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MMORPGのNPCもモブデリ
白兎VS先輩
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「貴方はデリカシーが無いんです!」
珍しく声を荒らげてブチ切れる白兎。
「あ゙?!女みたいに、なよっちい奴は黙れ!キャンキャン騒ぐな!」
そして怒鳴り散らす先輩。
事の発端は、休みの白兎が飛行艇に乗り、別のフィールドに遊びに行こうとして出迎えた先輩が私服の白兎を女性と勘違いして股間を握った瞬間に頬を平手打ちしたからでした。
黒い髪をポニーテールにし白いウサ耳パーカーにスキニーデニムの白兎は、パッと見は女の子でした。
「白兎って意外と強いですね」
速攻で平手打ちを食らわす白兎にビックリした船長とは対照的に、嬉しそうに見ているのは帝王くんでした。
「船長は女性が苦手なんです」
コソッと耳打ちしてくれた黒騎士は、白兎に対する反応の違いを教えてくれた。
「船長と先輩は絶対優位の立場で反撃された事が無いんですよ。だから打たれ弱い。そして女性的な美しさも、飛行艇の下っ端のむさ苦しい野郎が好みの2人には魅力的には見えないんですよ」
「なるほど。でも、僕とはSEXしたのに」
「黒猫様と白兎様の決定的な違いは匂いですね」
「匂い?」
「女性的な華やかな甘い香りがする白兎様に対して、少し甘いけど爽やかな中性的な香りの黒猫様。BL専用要員が女性相手に立ったら大問題なんですよ」
どうやら巨乳メイドとも一悶着あったみたいです。
「それに比べてコケシ帝王とエドワード様は両刀です。しかも逃げる相手を追うのが好きなハンターですから。大好物だと思いますよ」
フェリクスもBL専門ではない。
「彼奴は顔と匂いに騙され、男性的な長めの腰や靱やかだけど引き締まった美しい男性的な身体のラインに目がいかないのです。それに加えて白兎様は野性的と勘違いしてる先輩の下品な言動に嫌悪感を抱いておられます。性別に関係なく、出会い頭に股間を掴む馬鹿な行為は犯罪です」
「確かに」
もしかして如月も白兎には反応しないかも知れません。
「あのパーカーはタチ避けですね」
「パーカー?」
「えぇ、おそらくパーカーを用意した人間が男性的な魅力を暈す為に良い香りを付けたのでしょう」
まさか蓮見さんが用意したパーカーって男避けだったの?
「今の白兎様は、女性としても美しいですがボーイッシュでスレンダー過ぎます。男としては中性的過ぎて綺麗過ぎる。とても良く考えられた男避けですよ」
白兎の魅力を半減すること無く男避けできる。
「一番ヤバイ2人から守れてないけどね」
「彼等は規格外なのでしょう」
どうやら白兎は飛行艇に乗れそうにありません。
「なら、俺とデートしようぜ」
白兎の手を取って飛行艇から離れる帝王くんは、ワープポイントを使う様です。
「僕は教会の仕事に戻るけど、黒騎士はどうするの?」
「とりあえずエドワード様の気分次第かと」
僕は祭壇の前でフェリクスと過ごす為に教会へと引き返していました。
祭壇の前に立ちフェリクスは、穏やかな顔で微笑みながら出迎えてくれた。
「白兎司祭様は行かれましたか?」
「うん。飛行艇には乗らなかったよ。先輩を平手打ちしてた」
「おや、何かありましたか?」
「出会い頭に股間を触られて平手打ち」
「そうですか。それは当然の反撃ですね」
「とりあえず役所のワープポイント使うみたい」
「そうですか」
フェリクスはウサギが来てから、良い意味で落ち着いた。
そして僕も落ち着いた気がする。
全部を僕がしなきゃと思っていたから、体力的に限界がきても無理して仕事しないといけないと無意識に思い込んでいたと知った。
心身的に楽になった。
今思うと、なんでBL巡りを引き受けなきゃいけなかったのか疑問でしかない。
僕は仕事以外で、エッチをしなくなった。
休みになっても飛行艇に乗らなくなったし、エドワードのセクハラは躱し、フェリクスとは夜以外はSEXしてない。
