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緑川真人 篇
第41話
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▲「ふう...」
「あ、あの、真人...」
▲「どうしたの?」
「あのね...これ...」
黒羽が見せたのは、一枚の絵だった。
▲「これは...」
「台風の後、見せようと思っていたの...」
そこには一つのブーケが描かれている。
▲「そういえば遥から頼まれてたの、すっかり忘れてた!」
「もう...」
ふわり。
▲「久しぶりに、笑ってる顔を見た気がする」
「そうかな?」
▲「うん。...相変わらず可愛いよ」
「...!?」
黒羽の顔は真っ赤になっている。
▲「はは、照れてる」
「むう...」
▲「...!?」
黒羽は一瞬だけ立ち上がり、真人にキスをした。
▲「え、え...」
真人は何が起こったのか分からず、硬直してしまっている。
「し、仕返し...」
▲「...可愛いところを見ても、ずっと我慢してたのに...」
「?」
▲「足が痛そうだし、もう少し我慢しようと思ったのに...今日は、ベッドから出してあげられそうにない」
「それって...」
▲「覚悟してね、黒羽」
真人は恥ずかしそうに車椅子をベッドルームまで押していった...。
「あ、あの、真人...」
▲「どうしたの?」
「あのね...これ...」
黒羽が見せたのは、一枚の絵だった。
▲「これは...」
「台風の後、見せようと思っていたの...」
そこには一つのブーケが描かれている。
▲「そういえば遥から頼まれてたの、すっかり忘れてた!」
「もう...」
ふわり。
▲「久しぶりに、笑ってる顔を見た気がする」
「そうかな?」
▲「うん。...相変わらず可愛いよ」
「...!?」
黒羽の顔は真っ赤になっている。
▲「はは、照れてる」
「むう...」
▲「...!?」
黒羽は一瞬だけ立ち上がり、真人にキスをした。
▲「え、え...」
真人は何が起こったのか分からず、硬直してしまっている。
「し、仕返し...」
▲「...可愛いところを見ても、ずっと我慢してたのに...」
「?」
▲「足が痛そうだし、もう少し我慢しようと思ったのに...今日は、ベッドから出してあげられそうにない」
「それって...」
▲「覚悟してね、黒羽」
真人は恥ずかしそうに車椅子をベッドルームまで押していった...。
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