137 / 178
第四章 空と大地の交差
4‐2
しおりを挟む
仕事用の机が一つと来客用件普段は助手が仕事をするテーブルが一つ。後は仕事で使う資料が治められた小さな棚があるだけの簡素な部屋の中に小さな声が響いた。
「……あまり、こう言うことは言いたくないのだけど」
顔を上げれば片手に書類の束を持ったアーデルハイトが、それをこちらに見せつけるようにして立っている。
きっちりと揃えられた前髪にショートカットの金髪美少女は、若干呆れたような、そこに加えて少しばかり申し訳なさそうな表情でヨハンの方を見ている。
「書類の不備がぱっと見ただけでも三つ。それからの他の資料にも」
「……すまん。今修正する」
その手から書類を受け取って、彼女が記しを付けたところに目を通していく。重要書類と言うわけではないが、その小さな失敗は少しずつここイシュトナルに損害を重ねていくことに繋がる。
「……少し休んだら?」
「仕事は山積みだ。そんな暇はない」
戦後処理に、今後のことを顧みての人材の募集。それから各種雑務などヨハンの仕事は山積みになっている。
特に、オルタリアとの関係は今が大事な時期だ。慎重に事を進めていく必要がある。
「あ、またミス」
「……む」
そう指摘されて手が止まり、諦めて椅子の背もたれに深く寄りかかる。
天上の方を見上げながら、ぐっと身体を伸ばした。
「不安な気持ちは判るけど……」
「なんの手掛かりもないんだ。戦争にかまけてダンジョン探索を後に回していたことがこんな影響を出すとは」
先日、カナタが行方不明になったとの知らせがサアヤから入った。
以来ゼクスを中心とした調査隊に行方を探させているが、今のところ成果は上がっていない。
何せ何処でどのようにして行方が判らなくなったのかが全く判らないのだ。
ダンジョンの探索を冒険者達に任せていた現状では、彼が自主的に制作した地図しかその中を確認する手段もない。
積極的にそれらの地図を買い取ってはいるのだが、それを組み合わせても満足な全体像一つ見えてこないのが現状だ。
不安は焦りに繋がる。
理性では今動きべきではないと理解しているのだが、だからと言って何もしないわけにもいかない。
その苛立ちから、仕事でもミスを連発するようになってしまっていた。
「焦っても始まらないわ。今は少し落ち着いて、情報を待ちましょう」
「……そうは言ってもだな」
「らしくない。そんなにあの子が大切?」
「……お前に俺の何が判る」
そんな人間ではない。
何が起ころうと超然的に構えていられたのは、そこにギフトと言う力があったからだ。
それを失ったヨハンは、今はただの無力な人間の一人に過ぎない。先日、それを嫌というほどに重い知らされた。
だから、今のヨハンはアーデルハイトが知る人物ではない。だからこそ、焦りもあってか不意に出てしまった一言ではあったのだが。
「ご、ごめん……なさい」
彼女は、そう受け取られなかったようだ。怒りをぶつけられたと勘違いして、しゅんと肩を落としてしまった。
「……いや、すまん。苛立ちをぶつけてしまった。だが本当に、手段がないというのは不安になるし、何より恐ろしい」
その言葉を聞いて、アーデルハイトは一瞬、ぽかんと口を開けたまま固まった。
ヨハンが恐ろしいというのを聞いたのは初めてのことだ。
そして、何となくではあるが理解した。
彼は今、ギフトを失ったことを自覚した。その上で足掻かなければならない、その他の大勢と同じ人間の一人であることを。
「わたしも、少し配慮が足りなかったかも。でも怖くてもわたしがいるわ」
「……子供の力を借り過ぎるわけにもいかないだろう。ただでさえ、お前には世話をかけっぱなしなのに」
「……むぅ」
子供と言われて頬を膨らませるアーデルハイト。
「だが、実際助かっている。こうして少し話をしてくれただけでも、随分と気が楽になった」
「そう? なら、ご褒美を貰ってあげてもいいわ」
「……すまんが、なにも持っていないぞ」
「この程度のことでそんな大層な要求はしないわ」
そう言って、アーデルハイトは屈み気味に頭を差し出す。
