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1人向け・慰め系
たとえ、何度消えたとしても側にいる。(理想です。ごめんなさい)
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おはよう。ご飯できてるよ。
今日は俺も君も休みでしょ?だから、一緒に出掛けようって約束してたんだ。
行き先は海にしようって話になって、そのまま何をするかも決めてない。
だけど、海に行くならお弁当が必要だと思ったから作っておいたよ。
私も作るって...懐かしいな。
ううん、なんでもない。
今日は俺が作っちゃったから、卵焼きだけ焼いてもらってもいい?
俺、君の卵焼きが大好きだから。
...勿論、君のことも。なんてね。
照れてるところも可愛いね。ごめんごめん、からかうつもりじゃなかったんだ。
本気でそう思ってるよ。
それじゃあ、用意ができたら一緒に行こう。
今日は晴れてよかったね。
それにしても、ここにくるのも久しぶりだな...。
この海、前にもふたりできたんだよ。
砂浜に絵を描いて遊んだんだ。
だから、泳ぐのは無理でももう1回ここにふたりできたかった。
俺の我儘を叶えてくれてありがとう。
取り敢えずお弁当食べようか。
君が焼いた卵焼き、いつもふわふわだよね...。
俺がやってもこうはならないからすごく羨ましいな。
今度コツを教えて?ありがとう、約束ね。
...なんだか複雑そうな顔をしてるけど大丈夫?
約束を覚えていられないかもしれない、か...大丈夫、俺が覚えてるから。
それに、君が忘れちゃいそうってことは、それだけ嬉しいことだからだってちゃんと分かってるから。
...不謹慎だけど、少しだけ嬉しいって思っちゃうんだ。
だから、そんなに落ちこまないで?
私なんかって、そんなふうに思わなくていい。大丈夫だよ。
俺は、ちゃんと側にいるから。
...そろそろ帰ろうか。あ、最後に1枚だけ写真を撮っておこう。
現像したらすぐ渡すね。...よし、撮れた。
今度こそ行こうか。
今日は1日中君といられて楽しかった。
君はどうだった?...楽しかったって言う割には暗い顔をしてるように見えるけど...もしかして具合悪い?
そうじゃないって、一体どうしたの...?
沢山楽しかった分不安って...忘れてしまうから?
そんなに泣かなくても大丈夫だよ。
言ったでしょ、俺が覚えてるって。
君が忘れてしまったとしても、俺がちゃんと覚えてる。
だから...もう自分を責めるのはやめて?
君は辛いのを必死で耐えて、本当にすごいと思う。
だけど、それをひとりで抱えこむ必要なんかないんだよ。
俺にできることなんて本当に少ないと思うけど、頼ってほしいんだ。
これから先も、ずっと君の隣を歩いていきたいから。
自分なんかって思ったらすぐ俺に教えて?
大丈夫、君はちゃんと頑張ってるよって伝えるから。
わっ、どうしたの、いきなり抱きついてきて...泣いてるのを見られたくない?
それなら俺は、君のことをこうして腕の中に閉じこめておくことにしよう。
よしよし、好きなだけ泣いていいから。
...落ち着いた?日記つけてくるの?
分かった、ここで待ってるから行っておいで。
夕飯は一緒に作ろうね。
...俺にできることって何だろう。
もっと何かしてあげられればいいのにな。
君のこと、ちゃんと護るよ。
...本当はちゃんと目を見て言えたらよかったんだけど、恥ずかしいから君がいない間に宣言するのを赦してね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『台本を読んでもらえた』『嬉しかった』『もう少し上手く伝えられればよかったのに』
...そんな内容が並んでいた昨日深夜の記録。
何のことなのか、メモ等も見てもよく分からないのです。
昨日のことなのに、もう覚えていない。
そんな相手でもいいと言ってもらえるというのは、私の理想です。
嫌なことを忘れられればよかったのですが、そうはいかなかったようです。
今日は俺も君も休みでしょ?だから、一緒に出掛けようって約束してたんだ。
行き先は海にしようって話になって、そのまま何をするかも決めてない。
だけど、海に行くならお弁当が必要だと思ったから作っておいたよ。
私も作るって...懐かしいな。
ううん、なんでもない。
今日は俺が作っちゃったから、卵焼きだけ焼いてもらってもいい?
俺、君の卵焼きが大好きだから。
...勿論、君のことも。なんてね。
照れてるところも可愛いね。ごめんごめん、からかうつもりじゃなかったんだ。
本気でそう思ってるよ。
それじゃあ、用意ができたら一緒に行こう。
今日は晴れてよかったね。
それにしても、ここにくるのも久しぶりだな...。
この海、前にもふたりできたんだよ。
砂浜に絵を描いて遊んだんだ。
だから、泳ぐのは無理でももう1回ここにふたりできたかった。
俺の我儘を叶えてくれてありがとう。
取り敢えずお弁当食べようか。
君が焼いた卵焼き、いつもふわふわだよね...。
俺がやってもこうはならないからすごく羨ましいな。
今度コツを教えて?ありがとう、約束ね。
...なんだか複雑そうな顔をしてるけど大丈夫?
約束を覚えていられないかもしれない、か...大丈夫、俺が覚えてるから。
それに、君が忘れちゃいそうってことは、それだけ嬉しいことだからだってちゃんと分かってるから。
...不謹慎だけど、少しだけ嬉しいって思っちゃうんだ。
だから、そんなに落ちこまないで?
私なんかって、そんなふうに思わなくていい。大丈夫だよ。
俺は、ちゃんと側にいるから。
...そろそろ帰ろうか。あ、最後に1枚だけ写真を撮っておこう。
現像したらすぐ渡すね。...よし、撮れた。
今度こそ行こうか。
今日は1日中君といられて楽しかった。
君はどうだった?...楽しかったって言う割には暗い顔をしてるように見えるけど...もしかして具合悪い?
そうじゃないって、一体どうしたの...?
沢山楽しかった分不安って...忘れてしまうから?
そんなに泣かなくても大丈夫だよ。
言ったでしょ、俺が覚えてるって。
君が忘れてしまったとしても、俺がちゃんと覚えてる。
だから...もう自分を責めるのはやめて?
君は辛いのを必死で耐えて、本当にすごいと思う。
だけど、それをひとりで抱えこむ必要なんかないんだよ。
俺にできることなんて本当に少ないと思うけど、頼ってほしいんだ。
これから先も、ずっと君の隣を歩いていきたいから。
自分なんかって思ったらすぐ俺に教えて?
大丈夫、君はちゃんと頑張ってるよって伝えるから。
わっ、どうしたの、いきなり抱きついてきて...泣いてるのを見られたくない?
それなら俺は、君のことをこうして腕の中に閉じこめておくことにしよう。
よしよし、好きなだけ泣いていいから。
...落ち着いた?日記つけてくるの?
分かった、ここで待ってるから行っておいで。
夕飯は一緒に作ろうね。
...俺にできることって何だろう。
もっと何かしてあげられればいいのにな。
君のこと、ちゃんと護るよ。
...本当はちゃんと目を見て言えたらよかったんだけど、恥ずかしいから君がいない間に宣言するのを赦してね。
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『台本を読んでもらえた』『嬉しかった』『もう少し上手く伝えられればよかったのに』
...そんな内容が並んでいた昨日深夜の記録。
何のことなのか、メモ等も見てもよく分からないのです。
昨日のことなのに、もう覚えていない。
そんな相手でもいいと言ってもらえるというのは、私の理想です。
嫌なことを忘れられればよかったのですが、そうはいかなかったようです。
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