王子と内緒の人魚姫

○○な２人

多忙な２人 ※黒羽が出現しません

☆「この場合はポーンを動かせば...」
♪「チェックメイト」
☆「なっ...」
♪「僕の勝ち！」
二人はチェスをしていた。
☆「まさかナイトで裏をかかれるとは...」
♪「遥にしては珍しいミスだったね」
☆「実は寝不足なんだ...。ここ数日、新しい子会社の建て直し立案をしていて、ほとんど帰っていなかった」
♪「家にってこと？僕も帰ってないよ。ここ数日、ヤクザの麻薬取引を追うために、潜入捜査をしてたからね。...少しだけ寝てもいい？」
☆「奇遇だな。俺も寝たくて仕方なかったんだ」
錬はソファーに横になり、目を閉じた。
向かい側のソファーには、遥が横になり目を閉じていた。
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◯「遥様？」
雪はスペアキーで家の中へと入った。
◯「...二人ともお疲れでしたか」
雪は二人にブランケットを掛けてやり、部屋をこっそりと出ていった。