香しきファンタジー、汝の名はなろうなり

たくみ

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異世界構築 その27

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 さて、長々と続けてきた王国再建の話は一旦ここで区切るとします。 キリがないですからね…。

 遷都した直後に政治改革が行われ、少しずつではありますが民主化に似たような動きが始まりました。

 そんな政治の話をよそに国内の再開発は急ピッチで進められ、主要な都市部では一旦建物の建設を終了したものの、更に数十年後を見据えた再々開発とも呼べる都市構想の話も出てきておりました。

 何とも景気の良い話ではありますが、この頃はというか帝国の時代から機械を使用した製品の大量生産を行うための研究開発が盛んでした。
 要するに産業革命前夜だったのです。

 それらを引き継いだ王国は、既に開発済みではあった蒸気機関を更に改良して実用化し各産業に投入していきました。 
 ここに産業革命が成されたのです。

 ですが、全てが上手く行っていた…訳ではありません。

 地方の産業は未だ旧来のままという場所もありましたし、復旧はしたものの帝国の時代に失ってしまった物も多く、人々の中には新な秩序、新な生活に馴染めないという者も現れました。

 いかに優れた政治のシステムも、豊かに見える生活も、本当の意味では人の心を満たす事は出来ません…そこで王が行ったのは「宗教改革」です。 

 帝国の頃に禁止にされていた信仰を復活させた訳なのですが、要はかつての王国と同じく国教を定めたのです。 細かい部分は先に説明したので省略しますが、人々のすさんだ心を信仰で癒そうとしたのですね。

 そして、国王は祭王でもあるので神事を行う際には国民にアピールし、収穫祭などの祭りの時にも積極的に大衆の前に顔を出すようにしました。
 信仰の大切さを直に説き、良く生きる事を旨とするよう訴えかけたのですが、ここら辺はその内本編で取り上げます。

 それではまた、次回お会いしましょう。
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