54 / 296
第一章
ルーはいつでも優しい
しおりを挟む
<sideアズール>
マックスが大きなかごに見たこともないような果物をたくさん持ってきてくれて、僕は驚いてしまった。
でも甘い匂いがしてるから絶対に美味しいに違いない!
以前の僕も果物は好きだったけれど、りんごとかバナナくらいしか食べたことがなかった。
でもこの世界だとずっと食べてみたかった果物がいっぱい食べられる。
この前、ルーと一緒に行ったケーキ屋さんも果物がいっぱい乗っててすっごくおいしかった。
知らなかったけど、ウサギさんってきっと果物が好きなんだろうな。
「まっくちゅ、こりぇ、どうちたの?」
「祖父からアズールさまに贈り物ですよ」
「じぃー?」
「ええ。はい。そうです。その爺からの贈り物です」
ルーの爺はマックスのおじいちゃんなんだって。
聞いた時はびっくりしたけど、にっこりと微笑むマックスは、爺にすごく似ている。
「うれちぃ! あじゅーる、じぃー、ありあと、ちたい」
「えっ? 祖父にお礼を?」
「んー。あじゅーる、るーと、おちろ、いくぅー!」
「あっ、ですが、今は祖父はお城にはいないのですよ」
その言葉にびっくりして尋ねると、お城の中で転んで足を捻挫しちゃったんだって。
だから、家で安静にしているらしい。
それを聞いたら、一人で病院のベッドに寝ていた時のことを思い出す。
お見舞いの人が来て、楽しそうに話をしているのがすごく羨ましかったっけ。
だから、誰か来てくれないかなっていつも思ってた。
爺は家にいるから、家族の人がずっとそばにいてくれるのかもしれないけど、でもお見舞いに行ったらきっと喜んでくれるはず!
「あじゅーる、まっくちゅの、おうち、いきちゃい!」
何度も何度も言い続けたけれど、マックスはルーに聞かないとわからないって。
だからルーが来てすぐに頼んだんだ。
爺のお見舞いに行きたいからってマックスが説明してくれたら、いいよって言ってくれた。
やっぱりルーって優しいな。
早速爺のところに連れて行ってもらうことになって、初めて馬車にも乗ったんだ!
おっきなお馬さんが馬車を引っ張ってて、窓から見える景色もすっごく楽しかった。
爺にお土産を持って行きたいって言ったら、どこかのお店に連れて行ってくれた。
ここは爺の好きなお菓子が売っているお店なんだって。
中を見たら、羊羹とかもなかとか美味しそうなものがいっぱい置いてある。
これ、ずっと食べてみたいって思ってたやつだ。
この前、ルーと一緒に食べた果物もすごく美味しかった。
だけど前の世界で一度だけ、まだ大部屋にいた時に隣の子のところにお見舞いに来ていたお母さんが、僕にどうぞってくれたどら焼きがすごく嬉しくて、びっくりするくらい美味しくて……食べ終わった時、もう二度と食べられないんだって……すごく美味しかったのに悲しかったんだ。
でも、今、僕の目の前にあれによく似たのがいっぱい並んでる。
どれも全部美味しそうで選べなくて、ルーと爺が好きなものを選んでもらった。
もしかしたら、爺と一緒に僕も食べられるかも……なんて、ちょっと図々しいことを考えてしまったことは内緒にしておかなくちゃ!
ルーに嫌われちゃうな。
お店の人がお菓子をくれる時に、お礼を言ったけど突然目の前からいなくなったと思ったら、下に座り込んでてびっくりした。
この前のお店でも同じようなことがあって、僕がお礼を言うとみんな目の前からいなくなっちゃうんだ。
最初はびっくりしたけど、ルーがこれが普通だからって教えてくれた。
どれが普通?
目の前からいなくなっちゃうことが?
それとも座り込んじゃうことが?
でもどうして?
そう思ったけど、僕の今の言葉じゃうまく聞けない。
でもルーが普通だと言っているのなら、もうそれでいいかと思ってしまう。
だって、ここの世界のルールみたいなものがあるのかもしれないしね。
僕はまだ外に出たばかりで何も知らないから、きっとこんなわからないルールがいっぱいあるんだろう。
これからゆっくりとルーに教えて貰えばいいか。
爺のいるお家に到着して、マックスがこっそりお部屋に案内してくれる。
「アズール、爺を驚かせるから上着の中に隠れていてくれ」
「あいっ」
誰かを驚かせるなんて初めて!!
なんだかすっごく楽しいっ!!
ドキドキしながら待っていると、僕の驚かす順番が来た。
ルーの合図で外に飛び出すと、爺の驚く顔が見えた。
ふふっ。大成功だ!
