもたちを集めた。
「敵はルーとハーの行動を知っていた。俺たちをよく調べている」
「「「「「はい!」」」」」
「最初から爆弾を使って来た。まだ確定ではないが、俺は爆弾を専門に使う奴だと思っている」
「「「「「はい!」」」」」
「ボマー(爆弾魔)の厄介な所は、いつどこで襲われるのか分からないことだ。俺たちが行く場所に仕掛けて、遠隔で爆破させる。油断していると、俺たちでも危うい」
「「「「「はい!」」」」」
俺は危険を察知出来る人間が、俺と双子だけだろうと考えていた。
「俺たちの行動範囲を便利屋に警戒させる。あいつならば、きっと見つけてくれるだろう」
「なるほど!」
「でも、他にも危険な場所はある。アラスカは問題無い。蓮花の研究所も大丈夫だろう」
「あとは御堂さんの実家」
「そうだな。それに大阪の風花か。家にいる時には大丈夫だけどな」
「じゃあ、梅田精肉店さん!」
「ああ、警戒が必要だな」
都内にいる御堂も狙われる可能性はあるが、あいつにはアザゼルがついている。
「御堂の実家はジェイに任せよう。それにオロチもいるしな」
「大阪は僕が行きます!」
皇紀が立ち上がって叫んだ。
「落ち着け、皇紀。お前が言っても察知出来ないだろう」
「でも!」
「お前はこの家を守れ。大阪にはちゃんとした奴を派遣する」
「誰ですか!」
いつなく皇紀が動揺している。
風花が心配でならないのだろう。
その時、チャイムが鳴った。
亜紀ちゃんがインターホンの画像を見る。
「た、タカさん! タヌ吉さんですよ!」
「なんだと?」
双子が慌てて迎えに出る。
しばらくして、タヌ吉が小さな子どもを連れて上がって来た。
二人でお揃いの着物を着ている。
白い生地に青い竜胆を染めた美しい柄だった。
「主さまー!」
「おう、どうした?」
「大阪の守りは、是非この子に」
「なんだと?」
おかっぱの頭をした可愛らしい童女だった。
小学2年生くらいの背丈だった。
「誰だ、そいつは?」
「まあ! 主様の御子でございますよ!」
「なんだ?」
「わたくしと契って下さいました折に!」
「!」
「タカさん!」
「石神さん!」
亜紀ちゃんと柳が激高した。
「おい! 待て! あの時か!」
「はい」
「やっぱり! ヤったんですね!」
「石神さんが裏切ったぁー!」
「お前ら、いい加減にしろ! なあ、タヌ吉、あの手を握り合った時だよな!」
「はい! 優しくわたくしの手を握って下さいましたね」
「ほ、ほら!」
泣き出した二人が、俺を見ていた。
「な、何を誤解してるんだよ! あの時だって言っただろう、亜紀ちゃん! 妖魔との契は人間とは別なんだって!」
「ほんとですか!」
「ほんとだよ!」
「はい、主様は人とは思えないような激しい突きでわたくしを満足させてくださいました」
「突きってぇ!」
「ほ、ほら! シュッ、シュッ」
俺は右手で突く動作をした。
タヌ吉に目で訴える。
「はい」
タヌ吉も合わせてくれた。
「あ、ああいうことで子どもが生まれるんだー。シュッ、シュッ」
「はい!」
亜紀ちゃんと柳はしばらく疑わしそうな眼をしていたが、何とか納まった。
シュッ、シュッ。
「まあ、いろんなことはともかくだ! その子が大阪を守ってくれるのか?」
「お任せ下さい。わたくしと同様に、主様のためには何でもいたしますので」
「それは頼もしいな!」
俺も混乱していた。
「皇紀! これは助かったぞ!」
「はい」
皇紀もどう反応していいか分からないでいる。
「それでその子の名前は?」
「主様に名付けて頂きたく」
「俺が?」
「はい!」
何か流されている気もしたが、妖魔は嘘を言わない。
確かに俺の子なのだろう。
ならば、大切にしなければ。
俺は子どもの顔を見た。
子どもも俺の顔を微笑んで観ている。
「もっと早く会えれば良かったな。悪かった」
「いいえ、とと様!」
「俺の娘だ。じゃあ名前を付けよう」
一層子どもの顔を見た。
白い肌で、頬がほんのりとピンク色になっている。
唇が赤い。
目が大きく、美しい顔立ちだ。
「可憐な顔だな。気品があり、尚且つ愛らしい。お前を「野薔薇」と名付けよう」
子どもの顔が輝いた。
双子が叫び、俺にも野薔薇に何かが貫通したことが分かった。
「ありがとうございます! 素敵な名前です!」
「そうか。タヌ吉もいいか?」
「もちろんでございます! 素晴らしい御名付けをありがとうございます」
気に入って貰えて良かった。
「じゃあ、野薔薇に大阪を任せたいが、能力はどうなっているんだ?」
「はい。わたくしと同様に多少の「地獄道」は扱えますが、何しろ主様の精が入っておりますので」
「タカさんの精!」
亜紀ちゃんが叫ぶので、俺はもう一度右手で突きを何回かして見せた。
「その他にもいろいろと。例えば咆哮一つで周囲の一切を斃すことも出来ます」
「味方も倒れると困るな」
「ある程度は区別も。まあ、主様の子ですので如何様にもなるかと」
「そうか。では頼む。風花は分かるか?」
「はい、もちろん」
「では、風花に従って守る人間を覚えてくれ。出来るな、野薔薇」
「はい! お任せ下さい!」
大丈夫そうだった。
「石神さん、私は響子ちゃんについてますね」
「響子は大丈夫だ。レイが付いているからな」
「なるほど! でも私もなるべく一緒にいます。今は六花さんがいませんから」
「そうだな、じゃあ頼むぞ、柳!」
「はい!」
柳が笑顔で答えた。
「「紅六花」の方は大丈夫ですかね」
「六花にはタマが付いている。ずっと護衛してもらっているんだ」
「そうなんですか!」
「六花は動けないからな。他の連中も一緒に守ってもらっているよ」
「「暁園」も!」
「もちろんだ」
みんなが安心した。
「タヌ吉は引き続き蓮花の研究所を頼むな」
「はい、かしこまりました」
それはともかく。
俺とタヌ吉の子ってなんだ?
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