47 / 54
番外編
西表スイーツ試食会※ <前編>
しおりを挟む
『運命の出会いは空港で ~クールなイケメン社長は無自覚煽りの可愛い子ちゃんに我慢できない』の番外編、
<周平さんからの電話>の冒頭でちょこっと話に出ていた、ニャンコたちのスイーツ試食会の話を書いておこうと思って書き出したんですが、祐悟のせいでそこまで行きつきませんでした(汗)
というわけで前後編。
続きはニャンコたちの可愛くて楽しいスイーツ会の様子がお届けできるはずです。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
ーもしもし、平松さん。どうしたんですか?
ー今、電話大丈夫かな?
ーはい。ちょうど休憩に入ったところなので、大丈夫ですよ。
ーならよかった。あのさ、実は崇史さんの店で西表産の果物を使ったスイーツを出したらどうかって俺が提案したら、崇史さんが早速試作品を作ってくれることになったんだ。それで、試食して感想をもらいたくて……それを藤乃くんに頼みたいんだ。
ーえーっ、それはすっごく嬉しいですけど、俺でいいんですか?
ー藤乃くんがいいんだよ。スイーツ好きだし、東京でも結構食べてきてるだろ? だから忖度なしに感想を聞かせて欲しいんだ。
昔はスイーツなんて食べる余裕なんてなかったけど、祐悟さんと一緒に過ごすようになってから、俺が甘いものが好きなのを知っていつも美味しいものを食べさせてくれる。
祐悟さんが作ってくれたものはどれも最高に美味しいか省くとして、安慶名さんが作ってくれるあのチーズケーキと、浅香さんのホテルで食べられるマンゴータルトは絶品だ。
これが食べられるって、本当に幸せなんだよね。
ー甘いものは大好きなんで、喜んで参加させてください。あっ、それってもっと人数いても大丈夫ですか?
ーああ。もちろん。いろんな意見を聞かせてもらったほうが嬉しいよ。
ーじゃあ、名嘉村さんと砂川さんも誘ってみますね。
ーあのお二人なら願ったり叶ったりだな。
ーわかりました。話をして後でメッセージ送りますね。時間もその時に決めましょう。
そう言って、電話を切った。
スイーツ試食会なんてウキウキしちゃうな。
あっ、そうだ。
祐悟さんにも話しとかないと!
「祐悟さん……」
「電話終わったのか? 誰だった?」
「平松さんからだったんですけど――――」
俺はさっきの電話の内容を祐悟さんに伝えた。
「それで、都合が合えば名嘉村さんや砂川さんと一緒に試食会に参加したいんですけど、行ってもいいですか?」
「八尋さんのところの店にはいつも世話になってるからな。いいよ、3人で行ってくるといい。砂川と名嘉村にも仕事は気にしないでいいと伝えておこう」
「わぁー! 祐悟さん、ありがとうございます! 俺、嬉しいですっ!!」
「ふふっ。そういう時はキスしてくれたらいい」
「えっ……」
「ほら」
嬉しそうにこっちを見つめてくるから、ちょっと恥ずかしいけど、でも……祐悟さんにキスはしたい。
俺はそっと抱きついて、背伸びして見上げると祐悟さんの嬉しそうな顔がおりてくる。
チュッと重なった瞬間、後頭部に手が回されてそのまま深いキスに……。
いつの間にか滑り込んできた舌が俺の舌に絡みついて、そのあまりの気持ちよさに力が抜けて背伸びしている足が崩れ落ちてしまいそう。
すると、スッと身体が浮いたかと思ったら、そのまま祐悟さんの腕に抱きかかえられてなおもキスが続く。
そのままたっぷりと口内を蹂躙されてゆっくりと唇が離れていった。
「悪い、航が可愛すぎて我慢できなくなった」
「ゆう、ごさん……っ、せきにん、とってぇ……」
こんなにも気持ちいいキスをされてこのままで終われるはずがない。