でも足に包帯を巻いているのが見える。
ああ、痛そう……。
「あじゅーる、じぃー、いちゃい、いちゃい、ちんぱいちちゃ。おみみゃい、きちゃかっちゃの」
心配で爺にそういうと、爺は嬉しそうに笑って大丈夫だと教えてくれた。
本当によかった。
爺は以前の僕と違ってちゃんと治るんだ!
本当によかった……安心した。
ルーがお見舞いのお菓子を渡そうとするのをわがまま言って、僕があげたいと言ったけれどルーは怒ったりしなかった。
いつも優しく返してくれるから僕はいつもわがままを言ってしまうんだ。
なぜか今はわがままを言いたい気分の時が多くて自分でもわからない。
でも本当にいつもルーは優しいんだ。
ルーと一緒にお菓子を渡すと、爺は嬉しそうに笑っていた。
大好きなお菓子だって言ってたもんね。
きっと喜んでくれるだろうな。
ああ、僕もちょっとだけ食べてみたいな……。
あの時と同じ味なのかな。
すごく気になる……。
ああ、食べてみたいな……。
じーっと箱を見つめていたけど、爺は嬉しそうに箱を見つめるだけで開けようとしない。
気になって、
「じぃー、こりぇ、たべりゅ?」
と聞くと、一緒に食べようと言ってくれた。
嬉しいっ!
本当に嬉しいっ!
もしかして、僕が食べたいと思っていたのがわかったのかな?
爺ってすごいな。
このお菓子に合うお茶をマックスが淹れてくれることになったけど、すごく熱そう。
今まで熱いものはあんまり食べたことがないけど、これは飲めるのかな?
心配していたら、ルーがフウフウしてくれた。
これで飲めるはず!
嬉しくて口をつけたら、びっくりするくらい熱くて思わず
「あちっ」
って声が出た。
ルーが真っ青な顔をして、大丈夫かと聞いてくるから、
「ちた、あちち、ちた」
って正直にピリピリする舌を見せたらなぜかびっくりされちゃった。
どうしたのかなって思ってたら、突然ルーにギュッて抱きしめられて驚いた。
「るー、どうちたの?」
「えっ、いや……あの、アズールを火傷させても申し訳なかったなって……」
いやいや、僕がちゃんと飲めなかっただけでルーはちゃんとフウフウしてくれたし。
全然ルーのせいじゃないのに、それがうまく言えないのが辛い。
こう言う時ってどうしたらいいんだっけ?
そういえば、前の世界でも同じようなことがあったな。
いつもは温い食事だったのに一度だけ熱々で来たことがあって、汁物を飲んで今と同じように舌先がピリピリしたことがあった。
師長さんに舌先が痛いって言ったら、
――口の中は唾液ですぐに治るから大丈夫。これくらいの火傷なら舐めておけば大丈夫よ。
って教えてくれた。
それからずっと気になって自分でぺろぺろしてたら、いつの間にか治ってて感動したんだ。
そうそう、舐めてれば治るんだった!
ちゃんと覚えてて偉いな、僕。
だから、ルーに舐めてたら治るから大丈夫だよって言ったら安心してくれると思って、
「るー、ぺろぺろちたら、なおりゅ」
って言ったら、ルーはなぜか目を丸くして
「えっ? あ、アズール、な、舐めても、いいのか?」
と尋ねてきた。
「んー、らいろーぶ!」
僕が自信満々にそう答えながら、自分で舌を舐めようと口を開けたら、突然僕の口の中にルーの長い舌が入り込んできた。
「んんっ……んっ」
ピチャピチャとまるでこのまま舌を食べられるんじゃないかと思うくらい、ルーの長い舌が僕の舌に絡みついて、火傷して痛かったところを舐めていく。
あ、もしかして、僕の火傷を早く治そうとしてくれてるの?
そっか、そうなんだ。
やっぱりルーって優しいな。
ルーが治してくれている間、邪魔しないように舌をずっと舐められていると、
「ルーディーさま。その辺でおやめください!」
と爺の大きな声が聞こえた。
その声にルーの舌の動きがパッと止まって、僕の舌から一気に離れていく。
「アズールさまのお顔がルーディーさまの涎まみれになっていますよ」
「うわぁっ! アズール、すまないっ!」
ルーは慌ててタオルで僕の顔を拭いてくれた。
長い舌で舐めてくれたんだから、別にルーの涎くらい気にならないのに。
それよりも舌の痛みがなくなっていることの方が嬉しい。
「アズール、私のことを嫌いになってはいないか?」
「んっ? どうちて? るー、ぺろぺろちたから、いたい、ない」
「――っ!! アズールっ!! ありがとう! ありがとう!!」
ルーのおかげで舌のピリピリする痛みも無くなったのに、どうしてルーがお礼を言うんだろう?
僕は不思議に思いながらも、痛くなくなった舌を自分でぺろっと舐めた。
マックスが大きなかごに見たこともないような果物をたくさん持ってきてくれて、僕は驚いてしまった。
でも甘い匂いがしてるから絶対に美味しいに違いない!
以前の僕も果物は好きだったけれど、りんごとかバナナくらいしか食べたことがなかった。
でもこの世界だとずっと食べてみたかった果物がいっぱい食べられる。
この前、ルーと一緒に行ったケーキ屋さんも果物がいっぱい乗っててすっごくおいしかった。
知らなかったけど、ウサギさんってきっと果物が好きなんだろうな。
「まっくちゅ、こりぇ、どうちたの?」
「祖父からアズールさまに贈り物ですよ」
「じぃー?」
「ええ。はい。そうです。その爺からの贈り物です」
ルーの爺はマックスのおじいちゃんなんだって。
聞いた時はびっくりしたけど、にっこりと微笑むマックスは、爺にすごく似ている。
「うれちぃ! あじゅーる、じぃー、ありあと、ちたい」
「えっ? 祖父にお礼を?」
「んー。あじゅーる、るーと、おちろ、いくぅー!」
「あっ、ですが、今は祖父はお城にはいないのですよ」
その言葉にびっくりして尋ねると、お城の中で転んで足を捻挫しちゃったんだって。
だから、家で安静にしているらしい。
それを聞いたら、一人で病院のベッドに寝ていた時のことを思い出す。
お見舞いの人が来て、楽しそうに話をしているのがすごく羨ましかったっけ。
だから、誰か来てくれないかなっていつも思ってた。
爺は家にいるから、家族の人がずっとそばにいてくれるのかもしれないけど、でもお見舞いに行ったらきっと喜んでくれるはず!
「あじゅーる、まっくちゅの、おうち、いきちゃい!」
何度も何度も言い続けたけれど、マックスはルーに聞かないとわからないって。
だからルーが来てすぐに頼んだんだ。
爺のお見舞いに行きたいからってマックスが説明してくれたら、いいよって言ってくれた。
やっぱりルーって優しいな。
早速爺のところに連れて行ってもらうことになって、初めて馬車にも乗ったんだ!
おっきなお馬さんが馬車を引っ張ってて、窓から見える景色もすっごく楽しかった。
爺にお土産を持って行きたいって言ったら、どこかのお店に連れて行ってくれた。
ここは爺の好きなお菓子が売っているお店なんだって。
中を見たら、羊羹とかもなかとか美味しそうなものがいっぱい置いてある。
これ、ずっと食べてみたいって思ってたやつだ。
この前、ルーと一緒に食べた果物もすごく美味しかった。
だけど前の世界で一度だけ、まだ大部屋にいた時に隣の子のところにお見舞いに来ていたお母さんが、僕にどうぞってくれたどら焼きがすごく嬉しくて、びっくりするくらい美味しくて……食べ終わった時、もう二度と食べられないんだって……すごく美味しかったのに悲しかったんだ。
でも、今、僕の目の前にあれによく似たのがいっぱい並んでる。
どれも全部美味しそうで選べなくて、ルーと爺が好きなものを選んでもらった。
もしかしたら、爺と一緒に僕も食べられるかも……なんて、ちょっと図々しいことを考えてしまったことは内緒にしておかなくちゃ!
ルーに嫌われちゃうな。
お店の人がお菓子をくれる時に、お礼を言ったけど突然目の前からいなくなったと思ったら、下に座り込んでてびっくりした。
この前のお店でも同じようなことがあって、僕がお礼を言うとみんな目の前からいなくなっちゃうんだ。
最初はびっくりしたけど、ルーがこれが普通だからって教えてくれた。
どれが普通?
目の前からいなくなっちゃうことが?
それとも座り込んじゃうことが?
でもどうして?
そう思ったけど、僕の今の言葉じゃうまく聞けない。
でもルーが普通だと言っているのなら、もうそれでいいかと思ってしまう。
だって、ここの世界のルールみたいなものがあるのかもしれないしね。
僕はまだ外に出たばかりで何も知らないから、きっとこんなわからないルールがいっぱいあるんだろう。
これからゆっくりとルーに教えて貰えばいいか。
爺のいるお家に到着して、マックスがこっそりお部屋に案内してくれる。
「アズール、爺を驚かせるから上着の中に隠れていてくれ」
「あいっ」
誰かを驚かせるなんて初めて!!
なんだかすっごく楽しいっ!!
ドキドキしながら待っていると、僕の驚かす順番が来た。
ルーの合図で外に飛び出すと、爺の驚く顔が見えた。
ふふっ。大成功だ!
でも足に包帯を巻いているのが見える。
ああ、痛そう……。
「あじゅーる、じぃー、いちゃい、いちゃい、ちんぱいちちゃ。おみみゃい、きちゃかっちゃの」
心配で爺にそういうと、爺は嬉しそうに笑って大丈夫だと教えてくれた。
本当によかった。
爺は以前の僕と違ってちゃんと治るんだ!
本当によかった……安心した。
ルーがお見舞いのお菓子を渡そうとするのをわがまま言って、僕があげたいと言ったけれどルーは怒ったりしなかった。
いつも優しく返してくれるから僕はいつもわがままを言ってしまうんだ。
なぜか今はわがままを言いたい気分の時が多くて自分でもわからない。
でも本当にいつもルーは優しいんだ。
ルーと一緒にお菓子を渡すと、爺は嬉しそうに笑っていた。
大好きなお菓子だって言ってたもんね。
きっと喜んでくれるだろうな。
ああ、僕もちょっとだけ食べてみたいな……。
あの時と同じ味なのかな。
すごく気になる……。
ああ、食べてみたいな……。
じーっと箱を見つめていたけど、爺は嬉しそうに箱を見つめるだけで開けようとしない。
気になって、
「じぃー、こりぇ、たべりゅ?」
と聞くと、一緒に食べようと言ってくれた。
嬉しいっ!
本当に嬉しいっ!
もしかして、僕が食べたいと思っていたのがわかったのかな?
爺ってすごいな。
このお菓子に合うお茶をマックスが淹れてくれることになったけど、すごく熱そう。
今まで熱いものはあんまり食べたことがないけど、これは飲めるのかな?
心配していたら、ルーがフウフウしてくれた。
これで飲めるはず!
嬉しくて口をつけたら、びっくりするくらい熱くて思わず
「あちっ」
って声が出た。
ルーが真っ青な顔をして、大丈夫かと聞いてくるから、
「ちた、あちち、ちた」
って正直にピリピリする舌を見せたらなぜかびっくりされちゃった。
どうしたのかなって思ってたら、突然ルーにギュッて抱きしめられて驚いた。
「るー、どうちたの?」
「えっ、いや……あの、アズールを火傷させても申し訳なかったなって……」
いやいや、僕がちゃんと飲めなかっただけでルーはちゃんとフウフウしてくれたし。
全然ルーのせいじゃないのに、それがうまく言えないのが辛い。
こう言う時ってどうしたらいいんだっけ?
そういえば、前の世界でも同じようなことがあったな。
いつもは温い食事だったのに一度だけ熱々で来たことがあって、汁物を飲んで今と同じように舌先がピリピリしたことがあった。
師長さんに舌先が痛いって言ったら、
――口の中は唾液ですぐに治るから大丈夫。これくらいの火傷なら舐めておけば大丈夫よ。
って教えてくれた。
それからずっと気になって自分でぺろぺろしてたら、いつの間にか治ってて感動したんだ。
そうそう、舐めてれば治るんだった!
ちゃんと覚えてて偉いな、僕。
だから、ルーに舐めてたら治るから大丈夫だよって言ったら安心してくれると思って、
「るー、ぺろぺろちたら、なおりゅ」
って言ったら、ルーはなぜか目を丸くして
「えっ? あ、アズール、な、舐めても、いいのか?」
と尋ねてきた。
「んー、らいろーぶ!」
僕が自信満々にそう答えながら、自分で舌を舐めようと口を開けたら、突然僕の口の中にルーの長い舌が入り込んできた。
「んんっ……んっ」
ピチャピチャとまるでこのまま舌を食べられるんじゃないかと思うくらい、ルーの長い舌が僕の舌に絡みついて、火傷して痛かったところを舐めていく。
あ、もしかして、僕の火傷を早く治そうとしてくれてるの?
そっか、そうなんだ。
やっぱりルーって優しいな。
ルーが治してくれている間、邪魔しないように舌をずっと舐められていると、
「ルーディーさま。その辺でおやめください!」
と爺の大きな声が聞こえた。
その声にルーの舌の動きがパッと止まって、僕の舌から一気に離れていく。
「アズールさまのお顔がルーディーさまの涎まみれになっていますよ」
「うわぁっ! アズール、すまないっ!」
ルーは慌ててタオルで僕の顔を拭いてくれた。
長い舌で舐めてくれたんだから、別にルーの涎くらい気にならないのに。
それよりも舌の痛みがなくなっていることの方が嬉しい。
「アズール、私のことを嫌いになってはいないか?」
「んっ? どうちて? るー、ぺろぺろちたから、いたい、ない」
「――っ!! アズールっ!! ありがとう! ありがとう!!」
ルーのおかげで舌のピリピリする痛みも無くなったのに、どうしてルーがお礼を言うんだろう?
僕は不思議に思いながらも、痛くなくなった舌を自分でぺろっと舐めた。
502
あなたにおすすめの小説
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
AI比較企画作品
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる