777 / 2,808
別荘の日々: レイも一緒 Ⅸ
しおりを挟む
俺が話し終えると、みんな黙っていた。
「おい、終わったぞ」
「石神さん、すみませんでした」
レイが言った。
「なんだよ、レイが謝ることは何も無いだろう」
「いいえ、私は安易に石神さんの辛い思い出に踏み込んでしまいました」
「よせよ! そりゃ楽しいだけの思い出じゃないけどな。でも、俺はあのお陰で今こうして医者をやってるんだからな。その原点だよ」
「でも……」
「レイ、思い出はみんな悲しい、辛いものなんだ。前に子どもたちにはそう言っているよな?」
「「「「はい!」」」」
「みんな死ぬんだよ。それでいいんだ。俺はジョディもチャップも思い切り生きて、良く死んで行ったと思うぞ」
「はい」
レイの肩を抱き寄せた。
「レイだって、あの時死にかけたじゃないか」
「はい」
「もしも死んでいたら、いつか俺やこいつらがレイの生き様死に様を誰かに語るよ。素晴らしい女がいたんだと。みんな聞いてくれってなぁ」
「「「「はい!」」」」
「石神さん!」
「死ぬことは悪いことじゃない。絶対にな。もしも悪いことなんだったら、俺たちは生きている意味がねぇ。死んでもいいから、こうやって胸を張って生きているんだ」
「はい!」
俺はレイを離し、飲めと言った。
「石神さん、今のお話は「資料」に付け加えてもいいですか?」
「ああ、構わないよ。レイに話したこと、レイが知ったことは、自由に扱ってくれ。不味いと思えばそう言うしな」
「ありがとうございます!」
「ああ、じゃあちゃんと話しておくか。スペツナズを撃破して、俺たちは戦場を離れた。それ以上やれば、本格的に米ソの衝突になるからな。その後、ニカラグアは内戦を経て、政府と反政府勢力が融合し、民主国家になった。ソ連は完全に撤退したんだ」
みんなが俺を見ている。
「まあ、俺たちの軍事教練を出発として、反政府ゲリラがどんどん強くなっていったせいだな。そして「イラン・コントラ事件」が起きる。誰か説明できるか?」
誰も何も言わないので、レイが説明した。
「イラン・イラク戦争で、国交を断絶していたイランに武器を輸出しました。レーガン大統領の時です。その売却資金が、密かにニカラグア反政府ゲリラに流れました。後にそのことが発覚し、世界中を驚かせました」
「ああ、よくまとまっているな。その通りだ。その資金の中から、俺たちの報酬が支払われた。だから形式上は、俺たちは反政府ゲリラから報酬を得たことになっている。でも、実際はアメリカ国家からだ。CIAが窓口になってな」
「じゃあ、タカさんは歴史的な事件に関わっていたということですか!」
皇紀が言った。
「そう、偉いようなものじゃないけどな。一傭兵として、俺も聖も関わっていたとも言えるか」
「すげぇー!」
俺は笑って皇紀の頭を撫でてやった。
「別に「ニカラグアを救え!」なんてものじゃ全然ないからな。金だよ、お金!」
みんなが笑う。
「よし! じゃあ今夜はここで解散だ。まあ、残りたい奴は自由にやれ」
「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」
皇紀と双子が空いた皿を持って降りる。
またレイ、亜紀ちゃん、柳が残った。
「柳、疲れてないか?」
「大丈夫です!」
俺は笑いながら、傍へ来いと言った。
「タカさん、私やっぱり聖さん、好きです」
「そうか」
「流石はタカさんの親友です!」
「そうだな」
「聖さんの会社は、ロックハートでもよくお世話になってます」
レイが言った。
「ああ、知ってる。俺も一度、中東に付き合って行ったな」
「そうなんですか!」
俺はあるミッションの話をした。
「あの作戦に、石神さんもいたんですね!」
「ああ。まだ聖の会社も小さかったからなぁ」
「「チャップマンPMC」を主に使ってましたが、徐々に「セイントPMC」をよく使うようになりました」
「今後とも宜しくお願い致します!」
俺が頭を下げると、レイが笑った。
「タカさんは、聖さんと一緒にニューヨークのジャンニーニさんの屋敷に乗り込んだんですよね!」
亜紀ちゃんが楽しそうに言った。
「ああ、そうだ。支払いをばっくれやがったからなぁ。聖が俺に泣きついて来たんだ」
「そうなんですか」
「タカさん、聖ってバカだけど、よく社長なんで出来るよね?」
残りの皿を取りに来たルーが言う。
「あいつはバカだけど、社長業には向いてるんだよ」
「どういうことですか?」
「こと戦闘に関しては天才だからな。そういう仕事なら大得意だ。経営なんていうのは専門家を雇えばなんとでもなる。問題は仕事への嗅覚とセンスだ。聖が受けて出来なかった仕事は無い。その信頼が、あの会社を大きくしたわけだな」
「なるほど!」
