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第三章 塔
第十七話 自己紹介 後編
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「さて、次は君の能力紹介でもしてもらおうか」
そう言われても説明しづらいな。でも、仕方ないので、説明する。
「わかりました。じゃあ、まず【解析之魔眼】で俺のステータスを視てください」
【漂流者】天野翔
【ランク】Ⅰ
【天職】(剣士)
【特殊技能】
【創造権能】
【技能奪取】
【技能】
【武術】
【下級短剣術】
【格闘技】
【二連拳撃】【二連脚撃】
【体術】
【移動術】
【指揮】
【幻視】
【探索】
【魔術】
【火属性魔術】
【水属性魔術】
現在の技能はこうなっている。【水属性魔術】は歩いている時に一日経っていることに気付き創った魔術だ。今、現在【水属性魔術】を経ってから一日は経っているはずなので【創造権能】を使うことができる。
俺はそれを確認してから、アルの方を向く。
アルは刮目してから、瞬きする。
「うん。視たよ。戦闘系の技能が多いな」
「それでは、何かおすすめの技能か魔術はありますか?」
そう言うと、彼は一瞬考えてから言った。
「やっぱり、【解析】とか【魔眼】とかの解析系の技能かな。僕自身もよく使うし」
なら【魔眼】を創ろう。
探索系の技能を作るときも同じように【魔眼】を作成するか悩んだ。なら、ここで創造しておいて悪いことはないだろう。
俺は【創造権能】に、【魔眼】を創造したいと願った。すると、今までの検索などの事前行程を無視して、アナウンスが響いた。
【【魔眼】を創造しています……完了】
「どうぞ、もう一度視てください」
俺はアルへと促す。
「……なるほど、それが君の力か」
どうやら視ただけで理解してくれたようだ。理解力がすごい。
「そうです。【創造権能】は何でも創り出すことができるらしいです。恐らく、今は武具とか創ってないけど、創れることには創れるとは思います」
「さすがは【神之欠片】か……【王之欠片】より遥か上の力だな。もう一個も説明大丈夫かな?」
うーん。だけど、さっきみたいに説明しづらいんだよな。
「えーと、次の技能は実践できませんが、いいですか?」
「あぁ、大丈夫だよ」
「なら、説明します。もう一つは相手の技能を奪うことができる能力です。相手に十秒以上、接触する。または殺すことでその相手の技能を三つ、恐らく強いやつから奪い取ります。なんなら試しに奪いましょうか?」
勿論、最後のは軽いジョークだ。
一瞬、彼が黙ったが、その後に、叫び声が上がった。
「えぇえええええ!!!」
そう言われても説明しづらいな。でも、仕方ないので、説明する。
「わかりました。じゃあ、まず【解析之魔眼】で俺のステータスを視てください」
【漂流者】天野翔
【ランク】Ⅰ
【天職】(剣士)
【特殊技能】
【創造権能】
【技能奪取】
【技能】
【武術】
【下級短剣術】
【格闘技】
【二連拳撃】【二連脚撃】
【体術】
【移動術】
【指揮】
【幻視】
【探索】
【魔術】
【火属性魔術】
【水属性魔術】
現在の技能はこうなっている。【水属性魔術】は歩いている時に一日経っていることに気付き創った魔術だ。今、現在【水属性魔術】を経ってから一日は経っているはずなので【創造権能】を使うことができる。
俺はそれを確認してから、アルの方を向く。
アルは刮目してから、瞬きする。
「うん。視たよ。戦闘系の技能が多いな」
「それでは、何かおすすめの技能か魔術はありますか?」
そう言うと、彼は一瞬考えてから言った。
「やっぱり、【解析】とか【魔眼】とかの解析系の技能かな。僕自身もよく使うし」
なら【魔眼】を創ろう。
探索系の技能を作るときも同じように【魔眼】を作成するか悩んだ。なら、ここで創造しておいて悪いことはないだろう。
俺は【創造権能】に、【魔眼】を創造したいと願った。すると、今までの検索などの事前行程を無視して、アナウンスが響いた。
【【魔眼】を創造しています……完了】
「どうぞ、もう一度視てください」
俺はアルへと促す。
「……なるほど、それが君の力か」
どうやら視ただけで理解してくれたようだ。理解力がすごい。
「そうです。【創造権能】は何でも創り出すことができるらしいです。恐らく、今は武具とか創ってないけど、創れることには創れるとは思います」
「さすがは【神之欠片】か……【王之欠片】より遥か上の力だな。もう一個も説明大丈夫かな?」
うーん。だけど、さっきみたいに説明しづらいんだよな。
「えーと、次の技能は実践できませんが、いいですか?」
「あぁ、大丈夫だよ」
「なら、説明します。もう一つは相手の技能を奪うことができる能力です。相手に十秒以上、接触する。または殺すことでその相手の技能を三つ、恐らく強いやつから奪い取ります。なんなら試しに奪いましょうか?」
勿論、最後のは軽いジョークだ。
一瞬、彼が黙ったが、その後に、叫び声が上がった。
「えぇえええええ!!!」
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