もちろん例外もある。
如月と帝王くんだけは、時々している。
僕は、穏やかな気持ちで祭壇の石像に祈りを捧げていました。
その頃、兎と帝王はピラミッドの前にいました。
ここは岩と砂のフィールドでエリアボスはピラミッドの中のダンジョンに居る。
砂地の所々に生えている僅かな草木は全て貴重な薬品の原料となり、唯一乾季と雨季が存在する。
雨季になると景色が一変し、一日中雨が降り注ぎ、地面は水浸しになり、フィールドのモンスターが変化する。
乾季はサソリや様々な石像を模した岩のゴーレムといった魔法攻撃を弾くモンスターが主流で、雨季になると巨大なキングスライムとケルピー(水の馬)といった物理攻撃が効かないモンスターがウロウロし始める。
今は乾季で、乾いた砂の上を手を繋いで歩いていました。
「ウサギは動物とか好きか?」
「急にどうしたの?」
「ここにはライオンが居るんだが、前に一緒に仕事していた………触れるライオンなんだ」
コケシ帝王は時々、この砂地のフィールドを訪れていました。
その目的はライオン達でした。
歩いていると強い風が吹き甘い香りがすると、なぜか帝王くんは困った顔をして頭をかいている。
「そのうち蓮見に紹介されると思うが、その匂いの原因である香水を作成した博士の他に、不思議な料理とかする研究員が居るんだが、そいつの香りも混じっててな。個人的には、ちと手が出しずらい」
「この香りは香水なんですね?それと誰かの……もしかして女性の香りですか?」
鼻を近づけると花の香りに混じって、優しい甘い香りがしている。
「あぁ、俺は鼻がいいんだ。元々ライオンの獣人で人型の時は耳も尻尾も完全に消える。その女の子には世話になっててな。だから普通のデートにしよう」
「ん?普通じゃないデートとは??」
「そりゃ~プレイヤーが入れない場所でSEXしまくるヤツだろう」
「いや、エッチな事は仕事以外ではお断りします」
「たまには良いだろう?その時はパーカーは脱いどけよ」
「ダメです。それならパーカーは脱ぎません」
「ケチだなぁ」
「普通です」
少し歩いてくると茶色いレンガを詰んで作られた建物が並ぶ街に到着していました。
日除けの白い布が吊るされ、異国情緒溢れる景色にテンションが上がっていました。
「旅行気分ですね」
「まぁな。この奥だ」
すいすいと人混みをすり抜け歩くと、大きなオアシス見たいな公園があり、大きな青い湖を囲むヤシの木に、ハイビスカスなどの色鮮やかな花が咲いていた。
「砂漠でヤシの木やハイビスカスは生えてないよね」
「そこはゲームだからな。イメージの問題だろう」
「なるほど」
よく見ると湖の周りは芝生だしね。
歩きやすいから良いけど。
芝生に寝転がったライオン達が日陰に集まっている。
「アイツら、セクサロイドだ」
「ん?」
「セクサロイド」
「えっと?なんの略?」
「SEX専用のアンドロイド」
「なっ?!!」
「発情するとパカッと後脚の付け根あたりが開く」
「そんな所を開けちゃダメです」
「はははははっ発情してなきゃデカい猫だ。元々AV用に作られたらしくて、指示されない限りは襲ってこない。例外もあるがな。かなりの面食いでモビッチ……黒猫はボスに性的に襲わ……れ…たな」
黒猫はボスとエッチしちゃってるのか。
複雑な気持ちでライオンを眺めていると、一際大きな体の子が近寄って来た。
「クルルルルッ」
立派な鬣に覆われた大きな顔を擦り寄せられ、可愛いからしゃがんで撫でてみると、ふわふわで少し暖かい。
本当に猫みたい。
「スンスン」
ライオンの鼻がパーカーに擦り寄り匂いを嗅ぐ仕草をしてから、ピンク色の舌に喉から顎にかけて舐められた。
「くすぐったい」
すると慌てた様子の帝王がライオンを引き剥がし、ウサギを縦抱きにすると急いで公園から走り出した。
「ちょっ?!」
「今度!夜に!公園が立ち入り禁止になる夜に黒猫と一緒に連れて来てやる!今は襲われたくなければ大人しくしてろ!!」
ライオン達は公園から出られないらしく、ある程度の距離が開くと止まってしまいました。
「はぁ~っ忘れてた。面食いライオンは黒猫が大好物だった。しかも女の匂いするウサギに興奮しないはず無かった」
よく分からないけど、そのまま教会に帰ることになりました。
珍しく声を荒らげてブチ切れる白兎。
「あ゙?!女みたいに、なよっちい奴は黙れ!キャンキャン騒ぐな!」
そして怒鳴り散らす先輩。
事の発端は、休みの白兎が飛行艇に乗り、別のフィールドに遊びに行こうとして出迎えた先輩が私服の白兎を女性と勘違いして股間を握った瞬間に頬を平手打ちしたからでした。
黒い髪をポニーテールにし白いウサ耳パーカーにスキニーデニムの白兎は、パッと見は女の子でした。
「白兎って意外と強いですね」
速攻で平手打ちを食らわす白兎にビックリした船長とは対照的に、嬉しそうに見ているのは帝王くんでした。
「船長は女性が苦手なんです」
コソッと耳打ちしてくれた黒騎士は、白兎に対する反応の違いを教えてくれた。
「船長と先輩は絶対優位の立場で反撃された事が無いんですよ。だから打たれ弱い。そして女性的な美しさも、飛行艇の下っ端のむさ苦しい野郎が好みの2人には魅力的には見えないんですよ」
「なるほど。でも、僕とはSEXしたのに」
「黒猫様と白兎様の決定的な違いは匂いですね」
「匂い?」
「女性的な華やかな甘い香りがする白兎様に対して、少し甘いけど爽やかな中性的な香りの黒猫様。BL専用要員が女性相手に立ったら大問題なんですよ」
どうやら巨乳メイドとも一悶着あったみたいです。
「それに比べてコケシ帝王とエドワード様は両刀です。しかも逃げる相手を追うのが好きなハンターですから。大好物だと思いますよ」
フェリクスもBL専門ではない。
「彼奴は顔と匂いに騙され、男性的な長めの腰や靱やかだけど引き締まった美しい男性的な身体のラインに目がいかないのです。それに加えて白兎様は野性的と勘違いしてる先輩の下品な言動に嫌悪感を抱いておられます。性別に関係なく、出会い頭に股間を掴む馬鹿な行為は犯罪です」
「確かに」
もしかして如月も白兎には反応しないかも知れません。
「あのパーカーはタチ避けですね」
「パーカー?」
「えぇ、おそらくパーカーを用意した人間が男性的な魅力を暈す為に良い香りを付けたのでしょう」
まさか蓮見さんが用意したパーカーって男避けだったの?
「今の白兎様は、女性としても美しいですがボーイッシュでスレンダー過ぎます。男としては中性的過ぎて綺麗過ぎる。とても良く考えられた男避けですよ」
白兎の魅力を半減すること無く男避けできる。
「一番ヤバイ2人から守れてないけどね」
「彼等は規格外なのでしょう」
どうやら白兎は飛行艇に乗れそうにありません。
「なら、俺とデートしようぜ」
白兎の手を取って飛行艇から離れる帝王くんは、ワープポイントを使う様です。
「僕は教会の仕事に戻るけど、黒騎士はどうするの?」
「とりあえずエドワード様の気分次第かと」
僕は祭壇の前でフェリクスと過ごす為に教会へと引き返していました。
祭壇の前に立ちフェリクスは、穏やかな顔で微笑みながら出迎えてくれた。
「白兎司祭様は行かれましたか?」
「うん。飛行艇には乗らなかったよ。先輩を平手打ちしてた」
「おや、何かありましたか?」
「出会い頭に股間を触られて平手打ち」
「そうですか。それは当然の反撃ですね」
「とりあえず役所のワープポイント使うみたい」
「そうですか」
フェリクスはウサギが来てから、良い意味で落ち着いた。
そして僕も落ち着いた気がする。
全部を僕がしなきゃと思っていたから、体力的に限界がきても無理して仕事しないといけないと無意識に思い込んでいたと知った。
心身的に楽になった。
今思うと、なんでBL巡りを引き受けなきゃいけなかったのか疑問でしかない。
僕は仕事以外で、エッチをしなくなった。
休みになっても飛行艇に乗らなくなったし、エドワードのセクハラは躱し、フェリクスとは夜以外はSEXしてない。
もちろん例外もある。
如月と帝王くんだけは、時々している。
僕は、穏やかな気持ちで祭壇の石像に祈りを捧げていました。
その頃、兎と帝王はピラミッドの前にいました。
ここは岩と砂のフィールドでエリアボスはピラミッドの中のダンジョンに居る。
砂地の所々に生えている僅かな草木は全て貴重な薬品の原料となり、唯一乾季と雨季が存在する。
雨季になると景色が一変し、一日中雨が降り注ぎ、地面は水浸しになり、フィールドのモンスターが変化する。
乾季はサソリや様々な石像を模した岩のゴーレムといった魔法攻撃を弾くモンスターが主流で、雨季になると巨大なキングスライムとケルピー(水の馬)といった物理攻撃が効かないモンスターがウロウロし始める。
今は乾季で、乾いた砂の上を手を繋いで歩いていました。
「ウサギは動物とか好きか?」
「急にどうしたの?」
「ここにはライオンが居るんだが、前に一緒に仕事していた………触れるライオンなんだ」
コケシ帝王は時々、この砂地のフィールドを訪れていました。
その目的はライオン達でした。
歩いていると強い風が吹き甘い香りがすると、なぜか帝王くんは困った顔をして頭をかいている。
「そのうち蓮見に紹介されると思うが、その匂いの原因である香水を作成した博士の他に、不思議な料理とかする研究員が居るんだが、そいつの香りも混じっててな。個人的には、ちと手が出しずらい」
「この香りは香水なんですね?それと誰かの……もしかして女性の香りですか?」
鼻を近づけると花の香りに混じって、優しい甘い香りがしている。
「あぁ、俺は鼻がいいんだ。元々ライオンの獣人で人型の時は耳も尻尾も完全に消える。その女の子には世話になっててな。だから普通のデートにしよう」
「ん?普通じゃないデートとは??」
「そりゃ~プレイヤーが入れない場所でSEXしまくるヤツだろう」
「いや、エッチな事は仕事以外ではお断りします」
「たまには良いだろう?その時はパーカーは脱いどけよ」
「ダメです。それならパーカーは脱ぎません」
「ケチだなぁ」
「普通です」
少し歩いてくると茶色いレンガを詰んで作られた建物が並ぶ街に到着していました。
日除けの白い布が吊るされ、異国情緒溢れる景色にテンションが上がっていました。
「旅行気分ですね」
「まぁな。この奥だ」
すいすいと人混みをすり抜け歩くと、大きなオアシス見たいな公園があり、大きな青い湖を囲むヤシの木に、ハイビスカスなどの色鮮やかな花が咲いていた。
「砂漠でヤシの木やハイビスカスは生えてないよね」
「そこはゲームだからな。イメージの問題だろう」
「なるほど」
よく見ると湖の周りは芝生だしね。
歩きやすいから良いけど。
芝生に寝転がったライオン達が日陰に集まっている。
「アイツら、セクサロイドだ」
「ん?」
「セクサロイド」
「えっと?なんの略?」
「SEX専用のアンドロイド」
「なっ?!!」
「発情するとパカッと後脚の付け根あたりが開く」
「そんな所を開けちゃダメです」
「はははははっ発情してなきゃデカい猫だ。元々AV用に作られたらしくて、指示されない限りは襲ってこない。例外もあるがな。かなりの面食いでモビッチ……黒猫はボスに性的に襲わ……れ…たな」
黒猫はボスとエッチしちゃってるのか。
複雑な気持ちでライオンを眺めていると、一際大きな体の子が近寄って来た。
「クルルルルッ」
立派な鬣に覆われた大きな顔を擦り寄せられ、可愛いからしゃがんで撫でてみると、ふわふわで少し暖かい。
本当に猫みたい。
「スンスン」
ライオンの鼻がパーカーに擦り寄り匂いを嗅ぐ仕草をしてから、ピンク色の舌に喉から顎にかけて舐められた。
「くすぐったい」
すると慌てた様子の帝王がライオンを引き剥がし、ウサギを縦抱きにすると急いで公園から走り出した。
「ちょっ?!」
「今度!夜に!公園が立ち入り禁止になる夜に黒猫と一緒に連れて来てやる!今は襲われたくなければ大人しくしてろ!!」
ライオン達は公園から出られないらしく、ある程度の距離が開くと止まってしまいました。
「はぁ~っ忘れてた。面食いライオンは黒猫が大好物だった。しかも女の匂いするウサギに興奮しないはず無かった」
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