それを見てヨハンはなんとなく察したが、果たしてそれをしたところで彼女に何の得があるのかと、数秒ほど真剣に考えてしまった。
「どうしたの?」
「いや、本当にこれでいいのか?」
「ええ。減るものではないし、いいでしょう?」
「……まぁ、それもそうか」
アーデルハイトの頭に手を伸ばす。
指先にさらりとした絹のような手触りが触れると、その感触が伝わっているのか、アーデルハイトは小さく身体を震わせる。
そしてその掌が前頭部に付けられる数舜前。
ばしんと、ノックもなく派手な音を立てて扉が開かれた。
「神聖なる執務室で! 女の子とイチャイチャするのはよくないと思います!」
肩で扉を押し開いて猛スピードで部屋に飛び込み、くるくると回転しながら咄嗟に手を引っ込めたヨハンとアーデルハイトの間に滑り込んだ上にテーブルの空いた床に珈琲とお菓子が乗っかったお盆を乗せたのは、肩口で切り揃えられた黒髪の女性でありイシュトナル本部の顔役でもあるサアヤだった。
よくもまぁあれだけの動きをしてお盆に乗せた珈琲が零れなかったものだと、そこは素直に感心する。
イチャイチャしていたかどうかは別として、部屋の外から中の様子を伺う方法はなかったはずなのだが……。
「ヨハンさん! ここはお仕事をする部屋です!」
「いや、それは判っているが……」
「別に遊んでいるわけではないわ。ちょっとしたご褒美を貰おうとしていただけよ。余計な邪魔が入ったけど」
じろりと、アーデルハイトがサアヤを睨む。
「お仕事ですから仕方ないですよ。大人は簡単ではないんですよ、お手伝いのアーデルハイトさん」
「……ふぅん。別にいいけど。わたしは、貴方にはできないことをしたから」
「なっ! できないことって何ですか! そんな『彼の全てを判ってる女』みたいな顔をしても無駄ですよ! 女が思ってるほど男の人は単純じゃないんですよ!」
「……サアヤ。少し静かに。それから女のお前がそれを言うか」
ちなみに男は女が思っている以上に単純で簡単だと、ヨハンは思っている。まぁ、そればかりは男女ともにお互い様だろうが。
「あ、ごめんなさい」
「……別に、そんなに無理しなくてもいいぞ」
「判っちゃいました?」
彼女がヨハンを元気づけるために空元気でここに入ってきたことぐらい、一目見れば理解できる。
それがばれていたことが悔しくて、しかし同時に何処か嬉しくて、サアヤは複雑な表情をしていた。
「用が済んだのなら出ていってもらえる? まだ仕事が済んでいないの」
先程休めと言った口で、アーデルハイトがサアヤに冷水を浴びせかける。なんとなく、二人の間にある空気に不穏なものを感じ取った成果だった。
「いいえ、お知らせはまだあります。ヨハンさん、カナタちゃんが行方不明になっていたときに一緒にパーティを組んでいたうちの一人が、イシュトナルに出頭してきました」
途端真剣な顔つきになり、サアヤはそう言った。
「本当か?」
「はい。エトランゼの男性で、名前はカルロさん。時間があるのならすぐに面会できますけど」
「頼む。アデル、すまないが」
「ええ、判っているわ。仕事の方は任せておいて」
アーデルハイトも即座に自分がやるべきことを理解して、二つ返事で了承する。
ヨハンは居ても立っても居られず、椅子から立ち上がって部屋を出ていこうとする。
「あ、ヨハンさん!」
そこをサアヤに飛び留められた。
「なんだ?」
「珈琲、冷めちゃいますよ」
「冷めても飲めるが」
「美味しい時に呑んでもらってこそ、煎れた甲斐もあります。落ち着く意味も兼ねて、それを飲み終えてから参りましょう」
笑顔でそう言いながら、木製のカップを手渡すサアヤ。
確かに彼女の言う通り、あの勢いで行っていたら感情のままに行動してしまったかも知れない。
相手が何を思って、どのような目的があるのかも判らないのだ、落ち着かなければならない理由は幾らでもある。
ゆっくりと一杯の珈琲を飲みながら、頭の中で様々な可能性を巡らし、自分の中で回答の当たりを付けておく。
横目でサアヤを見れば、ヨハンがそうなることが判っていたのだろうか、再度こちらに緩く微笑みを向けてくれた。
「……むぅ」
そしてアーデルハイトは面白くなさ半分、関心半分の複雑な表情をしていた。
「……あまり、こう言うことは言いたくないのだけど」
顔を上げれば片手に書類の束を持ったアーデルハイトが、それをこちらに見せつけるようにして立っている。
きっちりと揃えられた前髪にショートカットの金髪美少女は、若干呆れたような、そこに加えて少しばかり申し訳なさそうな表情でヨハンの方を見ている。
「書類の不備がぱっと見ただけでも三つ。それからの他の資料にも」
「……すまん。今修正する」
その手から書類を受け取って、彼女が記しを付けたところに目を通していく。重要書類と言うわけではないが、その小さな失敗は少しずつここイシュトナルに損害を重ねていくことに繋がる。
「……少し休んだら?」
「仕事は山積みだ。そんな暇はない」
戦後処理に、今後のことを顧みての人材の募集。それから各種雑務などヨハンの仕事は山積みになっている。
特に、オルタリアとの関係は今が大事な時期だ。慎重に事を進めていく必要がある。
「あ、またミス」
「……む」
そう指摘されて手が止まり、諦めて椅子の背もたれに深く寄りかかる。
天上の方を見上げながら、ぐっと身体を伸ばした。
「不安な気持ちは判るけど……」
「なんの手掛かりもないんだ。戦争にかまけてダンジョン探索を後に回していたことがこんな影響を出すとは」
先日、カナタが行方不明になったとの知らせがサアヤから入った。
以来ゼクスを中心とした調査隊に行方を探させているが、今のところ成果は上がっていない。
何せ何処でどのようにして行方が判らなくなったのかが全く判らないのだ。
ダンジョンの探索を冒険者達に任せていた現状では、彼が自主的に制作した地図しかその中を確認する手段もない。
積極的にそれらの地図を買い取ってはいるのだが、それを組み合わせても満足な全体像一つ見えてこないのが現状だ。
不安は焦りに繋がる。
理性では今動きべきではないと理解しているのだが、だからと言って何もしないわけにもいかない。
その苛立ちから、仕事でもミスを連発するようになってしまっていた。
「焦っても始まらないわ。今は少し落ち着いて、情報を待ちましょう」
「……そうは言ってもだな」
「らしくない。そんなにあの子が大切?」
「……お前に俺の何が判る」
そんな人間ではない。
何が起ころうと超然的に構えていられたのは、そこにギフトと言う力があったからだ。
それを失ったヨハンは、今はただの無力な人間の一人に過ぎない。先日、それを嫌というほどに重い知らされた。
だから、今のヨハンはアーデルハイトが知る人物ではない。だからこそ、焦りもあってか不意に出てしまった一言ではあったのだが。
「ご、ごめん……なさい」
彼女は、そう受け取られなかったようだ。怒りをぶつけられたと勘違いして、しゅんと肩を落としてしまった。
「……いや、すまん。苛立ちをぶつけてしまった。だが本当に、手段がないというのは不安になるし、何より恐ろしい」
その言葉を聞いて、アーデルハイトは一瞬、ぽかんと口を開けたまま固まった。
ヨハンが恐ろしいというのを聞いたのは初めてのことだ。
そして、何となくではあるが理解した。
彼は今、ギフトを失ったことを自覚した。その上で足掻かなければならない、その他の大勢と同じ人間の一人であることを。
「わたしも、少し配慮が足りなかったかも。でも怖くてもわたしがいるわ」
「……子供の力を借り過ぎるわけにもいかないだろう。ただでさえ、お前には世話をかけっぱなしなのに」
「……むぅ」
子供と言われて頬を膨らませるアーデルハイト。
「だが、実際助かっている。こうして少し話をしてくれただけでも、随分と気が楽になった」
「そう? なら、ご褒美を貰ってあげてもいいわ」
「……すまんが、なにも持っていないぞ」
「この程度のことでそんな大層な要求はしないわ」
そう言って、アーデルハイトは屈み気味に頭を差し出す。
それを見てヨハンはなんとなく察したが、果たしてそれをしたところで彼女に何の得があるのかと、数秒ほど真剣に考えてしまった。
「どうしたの?」
「いや、本当にこれでいいのか?」
「ええ。減るものではないし、いいでしょう?」
「……まぁ、それもそうか」
アーデルハイトの頭に手を伸ばす。
指先にさらりとした絹のような手触りが触れると、その感触が伝わっているのか、アーデルハイトは小さく身体を震わせる。
そしてその掌が前頭部に付けられる数舜前。
ばしんと、ノックもなく派手な音を立てて扉が開かれた。
「神聖なる執務室で! 女の子とイチャイチャするのはよくないと思います!」
肩で扉を押し開いて猛スピードで部屋に飛び込み、くるくると回転しながら咄嗟に手を引っ込めたヨハンとアーデルハイトの間に滑り込んだ上にテーブルの空いた床に珈琲とお菓子が乗っかったお盆を乗せたのは、肩口で切り揃えられた黒髪の女性でありイシュトナル本部の顔役でもあるサアヤだった。
よくもまぁあれだけの動きをしてお盆に乗せた珈琲が零れなかったものだと、そこは素直に感心する。
イチャイチャしていたかどうかは別として、部屋の外から中の様子を伺う方法はなかったはずなのだが……。
「ヨハンさん! ここはお仕事をする部屋です!」
「いや、それは判っているが……」
「別に遊んでいるわけではないわ。ちょっとしたご褒美を貰おうとしていただけよ。余計な邪魔が入ったけど」
じろりと、アーデルハイトがサアヤを睨む。
「お仕事ですから仕方ないですよ。大人は簡単ではないんですよ、お手伝いのアーデルハイトさん」
「……ふぅん。別にいいけど。わたしは、貴方にはできないことをしたから」
「なっ! できないことって何ですか! そんな『彼の全てを判ってる女』みたいな顔をしても無駄ですよ! 女が思ってるほど男の人は単純じゃないんですよ!」
「……サアヤ。少し静かに。それから女のお前がそれを言うか」
ちなみに男は女が思っている以上に単純で簡単だと、ヨハンは思っている。まぁ、そればかりは男女ともにお互い様だろうが。
「あ、ごめんなさい」
「……別に、そんなに無理しなくてもいいぞ」
「判っちゃいました?」
彼女がヨハンを元気づけるために空元気でここに入ってきたことぐらい、一目見れば理解できる。
それがばれていたことが悔しくて、しかし同時に何処か嬉しくて、サアヤは複雑な表情をしていた。
「用が済んだのなら出ていってもらえる? まだ仕事が済んでいないの」
先程休めと言った口で、アーデルハイトがサアヤに冷水を浴びせかける。なんとなく、二人の間にある空気に不穏なものを感じ取った成果だった。
「いいえ、お知らせはまだあります。ヨハンさん、カナタちゃんが行方不明になっていたときに一緒にパーティを組んでいたうちの一人が、イシュトナルに出頭してきました」
途端真剣な顔つきになり、サアヤはそう言った。
「本当か?」
「はい。エトランゼの男性で、名前はカルロさん。時間があるのならすぐに面会できますけど」
「頼む。アデル、すまないが」
「ええ、判っているわ。仕事の方は任せておいて」
アーデルハイトも即座に自分がやるべきことを理解して、二つ返事で了承する。
ヨハンは居ても立っても居られず、椅子から立ち上がって部屋を出ていこうとする。
「あ、ヨハンさん!」
そこをサアヤに飛び留められた。
「なんだ?」
「珈琲、冷めちゃいますよ」
「冷めても飲めるが」
「美味しい時に呑んでもらってこそ、煎れた甲斐もあります。落ち着く意味も兼ねて、それを飲み終えてから参りましょう」
笑顔でそう言いながら、木製のカップを手渡すサアヤ。
確かに彼女の言う通り、あの勢いで行っていたら感情のままに行動してしまったかも知れない。
相手が何を思って、どのような目的があるのかも判らないのだ、落ち着かなければならない理由は幾らでもある。
ゆっくりと一杯の珈琲を飲みながら、頭の中で様々な可能性を巡らし、自分の中で回答の当たりを付けておく。
横目でサアヤを見れば、ヨハンがそうなることが判っていたのだろうか、再度こちらに緩く微笑みを向けてくれた。
「……むぅ」
そしてアーデルハイトは面白くなさ半分、関心半分の複雑な表情をしていた。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる