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ジャン・ポール・エヴァン (東京・新宿)
しおりを挟むジャン・ポール・エヴァン
フランスの重鎮のお店。
各地にブティックと明記して店舗を構えていて、伊勢丹新宿店にはイートインが併設されている。
ガラス張りの店内は照明を抑えた黒を基調としたシックで重厚な装飾。
かと思えばカウンターテーブルは金色のタイル貼りでピカピカで自己主張が激しい。流石フランスって感じ。
日本でも屈指のデパートの食品フロアのガラス張りのイートイン。
オッサン、ブースに中々近づけず、入店する前に店舗ブース前を4往復位してしまいました。
ちなみに、
イートインスペース入口と販売ブース入口は別々で、
販売ブースはスタッフさんが入口に目を光らせている様で接客で立て込んでいない時は扉を開けてくれる。そして混雑時は温度管理等の理由で並ぶ事になり、強制的に出迎えられる……
オッサン、これがプレッシャーで入りにくい♪
色んな隙をついて入店するのに苦労しました……
2019年~2024年まで蓄積した情報です、ご了承下さい。
【 グアヤキル 】
ネットリとしたチョコの余韻と濃厚な甘さを楽しめるチョコケーキ。
スポンジもネットリ・しっとりでチョコ感がしっかりしていて、スポンジがチョコを吸い込んでいるって感じ。
断面でない方の外側のコーティング、少しビター。
最下段、アクセントに何か刻んだ物が入っている。ネットリと甘い。
濃厚で高品質なチョコ感、心地よく甘い余韻、軽い苦味、全てが相まって良い感じ。
【 ドゥジャピスタージュ 】
多層構造のチョコケーキ。
上面はチョコクリームと生チョコ、その下はチョコクリームが薄いスポンジと交互になり、下段は板チョコ。
軟らかいチョコクリームの層が多い。甘くてチョコ感しっかりある、甘さは普通。
中に刻んだナッツが入っている。味ってよりは食感を楽しむ感じ。
スポンジはシットリ、チョコクリーム層と一体化していて、スポンジクリームとか言ってしまいたい感じ。
下段のチョコの板、甘めで微かにビター。
どの層かの酸味が味を引き締め、軽い口当たりで普通に甘いがキツさを感じさせず、チョコの苦味も強くないがチョコの味を楽しめて、食べやすい。
お酒の気配は感じなかった。少ないか入っていないか。スポンジが湿っていたからスポンジに吸わせていたか?
ピスタチオを十分感じられるかと問われると……美味しいからまぁ……良いと思います。
【 モンブラン 】
金土日限定だそーで。
マロンクリームは濃い茶色で硬め、甘味と栗の味が半々な感じ。
生クリームは柔らかくてクリーミー。
土台はメレンゲと言うよりはマカロン生地みたいな食感でサクサク、やや甘め。
プラのカップに入れられているので食べやすい。だが、ちょっと見栄えとしては残念。
全体を頬張るとしっかり甘いモンブラン。
栗本体は入っていない。チップでも入っていれば嬉しいのに、そこはちょっと残念。
【 ショコラ フランボワーズ 】
フランボワーズとチョコの相乗効果を楽しめるチョコケーキ。
長方形の冊状で上面に店名が書かれた板チョコが乗っている。
飾りの板チョコ、マイルドな甘さ。
上面の濃い赤のジェル、甘酸っぱい、硬めだが硬すぎず、程好い酸味で程良い甘み。
その下はガナッシュとスポンジの多層構造。
ガナッシュ、滑らかで甘さ控えめ、少しビター。
スポンジ、クラッシュナッツ入ってる、僅かにビター、甘さやや控えめ。
中段にあるフランボワーズのクリーム的な薄い層、程好く甘酸っぱい。
底面は、薄いチョコの層。
全部の層を頬張ると……
フランボワーズで後味が締まってアッサリ食べられる。チョコの甘さと苦味はしっかりあるが、フランボワーズの旨味もしっかり楽しめる。
口の中にチョコがネットリと絡んでフランボワーズの酸味と甘みが混ざって幸せを感じられる。
【 マカロン 2個セット ドリンク付 】
休憩がてら味見って時に丁度良い量。
注文したのは以下の2品。
【 マカロン アメール 】
チョコのマカロン。
サクッと濃厚。ネットリと濃厚。
【 マカロン フランボワーズ 】
酸味がチョコと混ざって美味しい。サクサクしてる。
……って、マカロン、美味しいんですが守備範囲外なもんで感想がイマイチ浮かばない……
【 グラス オ ショコラ フランボワーズ 】
大きな深いグラスに盛り付けられた二種類のアイス。
フランボワーズソースはガラスのソースミニカップに、クリームはガラスのカップに別添え。
フランボワーズのアイス、酸味強い、味強い、種もある、甘さもあるが酸味が強い。
チョコアイス、黒め、濃厚でビター、甘さももあるがビター。
生クリーム、甘くない、柔らかい、しっかり乳感ある。酸味と混ざり、滑らかになって食べやすい。
子供はもう少し甘くないと悲しいと思うが、大人はこれ位が絶妙で美味しいと思う。
【 キト 】
チョコレートの焼き菓子。
チョコパウンドケーキに分類されるでしょうか。ガトーショコラとは何か気配が違う食感だと思うのです……
開封すると、チョコの良い匂いが漂う。
外側はサクサク、内側はシットリ。しっかり甘く、甘さがネットリと下に絡みつく。
何か酸味と言うか、下を刺激する後味を感じたのは気のせい?舌がバカなだけ?
で、
このお品、他の商品と比べて安価。
開店初期は無かった気がするので、何か思惑があって作ったのだろう。
【 ダージリン 】
抽出時間は見物していた感じで3分弱。
しっかりと味と香りが出ている。苦味は少ない。
個人的にはもう少し苦味を感じたいかなぁ、って位の抽出具合。って事は丁度良いという事だと思います……
茶葉は取り出されて提供される。
ポットの保温性は抜群。3杯弱位の量を楽しめる。
【 JPHメランジュ 】
燻製?こげた感じの香りが心地よい。苦味は控えめ。
チョコレートの味を支えるような味わい。良い仕事してくれる紅茶。
【 テ グラッセ ロランジュ 】
アイスティと絞ったオレンジジュースのミックス。
独特な甘さと独特な紅茶の気配、混ぜないとオレンジが沈殿する。
好みが分かれそう、個人的には好き。
ストローが紙。
【 オーボー デ フルーブ 】
緑茶ホット。
薄い黄色って言うか黄緑?
酸味が楽しい、香りも酸味がある、渋みもしっかりとあって、意外にチョコレートと合う。
純白の磁器でチョコの色を目立たせている。
ティーポットが金の鎧を纏っている感じでカッコいい。そして注ぎやすいが重い。
そして、
テーブルで店員を呼んで会計をするシステム。最後まで大人だぁって感じ。
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