243 / 353
二四三話
しおりを挟むというわけで、セレスに軽く解説をすることに。とはいっても、それほど大したことをしているわけでもない。
まぁ、俺にとっては、という前提付きではあるがな。
俺がやったことは、シャンデリアのパーツとして使われているガラス細工の一つ一つに【発光】のエンチャントを施しただけである。
屋根板や、ロープ、ガラスに施した処理と同じものだ。
以前、エルフの村でマジック・フライパンを作っていた時にも少し触れたが、一口に“エンチャント”といっても、大きく分けると二つの種類が存在している。
一つは、パッシブ。もう一つがアクティブと呼ばれる種類だ。
パッシブは、一度エンチャントしてしまえば、以降は何もしなくても効果を発揮し続けることが出来るタイプのエンチャントで、屋根板に使った【腐食耐性】や、ロープやガラス、強化合板などに使った【防御力強化】。
これらがパッシブに分類される。
対してアクティブはパッシブと異なり、使用者が任意のタイミングで効果を発揮することが出来るエンチャントである。
今回、ガラスに使った【発光】が、このアクティブに分類されてる。
で、だ。
このアクティブの能力を発現させるためには、基本的には三つの条件を揃える必要があった。
一つは、使用者がそのアイテムに触れていること。
あくまで装備……要は、手に持った、あるいは身に着けた状態のアイテムしか効果を発動することが出来ない、ということだな。
一部例外はあるが、体から離れているアイテムの効果を使うことは出来ないのだ。
二つ目は、対価の支払いだ。
主にMPの供給がそれに該当するが、特殊な効果を発動する場合は、別途それに応じたアイテムが必要だったりする。
まぁ、今回は普通にMPの供給のみなので、特に関係ない話しだがな。
そして三つ目。効果を発動させるためのキーとなる言葉、所謂、キーワードを口にする、ということだ。
今回の場合は“ライト・オン”というのが、その発動キーに該当する。
これは必ずしもそうしなければいけない、というものではない。
実際、俺が作ったマジック・フライパンなどはMPの供給のみで稼働させることが出来るからな。
これは謂わば補助的なシステムなのである。
『アンリミ』では、この手のマジックアイテムを利用する時、基本的にプレーヤーはコマンド操作でMPをアイテムへと供給し、効果を発動させていた。
とはいえだ。
例えば、それが戦闘中などになると、このコマンド操作によるワンアクションが意外に手間だったりする時がある。
そうした時用に、音声でMPを自動供給することも出来るようになっていた。
最近の家電にも搭載されている、音声入力のようなものだと思えばそう違いないだろう。
スイッチ一つで明かりを付けられるが、手に荷物を沢山持っている時などは、それすらも大変だ、というような感じだ。
まぁ、それように別途、機能を追加する必要があるんだがな。
マジック・フライパンを作った時は、そもそもソアラ達が魔術に長けているエルフという種族であったため、特に組み込むようなことはしなかったが、今回はそんなものとは無縁なミラちゃん達も使うことを考慮し、こうした音声制御システムを組み込むことにしたのだ。
ちなみに、効果を終了させたい時は“ライト・オフ”で解除することが出来る。
また、発動と終了のキーワードは、プレイヤーが任意で設定可能となっている。ただし、文字数制限があるので、アホみたいに長いキーワードを設定することは出来ない。
以上を踏まえた上で、シャンデリアが天井に吊るされたままでは、発動キーの方はまだしも、アイテムに触れる、という条件が満たせなくなっしまう。
まぁ、ハシゴなどを使ってシャンデリアがある所まで登れば可能ではあるが、照明のオン・オフの為だけにそこまでするのも面倒な話だ。
なので、銀板とシャンデリアを銀糸で繋ぎ、一続きのアイテムとすることで、アイテムのサイズそのものを拡張した、というわけだ。
こうすれば、誰でも手の届く所からシャンデリアの操作が出来るという寸法だ。
ちなみに、エンチャントされている【発光】のレベルは2と少し高めになっている。
今回使っているガラスは、クラフトボックス製ではなく俺がスキルを使って作った物だからエンチャントポイントが少し高めになっているのだ。
ただ、レベル2とはいえ所詮2。
いくらか数は揃えているとはいえ、レベルの低い光源であることに違いはないので、少しでも輝度を上げられるように、ガラス細工の天井側の面を銀で覆い、光を下側へと反射するような細工が施されている。
こうすることで、まぁなんとかまともな光量を維持することに成功していた。
「……大体は理解したわ。でも、どうしても腑に落ちない点があるのだけれど、いいかしら?」
「はい、どうぞ……」
俺からの説明を一通り聞き終えたあと、セレスがそう口にする。
ちなみに、説明している途中でも気になることがあればその都度質問されたので、これが何度目の質問かもう分からんくらい、俺はセレスからの質問責めに遭っていた。
「あの光源からは微弱だけど魔力の流れを感じるわ。
あれが魔術で発光しているというなら、肝心の魔力は何処から供給されているのかしら?」
何かが稼働しているなら、そこには必ずそれを動かす為のエネルギーが必要になる。実に当然な疑問だ。
では、今回も何時ものように俺がMPを供給したのかというと、実はノーである。
「流石は学者先生。良い所に目を付けたな。それはだな……」
ということで、また、セレスへと説明をすることに。
【発光】のMPを何処から確保しているか?