「――っ、ああ、そうだな。責任とるよ」
ギラギラと獣のような目を向けられて、身体の奥がうずうずしてしまっている俺を祐悟さんはそのまま社長室の奥にある仮眠室に連れて行った。
仮眠室と言っても、大きなベッドとシャワールームもあってしかも完全防音。
最初は俺以外の人も連れ込んだりしたのかと思って不安だったけど、砂川さんが俺以外入ったことがないって太鼓判を押してくれたからホッとしたんだ。
そのままポスっとベッドに下ろされて、もう一度深いキスをされている間に服を脱がされて、あっという間に生まれたままの姿に変わってしまっていた。
祐悟さんにいつも愛されてぷっくりと膨らんでしまった乳首を弄られて、俺のささやかなモノに触れられて、祐悟さんのおっきなモノで身体の奥をゴリゴリと擦られて……最後にたっぷりと蜜を注がれる。
「航……愛してるよ」
大好きな祐悟さんに抱きしめられながら愛の言葉を囁かれて、俺……こんなに幸せで怖いくらいだ。
それからしばらく眠ってしまっていたけれど、目を覚ますと祐悟さんが抱きしめてくれていた。
「あっ、仕事は……」
「大丈夫。今日の分は全部終わってる。航と愛し合ったから仕事が捗ったよ」
そう言ってチュッと軽いキスをしてくれる。
「そうそう、砂川と名嘉村には話をして八尋さんにも連絡しておいた。明日13時に店に来てくれと言っていたよ」
「もう、そんなに決まったんですか?」
「ああ、航のおかげで仕事が捗るって言っただろ? 明日は楽しんでおいで」
「はい。ありがとうございます」
明日は別行動か。
砂川さんと名嘉村さんと一緒に試食会なんて楽しみしかないな。
<周平さんからの電話>の冒頭でちょこっと話に出ていた、ニャンコたちのスイーツ試食会の話を書いておこうと思って書き出したんですが、祐悟のせいでそこまで行きつきませんでした(汗)
というわけで前後編。
続きはニャンコたちの可愛くて楽しいスイーツ会の様子がお届けできるはずです。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
ーもしもし、平松さん。どうしたんですか?
ー今、電話大丈夫かな?
ーはい。ちょうど休憩に入ったところなので、大丈夫ですよ。
ーならよかった。あのさ、実は崇史さんの店で西表産の果物を使ったスイーツを出したらどうかって俺が提案したら、崇史さんが早速試作品を作ってくれることになったんだ。それで、試食して感想をもらいたくて……それを藤乃くんに頼みたいんだ。
ーえーっ、それはすっごく嬉しいですけど、俺でいいんですか?
ー藤乃くんがいいんだよ。スイーツ好きだし、東京でも結構食べてきてるだろ? だから忖度なしに感想を聞かせて欲しいんだ。
昔はスイーツなんて食べる余裕なんてなかったけど、祐悟さんと一緒に過ごすようになってから、俺が甘いものが好きなのを知っていつも美味しいものを食べさせてくれる。
祐悟さんが作ってくれたものはどれも最高に美味しいか省くとして、安慶名さんが作ってくれるあのチーズケーキと、浅香さんのホテルで食べられるマンゴータルトは絶品だ。
これが食べられるって、本当に幸せなんだよね。
ー甘いものは大好きなんで、喜んで参加させてください。あっ、それってもっと人数いても大丈夫ですか?
ーああ。もちろん。いろんな意見を聞かせてもらったほうが嬉しいよ。
ーじゃあ、名嘉村さんと砂川さんも誘ってみますね。
ーあのお二人なら願ったり叶ったりだな。
ーわかりました。話をして後でメッセージ送りますね。時間もその時に決めましょう。
そう言って、電話を切った。
スイーツ試食会なんてウキウキしちゃうな。
あっ、そうだ。
祐悟さんにも話しとかないと!
「祐悟さん……」
「電話終わったのか? 誰だった?」
「平松さんからだったんですけど――――」
俺はさっきの電話の内容を祐悟さんに伝えた。
「それで、都合が合えば名嘉村さんや砂川さんと一緒に試食会に参加したいんですけど、行ってもいいですか?」
「八尋さんのところの店にはいつも世話になってるからな。いいよ、3人で行ってくるといい。砂川と名嘉村にも仕事は気にしないでいいと伝えておこう」
「わぁー! 祐悟さん、ありがとうございます! 俺、嬉しいですっ!!」
「ふふっ。そういう時はキスしてくれたらいい」
「えっ……」
「ほら」
嬉しそうにこっちを見つめてくるから、ちょっと恥ずかしいけど、でも……祐悟さんにキスはしたい。
俺はそっと抱きついて、背伸びして見上げると祐悟さんの嬉しそうな顔がおりてくる。
チュッと重なった瞬間、後頭部に手が回されてそのまま深いキスに……。
いつの間にか滑り込んできた舌が俺の舌に絡みついて、そのあまりの気持ちよさに力が抜けて背伸びしている足が崩れ落ちてしまいそう。
すると、スッと身体が浮いたかと思ったら、そのまま祐悟さんの腕に抱きかかえられてなおもキスが続く。
そのままたっぷりと口内を蹂躙されてゆっくりと唇が離れていった。
「悪い、航が可愛すぎて我慢できなくなった」
「ゆう、ごさん……っ、せきにん、とってぇ……」
こんなにも気持ちいいキスをされてこのままで終われるはずがない。
「――っ、ああ、そうだな。責任とるよ」
ギラギラと獣のような目を向けられて、身体の奥がうずうずしてしまっている俺を祐悟さんはそのまま社長室の奥にある仮眠室に連れて行った。
仮眠室と言っても、大きなベッドとシャワールームもあってしかも完全防音。
最初は俺以外の人も連れ込んだりしたのかと思って不安だったけど、砂川さんが俺以外入ったことがないって太鼓判を押してくれたからホッとしたんだ。
そのままポスっとベッドに下ろされて、もう一度深いキスをされている間に服を脱がされて、あっという間に生まれたままの姿に変わってしまっていた。
祐悟さんにいつも愛されてぷっくりと膨らんでしまった乳首を弄られて、俺のささやかなモノに触れられて、祐悟さんのおっきなモノで身体の奥をゴリゴリと擦られて……最後にたっぷりと蜜を注がれる。
「航……愛してるよ」
大好きな祐悟さんに抱きしめられながら愛の言葉を囁かれて、俺……こんなに幸せで怖いくらいだ。
それからしばらく眠ってしまっていたけれど、目を覚ますと祐悟さんが抱きしめてくれていた。
「あっ、仕事は……」
「大丈夫。今日の分は全部終わってる。航と愛し合ったから仕事が捗ったよ」
そう言ってチュッと軽いキスをしてくれる。
「そうそう、砂川と名嘉村には話をして八尋さんにも連絡しておいた。明日13時に店に来てくれと言っていたよ」
「もう、そんなに決まったんですか?」
「ああ、航のおかげで仕事が捗るって言っただろ? 明日は楽しんでおいで」
「はい。ありがとうございます」
明日は別行動か。
砂川さんと名嘉村さんと一緒に試食会なんて楽しみしかないな。
318
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして
みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。
きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。
私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。
だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。
なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて?
全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです!
※「小説家になろう」様にも掲載しています。
美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
お話を追加いたしました。
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
愛される日は来ないので
豆狸
恋愛
だけど体調を崩して寝込んだ途端、女主人の部屋から物置部屋へ移され、満足に食事ももらえずに死んでいったとき、私は悟ったのです。
──なにをどんなに頑張ろうと、私がラミレス様に愛される日は来ないのだと。
没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。
亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。
しかし皆は知らないのだ
ティファが、ロードサファルの王女だとは。
そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる