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番外編
初めてのクリスマス (おまけの小話)
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もう本当に短くて申し訳ないですが、おまけの小話upします。
湊介視点も読みたいとリクエストいただいたので、書こうかなと思ってますが年明けになるかな。
時期はずれになりますが、楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<おまけ>
「はい。これ」
「んっ? 何?」
たっぷりと愛されて、一緒にミルク色の入浴剤の入った湯船に浸かり、イチャイチャと戯れながらほかほかになって出てきた俺をふわふわなバスタオルで包み込んでくれたかと思ったら、逞しい筋肉が程よくついた綺麗な身体に腰にタオルを巻いただけの姿で、突然どこからともなく綺麗な箱を渡されて驚いてしまった。
「莉斗へのクリスマスプレゼントだよ」
「えー、嬉しいっ!! なんだろう!!」
よく考えてみれば、脱衣所でプレゼントをもらうなんておかしかったんだけど、その時の俺はたっぷりと愛されすぎてそこまで考えられなくなっていた。
「開けていいの?」
「ああ、もちろん!」
ニコニコと満面の笑みを見せてくれる湊介の様子に期待もどんどん高まっていく。
緊張しながら箱を開けると、そこには可愛らしいレースの薄い布。
「んっ? ハンカチ?」
「ふふっ。広げてみて」
そう言われて、箱を下に置き綺麗に畳まれたその薄い布を広げると、胸の下まで深くVラインが入ったキャミソールとパンツが一体化してるみたい。
「こ、これ……」
「実は、俺も用意してたんだ。莉斗の下着。今日着てもらおうと思って、三ヶ月かけて試行錯誤しながら作った世界に一枚の莉斗だけの下着だぞ」
自信満々にそう教えてくれるけど、肩紐の部分以外は全て柔らかな薄いレース生地でできていて、着ても中身は確実に透けて見えてそう。
ウエストできゅっと絞られて、さっきのコルセットをつけているみたいな形だ。
「あ、あれ? ここ、穴が空いてるけど……」
湊介がそんな失敗するわけないけど……と思いながらも尋ねると、
「ふふっ。それでいいんだよ」
と笑って返される。
「そこから莉斗の可愛いモノと可愛い蕾が丸見えだから、着たままえっちできるだろう?」
「――っ!!!」
俺が買ったものも相当えっちだと思ったのに……。
湊介の方が遥か上をいってる気がして、恥ずかしくなる。
本当に俺が下着を買うなんて間違いだった。
「ほら、着て見せて」
蕩けるような甘い声でおねだりされたら断ることもできない。
俺はバスタオルを取り去って、湊介の前に裸を晒す。
じっくりと見つめられながら、湊介の下着に足を通し、最後に肩紐を腕に通すと
「わぁっ!!」
吸い付くような下着の心地良い感触に驚いてしまう。
「何、これ! すごいっ!! 何も着ていないみたい」
「ああ、もう莉斗。スッゲェよく似合う!!」
「ほんと?」
「ああ、もう俺……我慢できない!!」
「えっ? わっ、ちょ――っ!」
そのままどこに連れて行かれたかはご想像にお任せします。
兎にも角にも、俺たちの初めてのクリスマス……成功だった、かな?
湊介視点も読みたいとリクエストいただいたので、書こうかなと思ってますが年明けになるかな。
時期はずれになりますが、楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<おまけ>
「はい。これ」
「んっ? 何?」
たっぷりと愛されて、一緒にミルク色の入浴剤の入った湯船に浸かり、イチャイチャと戯れながらほかほかになって出てきた俺をふわふわなバスタオルで包み込んでくれたかと思ったら、逞しい筋肉が程よくついた綺麗な身体に腰にタオルを巻いただけの姿で、突然どこからともなく綺麗な箱を渡されて驚いてしまった。
「莉斗へのクリスマスプレゼントだよ」
「えー、嬉しいっ!! なんだろう!!」
よく考えてみれば、脱衣所でプレゼントをもらうなんておかしかったんだけど、その時の俺はたっぷりと愛されすぎてそこまで考えられなくなっていた。
「開けていいの?」
「ああ、もちろん!」
ニコニコと満面の笑みを見せてくれる湊介の様子に期待もどんどん高まっていく。
緊張しながら箱を開けると、そこには可愛らしいレースの薄い布。
「んっ? ハンカチ?」
「ふふっ。広げてみて」
そう言われて、箱を下に置き綺麗に畳まれたその薄い布を広げると、胸の下まで深くVラインが入ったキャミソールとパンツが一体化してるみたい。
「こ、これ……」
「実は、俺も用意してたんだ。莉斗の下着。今日着てもらおうと思って、三ヶ月かけて試行錯誤しながら作った世界に一枚の莉斗だけの下着だぞ」
自信満々にそう教えてくれるけど、肩紐の部分以外は全て柔らかな薄いレース生地でできていて、着ても中身は確実に透けて見えてそう。
ウエストできゅっと絞られて、さっきのコルセットをつけているみたいな形だ。
「あ、あれ? ここ、穴が空いてるけど……」
湊介がそんな失敗するわけないけど……と思いながらも尋ねると、
「ふふっ。それでいいんだよ」
と笑って返される。
「そこから莉斗の可愛いモノと可愛い蕾が丸見えだから、着たままえっちできるだろう?」
「――っ!!!」
俺が買ったものも相当えっちだと思ったのに……。
湊介の方が遥か上をいってる気がして、恥ずかしくなる。
本当に俺が下着を買うなんて間違いだった。
「ほら、着て見せて」
蕩けるような甘い声でおねだりされたら断ることもできない。
俺はバスタオルを取り去って、湊介の前に裸を晒す。
じっくりと見つめられながら、湊介の下着に足を通し、最後に肩紐を腕に通すと
「わぁっ!!」
吸い付くような下着の心地良い感触に驚いてしまう。
「何、これ! すごいっ!! 何も着ていないみたい」
「ああ、もう莉斗。スッゲェよく似合う!!」
「ほんと?」
「ああ、もう俺……我慢できない!!」
「えっ? わっ、ちょ――っ!」
そのままどこに連れて行かれたかはご想像にお任せします。
兎にも角にも、俺たちの初めてのクリスマス……成功だった、かな?
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みんなの感想(12件)
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Madame gray-01さま。コメントありがとうございます!
着てくれるかなとドキドキしていたと思いますが、先に莉斗が色っぽい下着を見せてくれたので出しやすかったでしょうね。
おそらくこれから最低でも月一で新作下着がやってきそう(笑)
四葩さま。コメントありがとうございます!
はい、かなーりアダルトな下着ですね🤭
もうアダルトすぎてウブなニャンコたちには無理ですね。
ミシェルなら喜んで着てくれるかも(笑)
でもこんな下着を作れるのは流石ですよね。
可愛いニャンコの肌に触れるものですから信頼できるところが一番。
でもそうですね、結局食べられちゃいますけどね(笑)
四葩さま。コメントありがとうございます!
ですね💕
>『湊介の作った服以外着られない』
最高の惚気ですよねぇ😆
ふふ🤭質の悪い服を置いておくのは不本意でしょうけど、莉斗が自分のために揃えたものですもんね。
コレクションにしっかり入ってますね。
おまけの小話UPしましたのでどうぞお楽しみに💖