おじさんだってスイーツ買いに行っても良くないですか?

アヤダ商会コンテンツ部

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叶匠寿庵

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叶匠寿庵

本店が滋賀県にあるそうで、大きいデパートにテナント出展しているのを良く見かける。
生菓子から日持ちする干菓子まで季節のお菓子も織り交ぜて展開させていて、何時伺っても飽きない。
デパートのブースにいる店員さんは接客慣れしているようで、中年男性が足を止めても普通に接客してくれる。
西武池袋店のブースを良く利用するが、おっさん相手でも丁寧な接客をしてくれてホッとします。





『 あも  』 

羊羹と求肥の融合が絶妙な和菓子。
真ん中の求肥の上品な甘さ。滑らかで口の中にネットリと甘さが絡まり、甘い余韻が長く残る。
とろけて美味しい求肥だと思って後日調べてみたら、このお店では羽二重餅と呼称してブランド化している模様。
つぶあんも上品な甘さ。小豆の皮の食感も楽しめて良い。
羽二重餅と粒あんの甘さが混ざり合い、口の中は上品な甘さで包まれる。甘すぎないがしっかり甘くて幸せになれる。
切る時、求肥が刃物に引っ付きやすくて取り分けるのに苦労する。コツが未だに分からない……
1本買うと多すぎると思うが、気付いたら半分食べていた。危険な和菓子だ。
税抜き1200円




『 あも こしあん 』

50年を経て打ち出したこしあんを使った新商品。
つぶあんの皮が無い分、滑らかさが一層際立ち上品な甘さを楽しめる。
口の中で羽二重餅とこしあんの混ざり具合もより滑らか。甘さの余韻で幸せになる。
小豆へのこだわりを十分楽しめる逸品。
粒あんが苦手という方を時々お見掛けしますが、そんな方には良いと思います。
税抜き1200円




『 あも 』の賞味期限は26日。以前より長くなった。梱包の改良・環境の改善をしたからと思われる。
真空パック的な梱包でないのに26日期間があるのは驚異的。
だが、開封したら出来るだけ早く食べたい。
ハーフサイズ・クウォーターサイズを展開してくれると一人でちょっと食べたい時に助かるのだが……
6等分すると1ピース税抜き200円。他の和菓子屋・洋菓子屋の価格設定と比較してもそこまで高額ではない。
というより、ハイブランドの洋菓子屋が販売しているマカロンは300円スタート。価値観の問題だが割安感すら感じさせる。





このお店のホームぺージを見ると、『あも』の商品説明に材料・工程へのこだわりが綴られている。
だが注目して欲しいのは、材料の説明の最後に材料を扱うお店へのリンクが貼られている事。
ここまでするお店は滅多に無い。材料へのこだわりを強く感じさせる。
和菓子屋でも色々使う様になってきた現状を考えると、とても頑張っていると思う。
これからも材料に拘って励んで欲しいです♪


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