その答えを先にいってしまうなら、周囲からエネルギーを吸収して、そのエネルギーを当てている、だ。
まず『アンリミ』の概念として、大気中には“マナ”と呼ばれる生命エネルギーで満たされている、という設定になっていた。
しかし、マナはマナであり、MPではないのでそのまま吸収しても代用することは出来ない。
そこで必要になるのが変換だ。
シャンデリアには、周囲に存在しているマナを吸収し、それをMPへと変換する【マナ転換】というエンチャントが、シャンデリアの本体部分に組み込まれており、この【マナ転換】で得たMPを【発光】に使用しているのである。
ちなみに、『アンリミ』ではこの【マナ転換】の変換量は非常に少なく、戦闘で使う上では補助の補助的な役割しかなかったのだが、【発光】のMP消費量が非常に少ない為、【マナ転換】のみでも十分に供給が可能となっていた。
まぁ、この屋敷は俺だけでなく、ミラちゃんやイースさんも一緒に暮らすことになるかもしれないのだ。
となれば、俺しかMPを供給出来ないとか、俺しか操作が出来ないようなアイテムは、非常に使い勝手が悪くなってしまう。
俺しか操作出来ません、では不便極まりないからな。
なので、俺以外が使うことも考えて、誰が操作しても動くようにする必要があったのだ。
しかし、このマナという概念は『アンリミ』のものであり、【マナ転換】がこの世界で上手く機能するか分からなったので、ちゃんと【発光】が光るかどうかが不安だった、ということだ。
作るので精いっぱいで、碌に稼働チャックが出来ていなかったからな……
とはいえ、結果的には上手く行ったようでなによりだ。
「……というわけけなんだが……」
「ちょっと待ってっ! それってつまり、魔素が実在しているってことじゃないっ!!」
で、俺からの説明が一通り終わるや、突然セレスが文字通り飛び掛かって俺の胸倉を掴んで来たのだった。
比喩ではなく、物理的な。
「ぐぅぇっ! どうした急に……どーどー、取り敢えず落ち着け、な?」
俺はそうセレスに声を掛けつつ、胸倉を掴まれていたその手を引っぺがし、体を遠ざける。
「私は十分落ち着いているわっ!」
そんな俺の言葉に、セレスはそう言い返すが……
いやいや、目、血走ってますやん……
「あー、話の腰を折るようで悪いが、俺はその“マソ”なるものが、どういうものか知らないんだが?
何なんだ? その“マソ”って?」
メソなら知っているんだが……あのヒゲだかセクシーだかのヤツな。
俺がそう尋ねと、セレスはコホンと小さく咳払いをし、先ほどの興奮もなりを潜め、何時もの学者口調で説明を始めてくれた。
「魔素。魔力の根源とも呼ばれる存在よ。
ただ、魔素を説明する為には魔力とは何か、という話しをしなくてはいけないのだけど……」
という訳で、セレス先生による講義である。
なんでも、現在、この世界で魔力と呼んでいるものの、その正体が何なのか、学者の間でも正確には分かっていないのが実状らしい。
ぶっちゃけ、魔術もなんで魔力から魔術になるのか、その根本的な部分もよく分かっていないのだという。
なんかよく理屈は分からんが使えから使っている、というような状態なんだとか。
そんな魔力について、仮説ならいくつも提唱されているらしいのだが、そのどれもが決定打に掛ける様な状態のようだ。
ただ、大まかには二つの学説に分けられるらしく、それが体内生成説派と体外吸収説派の二つであった。
体内生成説は文字通り、人が体内で魔力を生成している、という学説で、体外吸収説は何かしらの方法で、外部から魔力を吸収し、体内に魔力を蓄えているという学説だった。
魔素、という概念が出て来るのが後者の体外吸収説だ。
体外吸収説では、魔力そのものが自然界に存在しているのではなく、魔力の素となるものが存在し、人がそれを体内に蓄積することで魔力へと変えている、とそう提唱しており、この魔力の素となる存在のことを、魔素、とそう呼んでいるらしいのだ。
つまり、『アンリミ』でいうマナと殆ど同じ概念のものが、この世界にも存在している、ということだ。
となると、俺が施した【マナ転換】もマナではなく、この魔素をMPへと変換している可能性が高いことになる。
まぁ、『アンリミ』理論で考えるなら、MPは基本自然回復であり、回復量を向上させるスキルなども存在するので、体内生成説も間違っちゃいないことになると思うんだが……そこんところはどうなんだろうか?
ただ、この魔素なるものの存在は、未だ観測、発見には至っておらず、また、魔力を体の何処に留めているのか? ということも分かってはいないため、机上の空論の域を出ないでいるようだ。
ちなみに、体内生成説派のネックになっているポイントは、魔力を作っているであろう臓器が、人体からまだ見つかっていない、というか特定に至っていない点なんだとか。
ちなみに、この魔力を作り出す臓器を仮に、魔臓、と呼んでいるらしい。
ただ、体内生成説派でもこの辺りは意見が割れている様で、“魔力は精神に宿るため、特定の臓器は存在しない”という説や、“臓器ではなく、血が魔力を産んでいる”のだと主張する説など、同じ仮説でもその中身自体は様々な様だ。
とまぁ、それらの前置きの上で、ここに来ての俺のあれこれである……
セレスから見れば、ある意味、世紀の大発見という感じなのかもしれない。
「ということだから、さぁ、スグミ。論文を書くわよっ!」
その所為か、セレスが鼻息荒くそんなことを言い出した。
てか、どういうわけだよ?
「いや、書かねぇし……」
「なんでよっ!」
いや……むしろ、何で書くと思った?
「これは、魔道学における大発見なのよっ!」
「知らんがな……そもそも、それ、俺、関係ないやろ?」
俺が切欠となっている以上、まったく関係ないとはいえないが、だからといって、それを自分から世に広めるようなことをするつもりは毛頭なかった。
というか、これでも俺がしていることがこの世界の常識からやや離れていることは、それなりに理解しているつもりだからな。
俺がしていること=真実、であるとは限らないのだ。
魔素の存在云々も、【マナ転換】の能力によってそう見えているだけで、実際は全くの別の何かかもしれないのだ。だから、そこは注意を払うべきだろう。
スキル然り、クラフトボックス然り。
俺自身、セレスではないが、この世の摂理に反している感は感じなくもないのだ。
それに、俺はスキルを使っているだけなので、そこにどんな原理原則が働いているかなど俺自身にも分からないことだった。
そこんとこ詳しく、といわれても正直困る。
論文を書くために協力して欲しいというセレスと、それを断る俺。それに文句を言うセレス。
そんな感じで、論文を書くだの書かないだの、口論する俺とセレスを横目に、すっかりほったらかしにされていたミラちゃんが何をしていたのかというと……
「ライト・オン。ライト・オフ。ライト・オン。ライト・オフ。ライト・オン。
なにこれ! 楽しぃ~!」
俺から照明の操作方法を聞いてからというもの、シャンデリアに明かりを付けては消し、消しては付けを繰り返して、一人楽しそうにずっと遊んでいるのだった……
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる