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1人向け・慰め系
今の僕にできること。-泣けないver.-(『泣けない、泣かない-泣けないver.-』の続きです)
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起きて、お昼になったよ。
行けそうなら途中まで一緒に行くけど...って、どうかした?もしかして、具合悪い?
無理そうだから家に連絡しますって言っておこうか?顔真っ青だし...嫌がっても駄目です。
先生命令だから。
何か食べられそう、には見えないし...ほら、いいからここにゆっくり全部出して?
取り敢えず口を濯いだ方がよさそうだね。
偏頭痛とストレスが一気にきちゃったのかな...。
大丈夫だよ、今は僕しかいないから。
あ、だけどけじめはつけておきたいから今はこれ外しておくね。
...放課後って言ったけど、今だけは恋人に戻らせてもらう。
薬は飲めそう?...バッグの中に入れてるんだっけ。
これは...ううん、なんでもない。薬、持ってきたよ。
起きられる?もたれかかっててもいいから、体をゆっくり起こそうか。
それじゃあ、口開けて?...よかった、飲めたみたいだね。
家に帰りたくないなら、今日はずっとここで過ごすっていうのはどうかな?
保健の先生がきたら僕が説明しておくから...君はそこで寝てて?
そろそろ先生モードに戻らないといけないけど、できることは最大限やるから。
それじゃあ、おやすみ。
よかった、ちゃんと眠れたみたいだ。
それにしても...これは酷い。
こんな落書きだらけのノートを見て、毎日辛かったよね...。
ここに実習にくるまで気づけなくてごめん。
僕にできることは全部やるよ。...君を護るから。
...ああ、先生。彼女、すごく体調が悪いみたいなんです。
それから、ちょっと色々あるみたいなのでそっとしておいた方がいいと思うんです。
僕は実習生で、それなのにこんな生意気なことを言うなんて調子に乗ってるとか思われても仕方ないんですけど、それでも!
...こんなに調子が悪そうな生徒に、早く教室に行けなんて非情なことは言えませんでした。
この生徒さん、しばらく保健室登校がしたいそうなんです。
生徒の居場所を作るのが学校だと言うのなら、僕はここに彼女の居場所を作ってあげたいんです。
お願いします。...え、どうして笑ってるんですか?
それはまあ、だって生徒のことを考えるのが教師の仕事だと思っていますから。
本当ですか?ありがとうございます!
...すみません、つい大声を出してしまいました。
この生徒さん、偏頭痛持ちみたいなんです。
さっき薬を飲んでいたので、多分大丈夫だとは思うんですけど...ああ、ごめん、煩かったよね...。
頭痛はもう平気?先生とちょっと話してただけだよ。
すみません、これから他の授業の見学に行かないといけなくて...彼女のこと、お願いします。
危ない、もうちょっとで抱きしめちゃうところだった...。
...放課後まで頑張ろう。早く彼女のところに行きたいし。
お疲れ様。よかったら送っていくよ。
...大丈夫、誰にも見られてないから。
それに、ほら。ちゃんとネームプレートも外してきたから...今はただの恋人だよ。
謝ることなんて何もないよ、具合が悪くなりたくてなる人なんていないから。
お昼より顔色がよさそうでよかった。
...本当は抱きしめたかった。
僕、ちゃんと先生できてたかな...?それならよかった。
今は先生って呼ばないで。...僕のこと、名前でちゃんと呼んでよ。
ああ、もう着いちゃったね。
...夜、連絡しておいで。
君と話せることが、すごく嬉しいから。
それから、疲れがすぐに吹き飛ぶんだ。
だから...僕が迷惑に思うんじゃないかとか考えなくていいからね。
それじゃあ、また明日。
保健室で待ってるからね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『泣けない、泣かない-泣けないver.-』の続きを綴ってみました。
あれからどうなっていくのか、というものを紡いでみたかったのです。
行けないときは、無理に行かなくていい。
...それで自ら命を絶ってしまうくらいなら、逃げたっていいと思うんです。
行けそうなら途中まで一緒に行くけど...って、どうかした?もしかして、具合悪い?
無理そうだから家に連絡しますって言っておこうか?顔真っ青だし...嫌がっても駄目です。
先生命令だから。
何か食べられそう、には見えないし...ほら、いいからここにゆっくり全部出して?
取り敢えず口を濯いだ方がよさそうだね。
偏頭痛とストレスが一気にきちゃったのかな...。
大丈夫だよ、今は僕しかいないから。
あ、だけどけじめはつけておきたいから今はこれ外しておくね。
...放課後って言ったけど、今だけは恋人に戻らせてもらう。
薬は飲めそう?...バッグの中に入れてるんだっけ。
これは...ううん、なんでもない。薬、持ってきたよ。
起きられる?もたれかかっててもいいから、体をゆっくり起こそうか。
それじゃあ、口開けて?...よかった、飲めたみたいだね。
家に帰りたくないなら、今日はずっとここで過ごすっていうのはどうかな?
保健の先生がきたら僕が説明しておくから...君はそこで寝てて?
そろそろ先生モードに戻らないといけないけど、できることは最大限やるから。
それじゃあ、おやすみ。
よかった、ちゃんと眠れたみたいだ。
それにしても...これは酷い。
こんな落書きだらけのノートを見て、毎日辛かったよね...。
ここに実習にくるまで気づけなくてごめん。
僕にできることは全部やるよ。...君を護るから。
...ああ、先生。彼女、すごく体調が悪いみたいなんです。
それから、ちょっと色々あるみたいなのでそっとしておいた方がいいと思うんです。
僕は実習生で、それなのにこんな生意気なことを言うなんて調子に乗ってるとか思われても仕方ないんですけど、それでも!
...こんなに調子が悪そうな生徒に、早く教室に行けなんて非情なことは言えませんでした。
この生徒さん、しばらく保健室登校がしたいそうなんです。
生徒の居場所を作るのが学校だと言うのなら、僕はここに彼女の居場所を作ってあげたいんです。
お願いします。...え、どうして笑ってるんですか?
それはまあ、だって生徒のことを考えるのが教師の仕事だと思っていますから。
本当ですか?ありがとうございます!
...すみません、つい大声を出してしまいました。
この生徒さん、偏頭痛持ちみたいなんです。
さっき薬を飲んでいたので、多分大丈夫だとは思うんですけど...ああ、ごめん、煩かったよね...。
頭痛はもう平気?先生とちょっと話してただけだよ。
すみません、これから他の授業の見学に行かないといけなくて...彼女のこと、お願いします。
危ない、もうちょっとで抱きしめちゃうところだった...。
...放課後まで頑張ろう。早く彼女のところに行きたいし。
お疲れ様。よかったら送っていくよ。
...大丈夫、誰にも見られてないから。
それに、ほら。ちゃんとネームプレートも外してきたから...今はただの恋人だよ。
謝ることなんて何もないよ、具合が悪くなりたくてなる人なんていないから。
お昼より顔色がよさそうでよかった。
...本当は抱きしめたかった。
僕、ちゃんと先生できてたかな...?それならよかった。
今は先生って呼ばないで。...僕のこと、名前でちゃんと呼んでよ。
ああ、もう着いちゃったね。
...夜、連絡しておいで。
君と話せることが、すごく嬉しいから。
それから、疲れがすぐに吹き飛ぶんだ。
だから...僕が迷惑に思うんじゃないかとか考えなくていいからね。
それじゃあ、また明日。
保健室で待ってるからね。
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『泣けない、泣かない-泣けないver.-』の続きを綴ってみました。
あれからどうなっていくのか、というものを紡いでみたかったのです。
行けないときは、無理に行かなくていい。
...それで自ら命を絶ってしまうくらいなら、逃げたっていいと思うんです。
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