「聖は戦闘に関してはオールマイティと言うかな。個人の戦闘力ももちろん高いし、他にも兵站の運用でも作戦立案でも訓練でも、何でも超一流だ。訓練の実力は亜紀ちゃんもルーもよく知ってるだろ?」
「「はい!」」
「しかも、底抜けに優しい奴だ。社員はみんな聖が大好きなんだよ」
「えぇー!」
ルーが驚いたが、少し考えて何か思い当たったらしい。
「ま! 私とハーは大嫌いんだけどね!」
俺は笑って早く寝ろと言った。
「タカさん! そういえば思い出しました! 「奈落」のことを、聖さんは「テンペスト」って言ってたんですよ。あれってどういうことですかね?」
亜紀ちゃんが言った。
ニューヨークで亜紀ちゃんは聖からその技を教わった。
「あれはな、最初は「テンペスト」だったんだ。「嵐」という意味だよな。だから俺がそう名付けた。聖に覚えさせるのが大変だったぜ。だからシェイクスピアの作品だとか、いろいろ結びつけてやっと名前を覚えた」
「アハハハハ!」
「その後で何度か俺たちで実戦で使ったんだよ。ニューヨークのチンピラとかな。そうしたところ、嵐よりも「奈落」ってイメージがしっくりするんだよな。誰であっても、撃ち始まれば転落する、というな。だから聖に名前の訂正をしたんだけど、もう無理だった」
「「「アハハハハハ!」」」
「お前はもうそれでいいよってことでな。今でも聖は「テンペスト」なんだ。まあ、どうせ俺たちだけの技だからどうでもいいんだけどな」
「私も聖さんに会ってみたいな」
柳が言った。
「機会があればな。でもとんでもねぇバカだぞ?」
亜紀ちゃんがいろいろと話し、柳とレイが爆笑した。
「こないだ来てもらって、世話になって空港まで見送ったんだよな」
「はい」
「テンガを忘れたって言うから貸したのよ」
亜紀ちゃんがテンガの説明を柳とレイにした。
二人とも眉を潜めた。
「そうしたらよ、洗わねぇで手荷物に入れてやがった」
「「「え!」」」
「空港の手荷物検査で出されて、中からドローって」
「「「イヤァー!」」」
「あいつ、「悪い持って帰って!」って俺を呼ぶんだよ。走って逃げたぜ!」
「「「アハハハハハハ!」」」
「な、柳。スゲェだろ?」
「はい! よく分かりました」
「でも、石神さんも持ってたんですね?」
「いや、レイ! 違うんだ! あれは聖のために買って来いって六花に言ったら、なんか俺の分までね」
「でも、タカさんも使ってましたよね?」
「おい、何を言う!」
みんなで笑った。
また深夜まで楽しく話した。
「おい、終わったぞ」
「石神さん、すみませんでした」
レイが言った。
「なんだよ、レイが謝ることは何も無いだろう」
「いいえ、私は安易に石神さんの辛い思い出に踏み込んでしまいました」
「よせよ! そりゃ楽しいだけの思い出じゃないけどな。でも、俺はあのお陰で今こうして医者をやってるんだからな。その原点だよ」
「でも……」
「レイ、思い出はみんな悲しい、辛いものなんだ。前に子どもたちにはそう言っているよな?」
「「「「はい!」」」」
「みんな死ぬんだよ。それでいいんだ。俺はジョディもチャップも思い切り生きて、良く死んで行ったと思うぞ」
「はい」
レイの肩を抱き寄せた。
「レイだって、あの時死にかけたじゃないか」
「はい」
「もしも死んでいたら、いつか俺やこいつらがレイの生き様死に様を誰かに語るよ。素晴らしい女がいたんだと。みんな聞いてくれってなぁ」
「「「「はい!」」」」
「石神さん!」
「死ぬことは悪いことじゃない。絶対にな。もしも悪いことなんだったら、俺たちは生きている意味がねぇ。死んでもいいから、こうやって胸を張って生きているんだ」
「はい!」
俺はレイを離し、飲めと言った。
「石神さん、今のお話は「資料」に付け加えてもいいですか?」
「ああ、構わないよ。レイに話したこと、レイが知ったことは、自由に扱ってくれ。不味いと思えばそう言うしな」
「ありがとうございます!」
「ああ、じゃあちゃんと話しておくか。スペツナズを撃破して、俺たちは戦場を離れた。それ以上やれば、本格的に米ソの衝突になるからな。その後、ニカラグアは内戦を経て、政府と反政府勢力が融合し、民主国家になった。ソ連は完全に撤退したんだ」
みんなが俺を見ている。
「まあ、俺たちの軍事教練を出発として、反政府ゲリラがどんどん強くなっていったせいだな。そして「イラン・コントラ事件」が起きる。誰か説明できるか?」
誰も何も言わないので、レイが説明した。
「イラン・イラク戦争で、国交を断絶していたイランに武器を輸出しました。レーガン大統領の時です。その売却資金が、密かにニカラグア反政府ゲリラに流れました。後にそのことが発覚し、世界中を驚かせました」
「ああ、よくまとまっているな。その通りだ。その資金の中から、俺たちの報酬が支払われた。だから形式上は、俺たちは反政府ゲリラから報酬を得たことになっている。でも、実際はアメリカ国家からだ。CIAが窓口になってな」
