78 / 220
第69話 大英雄、ようやくカルカットに到着する
しおりを挟む
「やっと着いた……」
「やっと、ですね」
朝から出てようやく、俺たちはカルカットにたどり着いた。
いろいろなことがあり過ぎて、ドッと疲れてはいたが、門をくぐり創立祭の賑わいと活気の中に入ると、再び高揚感が湧き上がってきた。
「これが創立祭か。想像以上だな」
「すごい人ですね」
カルカット創立祭の最終日となった今日は、昨日とは比べ物にならないほどに人で賑わっていた。
街のいたるところで、大道芸やイベントなどが催されていて、そこには沢山の人混みが出来ていた。歩くのもやっとというほどの大通りの中で、人々の楽しそうな声がサラウンドスピーカーのように至る所から聞こえてきた。
「前に進むのも大変です。あ、アンクさま、見てください。あそこで何か人が……人が真っ二つに……!」
「あー……手品だろ」
「も、元に戻りました……」
「な」
「は、はい……」
レイナはそんな光景を見ながら、終始、目を丸くしていた。見るもの全てに反応しては、立ち止まってあっけに取られていた。
海の向こうの異国から来たと思われる、派手やかな衣装の人も沢山歩いていて、異次元に感じられるほどの賑わいだった。
「この街は毎日こんな感じなのですか」
「俺もびっくりだ……昨日はこんなにいなかったけど、やっぱり最終日ってこともあるんだろうな」
「人がまるで洪水のようです。水の中を歩いていくみたいです」
「広場はこの道をまっすぐだから、なんとか歩いていこう」
「……はい、がんばります」
人の流れに沿って進んでいく。通勤ラッシュに近い人口密度だ。普通に歩いているだけなのに、なんども人にぶつかってしまう。
割と人混みに慣れている俺でさえそんな調子だったから、外出慣れしていないレイナはひとたまりも無かった。
「あ、あんくさまー……! ま、まってくださいー!」
遠くの方から叫び声が聞こえた。
後ろを振り向くと、何度も人にぶつかったレイナは、完全に混乱してしまい人混みの中で呆然と立ちすくんでしまっていた。
「レイナ、大丈夫か!?」
「大丈夫で……はありません。すいません、進めませんー!」
「今、いくから!」
人混みを逆走して、レイナの元まで駆け寄る。
行き来する人の中で、呆然としている彼女は罠に引っかかって捕まった小鼠のようだった。
「あわわわ」
行き交う人はレイナがパニックに陥っていることも気にせずに、どんどんと追い越して、ぶつかっていく。真っ青な顔をしたレイナがそのたびに、小さな声で謝っていた。
「レイナ!」
震える彼女の手を掴んで、自分の方へと引き寄せる。手を強く掴んだ瞬間、レイナは小さな声で叫んだ。
「わ、わ」
足元からバランスを崩した彼女を、胸で抱きとめる。不安で震えていた身体をしっかりと抱きとめて、腰の方を支える。
「あわわわわわわ」
俺の顔を見たレイナは、顔を真っ赤にして誤った。
「も、申し訳ありません。人混みは……苦手で」
「よし、もう大丈夫、しっかり掴まってろよ」
「はい……」
申し訳なさそうにレイナは下を向いた。広場まではまだもう少し歩かなければ行けない。だが、人混みはその広場の方まで続いていて、レイナは不安そうに視線を揺らしていた。
……かなり強引だけど、これを使った方が良さそうだ。
「固定」
目の前を横切ろうとした人たちの動きを止める。レイナと俺が通れる分の道を作って歩いていく。通り終わったところで解除、それから、すぐに前方の動きを止める。
「固定、固定、固定、固定、固定」
人が海ならば、海を割って道を作るしかない。我ながら魔法を悪用しているなぁ、と思いながらスルスルと蛇のようにくぐり抜けていく。
「どうだ?」
「はい、ありがたいのですが……止めてしまっている人々に申し訳ない気がします」
「良いよ良いよ。止まっていることに気づかなければ、止まって無いのと一緒だから」
「乱暴な理論ですね……でも、助かります。とても歩きやすいです」
レイナはホッとしたように息を吐いて、俺の手を握った。
魔法を使い続けて、少し疲労も溜まっていたが問題ない。楽団がコンサートをしている広場まで行くと、出店目当ての人混みは少しだけ落ち着いていて、円形のステージではたくさんの人が踊っていた。
演奏されている曲は、金管楽器によるテンポの良い曲だった。ズンと響く心地よい低音と、手数の多い打楽器のリズムにのって、人々はクルクルと花のように踊っていた。
「まだやっていて良かった。それにしてもすごい盛り上がりだな」
「綺麗ですね」
「さ、俺たちも行こう。次の曲が始まる前に少し踊り方を覚えよう」
いろとりどりの花が咲くそのステージへ、レイナの手を取って誘導する。
「え……と」
初めて見るであろう光景に目を輝かせたレイナは、いざ目の前まで来ると、ステージに上がるのをためらった。ステージに続く小さな階段の前で立ち止まった彼女は、自分の呼吸を落ち着けるように胸に手を当てると、「よし」と言って視線をあげた。
「はい、よろしくお願いします。アンクさま……!」
緊張して強張った声だったが、嬉しそうに笑った顔が何より彼女の感情を物語っていた。
「よろしく、レイナ」
ステージ上に立って彼女の両手を握る。
円になってクルクルと回るような形のこの国のダンスは、いわゆるワルツと似ている。決められたステップもなく、ただリズムに合わせて自分なりのステップを踏めば良い。
俺も踊るのは子どもの時以来だったが、この世界の両親に教わったステップはちゃんと身体に染みついている。
「俺が引っ張るからその方向に動いてみようか。リズムに合わせて……ワン、ツー、スリー。ワン、ツー、スリー……」
「ワン、ツー、スリー……」
「そうそう、うまいうまい」
最初はぎこちないステップだったが、もともと身体能力が高いことも合って、レイナはすぐに踊りを覚えた。1曲目が終わる頃には随分と様になっていた。
「なんだ、上手じゃないか」
「アンクさまの教え方がうまいのです。ワン、ツー、スリー……」
「褒めても何も出ないぞ。よし、次は少し速い曲だ」
打楽器隊が数を増やして、賑やかなアップテンポの曲を始める。速いステップはリズムにのってしまえば、この上なく楽しい。ホールからあがる熱気がライト照らされていて、暗くなり始めた夜空にぼんやりと輝いていた。
「ワン、ツー、スリー。ワン、ツー、スリー」
「ワン、ツー、スリー……」
最初は自分の足元しか見ていなかったレイナだったが、曲が進むに連れて周りの光景に目をやる余裕も出来た。丁寧にステップを踏みながら、彼女は穏やかに微笑んだ。
「あぁ……これはとても愉快ですね」
「な、ダンスって意外と楽しいだろ」
「はい、来て良かったです」
踊りながら、頬を上気させたレイナに心臓が鼓動を高ぶらせる。繋いだ手は熱く、ひしと握られていた。
幸せだと思う。
心の奥底から湧き上がってくる多幸感に、知らず知らず笑いが込み上げてきていた。
そんな俺をレイナは不思議そうな顔で覗き込んでいた。
「どうしました?」
「いや、こんな日々がずっと続けば良いのにな、と思って」
「こんな……とは?」
「何も考えずに踊ること。難しいことを何も考えない、好きな人と踊る楽しい日々が続くことだよ」
レイナはパァッと顔を赤くした後で、嬉しそうに笑った。
「…………続きますよ、きっと」
「そうだな」
気持ちは膨れ上がるように高揚し続けた。
永遠に張り裂けることがない風船のように、果てのない幸せはいつまでも心に打ち寄せ続けた。それこそ、壊れてしまうんじゃないかと思えるくらいに。
今が最上の幸福だと思えたと同時に、その事実は俺を寂しくさせた。
きっと、きっと、これからもっと幸せなことがある。俺はその未来を焦がれるほどに、信じたいと思った。
「やっと、ですね」
朝から出てようやく、俺たちはカルカットにたどり着いた。
いろいろなことがあり過ぎて、ドッと疲れてはいたが、門をくぐり創立祭の賑わいと活気の中に入ると、再び高揚感が湧き上がってきた。
「これが創立祭か。想像以上だな」
「すごい人ですね」
カルカット創立祭の最終日となった今日は、昨日とは比べ物にならないほどに人で賑わっていた。
街のいたるところで、大道芸やイベントなどが催されていて、そこには沢山の人混みが出来ていた。歩くのもやっとというほどの大通りの中で、人々の楽しそうな声がサラウンドスピーカーのように至る所から聞こえてきた。
「前に進むのも大変です。あ、アンクさま、見てください。あそこで何か人が……人が真っ二つに……!」
「あー……手品だろ」
「も、元に戻りました……」
「な」
「は、はい……」
レイナはそんな光景を見ながら、終始、目を丸くしていた。見るもの全てに反応しては、立ち止まってあっけに取られていた。
海の向こうの異国から来たと思われる、派手やかな衣装の人も沢山歩いていて、異次元に感じられるほどの賑わいだった。
「この街は毎日こんな感じなのですか」
「俺もびっくりだ……昨日はこんなにいなかったけど、やっぱり最終日ってこともあるんだろうな」
「人がまるで洪水のようです。水の中を歩いていくみたいです」
「広場はこの道をまっすぐだから、なんとか歩いていこう」
「……はい、がんばります」
人の流れに沿って進んでいく。通勤ラッシュに近い人口密度だ。普通に歩いているだけなのに、なんども人にぶつかってしまう。
割と人混みに慣れている俺でさえそんな調子だったから、外出慣れしていないレイナはひとたまりも無かった。
「あ、あんくさまー……! ま、まってくださいー!」
遠くの方から叫び声が聞こえた。
後ろを振り向くと、何度も人にぶつかったレイナは、完全に混乱してしまい人混みの中で呆然と立ちすくんでしまっていた。
「レイナ、大丈夫か!?」
「大丈夫で……はありません。すいません、進めませんー!」
「今、いくから!」
人混みを逆走して、レイナの元まで駆け寄る。
行き来する人の中で、呆然としている彼女は罠に引っかかって捕まった小鼠のようだった。
「あわわわ」
行き交う人はレイナがパニックに陥っていることも気にせずに、どんどんと追い越して、ぶつかっていく。真っ青な顔をしたレイナがそのたびに、小さな声で謝っていた。
「レイナ!」
震える彼女の手を掴んで、自分の方へと引き寄せる。手を強く掴んだ瞬間、レイナは小さな声で叫んだ。
「わ、わ」
足元からバランスを崩した彼女を、胸で抱きとめる。不安で震えていた身体をしっかりと抱きとめて、腰の方を支える。
「あわわわわわわ」
俺の顔を見たレイナは、顔を真っ赤にして誤った。
「も、申し訳ありません。人混みは……苦手で」
「よし、もう大丈夫、しっかり掴まってろよ」
「はい……」
申し訳なさそうにレイナは下を向いた。広場まではまだもう少し歩かなければ行けない。だが、人混みはその広場の方まで続いていて、レイナは不安そうに視線を揺らしていた。
……かなり強引だけど、これを使った方が良さそうだ。
「固定」
目の前を横切ろうとした人たちの動きを止める。レイナと俺が通れる分の道を作って歩いていく。通り終わったところで解除、それから、すぐに前方の動きを止める。
「固定、固定、固定、固定、固定」
人が海ならば、海を割って道を作るしかない。我ながら魔法を悪用しているなぁ、と思いながらスルスルと蛇のようにくぐり抜けていく。
「どうだ?」
「はい、ありがたいのですが……止めてしまっている人々に申し訳ない気がします」
「良いよ良いよ。止まっていることに気づかなければ、止まって無いのと一緒だから」
「乱暴な理論ですね……でも、助かります。とても歩きやすいです」
レイナはホッとしたように息を吐いて、俺の手を握った。
魔法を使い続けて、少し疲労も溜まっていたが問題ない。楽団がコンサートをしている広場まで行くと、出店目当ての人混みは少しだけ落ち着いていて、円形のステージではたくさんの人が踊っていた。
演奏されている曲は、金管楽器によるテンポの良い曲だった。ズンと響く心地よい低音と、手数の多い打楽器のリズムにのって、人々はクルクルと花のように踊っていた。
「まだやっていて良かった。それにしてもすごい盛り上がりだな」
「綺麗ですね」
「さ、俺たちも行こう。次の曲が始まる前に少し踊り方を覚えよう」
いろとりどりの花が咲くそのステージへ、レイナの手を取って誘導する。
「え……と」
初めて見るであろう光景に目を輝かせたレイナは、いざ目の前まで来ると、ステージに上がるのをためらった。ステージに続く小さな階段の前で立ち止まった彼女は、自分の呼吸を落ち着けるように胸に手を当てると、「よし」と言って視線をあげた。
「はい、よろしくお願いします。アンクさま……!」
緊張して強張った声だったが、嬉しそうに笑った顔が何より彼女の感情を物語っていた。
「よろしく、レイナ」
ステージ上に立って彼女の両手を握る。
円になってクルクルと回るような形のこの国のダンスは、いわゆるワルツと似ている。決められたステップもなく、ただリズムに合わせて自分なりのステップを踏めば良い。
俺も踊るのは子どもの時以来だったが、この世界の両親に教わったステップはちゃんと身体に染みついている。
「俺が引っ張るからその方向に動いてみようか。リズムに合わせて……ワン、ツー、スリー。ワン、ツー、スリー……」
「ワン、ツー、スリー……」
「そうそう、うまいうまい」
最初はぎこちないステップだったが、もともと身体能力が高いことも合って、レイナはすぐに踊りを覚えた。1曲目が終わる頃には随分と様になっていた。
「なんだ、上手じゃないか」
「アンクさまの教え方がうまいのです。ワン、ツー、スリー……」
「褒めても何も出ないぞ。よし、次は少し速い曲だ」
打楽器隊が数を増やして、賑やかなアップテンポの曲を始める。速いステップはリズムにのってしまえば、この上なく楽しい。ホールからあがる熱気がライト照らされていて、暗くなり始めた夜空にぼんやりと輝いていた。
「ワン、ツー、スリー。ワン、ツー、スリー」
「ワン、ツー、スリー……」
最初は自分の足元しか見ていなかったレイナだったが、曲が進むに連れて周りの光景に目をやる余裕も出来た。丁寧にステップを踏みながら、彼女は穏やかに微笑んだ。
「あぁ……これはとても愉快ですね」
「な、ダンスって意外と楽しいだろ」
「はい、来て良かったです」
踊りながら、頬を上気させたレイナに心臓が鼓動を高ぶらせる。繋いだ手は熱く、ひしと握られていた。
幸せだと思う。
心の奥底から湧き上がってくる多幸感に、知らず知らず笑いが込み上げてきていた。
そんな俺をレイナは不思議そうな顔で覗き込んでいた。
「どうしました?」
「いや、こんな日々がずっと続けば良いのにな、と思って」
「こんな……とは?」
「何も考えずに踊ること。難しいことを何も考えない、好きな人と踊る楽しい日々が続くことだよ」
レイナはパァッと顔を赤くした後で、嬉しそうに笑った。
「…………続きますよ、きっと」
「そうだな」
気持ちは膨れ上がるように高揚し続けた。
永遠に張り裂けることがない風船のように、果てのない幸せはいつまでも心に打ち寄せ続けた。それこそ、壊れてしまうんじゃないかと思えるくらいに。
今が最上の幸福だと思えたと同時に、その事実は俺を寂しくさせた。
きっと、きっと、これからもっと幸せなことがある。俺はその未来を焦がれるほどに、信じたいと思った。
0
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる