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ビビりとモフモフ、冒険開始
プルプルプニプニ
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この村では、少し気を抜いても大丈夫そうだ。
外の敵対反応(たぶんモンスター)も、村の前にテント張ってる人々によって、駆逐された。
あれだけ冒険者さんが集まっていれば、盗賊なんかも手出しできないだろう。
そんなわけで、割り当てられた部屋にて、まったりしている。
「陽向くん、あと1周ですよ~。」
『はーい♪』
「羊数体集めて、レースさせてみたい。」
「成る程、盛り上がりそうだな。」
『ひなくんの御家族に、頼んでみるです?』
現在、部屋の中で陽向を運動させている。
今日は、あまり動いてなかったからね。
低い障害物(伏せて置いたお椀)を3つと、少し頑張らないと跳べない障害物(縦に立てたまな板)を1つ用意して、順番に跳ぶ遊び。
本羊も楽しそうだし、運動にもなって一石二鳥!
陽向はスピードが出ないけど、持久力に優れているから、10周しても余裕そうだ。
コレが詩音だったら……うん。
1周目の最後で、頑張らないと跳べない障害物に、足引っかけて落ちるな。
『えいっ!ごーるっ!』
「お疲れ様です♪」
「頑張ったな~♪」
『私もやってみた~い!』
『シグレちゃんの場合、床の障害物飛び越えるじゃ、意味無い気がするよ…。』
「飛んでできる、障害物走か…」
時雨の場合は、空中に輪っかでも浮かせて、それを順番に潜るとかに成るかね。
小梅はもう少し、高い障害物使えそうだ。
若葉なら、馬が跳ぶような柵でも行けるかな。
「…そうだ、皆に相談あるんだけどさ。」
『どうしたのです?』
「相談ですか?」
「あのね…『プルプルしてる半透明のお菓子』と、『プニプニしている半透明のお菓子』……どっちなら、おとーさん大丈夫かな……?」
要は『ゼリーかグミか』なんだけども。
どっちにしろ、スライムっぽいなぁと思って。
「…あのスライムと比べるなら…質感はゼリーの方がマシかと。」
「…確かに、奴等プニプニしてたもんな。」
色はゼリーのが似てたけど。
濁らない系の温泉の素入れたお湯くらいの、有色透明だった。
『大きさにも、寄るんじゃない?』
「…プルプルの方が、たぶん大きくなる。」
『なら、プニプニが良いんじゃないかな~?』
「プニプニの方かぁ。」
グミも材料は、ゼリーとそこまで変わらない。
ゼラチンの配合量が、多いくらいかな?
『あまくて、おいしーのがいい!』
「それは両方保証するw」
「……半透明以外の選択肢は無いのか?」
「乳白色系。ただし、プルプルプニプニからは、逃れられない。」
いや、逃れる方法あるのかもだけど、俺は知らない。
「未來くんが、作りたいので良いのでは?」
「よし、ゼリーだ。」
夏場、妹にせがまれて、作ってたんだよね。
色々なフルーツ使って、楽しかったなぁ。
『中のリンゴを白鳥さんにして』とか言われた時は、どうしようかと思ったけど。
手間はフルーツ切るくらいだし、缶詰め使えば、更に楽。
果肉入りに拘らないなら、ジュースのみでも美味しく作れるよ。
「簡単だから、皆で作る?」
『作るです!』
「ウサちゃん達にも、声かけようかな…今回、外はあんま出ない方が良さそうだし。ずっと部屋だと退屈だろうから。」
「だな。商店くらいなら誤魔化せるが、俺達が普通に宿屋から出てきたら、他の冒険者から質問攻めにされる。」
だから先に、買い物済ませたんだしね。
「テントでやります?」
「いや、こんだけガラガラなら、厨房借りれる気がする。」
「…それ、宿の人の前では言うなよ?」
「うぃっす。」
事実だとしても、失礼か。
ポロっと言っちゃわないよう、気を付けよ。
───────
──────
─────
マジで宿の厨房借りれるとは。
しかも、動物入ってOK。
まあ、終わったら掃除は徹底的にやると、約束したからなんだけど。
『ゼリーって、自分で作れるもんなの…?』
「ウサちゃん、料理の経験は?」
『前世の、家庭科の授業くらいよ。』
「成る程。」
そんな気はしてた。
さて、とりあえず……人数多いし、ボウルで作るか。
「モモ,オレンジ,ブドウ,リンゴ,イチゴ…他にリクエストある?」
『キャベツ!』
「おっとぉ、キャベツ入りゼリーは、味の保証できないな……」
『ダメ?』
「ダメってこた無いけど、おすすめはしない。」
「リクエスト無くても、それだけ入ってれば、充分だと思うわ。」
「既に、なかなか豪華なゼリーに成りそうだぞ。」
それもそうだね。
よし、まずはフルーツのカットから!
「小梅、リンゴを1㎝角くらいに切ってくれ。」
『お任せなのです。』
「私は、何かできますかね?」
「ブドウ剥いて、この器に入れて。」
「はい!」
「ラルフ、オレンジを薄皮まで剥いてくれる?なるたけ、キレイに。」
「ああ。」
「レナさん、イチゴ切れる?半分にしてくれれば、良いんだけど。」
「わかったわ。」
「ミライ様、私も何か…」
「んじゃ、ケイトさんもイチゴお願い。」
「畏まりました。」
リンゴは、煮リンゴにしよう。
他のは皮を剥いたり、一口大に切れば良い。
俺はモモを担当しよう。
優しく洗ったら、割れ目に沿って、ぐるっと包丁で1周。
切れ目を境に両手で持って、左右にひねりながら割ると、けっこうキレイにいく。
種は手で取って、皮を剥く前に櫛切りにしておくと、剥きやすくなる。
剥けたら、リンゴと同じくらいに切ろう。
そうだ、ゼラチンふやかすために、お湯沸騰させないとなぁ。
……あ、ジュース用意してない。
リンゴの果実水にするか。
『切れたのです♪』
「流石、早い。リンゴはちょっと煮るね~。」
砂糖代わりのビットの実と、レモン汁と共に、少量の水で煮込む。
柔らかくなるまで、しっかり煮よう。
そのまま煮リンゴとして食べても、充分美味しい。
『なんで、わざわざ煮るの?』
「ゼリーに入ってるフルーツって、柔らかいイメージ無い?」
『あー、確かにね~。』
他のフルーツは、果実水に入れちゃえ。
『おにーちゃん、コレ、プルプルになるの?』
「おう。このゼラチンってやつが、プルプルにしてくれるんだ。」
「ゼラチン…?スライムスターチに見えますけど…」
「あ、うん。スライムスターチを、俺の故郷ではゼラチンって言うんだ。」
……そういやそもそも、プルプルしたもの作る以前に、奴等の一部を材料にしてるけど、おとーさんマジで大丈夫かな……?
「ん、沸騰したか。若葉、ゼラチンをこの鍋に入れて、よくかき混ぜてくれ。」
『はーい!』
念のため火は止めて、と。
リンゴも、そろそろ良いかな?
「水気を切って…リンゴ投入~。」
『フルーツ、混ぜ混ぜした方が良いです?』
「そだね。」
『まぜるっ!』
「お、じゃあ一緒にやるか陽向!」
…の前に…
「詩音、手伝うw」
「す、すみません……」
「大丈夫よ、シオンちゃん。全員でやろっかw」
「潰さないよう、気を付けないとな。」
ブドウ終わってなかったw
───────
さて、無事にブドウも剥き終わり。
ふやかしたゼラチンと、フルーツ入り果実水を混ぜ混ぜ。
そして、そいつを冷蔵庫へ。
「後は放置で完成。」
『うっそ、ゼリーってこんな簡単なの?!』
そうなんだよ。
ゼリーってお手軽なんだよ。
「あと、実はグミも割りと簡単。」
『そうなんだ!?』
「明日のおやつ、楽しみですね!」
「ディアドルフさんが、暴れないと良いけどな。」
「生き物じゃないから、大丈夫だと思うけど…」
中にフルーツ、たっぷりだし。
スライムの中身は、核しか無かったから、視覚的な部分はだいぶ差ができたと思う。
…プルプルでも大丈夫、だよね?
本人、生き物じゃなければ大丈夫的なこと、言ってたし……ね?
『兄ちゃん、そんなに不安なら、なんでコレ作ったの。』
「折角見付けたゼラチンを、活用しないとか、俺には無理だった。」
『料理人の性だね~。』
明日の昼御飯にも、使いたいな。
鮭かコケコッコでゼリー寄せとか、良いかも。
……昼もおやつもゼリーだったら、流石に怒られるかな?
外の敵対反応(たぶんモンスター)も、村の前にテント張ってる人々によって、駆逐された。
あれだけ冒険者さんが集まっていれば、盗賊なんかも手出しできないだろう。
そんなわけで、割り当てられた部屋にて、まったりしている。
「陽向くん、あと1周ですよ~。」
『はーい♪』
「羊数体集めて、レースさせてみたい。」
「成る程、盛り上がりそうだな。」
『ひなくんの御家族に、頼んでみるです?』
現在、部屋の中で陽向を運動させている。
今日は、あまり動いてなかったからね。
低い障害物(伏せて置いたお椀)を3つと、少し頑張らないと跳べない障害物(縦に立てたまな板)を1つ用意して、順番に跳ぶ遊び。
本羊も楽しそうだし、運動にもなって一石二鳥!
陽向はスピードが出ないけど、持久力に優れているから、10周しても余裕そうだ。
コレが詩音だったら……うん。
1周目の最後で、頑張らないと跳べない障害物に、足引っかけて落ちるな。
『えいっ!ごーるっ!』
「お疲れ様です♪」
「頑張ったな~♪」
『私もやってみた~い!』
『シグレちゃんの場合、床の障害物飛び越えるじゃ、意味無い気がするよ…。』
「飛んでできる、障害物走か…」
時雨の場合は、空中に輪っかでも浮かせて、それを順番に潜るとかに成るかね。
小梅はもう少し、高い障害物使えそうだ。
若葉なら、馬が跳ぶような柵でも行けるかな。
「…そうだ、皆に相談あるんだけどさ。」
『どうしたのです?』
「相談ですか?」
「あのね…『プルプルしてる半透明のお菓子』と、『プニプニしている半透明のお菓子』……どっちなら、おとーさん大丈夫かな……?」
要は『ゼリーかグミか』なんだけども。
どっちにしろ、スライムっぽいなぁと思って。
「…あのスライムと比べるなら…質感はゼリーの方がマシかと。」
「…確かに、奴等プニプニしてたもんな。」
色はゼリーのが似てたけど。
濁らない系の温泉の素入れたお湯くらいの、有色透明だった。
『大きさにも、寄るんじゃない?』
「…プルプルの方が、たぶん大きくなる。」
『なら、プニプニが良いんじゃないかな~?』
「プニプニの方かぁ。」
グミも材料は、ゼリーとそこまで変わらない。
ゼラチンの配合量が、多いくらいかな?
『あまくて、おいしーのがいい!』
「それは両方保証するw」
「……半透明以外の選択肢は無いのか?」
「乳白色系。ただし、プルプルプニプニからは、逃れられない。」
いや、逃れる方法あるのかもだけど、俺は知らない。
「未來くんが、作りたいので良いのでは?」
「よし、ゼリーだ。」
夏場、妹にせがまれて、作ってたんだよね。
色々なフルーツ使って、楽しかったなぁ。
『中のリンゴを白鳥さんにして』とか言われた時は、どうしようかと思ったけど。
手間はフルーツ切るくらいだし、缶詰め使えば、更に楽。
果肉入りに拘らないなら、ジュースのみでも美味しく作れるよ。
「簡単だから、皆で作る?」
『作るです!』
「ウサちゃん達にも、声かけようかな…今回、外はあんま出ない方が良さそうだし。ずっと部屋だと退屈だろうから。」
「だな。商店くらいなら誤魔化せるが、俺達が普通に宿屋から出てきたら、他の冒険者から質問攻めにされる。」
だから先に、買い物済ませたんだしね。
「テントでやります?」
「いや、こんだけガラガラなら、厨房借りれる気がする。」
「…それ、宿の人の前では言うなよ?」
「うぃっす。」
事実だとしても、失礼か。
ポロっと言っちゃわないよう、気を付けよ。
───────
──────
─────
マジで宿の厨房借りれるとは。
しかも、動物入ってOK。
まあ、終わったら掃除は徹底的にやると、約束したからなんだけど。
『ゼリーって、自分で作れるもんなの…?』
「ウサちゃん、料理の経験は?」
『前世の、家庭科の授業くらいよ。』
「成る程。」
そんな気はしてた。
さて、とりあえず……人数多いし、ボウルで作るか。
「モモ,オレンジ,ブドウ,リンゴ,イチゴ…他にリクエストある?」
『キャベツ!』
「おっとぉ、キャベツ入りゼリーは、味の保証できないな……」
『ダメ?』
「ダメってこた無いけど、おすすめはしない。」
「リクエスト無くても、それだけ入ってれば、充分だと思うわ。」
「既に、なかなか豪華なゼリーに成りそうだぞ。」
それもそうだね。
よし、まずはフルーツのカットから!