「じゃあ、タカさんは歴史的な事件に関わっていたということですか!」
皇紀が言った。
「そう、偉いようなものじゃないけどな。一傭兵として、俺も聖も関わっていたとも言えるか」
「すげぇー!」
俺は笑って皇紀の頭を撫でてやった。
「別に「ニカラグアを救え!」なんてものじゃ全然ないからな。金だよ、お金!」
みんなが笑う。
「よし! じゃあ今夜はここで解散だ。まあ、残りたい奴は自由にやれ」
「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」
皇紀と双子が空いた皿を持って降りる。
またレイ、亜紀ちゃん、柳が残った。
「柳、疲れてないか?」
「大丈夫です!」
俺は笑いながら、傍へ来いと言った。
「タカさん、私やっぱり聖さん、好きです」
「そうか」
「流石はタカさんの親友です!」
「そうだな」
「聖さんの会社は、ロックハートでもよくお世話になってます」
レイが言った。
「ああ、知ってる。俺も一度、中東に付き合って行ったな」
「そうなんですか!」
俺はあるミッションの話をした。
「あの作戦に、石神さんもいたんですね!」
「ああ。まだ聖の会社も小さかったからなぁ」
「「チャップマンPMC」を主に使ってましたが、徐々に「セイントPMC」をよく使うようになりました」
「今後とも宜しくお願い致します!」
俺が頭を下げると、レイが笑った。
「タカさんは、聖さんと一緒にニューヨークのジャンニーニさんの屋敷に乗り込んだんですよね!」
亜紀ちゃんが楽しそうに言った。
「ああ、そうだ。支払いをばっくれやがったからなぁ。聖が俺に泣きついて来たんだ」
「そうなんですか」
「タカさん、聖ってバカだけど、よく社長なんで出来るよね?」
残りの皿を取りに来たルーが言う。
「あいつはバカだけど、社長業には向いてるんだよ」
「どういうことですか?」
「こと戦闘に関しては天才だからな。そういう仕事なら大得意だ。経営なんていうのは専門家を雇えばなんとでもなる。問題は仕事への嗅覚とセンスだ。聖が受けて出来なかった仕事は無い。その信頼が、あの会社を大きくしたわけだな」
「なるほど!」
「聖は戦闘に関してはオールマイティと言うかな。個人の戦闘力ももちろん高いし、他にも兵站の運用でも作戦立案でも訓練でも、何でも超一流だ。訓練の実力は亜紀ちゃんもルーもよく知ってるだろ?」
「「はい!」」
「しかも、底抜けに優しい奴だ。社員はみんな聖が大好きなんだよ」
「えぇー!」
ルーが驚いたが、少し考えて何か思い当たったらしい。
「ま! 私とハーは大嫌いんだけどね!」
俺は笑って早く寝ろと言った。
「タカさん! そういえば思い出しました! 「奈落」のことを、聖さんは「テンペスト」って言ってたんですよ。あれってどういうことですかね?」
亜紀ちゃんが言った。
ニューヨークで亜紀ちゃんは聖からその技を教わった。
「あれはな、最初は「テンペスト」だったんだ。「嵐」という意味だよな。だから俺がそう名付けた。聖に覚えさせるのが大変だったぜ。だからシェイクスピアの作品だとか、いろいろ結びつけてやっと名前を覚えた」
「アハハハハ!」
「その後で何度か俺たちで実戦で使ったんだよ。ニューヨークのチンピラとかな。そうしたところ、嵐よりも「奈落」ってイメージがしっくりするんだよな。誰であっても、撃ち始まれば転落する、というな。だから聖に名前の訂正をしたんだけど、もう無理だった」
「「「アハハハハハ!」」」
「お前はもうそれでいいよってことでな。今でも聖は「テンペスト」なんだ。まあ、どうせ俺たちだけの技だからどうでもいいんだけどな」
「私も聖さんに会ってみたいな」
柳が言った。
「機会があればな。でもとんでもねぇバカだぞ?」
亜紀ちゃんがいろいろと話し、柳とレイが爆笑した。
「こないだ来てもらって、世話になって空港まで見送ったんだよな」
「はい」
「テンガを忘れたって言うから貸したのよ」
亜紀ちゃんがテンガの説明を柳とレイにした。
二人とも眉を潜めた。
「そうしたらよ、洗わねぇで手荷物に入れてやがった」
「「「え!」」」
「空港の手荷物検査で出されて、中からドローって」
「「「イヤァー!」」」
「あいつ、「悪い持って帰って!」って俺を呼ぶんだよ。走って逃げたぜ!」
「「「アハハハハハハ!」」」
「な、柳。スゲェだろ?」
「はい! よく分かりました」
「でも、石神さんも持ってたんですね?」
「いや、レイ! 違うんだ! あれは聖のために買って来いって六花に言ったら、なんか俺の分までね」
「でも、タカさんも使ってましたよね?」
「おい、何を言う!」
みんなで笑った。
また深夜まで楽しく話した。
1
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる