ひとりぼっちになった僕は新しい家族に愛と幸せを教えてもらいました

波木真帆

文字の大きさ
382 / 677

俺だけの秘密※

しおりを挟む
<side昇>

宗一郎さんの家から帰って、一日中はしゃいで疲れた様子の直くんと一緒に風呂に入った。
風呂の中でもずっと話題は今日のこと。

その間も、直くんの腕には真琴さんからもらったミサンガがついていた。

「そっか、これってお風呂の時も外さないものなんだね」

「はい。ずっとつけてて良いみたいです。すごく可愛いし、このビーズもとっても綺麗ですよね」

「うん、そうだね」

あのビーズの一つが精巧なGPSだと成瀬さんから聞いて驚いたけれど、元々伯父さんは直くんが学校に行き出したら学校用のカバンと制服にGPSをつけるつもりだったみたい。
でも直くんを守るものはいくつあっても良いから直くんが喜んでつけてくれるのなら安心だな。

「今日は疲れているから早めにあがろうか」

風呂は結構体力を使うから、様子はしっかり見ておけと大おじさんから言われていたことを思い出して、いつもより早めに声をかけた。

一緒に脱衣所に戻り、大きなバスタオルで包んだ後に脱衣所に置かれたソファーベッドに座らせた。
ささっと俺の着替えを済ませて、直くんに視線を向けると、直くんはバスタオルを纏ったままの姿で横たわっているのが見えた。

ここで電池切れか。

緊張もしていた上にいろいろしていたからな。
昼寝もしたけどそれだけじゃ足りないよな。

「直くん」

一応声をかけたけれど、もうすっかり深いところまで落ちている。
バスタオルで全身を拭き、ゆっくりとバスタオルを外すと、直くんの可愛い裸体が俺の前に現れた。
その姿に今日のドレス姿で興奮したのも相まって、一気に下半身に熱が籠るのがわかる。

くそっ、本当に可愛い。

パジャマに着替えたばかりなのに、すでに限界くらい昂ってしまっている。

直くん、ごめん。少しだけ……。

空調の効いた脱衣所だからほんの少しだけ裸のままでいさせても大丈夫だろう。
俺は直くんの裸を見ながら、パジャマのズボンと下着を脱ぎ去って、驚くほど昂っている自分のモノに手を添えた。

何も反応していない直くんの乳首と可愛いモノを見ながら扱くだけでやばいくらいに興奮する。

興奮がおさまらない俺はソファーベッドに片膝をついて、眠っている直くんの可愛い乳首を俺の昂りの先端で刺激した。

「ああっ、やばぃっ……くっ――!!」

ちっちゃくてコリっとした直くんの乳首が俺の先端にピッタリと嵌って動かすとやばいくらいに気持ちがいい。
必死に我慢したけれど、今日一日ずっと興奮を抑えていたせいか、我慢しきれず

「あ゛ぁっ!!」

俺は欲望の蜜を直くんの胸目掛けて放ってしまった。

気づいた時には直くんの色白の可愛い胸に俺の欲望の蜜が大量にぶちまけられていて、とんでもないことをしてしまったと思う反面、いま出したばかりだというのに一気に昂っていくのを感じる。

本当にやばいな、俺。

心の中で直くんに何度もごめんと謝りながら、俺の欲望の蜜で汚れた直くんの身体を見ながら、もう一度欲望の蜜をぶちまけた。

上半身が俺の蜜で汚れてしまった直くんを急いで抱きかかえて、風呂場に戻る。
そして蜜を洗い流し、直くん用のボディーソープを手に取って汚してしまった身体を清めた。

そしてまた興奮してしまう前に急いで身体をふき、パジャマに着替えさせた。
その間もずっと直くんは目を瞑ったままでホッとした。
ドライヤーで髪を乾かし、口移しで用意しておいたレモン水を飲ませてからベッドに運び、隣に俺のクマを添い寝させて部屋を出た。

ああ、まじで可愛すぎた。

俺の蜜に塗れた姿、やばかったな。

あれは俺だけの秘密にしておかないと。
伯父さんやじいちゃんたちに知られたらとんでもないことになりそうだ。

気持ちを落ち着かせるためにコーヒーでも飲もうとリビングに向かうと、まだ伯父さんと絢斗さんがいた。
てっきりもう部屋に戻っているのかと思ったからびっくりしてしまった。

聡い伯父さんにさっきのことがバレないようにしないとな。

「直くん、寝たのか?」

「う、うん。疲れていたみたい。風呂から上がったらすぐだったよ。俺はちょっとコーヒーでも淹れて勉強しようかなって。伯父さんたちはまだ寝ないの? もうてっきり寝たかと思ってたよ」

焦っているからか、ついベラベラと喋ってしまった。

伯父さんは俺を少し訝しんだ目で見ていたけれど、そのことには触れてはこなかった。

「今日お前が話していたことを絢斗にも話そうかと思って待っていたんだ」

「あ、進路変更のこと?」

「そうだ。お前をここで預かっている以上、絢斗も保護者だからな。その上で毅と二葉さんにも報告する準備を整えないといけないからな」

「伯父さん、本当に浪人することになっても父さんは俺をフランスに連れて行かないかな?」

そこだけが心配なんだ。
直くんを残して日本を離れたくないし、俺も直くんと離れるのは嫌だ。

「それは私たちも反対してやる。お前のためじゃなく、直くんのためにお前は必要だからな」

力強くそう言ってくれる伯父さんの言葉が本当に心強かった。
しおりを挟む
感想 1,244

あなたにおすすめの小説

余命半年の僕は、君を英雄にするために「裏切り者」の汚名を着る

深渡 ケイ
ファンタジー
魔力を持たない少年アルトは、ある日、残酷な未来を知ってしまう。 最愛の幼馴染であり「勇者」であるレナが、半年後に味方の裏切りによって惨殺される未来を。 未来を変える代償として、半年で全身が石化して死ぬ呪いを受けたアルトは、残された命をかけた孤独な決断を下す。 「僕が最悪の裏切り者となって、彼女を救う礎になろう」 卓越した頭脳で、冷徹な「悪の参謀」を演じるアルト。彼の真意を知らないレナは、彼を軽蔑し、やがて憎悪の刃を向ける。 石化していく体に走る激痛と、愛する人に憎まれる絶望。それでも彼は、仮面の下で血の涙を流しながら、彼女を英雄にするための完璧なシナリオを紡ぎ続ける。 これは、誰よりも彼女の幸せを願った少年が、世界一の嫌われ者として死んでいく、至高の献身の物語。

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

幻獣保護センター廃棄処理係の私、ボロ雑巾のような「ゴミ幻獣」をこっそり洗ってモフっていたら、実は世界を喰らう「終焉の獣」だった件について

いぬがみとうま🐾
ファンタジー
「魔力なしの穀潰し」――そう蔑まれ、幻獣保護センターの地下で廃棄幻獣の掃除に明け暮れる少女・ミヤコ。 実のところ、その施設は「価値のない命」を無慈悲に殺処分する地獄だった。 ある日、ミヤコの前に運ばれてきたのは、泥と油にまみれた「ボロ雑巾」のような正体不明の幻獣。 誰の目にもゴミとしか映らないその塊を、ミヤコは放っておけなかった。 「こんなに汚れたままなんて、かわいそう」 彼女が生活魔法を込めたブラシで丹念に汚れを落とした瞬間、世界を縛る最凶の封印が汚れと一緒に「流されてしまう。 現れたのは、月光を纏ったような美しい銀狼。 それは世界を喰らうと恐れられる伝説の災厄級幻獣『フェンリル・ヴォイド』だった……。

拗らせ問題児は癒しの君を独占したい

結衣可
BL
前世で限界社畜として心をすり減らした青年は、異世界の貧乏子爵家三男・セナとして転生する。王立貴族学院に奨学生として通う彼は、座学で首席の成績を持ちながらも、目立つことを徹底的に避けて生きていた。期待されることは、壊れる前触れだと知っているからだ。 一方、公爵家次男のアレクシスは、魔法も剣術も学年トップの才能を持ちながら、「何も期待されていない」立場に嫌気がさし、問題児として学院で浮いた存在になっていた。 補習課題のペアとして出会った二人。 セナはアレクシスを特別視せず、恐れも媚びも見せない。その静かな態度と、美しい瞳に、アレクシスは強く惹かれていく。放課後を共に過ごすうち、アレクシスはセナを守りたいと思い始める。 身分差と噂、そしてセナが隠す“癒やしの光魔法”。 期待されることを恐れるセナと、期待されないことに傷つくアレクシスは、すれ違いながらも互いを唯一の居場所として見つけていく。 これは、静かに生きたい少年と、選ばれたかった少年が出会った物語。

なぜ、私に関係あるのかしら?

シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」 彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。 そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。 「…レオンハルト・トレヴァントだ」 非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。 そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。 「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」 この判断によって、どうなるかなども考えずに… ※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。 ※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、 ※ 画像はAIにて作成しております

異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~

ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。 しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。 やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。 そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。 そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。 これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。

売れ残りオメガの従僕なる日々

灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才) ※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!  ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。  無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。

身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」 魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。 鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。 (な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?) 実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。 レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。 「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」 冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。 一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。 「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」 これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。

処理中です...