「小梅、リンゴを1㎝角くらいに切ってくれ。」
『お任せなのです。』
「私は、何かできますかね?」
「ブドウ剥いて、この器に入れて。」
「はい!」
「ラルフ、オレンジを薄皮まで剥いてくれる?なるたけ、キレイに。」
「ああ。」
「レナさん、イチゴ切れる?半分にしてくれれば、良いんだけど。」
「わかったわ。」
「ミライ様、私も何か…」
「んじゃ、ケイトさんもイチゴお願い。」
「畏まりました。」
リンゴは、煮リンゴにしよう。
他のは皮を剥いたり、一口大に切れば良い。
俺はモモを担当しよう。
優しく洗ったら、割れ目に沿って、ぐるっと包丁で1周。
切れ目を境に両手で持って、左右にひねりながら割ると、けっこうキレイにいく。
種は手で取って、皮を剥く前に櫛切りにしておくと、剥きやすくなる。
剥けたら、リンゴと同じくらいに切ろう。
そうだ、ゼラチンふやかすために、お湯沸騰させないとなぁ。
……あ、ジュース用意してない。
リンゴの果実水にするか。
『切れたのです♪』
「流石、早い。リンゴはちょっと煮るね~。」
砂糖代わりのビットの実と、レモン汁と共に、少量の水で煮込む。
柔らかくなるまで、しっかり煮よう。
そのまま煮リンゴとして食べても、充分美味しい。
『なんで、わざわざ煮るの?』
「ゼリーに入ってるフルーツって、柔らかいイメージ無い?」
『あー、確かにね~。』
他のフルーツは、果実水に入れちゃえ。
『おにーちゃん、コレ、プルプルになるの?』
「おう。このゼラチンってやつが、プルプルにしてくれるんだ。」
「ゼラチン…?スライムスターチに見えますけど…」
「あ、うん。スライムスターチを、俺の故郷ではゼラチンって言うんだ。」
……そういやそもそも、プルプルしたもの作る以前に、奴等の一部を材料にしてるけど、おとーさんマジで大丈夫かな……?
「ん、沸騰したか。若葉、ゼラチンをこの鍋に入れて、よくかき混ぜてくれ。」
『はーい!』
念のため火は止めて、と。
リンゴも、そろそろ良いかな?
「水気を切って…リンゴ投入~。」
『フルーツ、混ぜ混ぜした方が良いです?』
「そだね。」
『まぜるっ!』
「お、じゃあ一緒にやるか陽向!」
…の前に…
「詩音、手伝うw」
「す、すみません……」
「大丈夫よ、シオンちゃん。全員でやろっかw」
「潰さないよう、気を付けないとな。」
ブドウ終わってなかったw
───────
さて、無事にブドウも剥き終わり。
ふやかしたゼラチンと、フルーツ入り果実水を混ぜ混ぜ。
そして、そいつを冷蔵庫へ。
「後は放置で完成。」
『うっそ、ゼリーってこんな簡単なの?!』
そうなんだよ。
ゼリーってお手軽なんだよ。
「あと、実はグミも割りと簡単。」
『そうなんだ!?』
「明日のおやつ、楽しみですね!」
「ディアドルフさんが、暴れないと良いけどな。」
「生き物じゃないから、大丈夫だと思うけど…」
中にフルーツ、たっぷりだし。
スライムの中身は、核しか無かったから、視覚的な部分はだいぶ差ができたと思う。
…プルプルでも大丈夫、だよね?
本人、生き物じゃなければ大丈夫的なこと、言ってたし……ね?
『兄ちゃん、そんなに不安なら、なんでコレ作ったの。』
「折角見付けたゼラチンを、活用しないとか、俺には無理だった。」
『料理人の性だね~。』
明日の昼御飯にも、使いたいな。
鮭かコケコッコでゼリー寄せとか、良いかも。
……昼もおやつもゼリーだったら、流石に怒られるかな?
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