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1人向け・慰め系
メイク・ビリーブ(箱庭シリーズです)
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今日もお疲れ様。随分疲れてるみたいだけど、何かあった?
...そっか。それじゃあ今夜もここで話して過ごそうか。
いいよ、君が望むなら俺はどんな話でもつきあう。
家を飛び出しちゃったなら行くところがないんでしょ?
それなら、ここの方が安全かもしれないね。...君の心は護れるはずだから。
ううん、なんでもない。
それより、またお弁当作ってきてくれたの?え、お菓子も?
金平糖だ...星みたいで綺麗だよね。
そういえば、もうすぐ沢山星が見られる日がくるんだっけ。
...ごめん、細かいところまでは分からないんだ。
でも、それを見たら君が笑ってくれるような気がして...。
一緒に?...そうだね、見られるといいね。
お弁当、いただきます。君が作る卵焼き、やっぱりふわふわで好きだな...。
金平糖、一緒に食べよう。うん、やっぱり甘くて美味しいね。
お弁当やお菓子、いつも用意してくれてありがとう。
どうしたの、いきなり抱きついてきて...。
そっか、そんなに辛い場所なんだね。
泣いていいんだよ。ここには、俺と君しかいないんだから。
他の人には邪魔されない、君が心のままでいられる場所なんだよ。
...涙が止まるまで抱きしめていようか?
それで君の心が少しでも落ち着くなら、俺は君の望みを叶えたい。
俺が一緒にいる間は我慢しないで。
沢山泣いてていいから。
...少し落ち着いた?聞かないよ、何があったか聞かれたくないって顔してるから。
言いたくないことを無理矢理聞き出すようなことはしたくない。
でも、君が心穏やかに過ごせるといいなとは思ってる。
...いつかは、ここを頼らなくてもいいように。
ううん、なんでもない。
今夜も君が眠るまで側にいるよ。
そんなに寂しがらないで。...君が会いたいときにすぐ会えるから。
疲れちゃったでしょ?目、閉じて。
心配しなくても、怖い夢なんて見ないから。
結局また今日も言えなかった。
君がこうして幸せそうに眠っているだけで、俺は充分満足なんだ。
もっと欲を言えば、誰でもいいから話ができる相手を作ってほしいけど...。
ここで一緒に星を見る、か。...現実で誰かと見ることはできないのかな。
...今の君の近くには沢山の金平糖と錠剤が散らばっていて、君が自分の夕飯にする為に作ったお弁当箱がある。
本当のことを
そんな姿を見ていたら、やっぱりここは君が創り出している世界だなんて言えないよ...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が彼の立場だったら、きっと話せないだろうなと思うのです。
...そっか。それじゃあ今夜もここで話して過ごそうか。
いいよ、君が望むなら俺はどんな話でもつきあう。
家を飛び出しちゃったなら行くところがないんでしょ?
それなら、ここの方が安全かもしれないね。...君の心は護れるはずだから。
ううん、なんでもない。
それより、またお弁当作ってきてくれたの?え、お菓子も?
金平糖だ...星みたいで綺麗だよね。
そういえば、もうすぐ沢山星が見られる日がくるんだっけ。
...ごめん、細かいところまでは分からないんだ。
でも、それを見たら君が笑ってくれるような気がして...。
一緒に?...そうだね、見られるといいね。
お弁当、いただきます。君が作る卵焼き、やっぱりふわふわで好きだな...。
金平糖、一緒に食べよう。うん、やっぱり甘くて美味しいね。
お弁当やお菓子、いつも用意してくれてありがとう。
どうしたの、いきなり抱きついてきて...。
そっか、そんなに辛い場所なんだね。
泣いていいんだよ。ここには、俺と君しかいないんだから。
他の人には邪魔されない、君が心のままでいられる場所なんだよ。
...涙が止まるまで抱きしめていようか?
それで君の心が少しでも落ち着くなら、俺は君の望みを叶えたい。
俺が一緒にいる間は我慢しないで。
沢山泣いてていいから。
...少し落ち着いた?聞かないよ、何があったか聞かれたくないって顔してるから。
言いたくないことを無理矢理聞き出すようなことはしたくない。
でも、君が心穏やかに過ごせるといいなとは思ってる。
...いつかは、ここを頼らなくてもいいように。
ううん、なんでもない。
今夜も君が眠るまで側にいるよ。
そんなに寂しがらないで。...君が会いたいときにすぐ会えるから。
疲れちゃったでしょ?目、閉じて。
心配しなくても、怖い夢なんて見ないから。
結局また今日も言えなかった。
君がこうして幸せそうに眠っているだけで、俺は充分満足なんだ。
もっと欲を言えば、誰でもいいから話ができる相手を作ってほしいけど...。
ここで一緒に星を見る、か。...現実で誰かと見ることはできないのかな。
...今の君の近くには沢山の金平糖と錠剤が散らばっていて、君が自分の夕飯にする為に作ったお弁当箱がある。
本当のことを
そんな姿を見ていたら、やっぱりここは君が創り出している世界だなんて言えないよ...。
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私が彼の立場だったら、きっと話せないだろうなと思うのです。
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